べっく
あらすじ
誰にでもいつか“目覚め”の刻が来る……!!! 果てしなく続く、穏やかで退屈な中学生活。それは、いつまでも変わらないはずだった──。あいつに出会うまでは……!!
ぱんぷきんしざーずていこくりくぐんじょうほうぶだいさんか
あらすじ
それは、戦災という名の“もうひとつの戦争”!!帝国陸軍情報部第3課、“復興”を担うモノたち。通称――PumpkinScissors(パンプキン・シザーズ)!!永き戦乱により荒廃しきった帝国各地。停戦後の3年間を奔走(ほんそう)するパンプキン・シザーズだが、なかなか成果は挙がらぬまま……。しかしある日突然現れた、大重量の単発拳銃を片手で操る“巨漢の復員兵”が、この国の《運命》を変えていく――!!!!
かぺた
あらすじ
少年は、サーキットという名の“戦場”に征く!小学校4年生の平勝平太(通称カペタ)は、幼い頃に母を亡くし、仕事が忙しい父と二人暮らし。大好きな父を心配させまいと、カペタはいつもガマンばかり。唯一夢中になれるのは、かっこいいクルマを見ながら、運転のマネをするときだった。そんなある日、父が仕事先から持ち帰った“ある物”が、カペタの運命を大きく変えることになる!!
つめたいこうしゃのときはとまる
あらすじ
雪の降る登校日、いつも通りに教室に向かった8人の仲間達。だが、そこに待っていたのは誰もいない教室だった……。閉ざされた扉、割れない窓ガラス、止まったままの時計。理解を超えた事態に戸惑う彼らに、静かに悪意が迫る――。
てっけんちんみれじぇんず
あらすじ
シーファン、タンタンと共に闘った『水軍の反乱事件』から時は流れ……大林寺拳法を世に広めるため、チンミは弟子のグンテと各地のお寺回りに出かけていた。武術指導をする中、町で見かけたのは、異国からやってきたお姫様とその一団。しかし、姫は何者かにさらわれてしまい……!?チンミとミト姫の突然の“出会い”が、新たな冒険の扉を開く!!
祝!連載再開!!
名無し
でぃあぼーいず
あらすじ
バスケの名門校・天童寺から瑞穂に転校してきた哀川和彦。哀川は廃部寸前だった瑞穂バスケ部への入部を希望した。175cmの身長でダンクを決める哀川の実力と、バスケにかける情熱で活動を再開した男子バスケ部。そして、最初の練習試合の相手が成田中央に決まった。男子バスケ部を活動停止に追い込んだ、元顧問・下條の転任先。因縁の試合に熱くなった藤原が暴走し、チームワークを乱す瑞穂。それを相手に、冷静に得点を重ねる成田中央。因縁の試合は瑞穂不利のまま、後半戦に突入する!!
あらいぶさいしゅうしんかてきしょうねん
あらすじ
高校生の叶太輔(かのう・たいすけ)は、親代わりの姉・陽子(ようこ)と二人暮らし。親友の広瀬雄一(ひろせ・ゆういち)をイジメから救い、幼なじみの落合恵(おちあい・めぐみ)とはケンカばかり。そんな平穏な毎日が、突如沸き起こった全世界規模の集団自殺騒動“悪夢の1週間”を契機に、音もなく崩れはじめた!学校の屋上で起こった4人の惨殺事件。犯人は広瀬?警察の勾留が解かれ学校に戻ってきた広瀬は、まるで別人となっていた――。生と死をわかつものは何?話題の超能力SFストーリー!!
