るる18日前編集※ネタバレを含むコメントです。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報タイムリープBLしゅきしゅきMAXハートマンガトリツカレ男18日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ あらすじと内容があってるようなあっていないような感じだった。サスペンス的な要素もありもっと続いて欲しかったとは思う ・特に好きなところは? 終わり方と毎回格闘技と薬物の詳細な説明が入ったりするところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 正直お勧めはしないですが、なんかよくわからないマンガを読みたいなと思った時にはちょうどいいと思います1わかるfavoriteわかるreply返信report通報超人伝 #推しを3行で推す超人伝狐優曇華18日前編集今更ですが読みました。さすがの森本梢子先生、傑作ですね。 医者ものって多いですけど、その中でも一番好きかもしれない。 動物のお医者さんとか好きならストライク4わかるfavoriteわかるreply返信report通報正直傑作です研修医 なな子カマンベール18日前編集美依那と洋子はアーケロン内で若い男の彼氏が出来て、ムフフな展開をする可能性は高い方でしょうか?第295話までに。0わかるfavoriteわかるreply返信report通報サタノファ二 WEB移行 以降を 行こう!サタノファニパイナップル18日前編集※ネタバレを含むコメントです。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報皇太子×グルメ×サスペンスロマンス転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ名無し18日前編集今、まだ5巻なんだけど「光合成したくなっちゃった…」で頬を赤らめるの理解できないんだよね…光合成ってなんなの…@名無し既に知ってると思うけど、一応マジレス 早い話が「裸で、あなたと一緒にいてもいいわ」って意味ですが、この世界では人間も光合成出来るようになっていますが、裸で光合成用の部屋に入って行うのが普通1わかるfavoriteわかるreply返信report通報谷風もてすぎ問題シドニアの騎士名無し18日前編集主人公も店長のヒロインもちょ〜〜〜と変わっているけど「いい人」です! 店長のヒロインはかなりダークな趣味の持ち主だけど、パティシエとしての腕は確か。 本当に「ケーキ屋のケーキ」らしく美味しいケーキが出てきます。 続きが見たいので連載化を希望してます!3わかるfavoriteわかるreply返信report通報この読切が「エピソード0」になる上で連載化してほしい #読切応援甘くないケーキ屋さん阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)18日前編集 江戸時代は遥かに自由な時代だった。下手人は指紋やDNA、目に見えない血痕や油脂、デジタルデータのような生理的、物理的な物証からすら自由だった、取りも直さず、犯行の証拠の所在は現代に比べると(拷問などは有れど)ずっと内心の自由に委ねられていた。 そして、その自由は放置と表裏一体だった。『佐武と市捕物控』に於いては多くの身障者、精神的な苦悩を抱えた下手人が出てくるが、彼らが福祉や行政に救われる事は殆ど無く、それ故に犯罪に追い込まれる様が一種同情するように描かれている。殺人者らの境遇は人間の業に纏わる必然として江戸の花鳥風月と混然一体と物として映る。 然し、主人公の一人、(松の)市はそのような状況における盲人でありながら剣技、頭脳、人柄、どれをとっても申し分無い傑物として終始活躍し続けている、ある意味迫害や無理解により憎悪と貧窮を募らせ零落するという「自然」に逆らうような人物だ。では、何故他の犯罪者と違って市は差別する社会に対する憎しみなどを乗り越え、あれほどの人物と成れたのか。 この答えは市の心理を追った一遍「刻の祭り」にあるように思える。詰り、粗筋の紹介はここでは省くが、残虐な盗賊として集う身体障碍者に対する叱咤「盗みや人殺しが悪いことじゃない……?笑わせるな!!(中略)あたしだって…、目が見えないことを、笑われたことは何度もある。そりゃあその時はくやしい そいつも盲人にしてやりたいとも思った。し、しかし、…いちいちそんなことをしていたら……、世のなかに五体満足はいなくなっちまう……。苦しむのはあたしたちだけでたくさんだ」に隠されてる。 ここで市は率直に世の中への憎悪を語る。しかるに、その憎悪の炎を自然生成され、自然に他人を傷つけるべき物と彼は捉えていない。即ち、それが自然である以上に「盗みや人殺しはどんな場合でも正義にはなり得ない」と言う社会の掟こそを優先すべきと見做している節があり、それで己を律する事で憎悪の炎と向き合わせる。 そしてその格率が彼の憎悪のはけ口に単なる暴力や略奪ではないより高度な技法や思想に彼を追いやっている、それが市の人格の秘密である(余談であるが、このような精神のプロセスをフロイトは防衛機制の内の昇華と定義した)。これはある意味では精神の枷であるが、昇華により市の身心は飛躍し、憎悪と貧窮と言う自然の漆喰から自由になる事が許されたと言う側面もある、パラドキシカルな物言いだが、人を憎まないと言う倫理的な枷が寧ろ彼を自然のままの運命から解き放ったのだろう。 私はそこに「自由主義者」石ノ森章太郎の姿を見た。彼は、どの作品でも身体の桎梏を抱えながらも自由を希求する主人公を何度も描いてきた。そして彼にとって自由は単に与えられる物ではない、寧ろ人間を縛っているのは環境が影響することは有れその人間の憎悪や強迫観念であり、自由はそれとの内なる煩悶の繰り返しでしかないと言う事を、石ノ森は描いてきたのだ。 然し、それは何処までも己で闘い勝ち取ると言う世界観の称揚な以上、ややもすると現代的な福祉への批判に結び付きかねない。実際『仮面ライダー』では国家と言う概念≒ショッカーと言う公式がこそがライダーより弱者を生存させ得たかもしれないと言うアイロニーで幕を閉じている。そのような描写は常に存在し、『仮面ライダーBlack』でそれは極北に達した。その作品はゴルゴムと言う無形で無限大の、グロテスクなオカルトとナーバスな陰謀論の沼にヒーローを引きずり込んでいった。そこにある種の苛烈さを見出さない事は許されない。 上記を踏まえて幾らか不謹慎な発想をするならば、石ノ森の自由主義は戦後日本のリベラルを超えて、どこか今のシリコンバレーの大物に通底するより徹底した自由主義と一脈通じているのではないか?石ノ森章太郎が政府の調整効果を強く敵視していた訳はないだろうが、作品に於いてはそれに近い不信感や抵抗が見られない事の方がむしろ少ないように感じられる。それは市のような確固とした自己を形作るが、同時に『仮面ライダーBlack』の魔王のような存在に人を変えかねない。そのような可能性の光と影が石ノ森の作品には渦巻いており、その二元論的な世界観が彼の作品の基調となっている部分もあるように思える。尤も、単なる自由主義的なヒーロー像だけでは彼の作品が今でも注目を浴びることは無かっただろう、そのような自由の希求と危惧の狭間でそれでも善を求めて戦い、己を擲つ事さえ時には厭わずが欲を否定せず認める、そのストイックさがあって初めてヒーローが暴力的なイデオロギーの奴隷の身分から解放されること事を石ノ森は知っていた筈だ。 そぞろな文章を長々と書いたが、江戸に仮託した人間の自然状態からの脱却による自由を希求した『佐武と市捕物控』は正しくその自由の希求により確かに石ノ森章太郎的なのだと繰り返してこのレビューを閉じさせていただく。 