ネタバレ
名無し

マジンガーやゲッターロボみたいなファンタジーでもなく
ガンダムみたいなSF宇宙戦争ものでもない。
10年後にはこうなっているかも、という感じの
日常感がある巨大ロボット
桜の代紋を背負った公務員ドラマでもあるかな。

読みたい
2/3ページ
<<
<
2/3ページ
>
>>

当時は珍しいメディアミックスという取り組みで、
漫画とアニメ、アニメもOVA版やTV版劇場版と、それぞれに個性や違いもアルという展開は新鮮だった。
それぞれを別物として並行して楽しむ見方というのもこの作品が初体験だったかも。

物語の設定では特車二課第二小隊は、
はぐれ者や問題児の集まりという設定らしいんだが、
印象としてはそれほどアウトローな人たちには感じない。
むしろかなり一般的な人たちに感じるのだが、
警察官(公務員)の世界ではあれは異質なんだという設定なんだろうか?

熊耳さんが拉致されたときの後藤隊長と内海課長の会話は秀逸でした。
新谷かおる先生の漫画に出てくるキャラで元ネタが「内海」・・
「レイズ」のバーンズや、「ELAN」の火付けの柳、ですかね?
いわれてみれば内海風だ。

そうです。火付けの柳で知りました
あとジェントル萬にも出ていた

へえ、ジェントル萬にも。

内海課長と後藤隊長はパトレイバーでは主人公よりも(多分)人気が有ったキャラだと思います。
内海課長の「手段のためには目的を選ばない」キャラは凄いですから。
ほんと「課長・島耕筰」とかよりも内海課長のほうが真のスーパーサラリーマンだと思います(笑)。

連載を開始したのはもう30年近く前になるんですね。
まだウィンドウズ95とか出ていない時代に、あれだけパソコン系の知識を盛り込んで、それを読者にも判る面白い話に作り上げたのも凄いと思います。

直接的に死んだという明確な描写はないですけど、おそらく死んだんじゃないんですかね。昔読んだ時は死んだものだと思ってました

生きていたとしたら捕まって獄中か、
無理はあるけれど逃亡したか、
熊耳さんはショックを受けていた感じだったから
やっぱり死んだのかな。
キャラ的にはいわゆる「殺しても死にそうにない」
キャラだったけれど。

普通のイラスト集のほうがいいという人と、こういうノリのほうがいいという人は分かれるかもしれませんね。
まずは肝心のイラスト自体のレベルが良くないと話になりませんが。

当時、OVAのほうを編集して川井憲次さんのBGMを組み合わせたパトレイバーのオリジナル・ミュージック・クリップ・ビデオが発売されていました。レンタルで借りてその中の一曲が凄く気に入ったのですが、後々そのビデオはどうしても入手できず、またその一曲が曲名とかわからないし、市販の公式CDにも見つからない。
何年もたってから判明したその曲がこれ

THE SUNSET OF ANCIENT TIMES

どうやらパトレイバーOVAの中では使われておらず、川井氏がパトの世界をイメージして作ったオリジナル曲とのこと。
そりゃ公式CDとかで探しまくっても見つからないわけでした。

去年は実写映画化されたり、その関係で警察の広報ポスターにイングラムが使われたりしていた。
漫画も今読んでもほとんど古臭くないし、たいしたもんだ。

内海課長の企画七課って表向きはゲームの開発部所ってことだったけれど実際にやってたことは軍用レイパーを密輸して警察と戦わせたり、グリフォンを開発したり。
シャフト社内での正規?の業務は非合法手段も含めての兵器の開発だったのかな?
「課長・内海(そういや下の名前を知らん)」とか、それだけで充分に連載漫画とか出来そうな設定だった。
是非やってほしかったな。

企画七課って内海の好きなことやっていい部署みたいなものかな

連載中は、最期は意外に野明とヒロミちゃんがくっつくのかもと思っていた。なんだかんだと色々と気があっていたし。

TV番組のアメトークで、この前も島耕筰をピックアップしていたけれど、内海課長のほうが、よっぽどスーパーサラリーマンだと思う。
専務(上司)を足蹴にしたり専務の別荘に犯罪証拠物件を放置したり、追跡車に爆弾をセットして吹き飛ばしたり(笑)。

グリフォンの数々の事件でシャフト社がどの程度のダメージを蒙ったか不明だけれども、少なくともあの専務は下手すりゃ人生オワタ・コース?
それもほとんど内海のトバッチリで、専務自身はほとんど悪巧みをしていなかったのに。
恐ろしい男だよ内海は。