しんかめんらいだーすぴりっつ
あらすじ
バダンの侵攻に対し日本全国に散らばった10人の仮面ライダーの戦いは、一層熾烈を極める!――が、ここでしばし幕間、“始まりの男”の物語をお見せしよう。悪の秘密結社ショッカーとたった独りで戦っていた本郷猛(ほんごう・たけし)=仮面ライダー。彼に接触してきたのはショッカーを追うカメラマン一文字隼人(いちもんじ・はやと)……2人の男は如何に出会い、如何に「仮面ライダー」となったのか!?ファン待望『旧1号&旧2号篇』今ついに!!※単行本に収録されている寄稿文・対談ページ・読者投稿ページはこの電子書籍版には収録されておりません。ご了承下さい。
しゃなおうよしつね
あらすじ
京都の古い神社から見つかった古文書。そこには牛若丸(源義経)が、若干16歳にしてこの世を去ったと記されていた。驚愕のもうひとつの義経伝説がここに始まる!──時は遡り平安時代末。京の都での出来事。旅芸人の少年・漂太は自分と外見が瓜二つの牛若丸(源義経)の身代わりを依頼された。漂太と牛若丸――二人の数奇な運命がここから動き始める。2004年、講談社漫画賞少年部門を受賞した傑作、開幕!
ろけっとまん
あらすじ
少年よ、冒険をせよ!! ミステリ、アクション、サスペンス……そのすべてを内包した最高密度の混沌(カオス)! 『Q.E.D.―証明終了―』『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』の加藤元浩が放つ、驚くべき物語。少年・葉(よう)が、価値ある情報を求め国連級の組織からの依頼をこなす謎の男“R”と、世界にちらばる謎に挑む!
さんぞくおう
あらすじ
六人の“星”が時代を変える!「真・太平記」ここに開幕!──時は鎌倉時代末期。幕府最高権力者・北条高時の悪政に、世の民はあえぎ苦しんでいた。そんな中、あらぬ反逆の罪で父を高時に殺された少年・樹長門(いつきながと)は、先祖伝来の伝説の剣をたずさえ、同じ“星”を持つ男・楠木正成と出会う。“星”に選ばれた少年は、“悪党”楠木正成の下で、父の仇討ちを心に誓う!!大長編歴史大河ロマンスタート!
ほーむせんたーてんこ
あらすじ
こだわる×つくる=楽しい! 電動ドリル、ジグソー、オービタル・サンダー――どうしようもなく動かしたくなる数々の電動工具が並ぶ、ハンドメイドの殿堂“ホームセンダーTENCO”へようこそ!!! 女子高生てんこ、ただいま電動ドリルに夢中です!!
りゅうろうでんちゅうげんりょうらんへん
あらすじ
新シリーズスタート!!『龍狼伝』から『龍狼伝中原繚乱編』へ!新たな『三国志』の歴史が動き出す!!中原(ちゅうげん)に集いし竜と英傑!曹操(そうそう)軍VS周瑜(しゅうゆ)軍、全面対決!!――現代から西暦207年の荊州(けいしゅう)にタイムスリップした志狼(しろう)は、数々の戦場で“竜の子”として成長する。時は流れ西暦210年、南荊州の牧・劉キ(りゅうき)の病没を機に呉(ご)の荊州侵攻作戦が始まった!!
しゃなおうよしつねげんぺいのかっせん
あらすじ
穏やかな月日が流れ、漂太(ひょうた)の奥州下向から6年が経った治承4年(1180年)。平氏の横暴に不満を持った源氏が日本各地で動き始めていた――。そんなある日、奥州平泉に1人の密使が訪れる。それが逞しく成長した若武者・漂太(義経)の新たな運命の幕開けだった!源義経、今こそ歴史の表舞台へ――!!笹竜胆の旗の下、流浪の少年・漂太が牛若の遺志を継ぎ、戦場の神となる!!待望の「源平の合戦編」開幕!!
