生きものマンガの感想・レビュー876件<<3132333435>>耽美でハチャメチャ!学園虫コメディ!!蟲籠奇譚 西塚emstarstarstarstarstarたか 表紙がよすぎる(語彙力) コミックDAYSで読後に表示される作品一覧にこのサムネを見つけ1巻を購入したところ、めちゃめちゃ面白くてすぐ2巻も買いました。 標本だらけの生物室 楽園のような温室 美しい模様とフォルムの虫たち 仲睦まじい少女たち エモい…!!エモすぎる!!! 何だこれは。天才か?? 表紙から「サブカルでしっとりしてお上品な趣深い作品」を想像する人もいるかもしれないが、基本的には「ハチャメチャ学園虫コメディ」。 その割合としては、「虫解説:4 コメディ:4 百合:1 お耽美:1」といった感じ。コメディがお耽美を、お耽美がコメディを引き立たせ、「早くお耽美シーンよ来い!!」と思わず待ち望んでしまう素晴らしいバランス。 この作品は、「3人集めないと背部の生物部に主人公が強引に勧誘される」という王道展開から始まる。 しかし、圧倒的に耽美な絵での百合、主人公のギャグっぽいリアクション、部長たちの倒錯的な生物愛・植物愛、これらがうまく噛み合って「耽美コメディ」になっているところに、他とは違う面白さがある。 主人公のリアクションの良さ、敵対する部にいる仲良しの幼馴染との百合も堪らない…! 間違いない面白さなので、気になっている人は惜しみなく財布の紐をゆるめてください。 ※画像はネタバレ(1巻19ページ) こんな感じの作品。ねねちゃんのクソでかリアクション好き爬虫類愛に溢れた、尖ったキャラ達のマンガ秘密のレプタイルズ 鯨川リョウニワカマンガワンで連載中。癖のある店員さんが可愛い爬虫類漫画。ラブコメ色もあるが、爬虫類の解説にこだわりを感じる。表情豊か、ギャグやノリもキレッキレで読んでいて、楽しい。 紹介用に裏サンのリンクをぺたり http://urasunday.com/reptiles/ あふれる猫愛!あと何回ペットロスになればいいですか? 松苗あけみstarstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこ一条ゆかり先生のエッセイ漫画に松苗あけみ先生がよく登場されていて大の猫ちゃん好きとは知っていたのですが、こんなにたくさん飼われているとは知らなかった…。愛猫の死についてがメインテーマにはなりますが、悲しい事ばかり扱われている訳ではありません。猫それぞれの性格もユニークだし、お世話をしている中でのハプニングも読んでいて楽しいです。何より松苗先生の美麗な猫絵を見放題で眼福です。あと旦那様の登場も懐かしくて嬉しかった!笑情報量と絵のスタイルが魅力!カラスのいとし京都めし 魚田南たか化けカラスがバイトして京都の美味しいごはんを食べる話。 フリーハンドで描いた味のある線と、トーン使いが好き。 なので、ご飯の描写は美味しそうというより「オシャレ」という感じが、他のグルメ漫画と一線を画している。 1巻16話で20件、2巻14話で17件のお店が紹介されており、素敵なお店が次から次へと出てくる贅沢さがいい。 2巻ではカラスの過去と家族に触れられており、正直ご飯よりこっちが気になる。 あらかわいい同居人はひざ、時々、頭のうえ。 みなつき 二ツ家あすむタイトル通り、ミステリー作家と猫が暮らす話なのですがほのぼのほっこりもふもふしてて大変癒されます。 主人公目線の話の後に必ず猫目線の話が入ります。 一つの話だけど視点が違うと全く違う話になるのですね〜 猫ちゃん人間の言葉わからないのに人間と通じあったり、猫っぽい仕草にストーリーが生まれたり。 癒されたいと思った時に読むべし、です。読み進めることに確実に心のざわつきが増していくパンダ探偵社 澤江ポンプsogor25体が徐々に変化していき最終的に完全に動物になってしまうという「変身病」というものがある世界。