主人公の凄まじいゆとり感に比べて、深刻な世界観。大断絶という震災を彷彿とさせる出来事、兵士が生業となっている状況。現代の延長線にあるかもしれない行き詰まりを感じさせる。その状況下で「配信者」という楽観の象徴のようなものに執着する主人公の姿勢が、独特のギャップを生んでいる。面白い導入。実在の戦争にダイブさせ、戦争を知らない世代に、その圧倒的現実を教え込ませるという切り口も斬新で面白い。続きが気になる。

リアルに「戦争」に巻き込まれててもまだどこか画面の向こう側の出来事みたいにしか思えない主人公な気がします。逆にそれがリアル!
youtubeとか配信のためのネタからリアルに落とし込めた時に成長しそう。
ヴァーチャルなんだけど本当にあったことって実感するエピソードに絶対ぶち当たるはずで、その時本当に面白くなりそうで期待してます。
今まだ主人公全く好きになれないですね、むしろムカつく。
他にはマスケット銃の使い方とかうんちく増える。

落馬=死という感覚は当時の人間じゃないと持っていませんもんね。やっぱ知識だけ頭にあっても上手く行かないんだなぁ。アルベルト君ご愁傷様

英雄に「さては貴様も道化か」と同類視される。やはり主人公の楽観主義≒道化ぶりはナポレオンをしても異常なのだろう。彼のエンタメ至上主義の行先に『英雄』という称号があるかもしれない。そんなことを提示された回だった。
ただここから実際に死んだことにより、死の苦痛を知った。これでも、なお楽観的でいられるか。とても楽しみ

今週面白い!!! ちょっと都合が良すぎる機械な気はするけど「現実」の戦争を強く意識させるのに効果的に思える。ただこの荒療治は泥臭いというか、体育会系もびっくりのスパルタだから主人公は苦手そうだなぁ

ナポレオンから聞いた話から主人公はなにかを学んでいる。こうした知識の積み重ねが、人を英雄たらしめるのかもしれない

主人公が飄々としすぎてるせいで、成長してるんだか、成長してないんだかわからないなぁ。カッコつけの種類を学んでるだけにも見えちゃうw

戦争が生物からの逸脱っていうっていう語り、かっこいいしその通りだな、と。
自死して戻りたいって言ったセバスチャン普通に考えれば頭おかしいけどカッコよく見えて来る。

キラーエイプってなんぞやって思ってたんだけどキラーエイプ仮説ってのがあるんだな。

キラーエイプ仮説(英: killer ape hypothesis)とは、戦争や個人間の攻撃性が人の進化の原動力となった、とする仮説。1950年代にレイモンド・ダートによって提唱され、ロバート・アードリー(Robert Ardrey)の『アフリカ創世記』African Genesis(1961...


字面だけみるとなかなか横暴な論説

戦争は命が軽い場所とはよく聞く言葉だけど、死なないせいでそれがより加速してるな。セバスチャンの自殺、ビビった。

キラーエイプ仮説読んだ。暴力への衝動が人の精神基盤であるっていう仮説の考えは「セバスチャン」がなんとなく今後、体現していきそうな気がする

ハロルドは人がいてこその王であり、道化って感じだな。坂本は一人でも道化だから英雄としての素質ばっちりかもね

サカモトやるなぁ。にしても正義なんてのはまじで見る側の問題でしかないな。弟のほうが正しい気すらしてくる

攻撃的シールドウォール。防御にしか使えないと見せかけて、トスティグを孤立させる「攻撃」に使ったのは見事だった

セバスチャンがどう出るかが気になるな。いまのところ作戦はうまくいってるけど、奴が状況をかき回しそう

主人公がいい感じで道化を演じれてる。が、このままだとうまく行き過ぎてるから邪魔が入りそう。例えばセバスチャンとか

わかる…!現代のSFな戦争も見たいけど、世界史上の有名な戦いにテッちゃんたちを飛ばしてほしいww

WW1のソンムとか、南宋の岳飛軍に交じったとこ見たい

王とふたりで残って戦うってめちゃテンション上がる瞬間では…
“継承”のイベントが発生してしまう…

KILLER APE

戦争と死のリアル

KILLER APE 河部真道
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)

第一話読んだ。 前作「バンデット」の勢いとかキャラの強さ、圧みたいなものの描き方が好きなので、この新連載も楽しみ。 2199年。 AIや機械に頼り戦争にも人間を必要としなくなっていたが、「大断絶」が起き、文明は若干の退行を見せ、再び人の生身が必要になっているという時代。 主人公は「配信者」で有名になることを夢見ているが、復興が目の前に横たわった世間の状態では白い目で見られている。 社会が裕福で許容できる時代じゃないと立場が低そうだ。 そんな彼が兵士になるため、圧倒的にリアルな仮想現実の中で、肌で過去の戦争を体験することになるのだが、その様子がなかなか痺れる。 偶然だろうが、たった一発の銃弾が向かった先に人がいればあっさりと命は摘み取られるのが戦争のリアルだ。 戦争、死の現実感を目の前でまざまざと感じ、ちゃらんぽらんな生き方をしてきた主人公はどうなってしまうのか。 過去の戦場と未来の戦場を横断する感じになっていくのか。 「12モンキーズ」という映画で、未来では囚人が過去の戦争に参加したり、重大な事件を阻止するために過去に送られるというシーンがあって、それをふと思い出した。 映画「マトリックス」然り、圧倒的な現実感を持った仮想現実は現実とほぼ変わりない。 最近でも、VRと自覚したうえで斬首を受けた人が、体調に異変を生じてしまったという話がある。 リアルすぎて痛みを感じられるほどの仮想現実の戦場での死は、精神が死を感じ取って現実の死に直結してしまうのではないかと勝手に変な心配をしてしまった。 大作になりそうな予感がビンビンするので、ぜひ最後まで描き切ってほしい。

鬼ゴロシ

鬼ゴロシ

1991年、E県新条市で起きた一家殺人事件。犯人の坂田周平は15年の刑期を終え出所した。だがそれは、「鬼」が仕組んだ罠だった…!? そして平安時代より続くこの地の伝承。「この街には鬼が憑く」 鬼が鬼呼ぶ因業の地で始まる、かつてない復讐劇。そして街に秘められた黒き過去が坂田を襲う…! 圧倒的熱量で放つ、“鬼憑リベンジミステリー”登場!!

バンデット

バンデット

鎌倉時代末期。商人にこき使われる奴隷身分の下人・石は、ひょんなことから武士にとらわれた謎の男・猿と出会う。協力し合ってなんとか自由を手に入れた二人。しかし、猿の口から出たのは、信じがたい言葉だった。「これから、700対2の戦を始める」太平の眠りをぶち破る驚天動地の歴史活劇が開幕!

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