しーえむびーしんらはくぶつかんのじけんもくろく
あらすじ
魅力的な謎と緻密なロジック、そして躍動するキャラクター! 絢爛たるネオ・ミステリ登場!! CMBと刻まれた“3つの指輪”は「知の守護者」の証――神からの謎掛けに挑む!! ※他作品の試し読みが巻末に収録されておりますが、本作の収録ボリュームや価格に影響はございません。
さくらたいせんまんがばん
あらすじ
“太正櫻に浪漫の嵐”ゲームにはじまり、アニメ、舞台へとメディアミックス展開してきた超人気作を完全コミック化!! 時は太正十二年。帝国海軍の士官学校を卒業し、大帝国劇場へと赴任した大神一郎が、歌劇団の個性豊かな6人の乙女たちとともに、帝都の平和を乱す魔に立ち向かう!! 帝国華撃団・花組、出撃!! 第1巻
つむぐだんがんどらいぶ
あらすじ
ついに解禁!!“最強最速”を描く魂の原作者・佐木飛朗斗作品、一挙電子化! 明神高校1年生、朝比奈紡はごく普通の高校生。だけどバイクのテクニックだけは超一流! ある日、紡は県警少年課の草壁に追われる藍人と出会い、彼を助ける。その後、紡のもとにいいニュースが舞い込んだ。一方、藍人には白鯨大二輪部、椚川の挑戦が。そして今、後に伝説となる”白鯨山(モビィディック)の一夜”が始まろうとしていた。
れいじゅうき
あらすじ
ついに解禁!!“最強最速”を描く魂の原作者・佐木飛朗斗作品、一挙電子化! 現実には存在しない、もうひとつの世界、横浜。喰らう獣人、襲う変異体。その変異体に対抗するため作られた、“鳥の国”(バードランド)の生き残りで、”死神“と恐れられる高校生、希理也と時政。そして彼らの監視役にして”保健室のおばちゃん“――実は、機械の腕を持つ、恐るべきサイギミック。異形の街に、人類の未来を臨む!
ほわいとあうと
あらすじ
日本最大のダムが、テロリストにより占拠された!! 峻烈(しゅんれつ)なる雪に遮(さえぎ)られ、警察すら打つ手のない中、人質となった亡き親友の婚約者を救うため、一人の男の戦いが始まる――。遭難者救助で事故に遭い、親友を失った電力所所員の富樫(とがし)。心に傷を残したまま3ヵ月が過ぎたある日、職場である奥遠和(おくとおわ)ダムにテロリストが侵入! 仲間たちが次々と殺される中、亡き友との約束を果たすため、富樫は一人、巨大な敵に立ち向かう!!
えーえすあにまるせんす
あらすじ
星野文月は普通の女子高生だったが、ある特殊な能力を身につけてしまった!?それは「Animal-Sense」A.S.=動物の知覚に入る能力!文月の能力が二度も人助けに役立ったのは何か意味があるはずと、幼なじみの宋くんは言ってくれるが……?能力が目覚めてから文月のまわりでは次から次へと事件が起こる!『鉄拳チンミ』の前川たけしが贈る新感覚アニマル・ストーリー!!
えんぜるびーと
あらすじ
みなさんこんにちは。DJ千歳まりあが贈る“恋の聖書(バイブル)”エンゼル・ビートの時間です。通学電車でいつも見かける女のコ。どこか気になって見ているうちに、いつの間にか恋に落ちていた!! そんな経験ありませんか? そんな誰にでも訪れる恋の瞬間をみなさんと共有する番組、それがエンゼル・ビートです! あなたの探し物は恋ですか?それなら、きっと見つかるはずです!! 「素敵な恋の物語」を全8編同時収録。
ふたりにおまかせ
あらすじ
不埒なHEARTを逮捕するわよ! 川村コンツェルンの令嬢・川村さゆり、婦人警官として八曲署に配属される!! 出勤初日に遅刻してしまい、あわてたさゆりは、先輩警官・草壁純の顔にドアをぶつける大失敗。そして署長の取りなしで純とさゆりはコンビを組むことに……。ナイスバディーなお色気と絶妙のコンビネーションで事件を解決する八曲署のセクシーコンビ、ここに誕生!! 八神ひろき極上のお色気コメディ!!
れっどあいず
あらすじ
俺の戦争はまだ終わっていない!!機装兵の眼窩に赤き火が再び灯る時、たった1人の“戦争”が幕を開けた!!鉄鋼の兵士が疾駆する戦場に慈悲深い神の骸が転がる──祖国を襲う屈辱的な敗戦の渦中で起きた、機動重装歩兵特殊部隊“ジャッカル隊”隊長の叛逆事件。戦場の死神として敵味方ともに恐れられた英雄の卑劣な行動に、国民は唾棄した。しかしそれは、かつての部下達の策謀によって着せられた、全くの濡れ衣だった……。
ぐみちょこれーとぱいん
あらすじ
暗黒の青春を彷徨う(彷徨った)すべての人々に捧ぐ!!大槻ケンヂの不朽の名作をコミック化!!1985年、大橋賢三(おおはし・けんぞう)17歳。あらゆるサブカルに傾倒し、凡庸なクラスの連中を見下げることで、己の自尊心をかろうじて庇っていた。当然、モテとは無縁。クラスの美少女・山口美甘子(やまぐち・みかこ)を穢れなき存在として崇める反面、グラビア雑誌と右手で痴情を掻き立てる日々。そんななか行きつけの名画座で、美甘子と運命的な出会いをするのだったが――!?