絵柄も含めた軽妙さは作品全体に共通してるけど、そこからは想像できない深い設定とドラマ性。各話ごとは間違いなく面白いんだけど、読み進めることに確実に心のざわつきが増していく。改めて考えるとかなり救いのない設定ではあるのだけど、この絵柄と雰囲気、あと動物園の園長のような軽めのキャラ、この辺りが上手くバランスを取って入り込みやすい作品に仕上がってるのが凄い。 というか冷静になって見ると園長の設定も直視できないよ正直。 1巻まで読了。小学校の図書室に置いてほしい動物のお医者さん 佐々木倫子ゆみこマンバ通信を読んで、この漫画を知らない人がいるなんてそんなまさか…と。とりあえずクローゼットからひっぱり出して読み直しました。 佐々木倫子さんの作品も動物漫画も、この1冊が私にとって初めてでしたが、何度でも読み返せる面白さです。ギャグでなく、いわゆる自然界の不思議的要素で笑えるのってほんとにすごいと思います。 一家に一台ならぬ一動物のお医者さん。子供にぜひ薦めたいですね~ 「設定の勝利」以上の魅力ありヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~ 瀬野反人sogor25モンスターの設定や異種間交流の様子が突飛さとリアリティの絶妙な隙間を縫っており、まさに作中の言葉をなぞるなら「解釈するには及ぶけど理解は難しい」という印象を受ける。 瀬野反人先生はシュール系のコメディを得意とされてる印象があったが、その作風にこれだけ練られた設定を掛け合わさって、両方の持ち味がより活きる作品に仕上がってる。 他作品と比較するようで忍びないが、個人的には、内容に「設定の勝利」感があり、且つそれに留まらない作品の醸し出す雰囲気の魅力がある辺り、『ダンジョン飯』の再来になるポテンシャルを秘めてる作品だと思ってる。 1巻読了。言語学者の手記風! ワクワク異文化コミュニケーションヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~ 瀬野反人たかヒトにはない、獣人たちの「発声・文字以外の方法で意思疎通を図る」習慣が興味深い! そんな異文化圏に飛び込んで、知識だけでなく身体を駆使して奮闘する主人公にはとても好感を覚える。 設定が細かくててリアリティを感じられるところはダンジョン飯に、異文化に入って暮らすよそ者という点では乙嫁語りのスミスさんに通ずるところがある。「世界ふしぎ発見」的な異文化を学ぶ楽しさや、芸人が海外で四苦八苦する姿を見て楽しむバラエティ的面白さがある。 主人公のレポート用の手記がナレーションの役割を果たしていて、全体にアカデミックな雰囲気を出している。他人の日記を読んでる感も楽しい! 教授の著書や授業で習った知識を頼りに、その場その場で仮説を立て試行錯誤する主人公をずっと見ているので、読み終わったあとは「自分もだいぶ《大きいあご》の言葉に慣れてきたな〜!」と達成感があった。 最後に言いたいのは、表紙のススキちゃんがめっっっちゃんこカワイイので読んでくれということです。 ススキちゃん元気だね♡ とても助かる〜〜〜ッッ!!本物のファンタジーコスモス楽園記 ますむらひろしhysysk※ネタバレを含むクチコミです。 こういう恋愛漫画を待ってたかもしれない!鶯谷ワールドエンド 篠丸のどかmampuku「うどんの国の金色毛鞠」と同じ作者と思えないダークな恋愛モノです(笑) 付き合っていた彼氏に捨てられ失意の底。しかしある日突然出会ったミステリアスな青年に次第に惹かれていく。 30近い大人同士の恋愛漫画でありながら、昨今ありがちな男女間の考えのズレだとかジェンダーだどうとかどっちが偉いとかそういう読んでて眉間に皺が寄って来るような話はすべて脇へ置いておいて、異性への好意の感情をピュアに捉えて描かれているので読んでいてなんというか心が洗われる感じがします。 「恋愛と仕事に疲れた大人」な自覚とは裏腹に、よく転ぶしよく泣くし危なっかしくて傍から見ていて放っておけないギャップのある主人公・顕子。 