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どす
1年以上前
サービス業に従事しているので、紳士よりもカンナに共感しながら読みました。 3話についてです。 (女子)高校生の口から小さな男の子への呼びかけとして、「坊っちゃん」という言葉が出てくることに強く違和感を覚えました。少なくとも私が高校生だった頃(5年程前です)、周りにいた同年代は「僕」や「おにいちゃん」などの呼びかけならともかく、「坊っちゃん」という言葉を(知っていても)日常生活では使っている人は見たことがありませんでした。カンナの身近に日常的にそのような言葉を使う人物がいるのならまだ理解出来ますが、そういった描写がないままだったのですごくびっくりしました。その後のサービス紳士のコメントに繋げる為の発言なのでしょうが、女子高生というカンナのキャラクターにはそぐわない言葉遣いではないかと思います。 また、サービス紳士が“ら抜き言葉”を使っていて、なんだか不思議な印象を受けました。ら抜き言葉はカジュアル、若いなどの印象を受ける言葉遣いだと思っていたので、「年下の女性であるカンナに対しても敬語で丁寧な話し方をするキャラクター」とは少しギャップを感じます。彼らがもう少し親しくなって、個人同士の会話をする中でだったら、親しくなったから言葉遣いが少し砕けたのかなと考えることもできますが、そういった状況ではないので……。 すごく細かいところが気になってしまって、書き込ませていただきました。カンナがサービス紳士をギャフンと言わせる日を楽しみにしています。

作家情報

こしの りょう(1967年9月 - )は日本の漫画家。新潟県三条市出身。 1987年、モーニング四季賞・冬のコンテストで佳作入選。大学卒業後から1994年まで広告代理店に勤務していた。 『モーニング』に「Ns'あおい」を2004年4月から連載した。
人物ルポルタージュ、ビジネス、食、芸術、海外文化など幅広い分野で執筆。著書は『トヨタ物語』(日経BP社)、『ヤンキー社長』(日経BP社)、『キャンティ物語』(幻冬舎)、『サービスの達人たち』(新潮社)、『ビートルズを呼んだ男』(小学館)、『高倉健ラストインタヴューズ』(プレジデント社)、など多数。 『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。
マンガデザイナーズラボとはマンガデザイン®という、マンガとグラフィックデザインを組み合わせた日本初の表現手法を使い企画・制作を行うクリエイティブ集団です!