主人公の凄まじいゆとり感に比べて、深刻な世界観。大断絶という震災を彷彿とさせる出来事、兵士が生業となっている状況。現代の延長線にあるかもしれない行き詰まりを感じさせる。その状況下で「配信者」という楽観の象徴のようなものに執着する主人公の姿勢が、独特のギャップを生んでいる。面白い導入。実在の戦争にダイブさせ、戦争を知らない世代に、その圧倒的現実を教え込ませるという切り口も斬新で面白い。続きが気になる。

面白かった!!!!
目覚めたサカモトが全く違う人間みたいになってる
ユーチューバーだった頃の面影がない
これから益々面白くなりそう

人類が過去から戦争を学ばなくてはならなくなった中で、過去の戦争の英雄の思いを自らに蓄積していくサカモト、間違いなく現代でも台風の目になる

主人公の髪型変わるとやっぱ新章突入感あるよな〜
あと生き残って確実に現代での振る舞いも変わってる。あの浅くて軽薄なテッちゃんが懐かしい

ショーンKの久しぶりの登場と、強キャラ感ある幹部っぽい人たちの関係が気になる

サカモトくん、仕切りのレベルが一段上がった気がする
部隊のメンバーに納得のうえで死を選ばせるってすごいよ…

ボブの爆発の様子にもなんか勘付いてたっぽいしな…尋問チームとアルゼンチン軍との三つ巴になるのが楽しみだ

近未来SFに登場する中国ほんと好き

ゲイラに殺されるって、クーちゃんの母親は何をしたんだろう

妻と子どものために強盗もスパイもするとかゲラーすごい好きだわ

まあWSECに来る前からそんなふうに身を立ててたなら、「22世紀の若者にしては出来が良すぎる」って言われて当然だな

今回の話めっちゃ好きだった。
スパイだ!っていうのをド頭で明かす衝撃の展開からキャラに思い入れ持たせてラストでひっくり返す…。

超キレイな構成!

ノルマン・コンクエストの経験が生きたなという回でしたね。
1970年代には誰も近接戦をやったことがないから俺TUEE出来るっていうのがこのマンガの設定の魅力を表しててよかった

「電脳世界の人間達は、肉体を持たないということ以外生きている人間と同じくらい精巧に再現されたプログラムだから、肉体というハードを用意してデータをインプットしよう」って話だよね。

こういうのめっちゃ好き

でもそしたらテッちゃんたち現代っ子の新兵いらなくなっちゃうじゃん

見える…見えるぞ…現代に蘇った英雄チームが反乱起こして新兵チームがそれを迎え撃つ展開が…

ファレルとの戦いが一段落して意外な方向に話が持っていかれた!
てっちゃんには今まで一緒に戦ってきた仲間を見捨てないでほしいけど、リーダーになってるのも見てみたい…

めちゃくちゃ話が動く動く動く。でも最近、配信者としてのサカモトが薄れてるから、そこが残念

やばい坂本かっこいい
狂気じみて戦場で前に出るような登場人物をかっこいいと思ってしまうのかなと思ったけど多分違うな、成長というか経験が踏んで考え方が変わってるからこの背中かっこいいと思ってしまうのかもしれない 
スゲー、最初の印象と全然違う

終わっちゃったか。もっと読みたかった…。

最終ページのメッセージはどういうことだったんだろ
英雄とか国とか大層な理由がなくても戦ってやるぜっていうことだったんかな

KILLER APE

戦争と死のリアル

KILLER APE 河部真道
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)

第一話読んだ。 前作「バンデット」の勢いとかキャラの強さ、圧みたいなものの描き方が好きなので、この新連載も楽しみ。 2199年。 AIや機械に頼り戦争にも人間を必要としなくなっていたが、「大断絶」が起き、文明は若干の退行を見せ、再び人の生身が必要になっているという時代。 主人公は「配信者」で有名になることを夢見ているが、復興が目の前に横たわった世間の状態では白い目で見られている。 社会が裕福で許容できる時代じゃないと立場が低そうだ。 そんな彼が兵士になるため、圧倒的にリアルな仮想現実の中で、肌で過去の戦争を体験することになるのだが、その様子がなかなか痺れる。 偶然だろうが、たった一発の銃弾が向かった先に人がいればあっさりと命は摘み取られるのが戦争のリアルだ。 戦争、死の現実感を目の前でまざまざと感じ、ちゃらんぽらんな生き方をしてきた主人公はどうなってしまうのか。 過去の戦場と未来の戦場を横断する感じになっていくのか。 「12モンキーズ」という映画で、未来では囚人が過去の戦争に参加したり、重大な事件を阻止するために過去に送られるというシーンがあって、それをふと思い出した。 映画「マトリックス」然り、圧倒的な現実感を持った仮想現実は現実とほぼ変わりない。 最近でも、VRと自覚したうえで斬首を受けた人が、体調に異変を生じてしまったという話がある。 リアルすぎて痛みを感じられるほどの仮想現実の戦場での死は、精神が死を感じ取って現実の死に直結してしまうのではないかと勝手に変な心配をしてしまった。 大作になりそうな予感がビンビンするので、ぜひ最後まで描き切ってほしい。

鬼ゴロシ

鬼ゴロシ

1991年、E県新条市で起きた一家殺人事件。犯人の坂田周平は15年の刑期を終え出所した。だがそれは、「鬼」が仕組んだ罠だった…!? そして平安時代より続くこの地の伝承。「この街には鬼が憑く」 鬼が鬼呼ぶ因業の地で始まる、かつてない復讐劇。そして街に秘められた黒き過去が坂田を襲う…! 圧倒的熱量で放つ、“鬼憑リベンジミステリー”登場!!

バンデット

バンデット

鎌倉時代末期。商人にこき使われる奴隷身分の下人・石は、ひょんなことから武士にとらわれた謎の男・猿と出会う。協力し合ってなんとか自由を手に入れた二人。しかし、猿の口から出たのは、信じがたい言葉だった。「これから、700対2の戦を始める」太平の眠りをぶち破る驚天動地の歴史活劇が開幕!

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