余談: ・実際読んだのは90年代に出た小学館文庫版と笠倉から出た『縄と石捕物控』の文庫版だ。文庫をかなり探し回り、最終的に通販を使った都合上こっちの方が入手自体は簡単だと鑑み、このバージョンでレビューさせてもらった ・『佐武と市捕物控』に関しては、夏目房之介の文章(「『佐武と市捕物控』―青年マンガの革命児」-『別冊NHK 100分de名著 果てしなき石ノ森章太郎』収録)が大変すばらしかったので一読をお勧めします。正直、「刻の祭り」に着目したのは夏目に倣ったからです。私は同じ主題の描かれた珠玉の掌編として「北風のみち」もおすすめします。 ・このレビューのタイトルは吉田拓郎の『今日までそして明日から』の一節のパロディですが、今気に入ってると言うだけで、大した意味は無いです5わかるfavoriteわかるreply返信report通報天よ、私を自由にしてください。嘲笑われない為に、脅かさない為に。誰かの支配からではなく己の底から行えるように。佐武と市捕物控 【石ノ森章太郎デジタル大全】名無し18日前編集※ネタバレを含むコメントです。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報ウルキオラは……BLEACH not be, but be名無し18日前編集※ネタバレを含むコメントです。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報見る人によっては閲覧注意なシーンが少なからずあるヒューマンドラマ・コミックアイスクリームの夜名無し19日前編集第4十刃ウルキオラ・シファーの誕生に迫る秘蔵短編とはいえ、埋もれてしまうのはもったいなく思ってしまう良作です。ウルキオラの複雑な心境が知れる番外編でもあります。また、愛染の下にいた織姫の様子がちょっとだけ描かれています。この本作が、『BLEACH 獄頤鳴鳴篇 カラー版』と同じように、フルカラーコミック化してくれることを希望しています。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報現在もなおフルカラーコミック化していない『BLEACH』直属の短編漫画BLEACH not be, but be名無し19日前編集「休日に一気読みして良かったと思える漫画」=「休日に一気読みしたほうがいい漫画」だと認識しました…めちゃくちゃ暗い気分になれる(けど考えさせられる)漫画です。 無料キャンペーンで一気読みした各エピソードの中で、祖父江さんをゲストにした「揺らぐ想い」編がもっともやるせない気持ちになります…「人間のクズ」も同然のDV妻兼毒母である祖父江さんの奥さん=朋子さんのお母さんには殺意・憎悪を抱いてしまいます……裏表が激しい汚嫁である祖父江さんの奥さん=朋子さんのお母さんに因果応報の結末を迎えることを願っています。@名無し「揺らぐ想い」編を読み返して思ったことですが、祖父江さんの娘・朋子さんは現在、レオ◯◯◯に暮らしていますよね…レオ◯◯◯は毒親育ち(毒母育ち)の数少ない砦になっているため、そうとしか思えません。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報2024年10月15日に実施された全話無料キャンペーンで一気読みしましたが…死にたいと言ってください ―保健所こころの支援係―名無し19日前編集カルエゴのことがよくわかる @名無し若い頃のカルエゴはイケメン3わかるfavoriteわかるreply返信report通報カルエゴ外伝魔入りました!入間くん カルエゴ外伝名無し19日前編集雑誌に掲載された読切で連載化してほしいものや、漫画賞に入選した読切を世の中に知ってほしいときに使います。 「この読切はぜひ連載化してほしい!!」1わかるfavoriteわかるreply返信report通報魔法少女のララバイ #読切応援魔法少女のララバイパイナップル19日前編集※ネタバレを含むコメントです。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報最後までロマンスは中途半端後宮デイズ名無し20日前編集作者さんの初連載作品。初連載だけあって絵がかなり荒い。 田舎の女教師・唯子は旦那からのモラハラ、生徒からのセクハラに悩まされ、同僚の男教師・熊田と不倫に走ることで救いを求める。 しかし熊田も女子生徒に手を出しているようなクソ野郎で、結局自分の幸せは自分自身で掴むしかない、という話。 作画・話共にツッコミどころありつつ、全1巻でサクッと読める。 基本的にシリアスなテンションではあるが、そんなに鬱作品って感じではないと思うけどなあ…(鬱作品として紹介されていたので) @名無し※ネタバレを含むコメントです。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報不倫の末に普通の国のお姫様マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 前から気になっていて無料で読んだ時になんかカイジっぽい異種格闘漫画だな。随分残酷な技が多いな。ボビナム怖すぎねーかと思っていて今回完結したので全部読んだが予想以上に良かった。途中の師弟対決、裏切り、話の壮大さ、この終わるまでの展開全て良かった。 ・特に好きなところは? レ・アン・コンの全て。船に乗ってから中盤ぐらいまではほぼ主人公だった。あと途中からの壮大な展開と最終回。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 人にお勧めするかと聞かれたらあまりおすすめはしないが勢いもあり俺の好きなタイプのマンガであることは間違いない。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報ヘルズボート136 #推しを3行で推すヘルズボート136マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 正直最近のとみ新蔵の劇画はちょっと飽き気味ではあったが原作が駿河城御前試合の南條範夫なので読んでみるかと気軽に読んでみたが気軽に読めるものではなかった。「輦台をかつぐ剣士」と「鳩笛を吹く剣士」両方とも読み応えもあり良かった ・特に好きなところは? 「鳩笛を吹く剣士」の最後。すごい良い内容だった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! とみ新蔵の劇画の良さが出まくりな劇画だった。とみ新蔵の面白い劇画ある?って聞かれたら輦台をかつぐ剣士っていうね3わかるfavoriteわかるreply返信report通報輦台をかつぐ剣士 #推しを3行で推す輦台をかつぐ剣士マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 恐竜と書かれているのと表紙で勝手に主人公が恐竜を連れて歩く世直しマンガだと思っていたが「きょうりゅう」ではなく「おそれりゅう」という忍者が八代目将軍・徳川吉宗の警護の総番になるための戦いのマンガだった。じゃあ一巻から八人が精鋭がトーナメントで闘っていくマンガではなく比較的勝負はすぐ決まったし、途中から方向転換してなんともいえない終わり方だったが面白い ・特に好きなところは? 中盤からの展開。とある理由で恐竜が命を狙われ続けるのだが刺客となる敵が良い。