▼第1話/きみはだれ ▼第2話/サチコの想い ▼第3話/海からの風。 ▼第4話/さよならギンヤンマ ▼第5話/お願いラッキー ▼第6話/ボロボロのラッキー ▼第7話/消えたラッキー ▼第8話/ラッキーがこわれた!? ▼第9話/ラッキーと離ればなれ? ▼第10話/もう会えないの?鈴奈さん ▼第11話/バッテリーの寿命 ▼第12話/名前はラッキー ●主な登場人物/日置祐太(小学5年生。ママの死後、パパとふたりで住んでいる)、ラッキー(祐太が生まれる前に、パパとママと暮らしていた犬ロボ) ●あらすじ/ママが死んでから、パパとふたりきりで暮らしている小学5年生の祐太は、家事をこなすためクラスメートとは遊べず、学校が終わった後はいつもひとりで過ごしていた。そんなある日、祐太は偶然押し入れから“犬ロボ”を発見して…!?(第1話) ●本巻の特徴/祐太が生まれる前、パパとママと暮らしていた「家族」は犬ロボ・ラッキー。ママとの想い出がたくさん詰まったラッキーは、どこかママに似ていて…?
時代劇で有名な北町奉行「遠山の金さん」は、仕事そっちのけな本当の遊び人だった? そんな遠山を陰で支え続けた、内与力・吉村佐之助の尻拭い始末記。 ――今日も「遊び人の金さん」の格好をして江戸市中に繰り出した北町奉行・遠山。もちろん内与力の吉村も(嫌々ながら)同行。ひょんなことから、殺人事件の容疑者のアリバイを破る証言を得た吉村。だが、肝心の遠山はまったく気付いていないようで…!? 一丸が描く、痛快大江戸コミック!!
日本が世界に誇る伝統芸能、歌舞伎!!その名家、松丸家の子として生まれながら、両親の離婚で母と共に行方不明になっていた虎太郎……彼はロシアに渡り、優秀なバレエダンサーになっていた!!20年の歳月を経て、ようやく虎太郎を見つけた祖母、八千代は松丸家の存続のため、虎太郎を強引に日本に連れ戻したのだが……!?
「ビッグコミックオリジナル増刊号」で5年にわたり掲載された表題作ほかを単行本化(「黒幕さん」は掲載時と同じ2色カラー)。作者・ほりのぶゆきと、ライター・川崎ぶらが、2004~2009年の各年を振り返る回顧談義も収録。
▼第1話/雑草▼第2話/黄金花月(金のなる木)▼第3話/スズシロ▼第4話/サクラ(ソメイヨシノ)▼第5話/紫陽花(アジサイ)▼第6話/朝顔▼第7話/コスモス▼第8話/サルスベリ▼第9話/ハイビスカス▼最終話/沈丁花●あらすじ/ろくに自宅に帰らずに夜の街をふらつき、見ず知らずの中年に暴力をふるう不良少年・リュウ。ある日、恋人のるい子が、テレクラで出会った中年男に会うというので、リュウはいつものようにオヤジ狩りに向かうが、その中年男とはなんと自分の父親だった。あまりの衝撃に呆然とするリュウは、トラックをかわしきれず交通事故に遭ってしまい…(第1話)。●本巻の特徴/事故に遭い、なぜか猫と魂が入れ替わってしまった不良少年・リュウ。猫の視点で世の中を見るうちに、豊かな自然、バラバラになってしまった家族など、いろいろなことに気付かされていく。放浪の先にあるものとは一体…!?
