フォントオタクの就活生・永見游が平安時代にタイムスリップし、かの有名な能書家・小野道風と出会う。
というあらすじだけで心掴まれました。
フォント当てと即興レタリングが特技で文字のデザインを愛してやまない游。
美しくて読みやすく多くの人に伝わる文字を作りたい道風様。
純粋に文字への愛で繋がっている2人のバディ感が魅力的です。さまざまな困難を乗り越えたり、トラブルを解決したり活躍するところをもっと見たかったです。
フォントに詳しくなれるし、文字に対する愛と感謝も深まるし、素敵な作品でした。
連載中に出会いたかったなあ、なんの力もないけどRTとかいっぱいして宣伝したかったなあと思いました。
(游にはあと20話くらい平安時代にいてほしかったので…17話じゃ庶民の識字率上がらないよ…)
リアルタイムで購読していて結構好きなマンガだったのですがいつだったか手放してしまい、でもまた読みたくなってAmazonを漁ってみたんですが
モンスター消費者化とオタクの批評家気取り化の悪いところを凝縮したような場所ですねAmazonレビュー。漫画などはとくに酷くてまったく参考になりません。
「ありきたり」←それが無理なら市場に流通してるほとんどのコンテンツが駄目では
「動きのある絵が弱い…」←静止画としてかっこいいならそれは立派な長所なので、「弱い」んじゃなくてあなたの好みではなかったというだけの話では
「漫画の体をなしてない」←何様が上から目線でこきおろしてるのか。己の読解力の低さを作品のせいにしてほしくない
いや、全部が全部的外れな指摘とは思っていなくて、キャッチーな絵や設定のわりにヒットしなかったんでまぁ色々と惜しい部分はあったんですけども、ああやって文句ばっかり書き残されるような駄作でもなかったと思うんですよね。(ゲームメーカーが日本の消費者レビュアーを締め出す気持ちがわかるなぁ。)
異種族同士の諍いというテーマも、絵のスタイリッシュなところも、色々粗削りだけど魅力があって引き込まれるところも、「東京喰種」に似てるかもです。そんなこんなで今読んでみたらまた違う発見があるかなーなんて思ったんですが、さすがにAmazonがなければ諦めてたなぁ…
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