あらすじ昭和初期、天性の歌声をもつ小夜子は、いつかトーキーで歌う女優になりたいと夢を抱く。その歌声に才能を感じたピアニストの浅海は小夜子にオーディションを提案。意気揚々と会場を訪れた小夜子だったが、そこで聴いた少女・月子の歌声に圧倒される。二人の天才少女が出会い運命が動き出す、待望の2巻!
結構グッときたた話だった。 小夜子、小さい頃から芯が通ってて強い。 そして本当に映画の世界に入って右葉曲折ありながらも活躍していくからすごい。 軸がブレない小夜子に、読んでるうちに同じ女性目線で惹かれてました。 後半、小夜子が年齢を重ねると同時に起こる戦争は辛いものがありましたが、人間の命の尊さ、生きる強さ、人と接することの喜びなど、この物語を通して昭和の時代背景が教えてくれるものは多い気がします。