あらすじ天性の歌声を武器に映画スタァを目指す小夜子。怪我を負った月子の代役で主演となり、トップスタァへとのぼっていく。そんな折、月子から「天良がほしい」と言われ驚く小夜子。月子と天良の関係が気になるが、親友浅海との間も拗れていて小夜子の悩みは深かった。そんな折、本当の父と母の情報を聞き、動揺から浅海を訪ねてしまい!?
結構グッときたた話だった。 小夜子、小さい頃から芯が通ってて強い。 そして本当に映画の世界に入って右葉曲折ありながらも活躍していくからすごい。 軸がブレない小夜子に、読んでるうちに同じ女性目線で惹かれてました。 後半、小夜子が年齢を重ねると同時に起こる戦争は辛いものがありましたが、人間の命の尊さ、生きる強さ、人と接することの喜びなど、この物語を通して昭和の時代背景が教えてくれるものは多い気がします。