あともすふぃあかんぜんばん
あらすじ
ある日、わたしの分身が現われた。わたしに何の断わりもなく、世界はわたしの居場所を奪った。それでもわたしが「ふざけんな」って言わないのは、あらかじめ、みんなを赦してるから――「分身」と「アイデンティティ」をめぐる緻密かつ壮大なSFミステリーにして、西島作品史上最大の問題作。分身するわたし、分身する他人、そして分身する組織の謎とは?
やんぐあらいぶいんらぶかんぜんばん
あらすじ
巨大な「湯沸かし器」=原発が稼働する東京都M市。 科学を信じる早川真(マコト)と霊能少女の稗田真奈(マナ)は、お互いを理解しないまま、手を取り合って「湯沸かし器」の謎に挑む!東日本大震災直後に描かれた、社会派かつオカルティックなポスト3.11ラブコメディ。放射能も幽霊も、大切なものは目には視えない。描き下ろし&ポップな新デザインでお届けするリマスター完全版は、コロナ禍以降の世界への警鐘。霊霊霊霊(・o・)
せかいのおわりのまほうつかいかんぜんばん
あらすじ
終わりゆく世界で、魔法使いサン・フェアリー・アンと科学少年ムギは出会った!虚ろな記憶、魔物の森、そして世界の秘密。禁じられた魔法「影」を軸に広がっていくファンタジー・シリーズ第1作。全てはここから始まった。魔法なんて信じない、でも君は信じる。プー!(※本書は短編や年表、新地図を追加した改訂第二版です)
いーぶるつーめびうすのとびら
あらすじ
アツト、エイジ、みずきは高校の美術部の仲間だった。ある日、3人はエイジの実の兄レイジが起こした連続殺人事件に巻き込まれる。事件から数年後、再開した彼らにさらなる事件が待ち受ける。「オフサイド」「イカロスの山」の作者塀内夏子が描く本格ミステリードラマ第2弾開幕。電子書籍限定発売。(※こちらの商品は「EVIL ~光と影のタペストリー~」の続編です)
いじられたいしつ
あらすじ
全編フルカラーのBL漫画。主人公・雪村 凛介は、とある理由で「犯されやすい」体質だった。ひとたび体質が発症してしまうと、ところかまわずイタズラされてしまう。電車の中で、バスの中で、周囲の男達に身体をまさぐられる凛介。悪いのは自分の体質のせい、相手に迷惑は掛けられない― 声を我慢して、必死に耐える凛介。そんな凛介の心を弄ぶように、男達の行為はエスカレートしていく…! そんな凛介の体質を治めるためには、幼なじみ・智野 大河の精子が必要だった。男達に弄ばれて敏感になった身体を、乱暴に貫かれる! 電車で、トイレで、バスで… さらには触手まで!? ところ構わず、淫らな手が凛介に襲いかかる!
そうしょくけいだんしにこいしてます
あらすじ
「はじめまして。子猫ちゃん。」幼い頃からやんちゃで不良少年だった聖(ひじり)は、更生のため山奥の寺に預けられることになってしまった。そこで出会ったイケメン僧侶に突然かわいい子猫ちゃん呼ばわりをされて…。僧侶×やんちゃ少年の霊感ラブコメディ。第1話。
はれたそら
あらすじ
「オレたちはみんな親なしの孤児だ!食うためにはなんだってやらなきゃならねえんだよ!」昭和20年8月15日終戦を迎えた。人々は生きるために食べ、食べるために生き毎日がそれとの闘いに明け暮れていた。そんななか、8人の戦争孤児たちと母娘が運命の出会いを果たす。孤児たちは母娘を守るため、母は孤児たちを守るため… 生きるための戦争が始まった。「戦国自衛隊」の半村良原作の小説を、石川サブロウが描く!