そんな彼女が 「打算であなたに近づいたんです」 とか 「歳を取って素直になるのが怖くなった」 とか口では言いながら、もがき苦しみつつもミステリアスな彼にどんどんのめり込んでいく展開は推進力を感じて良いですね。 続きがとても気になるんですが出る気配が今のところないですね…猫がつなぐ人の縁猫恋人 イシデ電starstarstar_borderstar_borderstar_borderかしこもし自分の生活に猫がいたらどうなるだろうとつい想像してしまう作品です。ただの猫マンガではありません。人と猫がとても対等な関係として描かれてると思います。ヨリを戻した彼女が飼い始めた猫をライバル視する話とかまさにそれ!三角関係の一点に猫!その発想にやられた〜。名作揃いです。柴犬と少女の終末旅行世界の終わりに柴犬と 石原雄mampukuTwitterでバズった系マンガも最近は珍しくありませんが、今や玉石混交なそれらの中でも自信をもっておすすめできるのがこれ。 フルカラー!絵が良い!柴犬もっふもふ! 何故か生き残ってしまった孤独な少女が、終末を旅する相棒として選んだのが「喋る柴犬」。まぁ作中の生物みんな喋るんですけど。 癒しと笑いと感動と可愛いをくれる究極生物・犬うちのトイプーがアイドルすぎる。 道雪葵mampukuツイッターでバズって書籍化という流行の流れですが、最近はそれも全く売れないということが多いそうです。「ヒットマン」で編集長が言ってましたが…… この「うちのトイプーがアイドルすぎる。」の作者さんはマガジンなどで実績のある作家さんなので安心して読める面白さですし、何より"犬"というのがいいですよね!猫飼いの漫画家さんが多い中で犬漫画は貴重です。人間臭い愛らしさが最近5chなどで犬ブームを巻き起こしていますし、私もいつか柴犬を買うのが夢だったりします。 漫画の主役クーさん、「かわいい」という言葉に反応するナルシストぶりや、見てないところで悪態をついたりと、とにかく表情豊かで可愛いです。男性にもぜひ~フルーツバスケット 高屋奈月やむちゃ以前から人気作ということは知っていましたが、最近読み始めました。絵がすごく少女漫画だな~と思いながら読み進めていますが、内容が詰まっているのか構成の問題なのか1冊読むのに時間がかかります。 今中盤くらいまで読みましたが、恋愛が主体でないところがいいですね。伏線が多くて続きが気になってしまいます。十二支と絡めたファンタジーですが、裏テーマはACかなぁと…。 あと、ヒロインが天然ボケなのにいらついてこないのは、ピュアさが描ききれているんだなぁ、すごいなぁと思います。 人間の家賃とスマホ代を払ってあげる犬ご恩は一生忘れません 北郷海たか※ネタバレを含むクチコミです。 リアルな人間vsヒグマ漫画シャトゥーン~ヒグマの森~ 奥谷通教 増田俊也starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞の「シャトゥーン ヒグマの森 」を漫画化した作品。原作は読んでいないんだが、俺の好きな「増田俊也」が書いて生きたの気になって読んでみた。 凶暴なヒグマを生み出したのは生態系を破壊した人間というテーマがベースにあり回を重ねるごとに気になってた謎が解明されていき、あっという間に読んでしまった。 特にヒグマが人間を食うところがすごくて、生きたまま食いちぎるや、頭から丸かじりするなどパターンが豊富でいいし、やっぱりヒグマはすごいなと再確認できる。 ここ最近、クマがかませ犬みたいな扱いばかりされる漫画ばかり読んでいたので新鮮だった。 あとなんか見たことある絵だと思って調べたら「奥谷通教」って「奥道則」の昔の名前なんだな。漫画ゴラクでたまに掲載されている絵だから覚えていた。マドンナはガラスケースの中マドンナはガラスケースの中 スガワラエスコむ女の子が可愛くてどこかエロい 爬虫類うんちくもちょいちょい入ってます。