2/3ページ
<<
<
2/3ページ
>
>>
機動警察パトレイバー

きみにいかれてメタメタ めちゃメカ狂い

機動警察パトレイバー ゆうきまさみ
ぱにゃにゃんだー

ゆうきまさみが描くパトレイバー は本当によく出来た作品だと思います。週刊連載なのでそれなりの話数にはなるのですが、1話その1のように話が区切られているので、全体としては20数話構成。ストーリーも細かいところへ枝分かれはしますが、基本的には謎のレイバーグリフォンとの戦いに終始しているので、話にブレがありません。一つの話を長く続けてここまで深めていけたのはパトレイバー シリーズの中でも、飛び抜けている点ではないかなと思います。 また、これは作家性の領域、あるいは漫画家という職業の強みかもしれませんが、キャラクターの魅力がずいぶん引き出されてます。特に主人公の野明のかわいさは全パトレイバーの中でピカイチ。そればかりか、あの太田さんまでも時折深みのようなものを見せるのですから、たいしたものです。 個人的に残念だった点をあげるのなら、野明がレイバーのことをイングラムと機体名で呼んでることですかね。アーリーデイズから入った人間としてはアルフォンスと呼んで欲しかった。完全に私の趣味ですが。 パトレイバーはゆうきまさみもTwitterなどで公言しているように、マルチメディア展開を念頭に置いた企画のようで、アニメが先、漫画が先ということはないらしいようです。あるのはどれが好きかでしょう。話として通ずるものも多く、例えばアーリーデイズと漫画には、海に現れた謎の巨大生命体を扱った話がありますが、前者ではハイドロジェンデストロイヤーで撃退しようとする本多猪四郎版ゴジラのパロディとして、後者として人間ドラマを織り交ぜたシリアスなストーリーとして仕上げていたりします。マルチメディア展開が故に楽しめる要素として、それぞれが楽しいですので、漫画共々パトレイバーは読まれ見られ続けて欲しいです。

本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
マリアナ伝説

マリアナ伝説

男子水球部のエース・寺澤が目指す“男のシンクロナイズド・スイミング”。華麗な泳ぎを求め、周囲を巻き込んでひたすら突き進む狂い咲きシンクロ・ロードの行き着く先は? 謎の水泳爺さんやビッチビチ(田丸語)の美人教師、そして変態水球仮面も参戦してカオスは増すばかり。ゆうきまさみが『ウォーターボーイズ』よりはるか前に構想した学園コメディを田丸浩史とのタッグでエスカレートさせた一大青春ギャグ巨編!

ゆうきまさみのまだまだはてしない物語

ゆうきまさみのまだまだはてしない物語

アニメ・映画・小説などなど、独特の視点で切り込む『月刊ニュータイプ』のご長寿コラム「ゆうきまさみのはてしない物語」12年ぶりの新刊。画業30周年時の特集企画・京極夏彦氏との同窓対談も収録の充実の一冊!※こちらの書籍は横組の本です。閲覧端末の画面回転機能をロックした上で、端末を横に倒してご覧下さい。ページめくりは上下の動作となります。※一部閲覧ソフトはソフト上で回転をロックする機能があります。そちらをお使い頂いても構いません。

鉄腕バーディー

鉄腕バーディー

地球に潜伏した凶悪テロリスト、クリステラ・レビを逮捕すべく、宇宙からやってきた警察官・バーディー。捜査中に遭遇した少年・つとむを誤殺してしまった彼女は、つとむの命を救うため、二心同体で生活することに…!?悪を追いつめるべく、バーディーとつとむの壮絶な闘いが始まる!!二心同体SFアクション!!

鉄腕バーディーEVOLUTION

鉄腕バーディーEVOLUTION

浪人生の千川つとむは、かつて宇宙捜査官・バーディーの捜査の巻きぞえで瀕死の重傷を負い、緊急措置で人格のみを彼女の身体に移し「二心同体」に。現在は、その秘密を知る友人・須藤と予備校に通いながら普通(?)に浪人生活を送っていた。そんなある日、高校のOBでジャーナリストの室戸に頼まれ「アグニケミカル」という会社に実験データを受け取りに出向いたつとむは、いきなり襲撃に遭う。その時、バーディーが目覚めて…!?天下無敵のSFアクション、新たなる戦いがここに始まる!!

白暮のクロニクル

白暮のクロニクル

そこは、「悲しき不老不死――オキナガ」が存在する世界。厚生労働省の新米公務員・伏木あかりが配属されたのは不死の種族「オキナガ」を管理する部署。厚労省での仕事1日目にオキナガ惨殺事件と遭遇し怪死事件を追う任務を与えられる、あかり。しかも見た目は少年、中身は88歳老人の殺人事件マニア・雪村魁とタッグを組まされ…。時を越えて生きるオキナガに起こる怪死事件、彼らの想いが紡ぐ年代記(クロニクル)。日常系×非日常ミステリーの世界へようこそ!

でぃす×こみ

でぃす×こみ

「ゆうきさん、どうしたの!?」と物議を醸した、革新の“漫画家マンガ”誕生!! …………………………万年選外ながら、漫画家を目指す女子高生・渡瀬かおる。しかしある日、ビッグな新人漫画賞を受賞! だが授賞式で仰天&顔面蒼白――― それもそのはず、「あたしが描いた漫画じゃないっ!!!!」なんと、かおるの名前を騙って、しかも“BL漫画”を応募したのは――― 実の兄だった!? 笑劇必至、ゆうきまさみの新境地!! 努力の妹×天才の兄が織りなす、凸凹漫画家コメディー!

近未来警察ロボットドラマにコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。