▼第1話/健康のためなら命もいらない! ▼第2話/カラーセラピーでGO! ▼第3話/なをきの腸洗浄 ▼第4話/歩け漫画家 ▼第5話/耳はバラより美しい ▼第6話/鏡地獄 ▼第7話/胆石男爵(前編) ▼第8話/胆石男爵(中編) ▼第9話/胆石男爵(後編) ▼第10話/ヤセゆく男 ▼第11話/コンビニ検診 ▼第12話/プチ断食 ▼第13話/ラジオ体操 ▼第14話/お肌の健康 ▼第15話/マクラ三月散歩道 ▼第16話/灸性健康術 ▼第17話/頭皮で逃避? ▼第18話/空洞化!! ▼第19話/電磁マンにまかせろ ▼第20話/点滴バー ▼第21話/ゲルマンの血 ▼第22話/アメリカの謎 ▼第23話/目ン玉ついてんのかコラ!! ▼第24話/にんにくマン ▼最終話/ふたたびダイエット ●本巻の特徴/不健康な職業の代名詞・漫画家。オリジナルが誇る中年漫画家・唐沢なをきとその妻でライターのよしこが、自らの健康を勝ち取ろうと体当たりで「けんこう」的な生活を綴った、ウソ偽りなき健康法レポート!! さらにおまけ図解「ねこつぼ」、おまけ対談「けんこう仮面のはらわた」その1、2を収録!!
命短し恋せよオトナ。“恋愛”内科医、加藤りりこ、36歳。わたしの所には、ワケありの患者ばかりがやってくる。さまざまな恋の病を抱えた患者を恋愛内科医・加藤りりこが診察(おうえん)致します!!
▼第1話/泉名結子と申します ▼第2話/しつけの本質 ▼第3話/リーダーシップ ▼第4話/犬の相性 ▼第5話/夜鳴き癖 ▼第6話/お散歩ルート ▼第7話/親子の関係(前編) ▼第8話/親子の関係(後編) ●主な登場人物/泉名結子(愛犬教室「プラスわん」で住み込みで働き始めた新米ドックトレーナー) ●あらすじ/愛犬しつけ教室「プラスわん」。犬の訓練士の資格を持つ泉名結子19歳は、住み込みでの求人募集を見てやってきたが、家出してきたことを見破られてしまい、門前払いされてしまう。他に行くところがない結子は、ダメもとで説得すべく、門の前でねばるが…?(第1話) ●本巻の特徴/ペットにまつわる様々なトラブルと、その家族である人間がかかえる問題を、新米訓練士・泉名結子がずばっと解決しちゃいます! 「ビッグコミックオリジナル」増刊号で連載中の話題作、待望の第1集登場!! ●その他の登場人物/守田靖代(プラスわんの経営者夫婦。しつけ担当で、面倒見のいいお母さん)、守田達彦(プラスわんの経営者夫婦。獣医師でもあり、結子のよき理解者)、瀬古さん(プラスわんの先輩訓練士。セコくて、こずるい性格の持ち主)
昭和30年代の大阪。「負けてたまるかい」が口癖のお母さんがおりました。一人息子の成長だけが楽しみの“おかん”でした。 ――和子は、酒と博打に明け暮れる亭主に愛想を尽かし、小学校2年生の息子・浩を連れて家を出た。そして、母子二人の厳しい生活が始まる。しかし転校早々、浩が交通事故に遭ってしまい…!? 日本一の「親父」を描いた“もりやまつる”が今、日本一の「おかん」をお贈りします。通天閣の夕日を映す、ド感涙の母子ドラマ。
高校生にもなって、近所の小さな子供とチャンバラごっこをしたりしている竜之助青年。友人から恋の話を聞かされても、キューンとなる気持ちが分からない彼だったが、ある日中学時代のクラスメート・高木さんと再会して、見違えるほどきれいになった彼女にびっくり。しかも彼女のほうから喫茶店に誘われて、竜之助の胸はドキドキしっぱなしで…。豊かではなかったけど、夢だけはたっぷりあったあの頃。北見けんいちの「昭和」を心ゆくまでお楽しみください!若き日、写真家をめざしたこともある著者の懐かし写真も特別収録!!
