ネタバレ
名無し

酒飲みの道は細くて長い?
そして道は星の数ほどある?
どこまでつづくこの細く楽しく美味しい迷い道。

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44巻の後書きが酒呑みユニット「酒の穴」の
スズキナオさん、パリッコさんの対談。
御両名ともラズウェル先生とは酒飲み仲間
なのだそうだが、対談に出てくる
ラズウェル先生の本気酒呑みエピソード各種が凄い(笑)。
ラズ先生との飲み会、酒ほそ本編よりも面白そう(笑)。

御両名の感想の

「酒ほそ」って「こうやって飲みなさい!」って
正解を押しつけるような作品ではなくて
「僕はこうやって飲むのがすきなんだけど、
 君はどう?」って
あれこれ語り合いながら飲む楽しさを
教えてくれるんですよね。

ってのは、まさにその通り。

パリッコさんって多分、44巻の
「池袋ディープ呑み」とか
ゴラク先週号の「駅弁大会」
に登場された方のモデル?なんでしょうね。

今週の「酒のほそ道」は時期的に
「恵方巻き」ネタかな、と予想。
過去にも何回かネタにしているし。
自分は恵方巻きには全く興味は沸かない。
大体、本来の流儀に乗っ取って
「家族全員で恵方の方角を向いて
 黙って一本、巻き寿司を食べる」
とか、それで晩飯終わりじゃつまらないし。
そういう意味で
第34巻に出てきた宗達流・恵方巻きは良かった。
これなら食べたい。
数年前からコンビニとかでやたらと恵方巻きを
プッシュしているけれど、ただプッシュするだけじゃなくて
これくらいの芸を利かせて欲しいものだ。
本来の「恵方巻き」からは別物になってしまうけれど・・。

今週の「酒のほそ道」は時期的に
「恵方巻き」ネタかな、と予想。
過去にも何回かネタにしてい...

・マンバ運営の方へ

すみません、二重投稿になってしまったので、
どちらでもいいので片方削除願います。

これね(笑)。
第15巻第12話「太巻き丸かぶり」
これ2004年くらいの話だと思う。
興味深いのは、
作中では恵方巻きという言葉は使われておらず
「関西では節分に太巻きを丸かぶりする風習がある」
としか言っていないこと。
説明しているなかで恵方の方角を向いて、
とか解説しているけれど、
あくまでも食べるものは「太巻き」と言っている。
この頃はまだ恵方巻きって言葉がなかったか、
それほど世には知られていなかった、ってことみたい。

それが第32巻第24話「節分の定番」では
「昔(第15巻のころ)はまだみんな
 あんまり知らなかったのに
 アッという間に定着したよな。」
というネタになっていて
恵方巻き、という言葉も出てきている。
第32巻ということは2012年くらいだと思うから、
恵方巻きは8年たったらすっかり世の中に
浸透した、ということだろうか。

これね(笑)。
第15巻第12話「太巻き丸かぶり」
これ2004年くらいの話だと思う。
...

そうです!! この回です!!
これとちびちび食べながら宗達がすごい良い笑顔で「うまぁ」って言うところすごい好き。

まさか「酒の細道」で世間での恵方巻きの浸透具合が理解できると思わなかった

恵方巻きって
「太く長く良縁を切らない」
って意味での願掛けの食べ方だろうから、
宗達君の食べ方って、
15巻のオチのチビチビ食べも
34巻の変化を味わう食べ方も、
恵方巻きの定義からは外れちゃってる。
太くて長いものを中断なしに食べるのが恵方巻き。
ラズ先生からしたら、その辺をわかっている上で
ギャグとして描いてるんだろうね。

このごろコンビニとかで売っている
「細くて短い恵方巻き」も
恵方巻きの本来の意味とはむしろ真逆になっているし、
それなら宗達流の喰い方のほうが面白いわけだし。

そういうふうに考えれば、
第15巻の超豪華太巻きを本来の作法で食べるのが
最高の恵方巻きの食し方なんだろうけれど・・
あれを普通の寿司屋で頼んだら
どうだろ、一本で4千円くらいはするかな?

