あらすじ互いの想いを確認しあった小夜子と浅海は、外地で会える最後の夜を共にする。先に日本に帰国した小夜子だったが、次々に降りかかる悲しみを受け身体に異変がーー!? どんな苦境にあっても立ち上がり歌う、小夜子の歌姫物語、いよいよ完結!!
結構グッときたた話だった。 小夜子、小さい頃から芯が通ってて強い。 そして本当に映画の世界に入って右葉曲折ありながらも活躍していくからすごい。 軸がブレない小夜子に、読んでるうちに同じ女性目線で惹かれてました。 後半、小夜子が年齢を重ねると同時に起こる戦争は辛いものがありましたが、人間の命の尊さ、生きる強さ、人と接することの喜びなど、この物語を通して昭和の時代背景が教えてくれるものは多い気がします。