スポーツジム「チアー!」で働く山田桃子は、26歳の下っ端インストラクター。社内資格しか持っていないために、チアーリーディングを取り入れたエクササイズのクラスしか受け持てず、他のクラスでも雑用係としてこき使われている。しかし、彼女の明るく素直で、落ち込んでいる人を応援せずにはいられない性格は、一部の会員たちに絶大な支持を得ていた。この日も、会員ではない佐野の疲れた様子を心配した桃子は、さっそく入会を勧めるのだが…。
世の中のありとあらゆることを祝福する商売、それが祝福屋。人間の悲哀を描き、本当の幸せとは何かを問いかける、業田ワールドの傑作!ビッグコミックオリジナル本誌と増刊号に掲載された「祝福屋」シリーズ全編を収録。
ほのぼのとしたタッチで、昭和30年代の東京下町を描写した『三丁目の夕日』の実写映画版公開記念!映画の原案になった12編を収録した本巻では、「三丁目」の中心人物・鈴木オートの一家や、しがない小説家・茶川竜之介を中心に、心温まる物語が次々と展開。観る前でも、観た後に読んでも楽しい一冊をぜひ!!
川柳が一等好きだという定廻り同心・五七五郎(いなごろう)の目を通して、江戸の人々の暮らしと四季の移ろいを描く、傑作人情コミック。収録作品:つれづれ草子春の章/十九年娘をもった……/桜(ハナ)ありてつらき浮世も……/つれづれ草子夏の章/夏の夕遠雷の音(ネ)も……/ふんどしを故郷にかざる……/つれづれ草子秋の章/ありがたき女房なれど……/秋風に背中(セナ)の匂いを……/つれづれ草子冬の章/仇討ちは家族ふたつを……/富の札手にしただけで……/大江戸うんちくコミック
●本巻の特徴/現代人を温泉のように温かく癒やす“お風呂ギャグ漫画”、待望の第1集! ビッグコミックオリジナル本誌の作品はもちろん、増刊掲載作もばっちり収録! さらに、風呂にまつわるほろ苦くも楽しい思い出を綴った珠玉の書き下ろしコラム「フロと私」付き!!
山形からはるばる別れた家族の住む東京へやってきた矢島。事業に失敗し、無一文になった彼は、人生の再出発を期して身ひとつで上京してきたのだ。だが、別れた妻に冷たく追い返されてしまい、あてもなく歩いていると、高校生になった娘が現れて…。家族に会うため、就職活動のため、プロのミュージシャンになるため…それぞれの上京物語!!
▼第1話/胸の奥には ▼第2話/花籠にいっぱいの ▼第3話/隠しごと ▼第4話/聞こえてくるのは ▼第5話/めぐりあわせ ●主な登場人物/斎之介(いっきのすけ。京で表具屋を営む男。かつては公家・高丘家に仕える侍だった)、千香(斎之介の妻。貧しい公家・高丘家の妾腹の姫) ●あらすじ/斎之介夫婦が暮らす長屋に、新たに越してきた卯乃という女。扇子の絵付け職人をしているが、陰気な性格の上、夫婦約束をしている与四造という男が堅気風に見えず、長屋の住人に敬遠されていた。そんな折り、斎之介夫婦の素性を知った与四造は、卯乃に公家の娘である千香の名を騙らせて、良からぬ金儲けをしようと企み…? (第1話) ●本巻の特徴/貧しい公家の妾腹の姫として生まれた千香は、父の病の為に身売りし、祇園の女郎となる。幼い頃からなじんだ青侍・斎之介の身分を越えた愛と奔走によって身請けされた千香は、六角通りの町屋へ移り住み、斎之介と夫婦となって表具屋を始める。すると、これが中々の繁盛で…。
歌舞伎町にある24時間体制の保育園「プチッコホーム」は、朝まで働く親たちのために、朝が子供たちのお迎えラッシュ。だが、末広くんは朝になってもお迎えが来ず、ずっと保育園に居続けていた。彼の父親は借金があり、日々金策に走り回っているガラの悪い男なのだが、末広くんは連絡が取れなくなっても父親をひたすら信じて待ち続けて…。歌舞伎町を舞台に繰り広げられる、大人も子供もあったかくなるハートフル・コメディー!!