私も今回の酒ほそで始めて知りました。
「立春朝搾り」
縁起良さそうだし美味しそうですね。
いつか飲んでみたい。
色々と手を尽くせば、明後日の夜には飲めるのかも
しれませんが、
2日前になってから慌てて無理をして
手配するものでもないような気がしますし。
いつかどこかでの偶然の出会いに期待します。

粋ですね。たしかにお酒はそういう縁とかも含めて楽しみたいなぁと思うところがあります

今週の「酒のほそ道」はいかにも酒ほそ
という感じのほろ苦い味の話だった。

酒ほそって時間がズットとまっているっぽい部分と
それなりに時の流れがある部分とが混在している。
馴染みの居酒屋の常連の顔振れとかはズット代わらないけれど
会社には後輩が入社してきたり結婚したりとかはあったり。
今回は、その中で最終回まで変わらないんだろうな、と
思っていた部分にいきなり動きがあって驚いた。
ちょっと寂しい気もするが。
これって第44巻の第13話「どうハモる?」が
伏線になっているよね。
ラズウェル先生、色々と考えていらっしゃるな。

こういうホロ苦い話も酒ほそならではのリアルな話だよね。
竹股もすぐに京都に行くわけではないらしいが、
いずれは「たまに東京に来たときに飲む」話とか、
あるいは「関西飲み」の話に登場する存在になるのかな。
そして、結婚もいいもんだぞーと宗達や斉藤にハッパをかける
話になったりするのか。
婚約おめでとう、竹股。

ときどき課長、宗達君、松島さんの三人で飲みに行って、
なんとなく宗達君と松島さんが微妙な雰囲気を醸し出す回が
何回か出てきたりした。
これの最初は第43巻の第12話「カキフライ」から
始まったのかと思っていたが、
第41巻第12話「ノドグロ」で、やはりこの3人で飲んで
なんだか宗達君と松島さんがいい感じになってる話を
あらためて見つけてしまった。
ラズウェル先生、長期計画で前フリを仕込んでいるのだろうか?

ときどき課長、宗達君、松島さんの三人で飲みに行って、
なんとなく宗達君と松島さんが微妙な雰囲...

今週は宗達流アルミ鍋晩酌4連チャン。

スーパーで売っているアルミ鍋料理って
凄く格安って感じでもないのだけれど、
宗達流アレンジ(使いまわし?)なら
格安で美味しい晩酌料理が出来上がりそう。
ミルフィーユ鍋の「自分で作るとケッコーめんどい」とか同感だし、
つみれ鍋からの「アッというまにねぎま鍋」は簡単に出来て美味しそう。
多分、このへんはラズウェル先生自ら実際に試作試食を
しているんじゃないかと思う。
「鮭弁当」回とかと同様に、ネットとかで叩かれるかも
しれない部分もある話だけれど、
自分は酒ほそのこういう話は大好き。

ミルフィーユ鍋からのアレンジやってみた。
美味かった点。
酒ほそにも書いてあったが、そもそもミルフィーユ仕立てって
めんどくさいので普通は自分では作らない。
なのでまず、滅多に食わないミルフィーユ鍋ってことで
それだけで美味かった。
で、自分なりにアレンジして豆腐と長ネギではなく
アンコウ鍋にしたが、まぐれあたりで美味く仕上がった(笑)。
単純にスーパーでアンコウが見切り処分半額に
なっていたからなんだが(笑)。
不味かった点。
酒ほそみたいに豆腐と葱の鍋にしたらよかったのだろうが、
アンコウにしたので結構アクが浮いた。
小さい鍋にアクが浮いてもとりきれないんだよね。
それでも美味かったけれど、見た目がけっこう悪くなった。
ただでさえ使いまわしているというヒケメがあるので
見た目が悪くなると貧相くささが増してしまって(哀)。
そう考えると豆腐とかが無難なんだろうね。

アクを差し引いてもアンコウ鍋は美味そう。寒い冬には堪らない一品だ。とても羨ましい。ちなみにお酒はなにか呑んだんです……?

