エッセイマンガの感想・レビュー1010件<<1213141516>>結婚という不思議な縁結婚しないと思ってた オタクがDQNな恋をした! カラスヤサトシ六文銭「モテないのではない モテたくないのだ!!」で、なんとなくこじらせた感じが、全俺に絶妙な共感をよんでくれたカラスヤ先生。 ご結婚するまでの経験をモリモリ書いた本作を興味深く読ませていただきました。 具体的には、合コン、お見合い、いわゆる婚活ですね。 それに加えて、自身の過去の恋愛話。 はては担当の女性編集者に男性紹介したり、伊藤潤二先生と対談したり、ちょいちょい脱線しながらも、基本は結婚までの恋愛エッセイとしてすすんでいきます。 特に面白いのが、奥様と出会いかた。 飲み屋で会って(しかも奥様、超遅刻してくる)、次の日に高尾山にいく予定があったカラスヤ先生は、なんとなく誘ったら軽くOKされて、そのまま家にきて、次の日も一緒に過ごして・・・気がづけば同棲しているという流れ。 ホントにあれよあれよで決まっていく。 これが妙にリアルなんですよね。 結婚する相手ってこういう感じなんだと思うんです。 結婚するまでは、ジタバタしたり、焦ったり、悲観したり、逆に開き直ったり、色々とあるんですが、ゴールする相手ってのは最初から決まっていたかのごとくスルスルっと収まってしまう。 カラスヤ先生も初彼女でこじらせてから、長年彼女もできず、陰キャでコミュ障だから結婚なんてできない!とずっと思っていたようですが、 そこからスピード婚(しかもできちゃった婚)という流れに。 ご本人が一番不思議がってましたが、自分の周囲の人も結婚って決まるときは一瞬だったりした様をみていたので、逆にリアルさを感じました。 結婚って、ホント不思議な縁だなと思います。 とはいえ、それまでは一見無駄だなと思ってもとにかく足掻くことが大事なのかなとか思いました。 チャンスはどこに転がっているかわかりませんからね。痩せたいし唐揚げ食べたいしふっとりさん 痩せたいけど食べたーい! 成瀬瞳野愛マンバ通信で紹介されてたので読んでみました。 食事制限も運動も続かない、糖質オフのおやつやスムージーを食べて飲んで子どもが残したご飯を食べて、もちろん自分の分のご飯も食べちゃう。 痩せたいとは言いつつも幸せそうな作者さんに癒されます。 食べたいもの食べて、家族も友達もいて、毎日楽しかったらもうこれ以上何もいらないですよね。 世間ではボディポジティブとか言われてますが、難しく考えなくても唐揚げが美味しかったらそれだけで人生幸せなのかもしれません。 痩せたいしゴロゴロしたいし美味しいもの食べたいし宝くじ当てたいな〜、くらいの感覚で生きてていいんだなと思いました。タイトルからは想像もできないほど過酷な山下和美の戦い世田谷イチ古い洋館の家主になる 山下和美さいろく読者から見たらこれが現実どおりにフェアに描かれてたとしても 少なからずご都合よく描かれてるんでしょう?と邪推はしてしまう。 そのぐらい本当に戦いになってしまっている。 洋館を残したいという想いだけでここまで動けるものなの?というのもあるが、想いが意地になってしまっているわけではないんだろうと月日の長さが証明してくれている気がする。 単純に売れっ子漫画家はすごいにゃぁ、で済んでしまう明るい漫画を期待して開いた私は2巻まで一気に読んでこのあとの展開が怖くなるのであった。 実録であるということもすごいが、Twitterはきっと探したら当時のやり取りがいっぱい出てくるんだろう。 この漫画が売れる事で山下和美先生のこの運動(といってしまう)の足しになればいいなと思う。節約はエンタメ低収入新婚夫婦の月12万円生活 いしいまき野愛こづかい万歳を読んでから、この手の漫画がグッと面白く感じられるようになってきた。 お金は少ないけど工夫しながら夫婦仲良く暮らしてます!こんなところも意外と節約できちゃうんです! みたいな漫画やエッセイや雑誌の特集は世の中に溢れているが「こんなに頑張れないしな〜」とあまり興味を持てなかった。 