ちんまん
あらすじ
2009年に刊行された短編集「ちんまん」(日本文芸社刊)収録作をシリアス漫画サイドとコメディ漫画サイド、両極端の2冊に分けて再編集! ぶっきらぼうな夫と見守る妻の出征前夜『恋しらに』 思いつきでウッカリ彫り師を目指してしまったオレの紆余曲折『刺青龍門』 神風特攻隊として散った照れ屋な青年の恋『君、凛々と』 リング以外で素直になれない俺とお前といい女『サニー』 新宿でバーを営む陽気なママは超武闘派の元暴走族副総長『LADY STANCH』 俺本当は建築家になりたかったのにお金がなかった『cheerio』 本作は初期のショートストーリー6篇を収録。
おかあさんふたりいてもいいかな
あらすじ
「ねぇママ、俺も半分お父さんでできてる?半分は誰のコドモ??」妻と妻で、母とママ母。女手二つの婦妻(ふさい)に、息子は問いかける。昨今の大ブームに輝く≪LGBT≫ではない、流行らなくても輝かなくても東京の街に埋もれながらずっと存在していた二人のレズビアン女性と、息子たち、それを取り巻く人々の同性愛・異性愛・同性婚・異性婚・非婚・未婚・結婚・死別・仕事・家事・育児・不妊・妊娠、性教育・選択・カミングアウトと日常。「愛って、なんですか?」をみんなで探す、≪ふつうの人たち≫のエッセイ。
さがのがばいばあちゃんがばい
あらすじ
原作は400万部突破、映画化、ドラマ化! 芸人・島田洋七が少年時代を過ごした佐賀での出来事を書いた大ヒット小説の漫画版! 広島で暮らす主人公・昭広は母親に女手ひとつで育てられていたが、昭広の将来のことを思い悩んだ母は昭広をだまし、佐賀のおさのばあちゃんの元へ送る。昭広の目の前に現れたのは、がばい(すごい)貧乏ながばいばあちゃんだった! うちは先祖代々の貧乏だから自信もて、と言われ納得するが… 貧乏のどん底でも明るく生きる、そんな二人の物語がスタートする!
いーぶるひかりとかげのたぺすとりー
あらすじ
都立M高校の美術部の内海アツトと長谷みずきはある日、類まれなる絵画の才能を持つ九条エイジと出会う。平穏な美術部で青春を謳歌する3人だったが、一方では連続殺人事件のニュースが世を騒がせていた。つながる点と点。露わになる光と影。「オフサイド」「イカロスの山」の作者塀内夏子が描く本格ミステリードラマ第1巻。電子書籍限定発売。
ぽーきゅぱいん
あらすじ
ぼくの名まえは、パイン。身長10センチのキューピッドなの。短気で泣き虫でお調子ものだけど、気持ちはとってもやさしいんだよ。恋をかなえるともらえる「キューピッドカード」のスタンプをためて、人間になるのが夢なんだ! (昭和62年7月6日 第1刷発行)
れぴっしゅ
あらすじ
★つまりィ、小学生ってたのしいのっっ フツーじゃない小学校のフツーじゃない4人、チャコ・マグミ・タカオ・かの子。疲れた中学生にはなりたくないって、はじめたことは!? ナゾがナゾをよぶとびきり元気なスーパーコメディ~!! (昭和62年7月6日 第1刷発行)
ぱらだいすかふぇ
あらすじ
恋とお料理の関係は…? くいしん坊の女の子にしかわからない、とっておきのヒミツです☆ 話題のウルトラクッキングコメディーが、ついに登場! 読んで、笑って、おなかいっぱいになろう! (1991年12月6日 第1刷発行)
しじょうさいていのれがった
あらすじ
犯罪を犯した少年達が少年院で手渡されたのはボートレースに使うオールだった! 様々な事情で少年院にきた彼らに与えられた課題はレガッタで2kmを6分で切ること! 果たして力を合わせ無事出所することができるのか!? スポーツ漫画の巨匠、塀内夏子が描く水上競技の世界。第1巻!! 電子書籍版特典として当時を振り返る作者自身によるあとがき収録!!
ぼーいみーつがーるまうんどのしょうじょ
あらすじ
富士見リトルのエースピッチャー神崎しおり。チームメイトの小柄なモリタケと毎日練習に励む日々を過ごす。ある日、練習試合をすることになった住吉リトルのエースピッチャーの立花アヤコと、古荘勇樹に目を奪われる。この出会いにより、モリタケとしおりは夏の大会で打倒“住吉リトル”という目標ができる。リトルリーグ地区予選大会を勝つ進みいよいよ夏の大会で住吉リトルとの戦いが始まる。しおりは古荘勇樹にお得意のスライダーインハイを仕掛けるが―――。
ぽぐり
あらすじ
どこかの星のナゾの生き物ポグリとその家族や仲間達が巻き起こす、ゆかいな日常生活。 週刊東京ウォーカーで2001年から2003年まで連載された。2004年に角川書店より刊行された「ポグリ」第一巻!