赤ちゃんはちょっと面白かった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 俺は大好きだが人が読んで面白いとかどうか聞かれたらわからんね1わかるfavoriteわかるreply返信report通報恐竜傳 #推しを3行で推す恐竜傳グラナート20日前編集八神葵はアーケロンに追いかけてくる可能性はありますか?個人的には葵も千歌やカチュア達に付いて来て欲しかったです。 ラファエラ達がもしアーケロンに来るとしたらどんな移動手段で来るでしょうか?0わかるfavoriteわかるreply返信report通報サタノファ二 WEB移行 以降を 行こう!サタノファニ名無し20日前編集岡谷って普通にペットとして飼育するぐらいにはG好きなんだな。 普段一緒に遊んでた連中のこともペットのGと同等くらいにしか思ってなさそう。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報作者です!良し悪し互いにクチコミよろしくお願いします!聖母の断罪名無し20日前編集この街?の登場人物全員腐ってるんだなぁ 岡谷の操り人形なんか知らんけど岡谷母がラスボスで岡谷自体は元旦那が始末するのかな1わかるfavoriteわかるreply返信report通報作者です!良し悪し互いにクチコミよろしくお願いします!聖母の断罪名無し20日前編集シンガポールの話ですごく感じた。 その時その時のリーダーが国家戦略をもって政治をやっている。 その背景には地理的要因があり、歴史には潮目がある。ということがよくわかった。 国際感覚が磨かれる気がする。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報すべての国に地理と歴史あり紛争でしたら八田まで名無し20日前編集本クチコミのタイトル通りの内容です。 独特の作画(による世界観)や、殺し屋女子同士のトークが好きです。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報健康志向になった殺し屋女子が脈拍を気にする話チョコバニ « First ‹ Prev 1 2 3 4 5 もっとみる
るる18日前編集※ネタバレを含むコメントです。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報タイムリープBLしゅきしゅきMAXハートマンガトリツカレ男18日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ あらすじと内容があってるようなあっていないような感じだった。サスペンス的な要素もありもっと続いて欲しかったとは思う ・特に好きなところは? 終わり方と毎回格闘技と薬物の詳細な説明が入ったりするところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 正直お勧めはしないですが、なんかよくわからないマンガを読みたいなと思った時にはちょうどいいと思います1わかるfavoriteわかるreply返信report通報超人伝 #推しを3行で推す超人伝狐優曇華18日前編集今更ですが読みました。さすがの森本梢子先生、傑作ですね。 医者ものって多いですけど、その中でも一番好きかもしれない。 動物のお医者さんとか好きならストライク4わかるfavoriteわかるreply返信report通報正直傑作です研修医 なな子カマンベール18日前編集美依那と洋子はアーケロン内で若い男の彼氏が出来て、ムフフな展開をする可能性は高い方でしょうか?第295話までに。0わかるfavoriteわかるreply返信report通報サタノファ二 WEB移行 以降を 行こう!サタノファニパイナップル18日前編集※ネタバレを含むコメントです。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報皇太子×グルメ×サスペンスロマンス転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ名無し18日前編集今、まだ5巻なんだけど「光合成したくなっちゃった…」で頬を赤らめるの理解できないんだよね…光合成ってなんなの…@名無し既に知ってると思うけど、一応マジレス 早い話が「裸で、あなたと一緒にいてもいいわ」って意味ですが、この世界では人間も光合成出来るようになっていますが、裸で光合成用の部屋に入って行うのが普通1わかるfavoriteわかるreply返信report通報谷風もてすぎ問題シドニアの騎士名無し18日前編集主人公も店長のヒロインもちょ〜〜〜と変わっているけど「いい人」です! 店長のヒロインはかなりダークな趣味の持ち主だけど、パティシエとしての腕は確か。 本当に「ケーキ屋のケーキ」らしく美味しいケーキが出てきます。 続きが見たいので連載化を希望してます!3わかるfavoriteわかるreply返信report通報この読切が「エピソード0」になる上で連載化してほしい #読切応援甘くないケーキ屋さん阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)18日前編集 江戸時代は遥かに自由な時代だった。下手人は指紋やDNA、目に見えない血痕や油脂、デジタルデータのような生理的、物理的な物証からすら自由だった、取りも直さず、犯行の証拠の所在は現代に比べると(拷問などは有れど)ずっと内心の自由に委ねられていた。 そして、その自由は放置と表裏一体だった。『佐武と市捕物控』に於いては多くの身障者、精神的な苦悩を抱えた下手人が出てくるが、彼らが福祉や行政に救われる事は殆ど無く、それ故に犯罪に追い込まれる様が一種同情するように描かれている。殺人者らの境遇は人間の業に纏わる必然として江戸の花鳥風月と混然一体と物として映る。 然し、主人公の一人、(松の)市はそのような状況における盲人でありながら剣技、頭脳、人柄、どれをとっても申し分無い傑物として終始活躍し続けている、ある意味迫害や無理解により憎悪と貧窮を募らせ零落するという「自然」に逆らうような人物だ。では、何故他の犯罪者と違って市は差別する社会に対する憎しみなどを乗り越え、あれほどの人物と成れたのか。 この答えは市の心理を追った一遍「刻の祭り」にあるように思える。詰り、粗筋の紹介はここでは省くが、残虐な盗賊として集う身体障碍者に対する叱咤「盗みや人殺しが悪いことじゃない……?笑わせるな!!(中略)あたしだって…、目が見えないことを、笑われたことは何度もある。そりゃあその時はくやしい そいつも盲人にしてやりたいとも思った。し、しかし、…いちいちそんなことをしていたら……、世のなかに五体満足はいなくなっちまう……。苦しむのはあたしたちだけでたくさんだ」に隠されてる。 ここで市は率直に世の中への憎悪を語る。しかるに、その憎悪の炎を自然生成され、自然に他人を傷つけるべき物と彼は捉えていない。即ち、それが自然である以上に「盗みや人殺しはどんな場合でも正義にはなり得ない」と言う社会の掟こそを優先すべきと見做している節があり、それで己を律する事で憎悪の炎と向き合わせる。 そしてその格率が彼の憎悪のはけ口に単なる暴力や略奪ではないより高度な技法や思想に彼を追いやっている、それが市の人格の秘密である(余談であるが、このような精神のプロセスをフロイトは防衛機制の内の昇華と定義した)。これはある意味では精神の枷であるが、昇華により市の身心は飛躍し、憎悪と貧窮と言う自然の漆喰から自由になる事が許されたと言う側面もある、パラドキシカルな物言いだが、人を憎まないと言う倫理的な枷が寧ろ彼を自然のままの運命から解き放ったのだろう。 私はそこに「自由主義者」石ノ森章太郎の姿を見た。