小6女の子の切れ長な目がエロくてフェチ感じます、、、 フェチを感じる漫画はいいですね山知識満載 山賊ダイアリーと合わせて読みたい罠ガール 緑山のぶひろmampuku 女子高生が罠を仕掛けてイノシシをつかまえたりする漫画です。ゆるキャン△のようなレジャーものと違って自分でやってみようという気は起らないところがキャッチーではないですが、雑学的な感じで楽しめます。 1巻の最後でつかまえた鹿を自分たちで解体して食べるくだりはとてもいい話でしたね。銀の匙もそうですがこれも食育ですね。 ところでニュース番組でみたことあるカゴの罠ってめっちゃ高いんですね… TVCMで気になって読んでみるとおじさまと猫 桜井海名無しなんて心があたたまるんだ… すごい…これは新種のセラピーだ… ペットを飼いたくなるというより 親しい人を大切にしたくなる作品静かな世界をただただ見てゆくポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere 鶴田謙二にわか『ひたひた』が良かった。 静かな世界に半裸ときどき全裸の女性が一人。それと猫。はじめはなにがなんだか分からないけれど、徐々になんとなく薄靄がかった彼女の生きる場所、世界が見えてくる。水に塔に船。寝っ転がりながら本を読む彼女。 どこかの世界でこんな風に暮らしている彼女が、いるような気がしてくる、そんな漫画だった。みんな大好き猫娘猫の島 小花美穂やむちゃ子供の頃、猫好きの私に友達が貸してくれました。漫画もほとんど読んだことないような歳でしたが、内容がけっこう悲惨で号泣した記憶があります。 あらすじはほぼ覚えていなかったので大人になってから改めて読みました。 …全然、萌えとか言ってる場合じゃなくて。人間の業…?…やっぱり暗い気持ちになりましたね… 掲載誌はりぼんなので子供向けだと思うんですが、子供に理解できる範囲で心に残る物を書くというのはすごいなぁと思いました。(漫画でわかる○○!系ってかなり実用的なのかもですね) 悲しい話なので動物好きにもむやみにお薦めできませんが、どこかで見かけたら読んでみてください。 G1馬も美人四姉妹もいる牧場の牧童の青春記じゃじゃ馬グルーミン★UP ゆうきまさみ名無し※ネタバレを含むクチコミです。ギャグがおもしろい!動物のお医者さん 佐々木倫子チャック動物のお医者さんは、たまに、地味だけど、おもしろいギャグがあって、キャラクターもみんな好きです! 色々な動物がいて、ほとんどみんな(動物たち)人間にたいして、上から目線なところもおもしろいです。<<3132333435>>
表紙がよすぎる(語彙力) コミックDAYSで読後に表示される作品一覧にこのサムネを見つけ1巻を購入したところ、めちゃめちゃ面白くてすぐ2巻も買いました。 標本だらけの生物室 楽園のような温室 美しい模様とフォルムの虫たち 仲睦まじい少女たち エモい…!!エモすぎる!!! 何だこれは。天才か?? 表紙から「サブカルでしっとりしてお上品な趣深い作品」を想像する人もいるかもしれないが、基本的には「ハチャメチャ学園虫コメディ」。 その割合としては、「虫解説:4 コメディ:4 百合:1 お耽美:1」といった感じ。コメディがお耽美を、お耽美がコメディを引き立たせ、「早くお耽美シーンよ来い!!」と思わず待ち望んでしまう素晴らしいバランス。 この作品は、「3人集めないと背部の生物部に主人公が強引に勧誘される」という王道展開から始まる。 しかし、圧倒的に耽美な絵での百合、主人公のギャグっぽいリアクション、部長たちの倒錯的な生物愛・植物愛、これらがうまく噛み合って「耽美コメディ」になっているところに、他とは違う面白さがある。 主人公のリアクションの良さ、敵対する部にいる仲良しの幼馴染との百合も堪らない…! 間違いない面白さなので、気になっている人は惜しみなく財布の紐をゆるめてください。 ※画像はネタバレ(1巻19ページ) こんな感じの作品。ねねちゃんのクソでかリアクション好き