予算の都合で発泡酒で飲みました(笑)。
キリンの本麒麟。
宗達君流に言えば
「最近の発泡酒は美味くなったねえ」
ってところです。
このあたりは人それぞれの好みでしょう。
個人的に好みでない発泡酒もありますけれどね。
これが生温い料理と美味しくない発泡酒の
組み合わせではどうにもならないでしょうが、
ガンガンに加熱したアルミ鍋料理と
冷たい(好みの)発泡酒ならいけますね。

いいですね~。あっつい鍋とひえっひえの発泡酒が合わないわけがない!
鍋焼きうどんと発泡酒で呑んだことを思い出しました。予想だにしないくらいにいいものでした。やっぱあの熱と喉越しに感じる冷たさはクセになるなぁ~

いかにも巻頭カラーらしい話でしたね。
サヨリとかサワラとかの刺身は、久しく食べていない。
春を感じながら食べたいものだ。

今週号の週刊漫画ゴラクでは、看板漫画の
江戸前の旬」でも話のメインでサヨリを扱っていた。
打ち合わせたとかではなくてそれこそ旬の食材だから、
重なったってことだと思う。旬には少し早い気もするが(笑)。
どちらもそれぞれの漫画の芸風らしく
サヨリを扱っていて面白かった。
私はサヨリの皮自体を主体に味わったことがない。
いつか春爛漫の旬のサヨリの皮を味わってみたい。

今週は久々に麗ちゃん登場。
麗ちゃんが宗達君を評する
「オヂサン(オジサンではない)」
って表現が結構好き(笑)。
宗達君、初期設定では29歳らしいから
29歳でオヂサン扱いかよ~という悲哀も感じるが(笑)。
しかし宗達君もせっかく麗ちゃんが優しい言葉を
かけてくれたのだから、そこはそれに乗じて
「うん、ボクさみしいんだ・・」
とか慰めてちょうだい方向に進めばいいのに。
それをしないで今回のようなオチに向かうのが
いかにも「酒のほそ道」なんだろうけれど(笑)。

コンビニのセブンイレブンさんで
「セブンイレブン限定・酒のほそ道
というのが雑誌コーナーで売られていた。
通常の単行本サイズの分厚いやつではなく
週刊紙サイズの大きさ厚さで。
「コミックス未収録作品収録」
として「ふぐ刺し」という作品が巻頭に。
確かにコミックス未収録の作品みたいなんだが、
どこかで読んだ記憶があった。
もしかして、過去にもこうしてCC版とかに
収録されていた作品の再録か?
わたしの勘違いなら申し訳ないが。

セブンイレブンさんの店舗数は二万店以上らしいから
1店舗1冊入荷したとしても2万冊か。
12月くらいからやたらと酒のほそ道のCC版が
発売されているけれど、
もしかしてラズウェル細木ブーム到来か(笑)。

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酒のほそ道

原点にして頂点の酒漫画

酒のほそ道 ラズウェル細木
野愛
野愛

原点にして頂点という言葉をこの漫画に捧げたい!! 現代的なアイテムや背景が登場すればするほど、時代感のアップデートされなさが浮き彫りになっていく酒のほそ道。 楽しく美味しく呑めればいいじゃないかと言いながらもめんどくさい酒呑みばかりが登場し、でも結局みんな楽しければいいじゃないかというところに収束していく酒のほそ道。 アプデ前の人も後の人も、楽しくなるまで呑んで食べればそれでいいよね。自分がよければいいの極地がここにある。みんな自分勝手に楽しければいいんです! という空気感が絶妙に好きなんですよね。 めんどくさいこと言いながら、干渉し合っているよいでありながら自由に酒を楽しんでいる宗達がなんだかんだ好きなんだなあ。 自宅でつまみを作りながら酒を飲む回はレシピ漫画としても重宝するし、一人酒も飲み会もちょっといい店もいろんな酒の楽しみ方が学べる(?)のもいいところ。 時代に迎合することもなく、自分の信念を押し付けることもなく、適度にめんどくさいリアルなスタイルを貫いてくれる酒のほそ道が好きです。 誰よりもめんどくさいカスミちゃんがどんどん宗達に影響されてるのかわいい。めんどくさかわいい。

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