彼は、どの作品でも身体の桎梏を抱えながらも自由を希求する主人公を何度も描いてきた。そして彼にとって自由は単に与えられる物ではない、寧ろ人間を縛っているのは環境が影響することは有れその人間の憎悪や強迫観念であり、自由はそれとの内なる煩悶の繰り返しでしかないと言う事を、石ノ森は描いてきたのだ。 然し、それは何処までも己で闘い勝ち取ると言う世界観の称揚な以上、ややもすると現代的な福祉への批判に結び付きかねない。実際『仮面ライダー』では国家と言う概念≒ショッカーと言う公式がこそがライダーより弱者を生存させ得たかもしれないと言うアイロニーで幕を閉じている。そのような描写は常に存在し、『仮面ライダーBlack』でそれは極北に達した。その作品はゴルゴムと言う無形で無限大の、グロテスクなオカルトとナーバスな陰謀論の沼にヒーローを引きずり込んでいった。そこにある種の苛烈さを見出さない事は許されない。 上記を踏まえて幾らか不謹慎な発想をするならば、石ノ森の自由主義は戦後日本のリベラルを超えて、どこか今のシリコンバレーの大物に通底するより徹底した自由主義と一脈通じているのではないか?石ノ森章太郎が政府の調整効果を強く敵視していた訳はないだろうが、作品に於いてはそれに近い不信感や抵抗が見られない事の方がむしろ少ないように感じられる。それは市のような確固とした自己を形作るが、同時に『仮面ライダーBlack』の魔王のような存在に人を変えかねない。そのような可能性の光と影が石ノ森の作品には渦巻いており、その二元論的な世界観が彼の作品の基調となっている部分もあるように思える。尤も、単なる自由主義的なヒーロー像だけでは彼の作品が今でも注目を浴びることは無かっただろう、そのような自由の希求と危惧の狭間でそれでも善を求めて戦い、己を擲つ事さえ時には厭わずが欲を否定せず認める、そのストイックさがあって初めてヒーローが暴力的なイデオロギーの奴隷の身分から解放されること事を石ノ森は知っていた筈だ。 そぞろな文章を長々と書いたが、江戸に仮託した人間の自然状態からの脱却による自由を希求した『佐武と市捕物控』は正しくその自由の希求により確かに石ノ森章太郎的なのだと繰り返してこのレビューを閉じさせていただく。 余談: ・実際読んだのは90年代に出た小学館文庫版と笠倉から出た『縄と石捕物控』の文庫版だ。文庫をかなり探し回り、最終的に通販を使った都合上こっちの方が入手自体は簡単だと鑑み、このバージョンでレビューさせてもらった ・『佐武と市捕物控』に関しては、夏目房之介の文章(「『佐武と市捕物控』―青年マンガの革命児」-『別冊NHK 100分de名著 果てしなき石ノ森章太郎』収録)が大変すばらしかったので一読をお勧めします。正直、「刻の祭り」に着目したのは夏目に倣ったからです。私は同じ主題の描かれた珠玉の掌編として「北風のみち」もおすすめします。 ・このレビューのタイトルは吉田拓郎の『今日までそして明日から』の一節のパロディですが、今気に入ってると言うだけで、大した意味は無いです5わかるfavoriteわかるreply返信report通報天よ、私を自由にしてください。嘲笑われない為に、脅かさない為に。誰かの支配からではなく己の底から行えるように。佐武と市捕物控 【石ノ森章太郎デジタル大全】名無し18日前編集※ネタバレを含むコメントです。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報ウルキオラは……BLEACH not be, but be名無し18日前編集※ネタバレを含むコメントです。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報見る人によっては閲覧注意なシーンが少なからずあるヒューマンドラマ・コミックアイスクリームの夜名無し19日前編集第4十刃ウルキオラ・シファーの誕生に迫る秘蔵短編とはいえ、埋もれてしまうのはもったいなく思ってしまう良作です。ウルキオラの複雑な心境が知れる番外編でもあります。また、愛染の下にいた織姫の様子がちょっとだけ描かれています。この本作が、『BLEACH 獄頤鳴鳴篇 カラー版』と同じように、フルカラーコミック化してくれることを希望しています。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報現在もなおフルカラーコミック化していない『BLEACH』直属の短編漫画BLEACH not be, but be名無し19日前編集「休日に一気読みして良かったと思える漫画」=「休日に一気読みしたほうがいい漫画」だと認識しました…めちゃくちゃ暗い気分になれる(けど考えさせられる)漫画です。 無料キャンペーンで一気読みした各エピソードの中で、祖父江さんをゲストにした「揺らぐ想い」編がもっともやるせない気持ちになります…「人間のクズ」も同然のDV妻兼毒母である祖父江さんの奥さん=朋子さんのお母さんには殺意・憎悪を抱いてしまいます……裏表が激しい汚嫁である祖父江さんの奥さん=朋子さんのお母さんに因果応報の結末を迎えることを願っています。@名無し「揺らぐ想い」編を読み返して思ったことですが、祖父江さんの娘・朋子さんは現在、レオ◯◯◯に暮らしていますよね…レオ◯◯◯は毒親育ち(毒母育ち)の数少ない砦になっているため、そうとしか思えません。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報2024年10月15日に実施された全話無料キャンペーンで一気読みしましたが…死にたいと言ってください ―保健所こころの支援係―名無し19日前編集カルエゴのことがよくわかる @名無し若い頃のカルエゴはイケメン3わかるfavoriteわかるreply返信report通報カルエゴ外伝魔入りました!入間くん カルエゴ外伝名無し19日前編集雑誌に掲載された読切で連載化してほしいものや、漫画賞に入選した読切を世の中に知ってほしいときに使います。 「この読切はぜひ連載化してほしい!!」1わかるfavoriteわかるreply返信report通報魔法少女のララバイ #読切応援魔法少女のララバイパイナップル19日前編集※ネタバレを含むコメントです。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報最後までロマンスは中途半端後宮デイズ名無し20日前編集作者さんの初連載作品。初連載だけあって絵がかなり荒い。 田舎の女教師・唯子は旦那からのモラハラ、生徒からのセクハラに悩まされ、同僚の男教師・熊田と不倫に走ることで救いを求める。 しかし熊田も女子生徒に手を出しているようなクソ野郎で、結局自分の幸せは自分自身で掴むしかない、という話。 作画・話共にツッコミどころありつつ、全1巻でサクッと読める。 基本的にシリアスなテンションではあるが、そんなに鬱作品って感じではないと思うけどなあ…(鬱作品として紹介されていたので) @名無し※ネタバレを含むコメントです。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報不倫の末に普通の国のお姫様マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 前から気になっていて無料で読んだ時になんかカイジっぽい異種格闘漫画だな。随分残酷な技が多いな。ボビナム怖すぎねーかと思っていて今回完結したので全部読んだが予想以上に良かった。途中の師弟対決、裏切り、話の壮大さ、この終わるまでの展開全て良かった。 ・特に好きなところは? レ・アン・コンの全て。船に乗ってから中盤ぐらいまではほぼ主人公だった。