数年ぶりにハロルド作石の『BECK』を通して読んだら、もういい歳のくせに、ページをめくるそのたびに泣き腫らしてしまった。まだ青春時代と呼ばれる十代の頃、自分も『BECK』を読んでそう思うまでもなく、すでに社会の爪弾き者として、自身のインスピレーションに従って生きて行くしかないと心に誓ったものだったのが、いつしか歳を重ね、つまらない反骨精神だけは相変わらずだが、そのいっぽうでは自身は社会によっても生かされていると思うほどには大人になった。ようするにある程度の分別がついたのである。いまだに社会人などいう言葉には虫唾が走るが、ふいに気がついてみれば、あの頃にはあんなにも嫌悪していた社会の構成員としての大人になっている自分がいる、そんなつもりはなくても税金を払ったり健康保険の恩恵に授かったりしている自分がいる。 つまらない話になった。単に『BECK』のように徹底的に社会の爪弾き者となり、次々と難題が降りかかり、追い詰められ、尚且つそれらを乗り越えてゆくというのはマンガだからこそ起きうる事態であり、だいたいどんなに非市民的に見える人間であっても実は社会と地続きに繋がっているという意味で凡庸さからは抜き出ていないということである。もっとつまらない話になってしまった。嗚呼、マンガとは所詮嘘いつわりの虚構ではないか、夢もへったくりもあったもんじゃない、死のうかな。とでもなりそうなものだが、まだ死んでいないのは、数年ぶりにハロルド作石の『BECK』を通して読んだら、もういい歳のくせに、ページをめくるそのたびに泣き腫らしてしまうほど感動したからに他ならない。 なんか言ってることが矛盾してるんとちゃいますか、と死亡遊戯の金本くんばりの関西弁で言われてしまいそうだが、はい、その通りです、と頷くほかもない。じっさい『BECK』ほど嘘くさい話もないというか、あたかもマンガのように次々と問題が降りかかり、どうにか乗り越えたと思ったら、もっと大きな問題にぶち当たり、それら問題-解決は回を追うごとにどんどん雪だるま式に大きく膨れあがり、とうとうコユキはスターにまでのぼりつめる。そこで、ああ嘘くさい! 言い切ることができるのなら今すぐにでも自殺して楽になれるのだが、そうはならないのは『BECK』というマンガがめぐる季節の内部にあるからではないのか、という仮説が立つ。とりわけこのマンガは夏という季節から始まり夏という季節で終わる、すなわちこのマンガは夏という季節の内部にある。だいたい音楽マンガであるくせに、ライブハウスとかスタジオのコマなんかよりも釣り堀とかプールとかコインランドリーとか夏の一部を切り取るようなコマが多すぎはしないか。そして何よりも、あの夏の、膨張して怪物のように膨らんだ白い雲。それが問題-解決的なものの契機のたびに大きなコマで挿入される。だいたい雲というのは気体であるくせに、なんであの夏の雲というやつはくっきりとした輪郭をもっているように見えるのか、それこそ、ずいぶんと嘘くさい話ではないか。 私たちは誰もが皆めぐる季節の内部にいるが、その内部にいればこそ真偽の答えは常にその外部にしかない。とりわけ夏休みという季節がそうで、夏休みのあいだはすべてのことが何がなんだかわからないのが常である。そして夏が過ぎてから、そこに夏があったということを、さながら夢でも見ていたように悟る。季節はめぐり、夢は募る。あの夏の雲を見上げるたびに、私たちはまるで嘘のような夢に魅入られたひとだと気づく。