あらすじ天性の歌声でトップスタァとなっていく小夜子。だが、戦争の激化が小夜子たちの運命を大きく変えていく。天良、浅海も戦地へと徴集され、小夜子の不安はつのっていく。二人から愛を告白された小夜子は、自分の本当の気持ちを確かめるため戦地で歌う慰問団に参加し、彼を捜そうとするが!?
結構グッときたた話だった。 小夜子、小さい頃から芯が通ってて強い。 そして本当に映画の世界に入って右葉曲折ありながらも活躍していくからすごい。 軸がブレない小夜子に、読んでるうちに同じ女性目線で惹かれてました。 後半、小夜子が年齢を重ねると同時に起こる戦争は辛いものがありましたが、人間の命の尊さ、生きる強さ、人と接することの喜びなど、この物語を通して昭和の時代背景が教えてくれるものは多い気がします。