池上遼一×山本英夫
スペリオールでトリリオンゲームの連載が始まりましたが、そういえば池上遼一先生の異色コラボって他にもあったような、そうだ!山本英夫先生とのアダムとイブだ!あれ読みたかったんだ〜と思い出したので読んでみました。池上先生って何でも描いてくれるんですね。NGナシかよ!!山本先生としては「池上遼一とやるならこれぐらいやらないと面白くないだろ」っていう感じなんでしょうか。『明らかな凸と凹。』のシーンとか冷静になると「一体、私は何を見せられているんだ…?」と思えてこなくもないのですが、圧倒的な絵力によって「カッコいい!名シーンだ!」と思ってしまいました。どちらの作風も活かされてて面白かったです。対談とかしてないんだろうか?
五感のいづれかが異常に優れている五人のヤクザが秘密の会合をしていたら、突如襲いかかってきた透明人間との戦いの漫画。2巻完結で、ヤクザと透明人間の戦いの漫画と言っても過言ではないほど、それだけに終始したシンプルな漫画。
ヤクザたちのセリフと優れた5感の表し方がゲスっぽいのに妙に洗練されたようなところがあって、真面目なシーン(基本的にギャグはない…はず)なのに爆笑してしまう。
池上遼一と山本英夫のタッグということもあって絵も内容も申し分ない最高の出来。