一話はもう清書されていて差し戻せないかと思うのですが… 「女子高生描きたい」ことによって それによって物語の意味に重大なノイズが入っていないか?ということを 確認してみてはいかがでしょうか。 (このままだと権威ある男性による未成年女子の搾取に見えてしまいかねない)。 ・サービス紳士は、 「サービスはタダではない」ことを、地位の低い労働者自身に突然説教している ・お金のないラーメン店に生まれてしまった生い立ちは、  女子高生にはどうしようもないことで  サービス紳士は、女子高生を働かせている店主(カンナの父親)に説教をしないと  漫画として意味が通じなくなってしまう ・あるいはカンナ自身がすでに起業しているラーメン屋の店主(経営者)になるか。 ・ただの「経営者による労働(サービス)搾取」という現行の労働問題の温存 であるかのように、1話の演出が悪い方に機能しています。 二話以降は労働搾取に見えないように軌道修正してはいかがでしょうか。 (でも・・・読者層がどこに想定されているかによります、  50代男性向けならこれでぜんぜん良いので、すみません。  でも男女かかわらず、若者に読ませるものを想定しているとしたら、このあたりを再考してみてください)
@名無し

おっしゃる通り、想定読者は比較的年齢層高めの男性を意識しておりますが、世代や性別を問わず沢山の方に楽しんでいただきたいと思って制作しております。

原作はサービスのプロを取材したオムニバス形式のドキュメンタリーなので、毎回主役が変わります。そこをマンガ化するにあたり、登場人物を固定して色んなサービスを体験していく形に改変してあります。連載で回を重ねるうちにキャラクターに愛着を持ってもらう狙いがあってのことなのですが、ご指摘の通り、逆にノイズになってしまっている部分もあるかと思います。

単に「無知な女子高生に教養豊かで偉いおじさまがサービスの何たるかを教えてあげる」的な形式になるのは私としても本意ではありません。セリフ回しや二人の関係性など、よくよく議論しつつ進めていきます。引き続きよろしくお願い致します。

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作家情報

こしの りょう(1967年9月 - )は日本の漫画家。新潟県三条市出身。 1987年、モーニング四季賞・冬のコンテストで佳作入選。大学卒業後から1994年まで広告代理店に勤務していた。 『モーニング』に「Ns'あおい」を2004年4月から連載した。
人物ルポルタージュ、ビジネス、食、芸術、海外文化など幅広い分野で執筆。著書は『トヨタ物語』(日経BP社)、『ヤンキー社長』(日経BP社)、『キャンティ物語』(幻冬舎)、『サービスの達人たち』(新潮社)、『ビートルズを呼んだ男』(小学館)、『高倉健ラストインタヴューズ』(プレジデント社)、など多数。 『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。
マンガデザイナーズラボとはマンガデザイン®という、マンガとグラフィックデザインを組み合わせた日本初の表現手法を使い企画・制作を行うクリエイティブ集団です!