参考にする・しないの2択で判断していたのだと思う。こんなに節約頑張れないし、参考にならないし、読まなくていいやと。 しかしこづかい万歳を読んでからというもの、節約は趣味だと気づいた。節約はエンタメ。節約は競技。 その視点を持ってみると、この作品の旦那さんはプロの節約プレイヤーだ。 お刺身についてたシソを取っておいて翌日使うだなんてエンタメでしかない。お刺身と一緒に食べればいいのにな。 結婚指輪のエピソードは引いたけどこれもエンタメなのだ。思い出よりエンタメだ。 安い食材でもきちんと料理して美味しくするとか、お金の管理方法とか参考になる部分もたくさんあります。 私も低収入なので頑張ります。という気持ちはあります。 終始軽いノリだからヤバい女子刑務所へ入っていました 東條さち子 今は普通の主婦野愛漫画としてポップで読みやすくなっているからこそ、刑務所と犯罪者のヤバさがひしひしと伝わります。 こんなヤバい人がいました〜こんな経験しました〜大変だったけど意外と楽しくやってました〜でももう入りたくはないかな〜 的な軽いノリで進んでいきます。 いやまあ漫画ですしねとは思いつつも、反省してるやつおるんか……みたいな気持ちになります。 悪い噂流されたから立場利用して陰湿にやり返した話とか 有名犯罪者に取り憑いてる霊から事件の真相を聞いた話とか なかなかパンチのきいたエピソードがたくさん出てくるので面白いですね。 悪いことは絶対しないぞと改めて誓いました。17話がピークではないクマ撃ちの女 安島薮太starstarstarstarstartoyonekoクマ撃ちの女。タイトルどおりの内容の漫画です。女が北海道でヒグマを撃ちます 1巻はヒグマ猟の一般的な話。主人公(チアキ)にクセがあり,少しイラッとする方もいるかも 2巻に収録されている17話は主人公の過去話。あまりにも怖すぎるとTwitterなどで話題になりました https://twitter.com/poranchan/status/1182524075610009600 ただ,私はこのあとの話を追ってませんでした また,正直,このへんがピークでは…?という感触もありました ところが,その後も連載は続き,最新刊はもう7巻 一体どうなってるのだろう…?と思って続きを読んでみると,3巻以降は,それまでとは少し方向性が変わって,さらに面白い物語になってました 3巻では,平気で法律違反をするヤバげな「師匠」が登場し,チアキとの考え方の違いが描かれます 4巻以降で,チアキはクマ撃ちの技量や覚悟を高めていき,一方で,チアキの精神的な危うさ/アブなさも描写されるようになります(特徴的なのは32話) 5巻では狩猟犬が登場します。カワイイ…狩猟犬カワイイ… また,4巻くらいから,猟友会の面々が登場するようになり,チアキの世界/人間関係は広がっていきます(本格的なのは6巻から) 最初は,クセがあるうえ無鉄砲なばかりで,正直,あまり魅力的とはいえなかったチアキが,様々な経験の中で,どんどん魅力ある主人公になっていく(又は読者がその魅力を理解できるようになってくる)というのが,3巻以降のストーリーです なお,6巻まではアンリミテッドの対象です。途中で読むのをやめてしまった方も,また読んでみることをおすすめします私も拾いたい、小銭小銭でいいから拾いたい~ひきこもり副業入門~(合本版) カレー沢薫六文銭その昔 ビル・ゲイツは100ドル札を拾わない なんて話があった。 曰く、ビル・ゲイツは1秒で150ドルくらい稼いでいるから、 道端の金を拾うくらいなら働くだろうという論理だ。 その後、エレベーター内に落ちていた1セントコインを喜々として拾う姿が目撃されたようで、全くのデタラメだったようだ。 世界的な投資家バフェットも、同じように小銭を拾って喜んだのは有名。 