あらすじ
海誓銀行に勤める主人公・美山京介は支店対抗の預金獲得レースで優秀な成績を収め、本店本部でのエリートコースを勝ち取りたいと奮起し、同期で恋敵でもある新崎と争っていた。 しかし、そんな彼は14歳の夏、人を殺めていた――。 「罪を犯した人間でも更生できる」のか…? 銀行を舞台に描く、たかもちげん意欲作。
あらすじ
今、リア充よりエア充! 恋愛難民から恋愛セレブへの秘密は“エア彼”です! ――彼氏いない歴29年の園城寺(おんじょうじ)・リア・不二子(ふじこ)。超絶美人の長身ハーフながら、幼少期のいじめのトラウマから、超絶自虐家に……。脳内に彼氏を作って早5年! そんな引っ込み思案のリアが東京の恋愛セレブに囲まれて……。絶対笑える超絶コメディー!※この作品は以前配信しておりました「エア彼」を再編集したものです。重複購入にお気を付けください。
あらすじ
「実践してみたら興味湧くかもよ?」タチとネコどっちが好きか、幼なじみに突然聞かれ戸惑う頼。興味ないと答えるがあれよあれよという間に前も後ろもトロトロにされて…幼なじみのタチとネコから甘々トロトロにされちゃう3P三連結エッチ【個人誌の電子書籍版:白抜き54ページ】クール×真面目×チャラ男
あらすじ
「めしあげ!!~明治陸軍糧食物語~」の作者、清澄炯一が描く同人誌を電子書籍化。「めしあげ!!」と同一キャラで、「めしあげ!!」とは少し違った世界観を描くアナザーストーリー。紙の同人誌版から新たに電子書籍版用に表紙1、表紙4、他、漫画を描きおろししました。(※こちらの商品は以前、コミックマーケット、コミティアで販売された同人誌です。)
さとみけいせんしゅう
あらすじ
あの日、あの時、もしもこうしていたら…。現在、過去、未来、宇宙。里見桂が描き出すさまざまな愛の形。 隠れた名作短編集、堂々登場!!
しゅんぎょらいさん
あらすじ
日本最東北に位置する羅臼を旅する大洋。真冬の流氷の上で同じペンションに宿泊中の岡元という女性と出会う。どうやら岡元さんは元気がない様子、大洋は心配に思いながらも強引に鱈漁に誘い出かけるが…。江戸時代から続く、老舗仲卸業者築地大藤の息子、大洋が自分の店で扱っている魚がどこでどんなふうに獲られていて食べられているのかを知る、一人旅。全国津々浦々の漁と美味い魚をご紹介します! さあて、次はどこに行こうかなっ!! 電子書籍版限定!! 当時のエピソードを綴った木村知夫肉筆のあとがき付き!!
きたのもぐら
あらすじ
第1巻・巣立ちの季節 人並み外れた人見知りの20歳の堂本繁は、札幌で印刷工をしながら絵の勉強をしていた。意気地がなく同僚の女性に失恋してしまった繁は生まれ変わるつもりで100号の大作に挑む。公募展に出品したその作品は特別賞を受賞する。しかし、同僚の嫉妬と上司のイヤミに生まれて初めて怒りを爆発させる。怒りに任せ会社を辞めた繁は、安アパートを借り絵描きの道を志すのだった。そんな彼の前に現れた青年・青野。彼は将来最大のライバルとなるのだった。そして、謎の女・麦子。彼の行くところどこまでも付きまとい繁を困惑させる。その他様々な人物が登場し、物語が展開していく。
西島大介はとんでもなく悪いやつだ。なんとなく恐ろしくて意味があるのかないのかもわからないけれど、雰囲気だけだろと言い切る勇気すら奪うような作品を生み出すのだから絶対に悪いやつだ。 なんて、全部全部言いがかりだけども。 ある日、わたしの前にわたしの分身が現れる。恋人も家族も居場所もすべて奪われるけれど、わたしは一切取り乱したりしない。「ふざけんな」なんて絶対に言わない。 わたしは全てを赦しているから。 そこにあるものを受け入れること、赦すことは救いだと思っている。怒りなんて生産性のない感情を手放し、ただそこにあるものを見つめる。自分にとっても世界にとっても正しいことだと思っている。 この考えを手放すつもりはない。そうでなければ自分を保てないと思っている。 この広い世界のどこかで手放した自分が自分として生きていたらどうしよう。 飲み込んだ言葉が、切り捨てた感情が実態を持って生きていたら。殺した自分が生きていて、自分の目の前に現れたら。 そんなことある訳ない。 でも、作品中のわたしだってそんなことある訳ないと思っていたはずだ。 自分は自分である。誰にもわかってもらえなくても自分だけはわかっている。 曖昧にして唯一の揺るぎない真実だと思っていたことを、いとも簡単にぶち壊しにきた。ぶち壊して怖がらせるだけ怖がらせといて、最後の最後は電源をぶちんと切るみたいにぶん投げて終わる。こんな終わり方信じられない。本当に本当に西島大介は悪いやつだ。 でも赦す。