構想・設定

本物のサービスとは何か、サービスの極意とは何か。様々なプロフェッショナルを追ったノンフィクション「サービスの達人たち(著:野地 秩嘉)」を原案としてマンガ化! 原案では個々に描かれているノンフィクションを漫画家こしのりょうとマンガデザイナーズラボの手によって1本のストーリーが加えられ、新たなアプローチでサービス・プロフェッショルたちの、サービスの真髄に迫ります!
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ありがとうございます!非常にうれしいです。これから皆さまにも感動したサービスなど、作品のアイディアになるような体験について色々伺っていければと思っております。

面白かったです!
一気に読みました。
続きが楽しみです。

〜個人的な感想(好き嫌い問題もあると思います〜
冒頭、はじめの女子高生と話をするまでの4pくらい?は、ストレートにいうと「これ読んでおもしろいのかな?」って感じながら我慢して読みました。

女子高生と出会ってから急速にひきこまれました。

あと女子高生のスマホの画面が割れているのが気になって、なにを伝える絵なのか、想像がばらけてしまった印象もありました。
〜〜

それ以外はとても気持ちよく読めました!
読めてたのしいです。
ありがとうございます。

名無し(33)

すごく引き込まれました!続きが見たい!
というのが率直な感想です。

サービスの極みはこのマンガに出てくるホテルマンやウェイターさんなのでしょうね。

人が関わる事で不快になるお店(この女子高生のラーメン店が典型)が世の中に多過ぎると感じておりますので、世に広まって欲しいとも考えてしまいました(笑)

率直なご感想ありがとうございます!

冒頭については制作中も色々相談しつつ皆で悩んでいましたが、最終的に女子高生の女の子が登場してからが勝負!という感じで進めていましたので、そう思っていただけて嬉しいです。

スマホの画面は作中でもあるとおり、「よく、画面が割れっぱなしの学生を近年よく見かけるよね」といった打ち合わせ時の会話からはじまり、父親のお店が上手くいっていないせいもあって苦労している感じの表現といった意味であのようになりました。

今後も気持ちよく読める作品となるよう頑張っていきますので次の更新の際もぜひ読んでみてくださいね。

原案でも描かれていますが、超一流のホテルマン、ウェイターさんなどのサービスは本当に凄いです。そういった優れたサービスについて、この作品でどんどん描いていく予定です。

少しでも世の中に広まって、サービスについて考えてもらえるきっかけになると嬉しいですね。

ポジティブなものも、ネガティブなものも、クチコミの威力は凄まじいですよね……。

そんなクチコミの影響で苦境に立たされている女子高生の父親のラーメン店、今後どうなっていくのか、よろしければご期待ください!

30代の女性が10名前後参加しているラインでシェアしたのですが、
サービス紳士の言いたいことはわかるのだが」
「現場に即しておらず」
「年上の男性が、超年下の女性を突然説教する男女の不均衡を感じて(説教臭く感じて)受け入れられない」
「なぜ出版社にお金を返すのかわからない(2話のネームを読んで、汲み取れなかった)」と言われました。

金融関係を上司のモラハラで退職した30代の男性も「言いたいことはわかるのだが、サービス紳士のふるまいは僕が金融で受けたモラハラに近く、時代に逆行している」と言っています。

2話で女子高生が教えを請うのではなく
サービス紳士に対してはもっと反抗的にふるまい
「でもあいつからなにか学び取ってやる」という気持ちで付け狙ってくるような「受領が倒れるところに土を掴む」ふてぶてしいキャラクター性だと、女性として腑に落ちます。
2話で”平成30年らしい”、”女子高生がアイコンではなく感じられるよう”生き生きしたキャラに感じられるよう、意外な展開を盛り込んではいかがでしょうか。 もう2年後で、彼女はサービス淑女になって弟子をとっているとか。

(でも・・・50代ぐらいの男性が想定読者ならこれでばっちりかも。若者や女性が想定読者層でないなら的外れな感想かもしれません、すみません。)