何が言いたいかというと 金持ちほど、お金を大事にする ということ。 みーんな、小銭を拾ってんだ。 そういう意味では、カレー沢薫先生も、金持ちの発想といえなくもなく、金持ちになるであろう予感がする。(極論) 本題だが、本作は将来に不安を抱えるカレー沢先生、いろんな手をつかって小銭を稼ぐ方法をリアリティたっぷりに描いてくれてます。 タメになると言えば、タメになる。 ポイ活とか。 でも、やっぱり、 ・・・面倒だな という気分が拭えない。 大体ポイントカード自体、結局使わなくなるからつくらないくらい面倒くさがりなのだ。 有効期限1年とかだと、普通に失効するし。 だから、やはり金持ちというのは徹底的に無駄を省けるだけのマメさがあるんだと思う。 コンビニや自販機でジュース買うんじゃなく、安いスーパーで買うのだ。もしくは、水筒もっている。 そういう意味で、何もせずに拾った小銭は価値があるんだろうなぁと、そんなことを思いました。 最後になりましたが、拾った小銭はちゃんと交番にとどけましょう。犯罪になります。(身も蓋もない) 狂気の世界定額制夫の「こづかい万歳」 月額2万千円の金欠ライフ 吉本浩二野愛めちゃくちゃ面白いんだけど身につまされすぎて泣きたくなった。 絶対に自分より高収入の大人たちがこんなに節約生活してるなんて、こんなにお菓子食うなんて知らなかった。 とは言えみなさん悲壮感はそこまでなく、楽しんで節約に勤しんでおられる。 ポンタポイント狂いとかステーション・バーとか……実にクレイジー。 一周目は自分も節約しなきゃな〜なんて思ったけど、二周目からは次元が違うわと思えてきた。身につまされてる場合じゃない、この人たちプロなんだ。 あとみんなお菓子食いすぎよ!体に気をつけてね!と思った。 3巻に掲載されている吉本先生の奥様のエッセイが凄い。チェーン店しかない世界線に転生したラズウェル細木先生のエッセイだった。 あとこづかいステータス画面めちゃくちゃ面白い。カードバトルできそう。「31年間彼女がいません」「あっ・・・(察し)」僕に彼女が出来るまで 佐藤ダイン六文銭※ネタバレを含むクチコミです。絶対に最後まで読んで!!夫の浮気相手は中学の同級生でした 3chaポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。 漫画に関わる全ての人へ感謝ガイコツ書店員 本田さん 本田野愛漫画家さんや出版社さんへの感謝は常日頃止まらないですが、この作品を読むと書店員さんまじでありがとうございます〜!という気持ちでいっぱいになりますね。 電子書籍を買うことが多くなったとは言え、本屋さんは天国です。 走って叫んで闘いながら天国を作ってくださる書店員さん、ありがとうございます。本屋さんでのんびり働きたいな〜なんて一度でも思ったことのある自分を恥じてます。 戦場のような職場でありながら、本と本屋に対する愛情が伝わってきます。そして売り場のメンバーが個性豊かで素敵です。 仕事はめちゃくちゃ大変そうですが、こんな職場で働きたいな〜とは思います。いや嘘かも。でも楽しそうではあります。 漫画好きな人にはぜひ読んでほしい!感謝が止まらなくなるから!色々あかんぞー、これあたしゃ川尻こだまだよ 川尻こだま六文銭アニメ化もされていたので、原作を読んでみました。 読んだ感想は 色々やべぇな・・・この作者 と思いました。 作者さんの自堕落な生活をギャグテイストで描いているのですが、 特に食生活が不健康すぎて、自分の学生時代を思い出して、謎に共感しました。 一人暮らし開始くらいの男性は大体こういう生活になるんじゃないでしょうか。(偏見) 味が濃くて、油っこいものが好き。かつ大酒飲み。 という三重苦(主に内臓系に) 特に、行きつく果ては、 「塩」をつまみにする とかいう描写があって、なんかもう極まってました。 グルメマンガというわけでもないのですが、ちょっとした食事の工夫は試しくなる要素はあります。