▼第1話/開化 ▼第2話/召魔(めすま) ▼第3話/交霊 ▼第4話/罪 ▼第5話/霊視 ▼第6話/攘夷 ▼第7話/出生 ▼第8話/魂の声 ▼第9話/魔法使いの弟子 ●登場人物/鬼窪巖(明治新政府参議。国のことを真剣に思い多忙)、妙(参議・鬼窪の愛妾。心の病を患っている?)、召魔(巷間“妖術使い”と噂される異人。「動物磁気」など怪し気なもので病気を治す?) ●あらすじ/1868年、明治政府樹立。しかし、新しい世になっても、血の匂いは消えなかった。新政府に反発する反乱や一揆の首謀者たちはもちろん、時には無実であっても新政府にとって都合が悪ければ斬首、切腹…… 冷徹な強権をふるっていた―― 参議・鬼窪は、その新政府の中心人物として多忙を極める日々。世の中も、政府・文化・思想・化学…… 全てが新しいものへ移行しようと目まぐるしく動いていた時代、外国人居留地はずれの洋館に妖術使いが住んでいるという噂がたった。夜な夜な冥府から亡霊を呼びだしているというのだ。そんな折、久々に鬼窪と一夜をともにした愛妾・妙が生首の亡霊を見る!! (第1話) ▼妙がフラフラしながら入っていったという例の洋館を訪れた鬼窪。玄関の扉を開けるなり、目に飛びこんできたのは、かつて見たこともない奇妙な光景だった。ひとりの異人と操り人形のようにフラフラ踊る女たち、そしてグッタリと椅子にうなだれている妙の姿……。鬼窪の呼びかけで気を取り戻した妙。連れて帰ろうとしたところ、異人は「帰スワケニハイキマセン」と鬼窪をさえぎる。鬼窪のせいで病気が悪くなるというのだ。(第2話)
二流の小説書きである「私」は、ある夜、なじみのスナックでひとりの「老人」と出会う。老人は、昭和初期に満洲を駆け巡った馬賊の子で、年少の頃から「殺手」としての教育を受けたという。別の若い客が「生きるために人殺しまでしたのか?」と老人につっかかると、「初めて人を殺したのは13歳の夏だ」と、終戦直前のソ連による満洲侵攻時のことを語りだし…。
ひとり息子・太一を連れ、甲斐修平が故郷へ帰ってきた。ワルガキだった頃を覚えている商店街のおばちゃんたちに囲まれ、さっそくからかわれる修平。その新居は実家の隣…前途多難である。入学式を迎え、1年1組の担任となった修平は、教室に集まった生徒たちに名前を覚えてもらうため、黒板に「貝」の絵を描くが…。
最中町の開業医・森山医院を目指してスクーターで走っているうち、道に迷ってしまったうら若き(!?)女性・ちろる。白バイのお巡りさんに道を聞いたにもかかわらず、ますます迷ってしまい、なんと交通事故の現場に出くわしてしまった。森山医院を捜すのもそっちのけで、てきぱきとけが人の応急救護を始めたちろるだが…。
小学1年生の少年・原平トンボは、母親を亡くして以来、泣いてばかり。そんなある日、死んだ母親のメガネを掛けてみてビックリ!なんと母親の幽霊が見えるのだ!しかしそれは、ほかの幽霊も見えるってことで…!?
ロシア育ちでバレエをやっていたという主人公は精悍な顔立ちの気が強い青年なんだけど、母から日本語を覚えたため喋り方が女っぽい…というキャラのパンチがすごくよかった。 面白いかって言われるとうーんって感じなんだけど、とにかくキャラがよくて歌舞伎の描写もリアルで重厚で読み応えがあった。