あと途中からの壮大な展開と最終回。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 人にお勧めするかと聞かれたらあまりおすすめはしないが勢いもあり俺の好きなタイプのマンガであることは間違いない。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報ヘルズボート136 #推しを3行で推すヘルズボート136マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 正直最近のとみ新蔵の劇画はちょっと飽き気味ではあったが原作が駿河城御前試合の南條範夫なので読んでみるかと気軽に読んでみたが気軽に読めるものではなかった。「輦台をかつぐ剣士」と「鳩笛を吹く剣士」両方とも読み応えもあり良かった ・特に好きなところは? 「鳩笛を吹く剣士」の最後。すごい良い内容だった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! とみ新蔵の劇画の良さが出まくりな劇画だった。とみ新蔵の面白い劇画ある?って聞かれたら輦台をかつぐ剣士っていうね3わかるfavoriteわかるreply返信report通報輦台をかつぐ剣士 #推しを3行で推す輦台をかつぐ剣士マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 恐竜と書かれているのと表紙で勝手に主人公が恐竜を連れて歩く世直しマンガだと思っていたが「きょうりゅう」ではなく「おそれりゅう」という忍者が八代目将軍・徳川吉宗の警護の総番になるための戦いのマンガだった。じゃあ一巻から八人が精鋭がトーナメントで闘っていくマンガではなく比較的勝負はすぐ決まったし、途中から方向転換してなんともいえない終わり方だったが面白い ・特に好きなところは? 中盤からの展開。とある理由で恐竜が命を狙われ続けるのだが刺客となる敵が良い。赤ちゃんはちょっと面白かった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 俺は大好きだが人が読んで面白いとかどうか聞かれたらわからんね1わかるfavoriteわかるreply返信report通報恐竜傳 #推しを3行で推す恐竜傳グラナート20日前編集八神葵はアーケロンに追いかけてくる可能性はありますか?個人的には葵も千歌やカチュア達に付いて来て欲しかったです。 ラファエラ達がもしアーケロンに来るとしたらどんな移動手段で来るでしょうか?0わかるfavoriteわかるreply返信report通報サタノファ二 WEB移行 以降を 行こう!サタノファニ名無し20日前編集岡谷って普通にペットとして飼育するぐらいにはG好きなんだな。 普段一緒に遊んでた連中のこともペットのGと同等くらいにしか思ってなさそう。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報作者です!良し悪し互いにクチコミよろしくお願いします!聖母の断罪名無し20日前編集この街?の登場人物全員腐ってるんだなぁ 岡谷の操り人形なんか知らんけど岡谷母がラスボスで岡谷自体は元旦那が始末するのかな1わかるfavoriteわかるreply返信report通報作者です!良し悪し互いにクチコミよろしくお願いします!聖母の断罪名無し20日前編集シンガポールの話ですごく感じた。 その時その時のリーダーが国家戦略をもって政治をやっている。 その背景には地理的要因があり、歴史には潮目がある。ということがよくわかった。 国際感覚が磨かれる気がする。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報すべての国に地理と歴史あり紛争でしたら八田まで名無し20日前編集本クチコミのタイトル通りの内容です。 独特の作画(による世界観)や、殺し屋女子同士のトークが好きです。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報健康志向になった殺し屋女子が脈拍を気にする話チョコバニ
マンガトリツカレ男18日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ あらすじと内容があってるようなあっていないような感じだった。サスペンス的な要素もありもっと続いて欲しかったとは思う ・特に好きなところは? 終わり方と毎回格闘技と薬物の詳細な説明が入ったりするところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 正直お勧めはしないですが、なんかよくわからないマンガを読みたいなと思った時にはちょうどいいと思います1わかるfavoriteわかるreply返信report通報超人伝 #推しを3行で推す超人伝
マンガトリツカレ男18日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ あらすじと内容があってるようなあっていないような感じだった。サスペンス的な要素もありもっと続いて欲しかったとは思う ・特に好きなところは? 終わり方と毎回格闘技と薬物の詳細な説明が入ったりするところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 正直お勧めはしないですが、なんかよくわからないマンガを読みたいなと思った時にはちょうどいいと思います1わかるfavoriteわかるreply返信report通報
狐優曇華18日前編集今更ですが読みました。さすがの森本梢子先生、傑作ですね。 医者ものって多いですけど、その中でも一番好きかもしれない。 動物のお医者さんとか好きならストライク4わかるfavoriteわかるreply返信report通報正直傑作です研修医 なな子
狐優曇華18日前編集今更ですが読みました。さすがの森本梢子先生、傑作ですね。 医者ものって多いですけど、その中でも一番好きかもしれない。 動物のお医者さんとか好きならストライク4わかるfavoriteわかるreply返信report通報
カマンベール18日前編集美依那と洋子はアーケロン内で若い男の彼氏が出来て、ムフフな展開をする可能性は高い方でしょうか?第295話までに。0わかるfavoriteわかるreply返信report通報サタノファ二 WEB移行 以降を 行こう!サタノファニ
名無し18日前編集今、まだ5巻なんだけど「光合成したくなっちゃった…」で頬を赤らめるの理解できないんだよね…光合成ってなんなの…@名無し既に知ってると思うけど、一応マジレス 早い話が「裸で、あなたと一緒にいてもいいわ」って意味ですが、この世界では人間も光合成出来るようになっていますが、裸で光合成用の部屋に入って行うのが普通1わかるfavoriteわかるreply返信report通報谷風もてすぎ問題シドニアの騎士
名無し18日前編集今、まだ5巻なんだけど「光合成したくなっちゃった…」で頬を赤らめるの理解できないんだよね…光合成ってなんなの…@名無し既に知ってると思うけど、一応マジレス 早い話が「裸で、あなたと一緒にいてもいいわ」って意味ですが、この世界では人間も光合成出来るようになっていますが、裸で光合成用の部屋に入って行うのが普通1わかるfavoriteわかるreply返信report通報
