歌を軸にした小夜子の人生
結構グッときたた話だった。 小夜子、小さい頃から芯が通ってて強い。 そして本当に映画の世界に入って右葉曲折ありながらも活躍していくからすごい。 軸がブレない小夜子に、読んでるうちに同じ女性目線で惹かれてました。 後半、小夜子が年齢を重ねると同時に起こる戦争は辛いものがありましたが、人間の命の尊さ、生きる強さ、人と接することの喜びなど、この物語を通して昭和の時代背景が教えてくれるものは多い気がします。
昭和初期、少女・小夜子は天性の歌声で人々を魅了する。自分の存在を「あの人」に知ってもらうため、いつかトーキー映画で歌いたいと願う。そんな少女に出会ったピアノの神童・浅海は小夜子の歌を「ヘタだ」と切り捨てて!? 少女の夢と恋が煌めく、歌姫誕生物語、開幕!!
BE・LOVEでリカチが新連載をスタート。父親がいなく、寿司屋の後妻になった母に連れられて肩身の狭い思いをしている小夜子がある日橋の下に住む、格好はスーツ姿でややまともなんだけど全体的に胡散臭い男と出会い、映画の世界を知る。
その男も前触れなくいなくなってしまうのだが、小夜子は映画に出演して歌を歌うことを夢見て、2話目では映画の撮影現場に潜り込んだりしている。
舞台が昭和の前期っぽいので、これから戦争に突入したりしそうだが、その前につかの間ではあったが活躍する女優になるんじゃないかなと思っている。
背負うものがありながら前を向いて頑張る話のようなのでこれからますます面白くなってきそう。