「駅から5分」と「花に染む」
「花に染む」は「駅から5分」の派生作品らしいけど、両方読む必要あるのかな?どっちから読んだらいいのかな?と疑問に思っていたのですが、どっちも読んで自己解決しました。絶対に両方読んだ方がいい!そして先に「駅から5分」を読むべし!どっちも単体で楽しめる作品ではあるんだけど「駅から5分」のエピソードが「花に染む」のワンシーンとして繋がってくるので、先に読んでいた方がすんなり読める。そしてその組み込み方がまさに匠の技なので感動します。 「花に染む」がどういう物語なのか説明するのがとても難しいのですが、↓のインタビューでくらもちふさこ先生が「最後まで読んでくださって、『なんだか分からないけどよかった』とおっしゃっていただけることが、私としては一番うれしいことです」と語られていたので、無理に考察したり言葉にしなくてもいいのかもしれません。個人的にはラストで陽大が晴れ晴れとした表情をしているように感じられたのが印象に残りました。 https://tezukaosamu.net/jp/mushi/201706/special1.html
第21回手塚治虫文化賞マンガ大賞
めでたい!
朝日新聞社が主催する、第21回手塚治虫文化賞が発表され、マンガ大賞にはくらもちふさこの「花に染む」が選ばれた。