連載第一回で巨猿が登場してから猿の正体については
UMA、猿神、物の怪、人が着グルミを着ている、
薬害で変化した人間、など、
読者側からは様々な推測がされているけれど
作者側からは何の発表?も無い。
コミックス6巻発売まで来ていて、ここまで情報を
出してこないってのも凄い。
さすがに藤谷社員のほとんどが死んでしまったので
死んだと思わせて生きている人間でもいない限り、
着グルミ説は成立しなくなってきている。
漫画のスタイルからしてオカルト要素はないと思うので
物の怪の線も無いみたい。
薬害絡みだとしたら、薬の被害者でありながら
山岳を縦横無尽に駆け回るほどの体力を獲得・維持
出来るとも思えない。
私的にはUMAかなあと思っているけれど
実際のところは全くわかりませんね。

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ふしぎの国のバード
外国人視点の開国後日本
ふしぎの国のバード
ゆゆゆ
ゆゆゆ
原作となるイザベラ・バードの本は読んだことがある。 でもこれほど情景豊かに想像はできなかったし、イザベラ・バード視点のみなので、やはり周辺情報が客観的に描かれる漫画はやはり違う。 絵があると、それがすべて本当のように引っ張られてしまうのが弱点と何かで読んだ。 でも、自分だけの想像力では描ききれない、田舎の恐ろしいほどのノミやその他虫、そして不衛生さ。 それらが日常の様子として描かれ続けているので、漫画とはすごいものだなと思い知らされた。 そもそも、バード女史、よく行ったな。肉もないのに。 また、環境だけでなく、懐からボトルに入れた筆を取り出し記録をしたためる鶴吉の一連の仕草。 大人になったことを誇りに思う女の子の表情。 細やかな当時の人々の日常が、ドラマの何気ないワンシーンのように描かれていて、今は消え失せた文化を知らされる。 ちなみに、ヨーロッパより難儀な雑草が多い日本で、バード女史が農民が勤勉に働き雑草を刈るから「雑草がない」と表現したコマに、フフとなった。 有名な場面ですね。 キリスト教的な倫理観が根付いている現代の我々が、当時の日本へ気軽にトリップできる、すてきな漫画です。
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