(概ね体に悪そうですが) 作者なりの食のこだわりもあって、これがおもしろい。 体壊すだろうな~と思って読んでいたら、 案の定、最後のほう肝臓と腎臓が怪しくなっていて、 まぁ、そうだよな・・・ と、それもこみで学びがありました。 ネタとしてやっていたとしても、体はりすぎでしょ。 マンガ読んでも真似するな、という教訓は得られます。 自身の食生活を見直すきっかけにおすすめします。御託はいいからやれ!という勢いを見習いたい大家さん10年め。主婦がアパート3棟+家1戸! 東條さち子六文銭読んで思ったのが、著者の勢いのすごさ。 不動産投資って聞くと、よくわからないのに、額が額なだけに尻込みしませんか? それなのに、この著者はすんごいです。 単純に 不労所得が欲しい ↓ そうだ、マンション買おう って簡単なノリで始めます。 まず、ここがすごい。普通、こんな考えになりますかね? そんで、もっとすごいのは夫婦の背景。 主人公はマンガ家、旦那さんはタクシー運転手(しかも、本作中は免停で失業中・・・) ・・・失礼を承知でいうのですが、とても不動産投資できるような家計ではないと思うんですよ。 それでも、何が何でも実行にうつすんです。 そこが本当にすごい。 安定した収入があっても、数千万規模のローンなんか怖くて組めないのに、著者は数軒フルローンだったり、あまつさえキャッシングまでして(数十万の規模ですが)不動産に投資します。 この行動力というか決断力というかは、本当に感服します。 まぁ、当然、 不動産収入=ローン返済 となってしまっているようなので、 手元にはあまり残らず、額面上の収入だけが多いため、 税金が激しいという罠にハマってますが・・・ それでもすごいと思います。 不動産投資関連の活字本ありますが、そんなの何冊も読まずに本作1冊読めば全てわかります。 すなわち 御託はいいからとにかくやれ! 金かき集めてでもマンション買え! それを地で教えてくれた作品でした。 不動産投資に関わらず、あらゆることに通じる感じがしました。 絶対金持ちになる発想だよなと思ったら、 娘さんはインターナショナルスクール(学費でン百万)に通わせているようで、ついにセレブなったのかしら・・・。 そうだとしたら、またすんごいなぁ。 セックスレスってそんなにいけないこと?「君とはもうできない」と言われまして モチ 三松真由美名無し※ネタバレを含むクチコミです。ラストの短編が一番好きRust Never Sleeps 杉本亜未名無しタイプの違う短編が3つ収録されています。 単行本のタイトルにもなっている「Rust Never Sleeps」は、高校時代に仲が良かった男女3人が30歳になって再会するけど、そのうちの1人は海外で殺しを仕事にするようになっていて、他の2人も殺人事件に巻き込まれてしまう話です。あらすじでもサスペンスとして紹介されていますが、読後感としてはヒューマンドラマの方が強いかも。青春の終わりと旅立ちの話という気がしました。 「カンフー・シスター」はコメディですね。父親にカンフーを教え込まれて人殺しも可能な腕前になってしまった女の子が、抑止力として修道院に入れられてシスターになるも、ひょんなことから権力を悪用する邪悪な美少女と戦う話です。 一番好きだったのは最後の「花まつり」。ダントツで面白かった!明治初期ぐらいが舞台で、語り部は根無草みたいな生き方をしている物書きの青年なんですが、主人公は前世の記憶を持った不思議な少女なんです。記憶を元に前世の家族を探し当てますが、そこで自分の息子に殺されていた事実を知ることになります。少女が青年と一緒に自分の死体を探しに行くシーンもすごく良かったんですが、ラストでの2人の掛け合いがとても良かった。 作者が各作品にページ1枚ずつ後書きを描いてるのも楽しく読みました。ゆっくり元気になれればいいしあわせは食べて寝て待て 水凪トリstarstarstarstarstar野愛「丁寧な暮らし」とか「自然派」みたいなワードを聞くとゾワっとしちゃう人間にも優しく沁みる作品です。 