名無し18日前編集主人公も店長のヒロインもちょ〜〜〜と変わっているけど「いい人」です! 店長のヒロインはかなりダークな趣味の持ち主だけど、パティシエとしての腕は確か。 本当に「ケーキ屋のケーキ」らしく美味しいケーキが出てきます。 続きが見たいので連載化を希望してます!3わかるfavoriteわかるreply返信report通報この読切が「エピソード0」になる上で連載化してほしい #読切応援甘くないケーキ屋さん
名無し18日前編集主人公も店長のヒロインもちょ〜〜〜と変わっているけど「いい人」です! 店長のヒロインはかなりダークな趣味の持ち主だけど、パティシエとしての腕は確か。 本当に「ケーキ屋のケーキ」らしく美味しいケーキが出てきます。 続きが見たいので連載化を希望してます!3わかるfavoriteわかるreply返信report通報
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)18日前編集 江戸時代は遥かに自由な時代だった。下手人は指紋やDNA、目に見えない血痕や油脂、デジタルデータのような生理的、物理的な物証からすら自由だった、取りも直さず、犯行の証拠の所在は現代に比べると(拷問などは有れど)ずっと内心の自由に委ねられていた。 そして、その自由は放置と表裏一体だった。『佐武と市捕物控』に於いては多くの身障者、精神的な苦悩を抱えた下手人が出てくるが、彼らが福祉や行政に救われる事は殆ど無く、それ故に犯罪に追い込まれる様が一種同情するように描かれている。殺人者らの境遇は人間の業に纏わる必然として江戸の花鳥風月と混然一体と物として映る。 然し、主人公の一人、(松の)市はそのような状況における盲人でありながら剣技、頭脳、人柄、どれをとっても申し分無い傑物として終始活躍し続けている、ある意味迫害や無理解により憎悪と貧窮を募らせ零落するという「自然」に逆らうような人物だ。では、何故他の犯罪者と違って市は差別する社会に対する憎しみなどを乗り越え、あれほどの人物と成れたのか。 この答えは市の心理を追った一遍「刻の祭り」にあるように思える。詰り、粗筋の紹介はここでは省くが、残虐な盗賊として集う身体障碍者に対する叱咤「盗みや人殺しが悪いことじゃない……?笑わせるな!!(中略)あたしだって…、目が見えないことを、笑われたことは何度もある。そりゃあその時はくやしい そいつも盲人にしてやりたいとも思った。し、しかし、…いちいちそんなことをしていたら……、世のなかに五体満足はいなくなっちまう……。苦しむのはあたしたちだけでたくさんだ」に隠されてる。 ここで市は率直に世の中への憎悪を語る。しかるに、その憎悪の炎を自然生成され、自然に他人を傷つけるべき物と彼は捉えていない。即ち、それが自然である以上に「盗みや人殺しはどんな場合でも正義にはなり得ない」と言う社会の掟こそを優先すべきと見做している節があり、それで己を律する事で憎悪の炎と向き合わせる。 そしてその格率が彼の憎悪のはけ口に単なる暴力や略奪ではないより高度な技法や思想に彼を追いやっている、それが市の人格の秘密である(余談であるが、このような精神のプロセスをフロイトは防衛機制の内の昇華と定義した)。これはある意味では精神の枷であるが、昇華により市の身心は飛躍し、憎悪と貧窮と言う自然の漆喰から自由になる事が許されたと言う側面もある、パラドキシカルな物言いだが、人を憎まないと言う倫理的な枷が寧ろ彼を自然のままの運命から解き放ったのだろう。 私はそこに「自由主義者」石ノ森章太郎の姿を見た。彼は、どの作品でも身体の桎梏を抱えながらも自由を希求する主人公を何度も描いてきた。そして彼にとって自由は単に与えられる物ではない、寧ろ人間を縛っているのは環境が影響することは有れその人間の憎悪や強迫観念であり、自由はそれとの内なる煩悶の繰り返しでしかないと言う事を、石ノ森は描いてきたのだ。 然し、それは何処までも己で闘い勝ち取ると言う世界観の称揚な以上、ややもすると現代的な福祉への批判に結び付きかねない。実際『仮面ライダー』では国家と言う概念≒ショッカーと言う公式がこそがライダーより弱者を生存させ得たかもしれないと言うアイロニーで幕を閉じている。そのような描写は常に存在し、『仮面ライダーBlack』でそれは極北に達した。その作品はゴルゴムと言う無形で無限大の、グロテスクなオカルトとナーバスな陰謀論の沼にヒーローを引きずり込んでいった。そこにある種の苛烈さを見出さない事は許されない。 上記を踏まえて幾らか不謹慎な発想をするならば、石ノ森の自由主義は戦後日本のリベラルを超えて、どこか今のシリコンバレーの大物に通底するより徹底した自由主義と一脈通じているのではないか?石ノ森章太郎が政府の調整効果を強く敵視していた訳はないだろうが、作品に於いてはそれに近い不信感や抵抗が見られない事の方がむしろ少ないように感じられる。それは市のような確固とした自己を形作るが、同時に『仮面ライダーBlack』の魔王のような存在に人を変えかねない。そのような可能性の光と影が石ノ森の作品には渦巻いており、その二元論的な世界観が彼の作品の基調となっている部分もあるように思える。尤も、単なる自由主義的なヒーロー像だけでは彼の作品が今でも注目を浴びることは無かっただろう、そのような自由の希求と危惧の狭間でそれでも善を求めて戦い、己を擲つ事さえ時には厭わずが欲を否定せず認める、そのストイックさがあって初めてヒーローが暴力的なイデオロギーの奴隷の身分から解放されること事を石ノ森は知っていた筈だ。 そぞろな文章を長々と書いたが、江戸に仮託した人間の自然状態からの脱却による自由を希求した『佐武と市捕物控』は正しくその自由の希求により確かに石ノ森章太郎的なのだと繰り返してこのレビューを閉じさせていただく。 余談: ・実際読んだのは90年代に出た小学館文庫版と笠倉から出た『縄と石捕物控』の文庫版だ。文庫をかなり探し回り、最終的に通販を使った都合上こっちの方が入手自体は簡単だと鑑み、このバージョンでレビューさせてもらった ・『佐武と市捕物控』に関しては、夏目房之介の文章(「『佐武と市捕物控』―青年マンガの革命児」-『別冊NHK 100分de名著 果てしなき石ノ森章太郎』収録)が大変すばらしかったので一読をお勧めします。正直、「刻の祭り」に着目したのは夏目に倣ったからです。私は同じ主題の描かれた珠玉の掌編として「北風のみち」もおすすめします。 ・このレビューのタイトルは吉田拓郎の『今日までそして明日から』の一節のパロディですが、今気に入ってると言うだけで、大した意味は無いです5わかるfavoriteわかるreply返信report通報天よ、私を自由にしてください。嘲笑われない為に、脅かさない為に。誰かの支配からではなく己の底から行えるように。佐武と市捕物控 【石ノ森章太郎デジタル大全】
