ゲンさん(31)、ケンヂ(19)
アゴなしゲンとオレ物語 平本アキラ
アゴナシ運送を営むゲンさんと、雇われっ子ケンヂ。
お馬鹿な大人たちのやりとりをアハハと笑って楽しむ漫画です。
ティーンエイジャーなころは大人な下ネタが炸裂する漫画のひとつと思っていました。
大人になって読むと、ゲンさんの言動に嫌な上司の言動が重なって、暴れ者モードのゲンさんへの苛立ちが増しました。
大人って、こういう気持ちで読んでたのかと、少し勉強になりました。
そしてお馬鹿な大人と書きましたが、ゲンさん32歳、ケンヂ19歳だそうです。
大人とはいえ、まだそれほど年配ではありません。
やり直しもまだ容易な年齢です。
コンボイケーキやおつきさんについても何か書こうと思っていたのですが、あらすじに書かれた年齢を見て、「ケンヂ、君はまだやり直せるはず」「ちぃちゃん(ケンヂの彼女)、こいつ変わらないなら逃げて!!」という気持ちが渦巻いてしまい、感想がまとまらなくなってしまいました。
やっぱり読み手が大人になると、感じることは違いますね。
ページをめくってももじゃもじゃアゴナシ太り気味の中年中年中年‥
ですが、おもしろいですよ。
アゴなしゲンとオレ物語
飛鳥万太郎はどう考えても、実験人形ダミー・オスカーの渡胸俊介しかない。
たまにダミーのブルースがでてくるし。