主人公のさとこは病気によって思い通りに働けなくなり、家賃の安い団地にお引っ越しすることに。 一風変わった大家さんとその息子との出会いをきっかけに、生活に薬膳を取り入れるようになります。 落ち込んだりくすぶったりしても焦ることはない、美味しいものを食べて休んでゆっくり回復しよう。運が巡ってきたときのために少しずつ元気になろう。 優しくてあたたかい教えが心にすっと入ってきます。 丁寧な暮らしなんて無理無理……!という人にも読んでみてほしいです。ゆったりした時間に癒されるはずです。 かわかみじゅんこ先生の少女時代長女だからって。 かわかみじゅんこかしこかわかみじゅんこ先生のエッセイ漫画ってのほほ〜んとして癒されるので疲れてる時によく読みます。「長女だからって。」はかわかみ先生の幼少期の頃の思い出エッセイ漫画で、長女あるあるみたいのとはちょっと違います(かわかみ先生にはお兄さんもいるし)。 のほほ〜んと描かれてるから普通に読んじゃうけど、子供の頃のかわかみ先生って結構危険な目にあってない?お兄ちゃんが熊に襲われた話とハムスターが…しちゃった話にびっくりしました。刺激が強い思い出ほど忘れないってことなんだろうか。6巻に収録されている錦鯉原作の皿洗いマンガコロコロ創刊伝説 のむらしんぼマンガトリツカレ男たまたまネットでこの記事を見かけて気になって読んだがすごい俺好みだった https://corocoro.jp/320316/ 皿洗いに命をかける少年が一流レストランのプロの皿洗いと対決すると言う内容で俺の好きな無茶苦茶な少年マンガでよかった。師匠の皿洗いのできない理由、相手の必殺技と嫌がらせ、主人公のテクニックといいツッコミどころは色々あるがそんなのは気にならなくて楽しめた 違う原作があるならぜひ読みたい川原泉のエッセイ?小人たちが騒ぐので 川原泉名無し子供の頃とか家族の話もあるけど、だんだんいいネタが思い付かなくなってきたのか、それとも遊び心なのか、後半は作者が登場するRPG漫画が続く。もしかしてこれも一種の哲学なのか…?川原泉らしいエッセイ漫画といえばそうなんだけど、自分は飯とか猫とかの普通のエッセイ漫画の方が好きだと思ってしまった。けれども「原稿終わったら紀文の魚河岸あげを差し入れするよ〜」と編集者に言われるネタが2回もあって、どんだけ好きなんだ紀文の魚河岸あげ…と思った(笑) 異世界転生ものだと思っているさよならキャンドル 清野とおる野愛異世界とかパラレルワールドとかって創作の中にしか存在しないと思っていましたが、あるんですね。 清野とおる先生は現実世界とヤバい世界を行き来できる能力をお持ちなんでしょう。そこで見たものを漫画に仕上げて後世に伝える使命をお持ちなんでしょう。 ちからもワニダも「こわいけど行ってみたい」要素はあったけど、キャンドルは完全に異世界です。ファンタジーです。近づいたら飲み込まれそうなので行ってみたいなんて口が裂けても言えません。 写真の多さが気になりましたが、証拠がなかったら完全に創作物だと思ってしまいそうです。 人間みんなもっと好きなように生きられるのかもしれません。カラオケの機械に放尿しても許される場所が世界のどこかにはあるのかもしれません。そう思うと明日も生きていける気がします。 とりあえず2巻を読むために生きます!寿司食べたいラズウェル細木のラ寿司開店!! ラズウェル細木野愛年明けてもう1週間が経ちますが、まだまだお正月感を味わいたくて寿司の漫画でも読もうかなあと思いました。 さすがはラズウェル細木先生。ただ寿司食って美味い美味い言うだけの漫画じゃないんですね。 寿司屋の勘定や業界用語について思案してみたり、握り寿司とちらし寿司どちらがお得か検証してみたり、スーパーの安寿司に仕事をして美味しくしてみたり。 正月気分を味わうどころか、飽くなき探究心にむしろハッとさせられました。 