ほのぼのの夫婦漫画なのかホラーなのかよくわからない
ダメ人間の「壮介」にいきなり「道」が妻になるんだけど、その経緯が「親に決められた」というところから始まる。
金がないとかの生活感のホラーや壮介のブラックジョークもあるのだけど、ちょこちょこ「道」の言動に怖い部分が多い。

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「お盗さん」が好きなんだけど、首の可動域を超えている道が怖かった
なんかなんでも盗んできちゃうお父さんっていうだけでは終わらないような何かがありそうで、お父さんに盗まれちゃいました的な話だったらどうしようとか思ってる。
なんでも盗んじゃうお父さんの話はかわいいんだけどなぁ

「お盗さん」が好きなんだけど、首の可動域を超えている道が怖かった
なんかなんでも盗んできちゃ...

関係性が斬新だった
なんやかんやで好きなんだろうなぁみたいなのはお互いから感じるような気もするし、お互いに全く思っていなさそうな。

関係性が斬新だった
なんやかんやで好きなんだろうなぁみたいなのはお互いから感じるような気もす...
なまこデラックス

いつの間にか読み終わってた
あとがきで「偽物の恋」ってこうの史代が書いてて、ああやっぱりそうなんだよなぁって思った
ただ、これはこれで楽しそうだなぁって思うから結婚に必要なのは愛とかなんだとかじゃなくてぶっちゃけ一緒に生活できるかどうかってことなのかなとか思ったりもしたなぁ
あとは相手に対する適度な無関心というか。
ただ、道の方は幸せになりたいみたいな感じでちょっとそこらへんも全部偽物なのかなぁってもやもやしながら二週目に突入したなぁ

Twitterで見かけたこれ震えた

なまこデラックス

全然気づかなかった
このイラスト見たはずなのに、面白い書体だくらいにしか思わなかったから、全部見落としてそう…

そう考えると奥行きが深すぎて1回読んだくらいじゃ全然読みきれてないんだろうなぁ
こうの史代ってどれも単調な物語を作らないとは思ってたけど、こんなにわかりやすくて楽しいって思ってた漫画でもここまで奥が深いんだね

鏡の世界以外にはあんまり怖さは感じなかったなぁ
ただ、言われればなるほどって思う
鈍いのかな

ここら辺かなぁ、竹林どのを思い出してるところとかは、なんだかぞわぞわするものがあった。
単純な話なんだけど何回読んでも飽きない

ここら辺かなぁ、竹林どのを思い出してるところとかは、なんだかぞわぞわするものがあった。
単純...

長い道」は知恵袋ですらレベルの高い考察を読める稀有な作品

同じネタばかりですみません。こうの史代さんの「長い道」の”やった!”で道さんが雨にもかかわらず出て行ったわけと置手紙の本当の意味を教えてください。(なぜ"半年"?) 表面上の筋書きからしたら、要するに「漬けている途中の梅酒のリカーを二人で不用意に飲んでしまったため、梅雨空の中、追加のリカーを...

あとがきの中の偽物の恋っていうのはあくまでフィクションの、物語の中の恋、という意味合いくらいのものかなって思ってました。(現実にはこんな鷹揚な奥さんいないでしょうし^^;)

これ単行本の目次のページに書き下ろされてるイラストが、道が「竹林」のうちの一本に寄りかかって笑ってるシーンなんよね……
意味深……

ほのぼの夫婦漫画を期待して読んだらホラー漫画だった。
何度も繰り返して読んで、やっと理解できた話もある。
でも、表面的な平和な夫婦が継続すればそれで良いのではないか、と思ってしまった。二人が夫婦生活をしているのは現実なのだから。
道さんみたいな嫁さん、欲しいと思っちゃった。

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長い道

すずさん、道さん

長い道 こうの史代
影絵が趣味
影絵が趣味

映画化大ヒットの『この世界の片隅に』や『夕凪の街・桜の国』などの広島を舞台にした連作で名高いこうの史代ですが、今回紹介するのはそんな彼女の初期の作品である『長い道』です。 舞台は戦時でも広島でもなく、業田良家の『自虐の詩』にも似たちょっとダメな感じの新婚夫婦を短編連作形式で描いているのですが、至る所に後の広島連作に通ずるモチーフやエッセンスが出てくる出てくる。『長い道』はこうの史代の原石の宝庫と言っても過言ではないかもしれません。 スターシステムを採用しているので『この世界の片隅に』のすずさんと、『長い道』の道さんは同じ顔なのですが、二人の共通点は顔だけでなく、それぞれの世界の捉え方、ここにもひとつあると思います。すずさんや道さんの目からはいったいどのように"この世界"がみえているのでしょうか。 なぜ、こうの史代がすずさんや道さんのような人物を主人公に選ぶのか、そこには彼女が座右の銘にしているというアンドレ・ジッドの言葉「私はいつも真の名誉を隠し持つ人間を書きたいと思っている」に深い関係がありそうです。こうの史代の世界にやられてしまった人はジッドの代表作のひとつ『田園交響楽』もおすすめです。

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