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)18日前編集 江戸時代は遥かに自由な時代だった。下手人は指紋やDNA、目に見えない血痕や油脂、デジタルデータのような生理的、物理的な物証からすら自由だった、取りも直さず、犯行の証拠の所在は現代に比べると(拷問などは有れど)ずっと内心の自由に委ねられていた。 そして、その自由は放置と表裏一体だった。『佐武と市捕物控』に於いては多くの身障者、精神的な苦悩を抱えた下手人が出てくるが、彼らが福祉や行政に救われる事は殆ど無く、それ故に犯罪に追い込まれる様が一種同情するように描かれている。殺人者らの境遇は人間の業に纏わる必然として江戸の花鳥風月と混然一体と物として映る。 然し、主人公の一人、(松の)市はそのような状況における盲人でありながら剣技、頭脳、人柄、どれをとっても申し分無い傑物として終始活躍し続けている、ある意味迫害や無理解により憎悪と貧窮を募らせ零落するという「自然」に逆らうような人物だ。では、何故他の犯罪者と違って市は差別する社会に対する憎しみなどを乗り越え、あれほどの人物と成れたのか。 この答えは市の心理を追った一遍「刻の祭り」にあるように思える。詰り、粗筋の紹介はここでは省くが、残虐な盗賊として集う身体障碍者に対する叱咤「盗みや人殺しが悪いことじゃない……?笑わせるな!!(中略)あたしだって…、目が見えないことを、笑われたことは何度もある。そりゃあその時はくやしい そいつも盲人にしてやりたいとも思った。し、しかし、…いちいちそんなことをしていたら……、世のなかに五体満足はいなくなっちまう……。苦しむのはあたしたちだけでたくさんだ」に隠されてる。 ここで市は率直に世の中への憎悪を語る。しかるに、その憎悪の炎を自然生成され、自然に他人を傷つけるべき物と彼は捉えていない。即ち、それが自然である以上に「盗みや人殺しはどんな場合でも正義にはなり得ない」と言う社会の掟こそを優先すべきと見做している節があり、それで己を律する事で憎悪の炎と向き合わせる。 そしてその格率が彼の憎悪のはけ口に単なる暴力や略奪ではないより高度な技法や思想に彼を追いやっている、それが市の人格の秘密である(余談であるが、このような精神のプロセスをフロイトは防衛機制の内の昇華と定義した)。これはある意味では精神の枷であるが、昇華により市の身心は飛躍し、憎悪と貧窮と言う自然の漆喰から自由になる事が許されたと言う側面もある、パラドキシカルな物言いだが、人を憎まないと言う倫理的な枷が寧ろ彼を自然のままの運命から解き放ったのだろう。 私はそこに「自由主義者」石ノ森章太郎の姿を見た。彼は、どの作品でも身体の桎梏を抱えながらも自由を希求する主人公を何度も描いてきた。そして彼にとって自由は単に与えられる物ではない、寧ろ人間を縛っているのは環境が影響することは有れその人間の憎悪や強迫観念であり、自由はそれとの内なる煩悶の繰り返しでしかないと言う事を、石ノ森は描いてきたのだ。 然し、それは何処までも己で闘い勝ち取ると言う世界観の称揚な以上、ややもすると現代的な福祉への批判に結び付きかねない。実際『仮面ライダー』では国家と言う概念≒ショッカーと言う公式がこそがライダーより弱者を生存させ得たかもしれないと言うアイロニーで幕を閉じている。そのような描写は常に存在し、『仮面ライダーBlack』でそれは極北に達した。その作品はゴルゴムと言う無形で無限大の、グロテスクなオカルトとナーバスな陰謀論の沼にヒーローを引きずり込んでいった。そこにある種の苛烈さを見出さない事は許されない。 上記を踏まえて幾らか不謹慎な発想をするならば、石ノ森の自由主義は戦後日本のリベラルを超えて、どこか今のシリコンバレーの大物に通底するより徹底した自由主義と一脈通じているのではないか?石ノ森章太郎が政府の調整効果を強く敵視していた訳はないだろうが、作品に於いてはそれに近い不信感や抵抗が見られない事の方がむしろ少ないように感じられる。それは市のような確固とした自己を形作るが、同時に『仮面ライダーBlack』の魔王のような存在に人を変えかねない。そのような可能性の光と影が石ノ森の作品には渦巻いており、その二元論的な世界観が彼の作品の基調となっている部分もあるように思える。尤も、単なる自由主義的なヒーロー像だけでは彼の作品が今でも注目を浴びることは無かっただろう、そのような自由の希求と危惧の狭間でそれでも善を求めて戦い、己を擲つ事さえ時には厭わずが欲を否定せず認める、そのストイックさがあって初めてヒーローが暴力的なイデオロギーの奴隷の身分から解放されること事を石ノ森は知っていた筈だ。 そぞろな文章を長々と書いたが、江戸に仮託した人間の自然状態からの脱却による自由を希求した『佐武と市捕物控』は正しくその自由の希求により確かに石ノ森章太郎的なのだと繰り返してこのレビューを閉じさせていただく。 余談: ・実際読んだのは90年代に出た小学館文庫版と笠倉から出た『縄と石捕物控』の文庫版だ。文庫をかなり探し回り、最終的に通販を使った都合上こっちの方が入手自体は簡単だと鑑み、このバージョンでレビューさせてもらった ・『佐武と市捕物控』に関しては、夏目房之介の文章(「『佐武と市捕物控』―青年マンガの革命児」-『別冊NHK 100分de名著 果てしなき石ノ森章太郎』収録)が大変すばらしかったので一読をお勧めします。正直、「刻の祭り」に着目したのは夏目に倣ったからです。私は同じ主題の描かれた珠玉の掌編として「北風のみち」もおすすめします。 ・このレビューのタイトルは吉田拓郎の『今日までそして明日から』の一節のパロディですが、今気に入ってると言うだけで、大した意味は無いです5わかるfavoriteわかるreply返信report通報
名無し19日前編集第4十刃ウルキオラ・シファーの誕生に迫る秘蔵短編とはいえ、埋もれてしまうのはもったいなく思ってしまう良作です。ウルキオラの複雑な心境が知れる番外編でもあります。また、愛染の下にいた織姫の様子がちょっとだけ描かれています。この本作が、『BLEACH 獄頤鳴鳴篇 カラー版』と同じように、フルカラーコミック化してくれることを希望しています。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報現在もなおフルカラーコミック化していない『BLEACH』直属の短編漫画BLEACH not be, but be
名無し19日前編集第4十刃ウルキオラ・シファーの誕生に迫る秘蔵短編とはいえ、埋もれてしまうのはもったいなく思ってしまう良作です。ウルキオラの複雑な心境が知れる番外編でもあります。また、愛染の下にいた織姫の様子がちょっとだけ描かれています。この本作が、『BLEACH 獄頤鳴鳴篇 カラー版』と同じように、フルカラーコミック化してくれることを希望しています。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報
名無し19日前編集「休日に一気読みして良かったと思える漫画」=「休日に一気読みしたほうがいい漫画」だと認識しました…めちゃくちゃ暗い気分になれる(けど考えさせられる)漫画です。 無料キャンペーンで一気読みした各エピソードの中で、祖父江さんをゲストにした「揺らぐ想い」編がもっともやるせない気持ちになります…「人間のクズ」も同然のDV妻兼毒母である祖父江さんの奥さん=朋子さんのお母さんには殺意・憎悪を抱いてしまいます……裏表が激しい汚嫁である祖父江さんの奥さん=朋子さんのお母さんに因果応報の結末を迎えることを願っています。@名無し「揺らぐ想い」編を読み返して思ったことですが、祖父江さんの娘・朋子さんは現在、レオ◯◯◯に暮らしていますよね…レオ◯◯◯は毒親育ち(毒母育ち)の数少ない砦になっているため、そうとしか思えません。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報2024年10月15日に実施された全話無料キャンペーンで一気読みしましたが…死にたいと言ってください ―保健所こころの支援係―
名無し19日前編集「休日に一気読みして良かったと思える漫画」=「休日に一気読みしたほうがいい漫画」だと認識しました…めちゃくちゃ暗い気分になれる(けど考えさせられる)漫画です。 無料キャンペーンで一気読みした各エピソードの中で、祖父江さんをゲストにした「揺らぐ想い」編がもっともやるせない気持ちになります…「人間のクズ」も同然のDV妻兼毒母である祖父江さんの奥さん=朋子さんのお母さんには殺意・憎悪を抱いてしまいます……裏表が激しい汚嫁である祖父江さんの奥さん=朋子さんのお母さんに因果応報の結末を迎えることを願っています。@名無し「揺らぐ想い」編を読み返して思ったことですが、祖父江さんの娘・朋子さんは現在、レオ◯◯◯に暮らしていますよね…レオ◯◯◯は毒親育ち(毒母育ち)の数少ない砦になっているため、そうとしか思えません。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報