だからこそ食をテーマした漫画を描き続けられるんだろうなあ……。 ちらし寿司とか手巻き寿司は作ったことあるけど、日本人だし一生に一度くらいは寿司握ってみたいと思いました。 市販の寿司酢甘すぎ説は心から同意です。シャリは甘くない方が美味いですよね。人の持ちものを笑うな自分サイズでいこう hara野愛「痩せてなきゃオシャレしちゃいけない」と思い込んでいた筆者のharaさんがボディポジティブというムーブメントに出会い前向きになっていく様が描かれた作品。 太ってようが痩せてようが、人の持ちものにとやかく言うのって変だよね?という当たり前の結論にたどり着きました。 コンプレックスを持つ人にはもちろん、そんなものないよという人にも読んでいただきたい。 人を笑うな、自分を大事にしようという普遍的なメッセージを感じられるはずです。 haraさんが描くぽっちゃり女子のイラストがとってもオシャレでかわいいです。 よくこんなに多様化したと思う #推しを3行で推すまんぷくコミックエッセイ 伊藤ハムスター 小野員裕 石山勇人 広野小生hysysk自分が子供の頃はカレーといえば欧風カレーかそば屋の和風カレーしかなく、ラーメンも塩、醤油、豚骨くらいでつけ麺はなかった。餃子に到ってはわざわざそれ目当てで店に行くなんてこともなかったと思う。 グローバリゼーション、食文化の発達、そして東京という激しい競争の場がこのような状況を生んだのだとは思うが、次から次へと新しい美味しいものが出てくる。どの国のどの地域がベースになっているか、どこの店の系列なのかなど、体系化して説明しているのが面白い。アラサーになったつづ井さんの“今”裸一貫! つづ井さん つづ井nyaeCREAwebのコミックエッセイルームで、満を持して新連載を開始した「腐女子のつづ井さん」のつづ井さん。 前作のファンとしては待ってました!そしてお友達の方々も相変わらずのようでホッ。 腐女子+夢女子として進化していたつづ井さんの今後、再び目が離せません…! 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「モテないのではない モテたくないのだ!!」で、なんとなくこじらせた感じが、全俺に絶妙な共感をよんでくれたカラスヤ先生。 ご結婚するまでの経験をモリモリ書いた本作を興味深く読ませていただきました。 具体的には、合コン、お見合い、いわゆる婚活ですね。 それに加えて、自身の過去の恋愛話。 はては担当の女性編集者に男性紹介したり、伊藤潤二先生と対談したり、ちょいちょい脱線しながらも、基本は結婚までの恋愛エッセイとしてすすんでいきます。 特に面白いのが、奥様と出会いかた。 飲み屋で会って(しかも奥様、超遅刻してくる)、次の日に高尾山にいく予定があったカラスヤ先生は、なんとなく誘ったら軽くOKされて、そのまま家にきて、次の日も一緒に過ごして・・・気がづけば同棲しているという流れ。 ホントにあれよあれよで決まっていく。 これが妙にリアルなんですよね。 結婚する相手ってこういう感じなんだと思うんです。 結婚するまでは、ジタバタしたり、焦ったり、悲観したり、逆に開き直ったり、色々とあるんですが、ゴールする相手ってのは最初から決まっていたかのごとくスルスルっと収まってしまう。 カラスヤ先生も初彼女でこじらせてから、長年彼女もできず、陰キャでコミュ障だから結婚なんてできない!とずっと思っていたようですが、 そこからスピード婚(しかもできちゃった婚)という流れに。 ご本人が一番不思議がってましたが、自分の周囲の人も結婚って決まるときは一瞬だったりした様をみていたので、逆にリアルさを感じました。 結婚って、ホント不思議な縁だなと思います。 とはいえ、それまでは一見無駄だなと思ってもとにかく足掻くことが大事なのかなとか思いました。 チャンスはどこに転がっているかわかりませんからね。