あっ、さきほどコメントしたものなのですが
「女性はすぐ女性差別、不均衡を訴えてきて怖い」と思われて自粛されるのが一番怖いので…
男性が想定読者が設定されているならばそれはそれでよいので、そこに向けて先鋭してもらえればと思います。
出版社が最近よくやるなぞの検閲とか撤回が一番見ていて混乱します。
表現萎縮はさせないでください。応援してます。

貴重なご意見ありがとうございます! いただいた内容とても参考になります。

2話目以降は女子高生のカンナは、サービス紳士から何かを学び取ろうと頑張っていきますのでご期待ください。

ご配慮もありがとうございます! 差別やモラルに反することへの留意はもちろん必要ですが、表現を自粛するようなことは基本的にございません。より良い作品となるよう引き続き制作を続けてまいります!

一話はもう清書されていて差し戻せないかと思うのですが…

「女子高生描きたい」ことによって
それによって物語の意味に重大なノイズが入っていないか?ということを
確認してみてはいかがでしょうか。
(このままだと権威ある男性による未成年女子の搾取に見えてしまいかねない)。

サービス紳士は、
「サービスはタダではない」ことを、地位の低い労働者自身に突然説教している

・お金のないラーメン店に生まれてしまった生い立ちは、
 女子高生にはどうしようもないことで
 サービス紳士は、女子高生を働かせている店主(カンナの父親)に説教をしないと
 漫画として意味が通じなくなってしまう
・あるいはカンナ自身がすでに起業しているラーメン屋の店主(経営者)になるか。

・ただの「経営者による労働(サービス)搾取」という現行の労働問題の温存
であるかのように、1話の演出が悪い方に機能しています。

二話以降は労働搾取に見えないように軌道修正してはいかがでしょうか。

(でも・・・読者層がどこに想定されているかによります、
 50代男性向けならこれでぜんぜん良いので、すみません。
 でも男女かかわらず、若者に読ませるものを想定しているとしたら、このあたりを再考してみてください)

一話はもう清書されていて差し戻せないかと思うのですが… 「女子高生描きたい」ことによって それによって物語の意味に重大なノイズが入っていないか?ということを 確認してみてはいかがでしょうか。 (このままだと権威ある男性による未成年女子の搾取に見えてしまいかねない)。 ・サービス紳士は、 「サービスはタダではない」ことを、地位の低い労働者自身に突然説教している ・お金のないラーメン店に生まれてしまった生い立ちは、  女子高生にはどうしようもないことで  サービス紳士は、女子高生を働かせている店主(カンナの父親)に説教をしないと  漫画として意味が通じなくなってしまう ・あるいはカンナ自身がすでに起業しているラーメン屋の店主(経営者)になるか。 ・ただの「経営者による労働(サービス)搾取」という現行の労働問題の温存 であるかのように、1話の演出が悪い方に機能しています。 二話以降は労働搾取に見えないように軌道修正してはいかがでしょうか。 (でも・・・読者層がどこに想定されているかによります、  50代男性向けならこれでぜんぜん良いので、すみません。  でも男女かかわらず、若者に読ませるものを想定しているとしたら、このあたりを再考してみてください)
@名無し

おっしゃる通り、想定読者は比較的年齢層高めの男性を意識しておりますが、世代や性別を問わず沢山の方に楽しんでいただきたいと思って制作しております。

原作はサービスのプロを取材したオムニバス形式のドキュメンタリーなので、毎回主役が変わります。そこをマンガ化するにあたり、登場人物を固定して色んなサービスを体験していく形に改変してあります。連載で回を重ねるうちにキャラクターに愛着を持ってもらう狙いがあってのことなのですが、ご指摘の通り、逆にノイズになってしまっている部分もあるかと思います。

単に「無知な女子高生に教養豊かで偉いおじさまがサービスの何たるかを教えてあげる」的な形式になるのは私としても本意ではありません。セリフ回しや二人の関係性など、よくよく議論しつつ進めていきます。引き続きよろしくお願い致します。

