あらすじ天性の歌声を武器に映画スタァを目指す小夜子。ある日、天良という青年と出会い二人の距離は近づいていく。瞬く間に映画界のスタァとなった天良。そんな彼を追いかける小夜子だが、昔ライバルだった天才少女・月子が東京の撮影所に移籍してくる。小夜子が端役で出演予定の映画に主演として現れた月子。そして、月子の一言で配役を決め直すオーディションが開催されることになり!?
結構グッときたた話だった。 小夜子、小さい頃から芯が通ってて強い。 そして本当に映画の世界に入って右葉曲折ありながらも活躍していくからすごい。 軸がブレない小夜子に、読んでるうちに同じ女性目線で惹かれてました。 後半、小夜子が年齢を重ねると同時に起こる戦争は辛いものがありましたが、人間の命の尊さ、生きる強さ、人と接することの喜びなど、この物語を通して昭和の時代背景が教えてくれるものは多い気がします。