ダメダメな主人公がどう変わっていくのか・・・。
1巻読了。 まだ、導入部分なので、何とも言えないが、高校三年生の卒業式に階段から落ちて、目覚めたら高校一年生の入学式に戻っていたというお話。 入学式の時にかっこいいと思っていた、女性の応援団長。 このままでは、応援団が無くなってしまう。 そこで、今村は、応援団を救うべく奔走していく。 これから、また、一から高校生活をやり直すってことは、今村が変えていくと未来も変わるのか?
『モテキ』の久保ミツロウが描く、高校生活タイムスリップストーリー!――高校生活3年間、友達も思い出も作らず卒業式を迎えた今村金一郎(いまむら・きんいちろう)。だが同級生の女子・暁(あきら)と階段から転げ落ち、気づいたら3年前の入学式の日へタイムスリップしていた!憧れていた女団長・宇佐美(うさみ)と再び出逢った金一郎は、応援団に入団し、宇佐美が独りで頑張る応援団の立て直しを目指す!!
卒業式の日に階段から落ちて気がついたら三年前の入学式の朝にタイムリープしていた…というタイムリープもののコテコテな始まり方をする。
だいたい自分の人生を変えるか、誰かの人生を変えるのどちらかが多いと思うけど、「アゲイン」は主人公の今村が誰とも関わらずに高校生活を終えてしまっていたから、誰かと関わることで自分も変わって(成長して)いく
改めて読み返すと人生の分岐点っていうのは本当にたった一言だったりするんだなと思ったりもした。
潰れかけの応援団とニート一直線の今村くんの人生が復活と再生。鉄板ながら情熱的な展開に惹きつけられる漫画だった。