うーん、
2話は何事もなく清書されていた。
3話のネームも読みました。
イマドキの若者の立場からすると「やだ味」はまったく薄まっていないなという感じです。
自分たちの心の投影先であるはずの若者のカンナは、ずっと非の打ち所がないおじさまにねちねちとマウンティングされている。
若者は、多かれ少なかれ「老害」(あえてこう言います)に理不尽な説教をされたことがあります。
それを思い出し、見ていて辛いです。
年長者には成功体験があるかもしれませんが、時代や環境が違うのでひとえにカンナに当てはめようとしても困ります。
だからカンナがもっともっと自発的にサービス紳士から奪い取るように学ぶ気持ちが見たいのです。
サービス紳士は、カンナにそのようにねちねちとものを伝えなくて良いはずです。
どこかに、書き手の皆さんに「若者(とくに女)は馬鹿なので、説教をしたい」という偏見と欲望がありませんか?
低賃金、低収入の若者のつらさは、この漫画を作っている地位の高い人たちには届いてないのでしょうか…。
コメントをしても変わらないしなんのために公開されているのかわかりません…。
さくっと一冊ぶんになってから売ればいいじゃないですか…。
(若い人には読ませない、これは50代の漫画だ、と言ってください。そのほうが救われます。)
普通の週刊誌と違った作り方をするというので、おおきく期待していたのですが。
このように現場からかけ離れて作られたエンタメが、生産、再生産されてしまい、これから若い人たちを新しく傷つけるかとおもうと悲しくなります。
もし、作り手の方に若い娘さんや奥さんが居たら、職場で受けた理不尽な話や、セクハラにあって腹が立った、つらかった、給与が不平等だった話を聞いてみてください。
初稿はともかく、2話3話ととてもこのままこ路線には出来ないはずです。
カンナはもうサービス紳士を必要とせず、はやく自分で行動に出るべきです。

貴重なご意見ありがとうございます。
展開に関しては、もともと想定している構成がございますので、すぐに登場人物の設定や話を変更するということは難しいです。いただいたご意見は制作スタッフ一同受け止めております(個人的には、私もサービス紳士は嫌なやつだと思います…)。
カンナの成長を、もうしばらくお待ち下さい。

3話、まだ途中までみたいですが面白いですね。続きが気になります。

読んでいてふと思ったんですけど、「世界中同チェーンでも」って書いているところで一瞬「?」ってなりました。「世界中のユニクロの中でも」ってことですよねタブン。

原作の「サービスの達人たち」は結局時代の流れに取り残されて消えていった人が多い。単にサービスでビジネスがうまくいきますよって話じゃなくて、人間としてどう生きたいか、どういう仕事をしていたいかという話が重要なんだと思うんです。

・3話冒頭の時点ではカンナとサービス紳士の間には親しい関係性が構築されていないので、その状態で胸ぐらを掴むと失礼ですよ。
絵的に萌えをくすぐるので男性の比率が多い場所や題材では受けると思いますが、女性読者にまで読ませることを想定に入れるのであればサービス紳士はカンナのような少女にも最低限、体や衣服に触らないなど敬意を評さないと行けないと思います。
(今後、ふたりが恋愛関係になった場合、その後カンナが許すのであれば問題ありません)
# 私たちは女性差別に怒っていい などのタグで女性が怒っているのは、カンナがサービス紳士に受けたような何気ない接触によって、個人個人の過去のハラスメントがフラッシュバックされなにかの機会に噴出するからですよ。

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作家情報

こしの りょう(1967年9月 - )は日本の漫画家。新潟県三条市出身。 1987年、モーニング四季賞・冬のコンテストで佳作入選。大学卒業後から1994年まで広告代理店に勤務していた。 『モーニング』に「Ns'あおい」を2004年4月から連載した。
人物ルポルタージュ、ビジネス、食、芸術、海外文化など幅広い分野で執筆。著書は『トヨタ物語』(日経BP社)、『ヤンキー社長』(日経BP社)、『キャンティ物語』(幻冬舎)、『サービスの達人たち』(新潮社)、『ビートルズを呼んだ男』(小学館)、『高倉健ラストインタヴューズ』(プレジデント社)、など多数。 『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。
マンガデザイナーズラボとはマンガデザイン®という、マンガとグラフィックデザインを組み合わせた日本初の表現手法を使い企画・制作を行うクリエイティブ集団です!