あらすじ化学は人に何を与えるのか─────。核分裂を発見しながらも、ノーベル賞は共同開発者のオットー・ハーンにのみ授与された物理学者リーゼ・マイトナー。「人間性を失わなかった」と言われる彼女の半生とは…。(コミックゼノン2018年12月号)
リーゼと原子の森のあらすじ化学は人に何を与えるのか─────。核分裂を発見しながらも、ノーベル賞は共同開発者のオットー・ハーンにのみ授与された物理学者リーゼ・マイトナー。「人間性を失わなかった」と言われる彼女の半生とは…。(コミックゼノン2018年12月号)
掲載誌情報コミックゼノンノース・スターズ・ピクチャーズ2025/01/01終末のワルキューレ/ワカコ酒/アルテ/アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり/オタクに優しいギャルはいない!?/SURFINGMAN/今日からCITY HUNTER/めしぬま。/魔女大戦 32人の異才の魔女は殺し合う/マンガ肉/豚の復讐/アンタゴニスト/東京カンナビス特区 大麻王と呼ばれた男/スモーキングメイドロマンス/喰う寝るふたり 住むふたり 続/うちのちいさな女中さん/紅蓮の花 真田幸村/矢野七菜子、白球を追う。/バックステージ!/赤点のかいじゅう/VIVO!/お嫁さんは神様です。/蒼天の拳 リジェネシス/火色の文楽/いくさの子 ‐織田三郎信長伝‐/老女的少女ひなたちゃん/パパは鈍感さま/
「この世界の片隅に」こうの史代が、核分裂研究者リーゼ・マイトナーの物語執筆(試し読みあり) - コミックナタリーコミックナタリー「この世界の片隅に」のこうの史代による新作読み切り「リーゼと原子の森」が、本日10月25日発売の月刊コミックゼノン12月号(徳間書店)に掲載された。
ヒトナー屋宜知宏読切4件のクチコミ『アイアンナイト』、『レッドスプライト』の屋宜知宏最新作!!獣人が住む星に一人の地球人が訪れる。獣人たちは初めて目にする“ヒト”の姿に動揺し!?獣たちの“ヒト”観察が始まる…!!作品を読む
甲化人間ハヤシロウ読切3件のクチコミ「お前も学校出たら甲化するんだぞ」──脳を機械の器に移し替え、第二の人生を謳歌する“甲化”。周りがどんどん甲化していく一方、女子高生のマコトはどうしてもその状況を受け入れられずにいた。作品を読む
向かいの学校でデスゲームやってるっぽいタカモリ読切2件のクチコミ警察にかかってきた一本の110番。それは「向かいの学校でデスゲームをやっているらしい。」という内容で――!?デスゲームの外側に迫るスクールドラマ!作品を読む
【コミックDAYS読み切り】眩しさが僕を呼ぶラライヤ佐藤読切1件のクチコミ【アフタヌーン四季賞2024春 佳作】学校中の様々な部活を写真におさめている内藤。そんな中、帰宅部の羽多野が彼に関心を持ち、なぜかめっちゃ付いて来る!?作品を読む
「この世界の片隅に」のヒットがまだ記憶に新しい中、核分裂を発見した物理学者リーゼ・マイトナー(1878〜1968年)の人生を描きだした意欲作。 第二次世界大戦が迫る1938年、ユダヤ人であるマイトナーが、ドイツからスウェーデンに亡命するところから物語は始まり、自然豊かな森の中で、マイトナーはいつしか核分裂の原理を発見する…。 史実ベースかと思いきや、序盤から森の中で北欧の妖精「トロル」が唐突に登場したりして、こうの先生ワールド全開です。メルヘンチックな雰囲気のおかげで、暗い時代の雰囲気がやわらぐ。 作中では、核分裂の研究について詳細に描かれており、難解な物理数式がコマの中に並ぶ。ほとんど理解できなかったものの、マイトナーさんがブルーベリーなどの木の実を原子に見立て、トロルにやさしく講義してしてくれるので、私のような門外漢な読者でも、核分裂についてなんとなくわかった(気になれた) 原爆について深く語ることはないけど、一つ一つの言葉の背後に、とてつもない重みを感じる。単なる伝記物とは一線を画した作品だと思う。 そしてトロルは、物語の最後まで「いい。」働きをしていた気がする。 トロルには「馬鹿」というイメージがある一方で、気に入った人間には富と幸運をもたらし、気に入らない相手には不運と破壊をもたらす妖精でもある。 科学と人の関係を象徴しているのかもしれないし、いろいろな解釈を加えて考えだすとまた想像が広がる。