物語内で、異性化から一年経ったのか…と、苑子さんと共に感慨深くなる。
モーニング掲載以降のストーリー
※ネタバレを含むクチコミです。
地に足のついたリアルな女体化漫画!
32歳サラリーマン、既婚、子ども無し。
妻との間には倦怠感が漂い、かつては子どもがほしいと言っていた妻も今は昔。
どこか不満を口にするのも許されないような閉塞感がある日々を送っていたが、急遽自分の身に大きな変化が訪れる。
それは、医学的にも原因ははっきりしない、「異性化」という現象…。
32歳で急に体が女性そのものになってしまった主人公が、女性の体を持った男性視点で、妻との関係性、会社や社会との関わりなどから女性であることを意識せざるを得なくなってくる。
いままですぐ隣にあっても意識を向けなかったがゆえに、知ることのなかった世の中のことがらにフォーカスしていくことで、きっと新たな世界が見えるに違いない。
それはごくごく簡単なことのように見えて、実は少しでも自分に関係ないと思ってしまったらなかなかできないことなのだ。
女性という性にもいろいろな形があり、自分との付き合い方もタイトル通り「個人差」があるだろう。
日暮キノコの『喰う寝るふたり 住むふたり』では、長年付き合い同棲も長い男女の微妙な気持ちのすれ違いなどを描いてきたので、この作品も読んでいくのが楽しみだ。
ある日突然、平凡なサラリーマンは女になった…。磯森晶、32歳。妻・苑子と二人暮らし。わりとありふれた、冷めた夫婦生活を送っていたが、ある日、晶は女性になってしまった。それは、身体ごと性別が変わってしまう「異性化」だった。初めての化粧に初めてのブラ…そして初めての感情。戸惑う晶に妻の苑子は…。読む者の心をゆさぶる、新しい「性」の物語が開幕!!
ある日突然、平凡なサラリーマンは女になった…。磯森晶、32歳。妻・苑子と二人暮らし。わりとありふれた、冷めた夫婦生活を送っていたが、ある日、晶は女性になってしまった。それは、身体ごと性別が変わってしまう「異性化」だった。初めての化粧に初めてのブラ…そして初めての感情。戸惑う晶に妻の苑子は…。読む者の心をゆさぶる、新しい「性」の物語が開幕!!