名無し19日前編集雑誌に掲載された読切で連載化してほしいものや、漫画賞に入選した読切を世の中に知ってほしいときに使います。 「この読切はぜひ連載化してほしい!!」1わかるfavoriteわかるreply返信report通報魔法少女のララバイ #読切応援魔法少女のララバイ
名無し19日前編集雑誌に掲載された読切で連載化してほしいものや、漫画賞に入選した読切を世の中に知ってほしいときに使います。 「この読切はぜひ連載化してほしい!!」1わかるfavoriteわかるreply返信report通報
名無し20日前編集作者さんの初連載作品。初連載だけあって絵がかなり荒い。 田舎の女教師・唯子は旦那からのモラハラ、生徒からのセクハラに悩まされ、同僚の男教師・熊田と不倫に走ることで救いを求める。 しかし熊田も女子生徒に手を出しているようなクソ野郎で、結局自分の幸せは自分自身で掴むしかない、という話。 作画・話共にツッコミどころありつつ、全1巻でサクッと読める。 基本的にシリアスなテンションではあるが、そんなに鬱作品って感じではないと思うけどなあ…(鬱作品として紹介されていたので) @名無し※ネタバレを含むコメントです。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報不倫の末に普通の国のお姫様
名無し20日前編集作者さんの初連載作品。初連載だけあって絵がかなり荒い。 田舎の女教師・唯子は旦那からのモラハラ、生徒からのセクハラに悩まされ、同僚の男教師・熊田と不倫に走ることで救いを求める。 しかし熊田も女子生徒に手を出しているようなクソ野郎で、結局自分の幸せは自分自身で掴むしかない、という話。 作画・話共にツッコミどころありつつ、全1巻でサクッと読める。 基本的にシリアスなテンションではあるが、そんなに鬱作品って感じではないと思うけどなあ…(鬱作品として紹介されていたので) @名無し※ネタバレを含むコメントです。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報
マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 前から気になっていて無料で読んだ時になんかカイジっぽい異種格闘漫画だな。随分残酷な技が多いな。ボビナム怖すぎねーかと思っていて今回完結したので全部読んだが予想以上に良かった。途中の師弟対決、裏切り、話の壮大さ、この終わるまでの展開全て良かった。 ・特に好きなところは? レ・アン・コンの全て。船に乗ってから中盤ぐらいまではほぼ主人公だった。あと途中からの壮大な展開と最終回。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 人にお勧めするかと聞かれたらあまりおすすめはしないが勢いもあり俺の好きなタイプのマンガであることは間違いない。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報ヘルズボート136 #推しを3行で推すヘルズボート136
マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 前から気になっていて無料で読んだ時になんかカイジっぽい異種格闘漫画だな。随分残酷な技が多いな。ボビナム怖すぎねーかと思っていて今回完結したので全部読んだが予想以上に良かった。途中の師弟対決、裏切り、話の壮大さ、この終わるまでの展開全て良かった。 ・特に好きなところは? レ・アン・コンの全て。船に乗ってから中盤ぐらいまではほぼ主人公だった。あと途中からの壮大な展開と最終回。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 人にお勧めするかと聞かれたらあまりおすすめはしないが勢いもあり俺の好きなタイプのマンガであることは間違いない。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報
マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 正直最近のとみ新蔵の劇画はちょっと飽き気味ではあったが原作が駿河城御前試合の南條範夫なので読んでみるかと気軽に読んでみたが気軽に読めるものではなかった。「輦台をかつぐ剣士」と「鳩笛を吹く剣士」両方とも読み応えもあり良かった ・特に好きなところは? 「鳩笛を吹く剣士」の最後。すごい良い内容だった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! とみ新蔵の劇画の良さが出まくりな劇画だった。とみ新蔵の面白い劇画ある?って聞かれたら輦台をかつぐ剣士っていうね3わかるfavoriteわかるreply返信report通報輦台をかつぐ剣士 #推しを3行で推す輦台をかつぐ剣士
マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 正直最近のとみ新蔵の劇画はちょっと飽き気味ではあったが原作が駿河城御前試合の南條範夫なので読んでみるかと気軽に読んでみたが気軽に読めるものではなかった。「輦台をかつぐ剣士」と「鳩笛を吹く剣士」両方とも読み応えもあり良かった ・特に好きなところは? 「鳩笛を吹く剣士」の最後。すごい良い内容だった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! とみ新蔵の劇画の良さが出まくりな劇画だった。とみ新蔵の面白い劇画ある?って聞かれたら輦台をかつぐ剣士っていうね3わかるfavoriteわかるreply返信report通報
マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 恐竜と書かれているのと表紙で勝手に主人公が恐竜を連れて歩く世直しマンガだと思っていたが「きょうりゅう」ではなく「おそれりゅう」という忍者が八代目将軍・徳川吉宗の警護の総番になるための戦いのマンガだった。じゃあ一巻から八人が精鋭がトーナメントで闘っていくマンガではなく比較的勝負はすぐ決まったし、途中から方向転換してなんともいえない終わり方だったが面白い ・特に好きなところは? 中盤からの展開。とある理由で恐竜が命を狙われ続けるのだが刺客となる敵が良い。赤ちゃんはちょっと面白かった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 俺は大好きだが人が読んで面白いとかどうか聞かれたらわからんね1わかるfavoriteわかるreply返信report通報恐竜傳 #推しを3行で推す恐竜傳
マンガトリツカレ男20日前編集・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 恐竜と書かれているのと表紙で勝手に主人公が恐竜を連れて歩く世直しマンガだと思っていたが「きょうりゅう」ではなく「おそれりゅう」という忍者が八代目将軍・徳川吉宗の警護の総番になるための戦いのマンガだった。じゃあ一巻から八人が精鋭がトーナメントで闘っていくマンガではなく比較的勝負はすぐ決まったし、途中から方向転換してなんともいえない終わり方だったが面白い ・特に好きなところは? 中盤からの展開。とある理由で恐竜が命を狙われ続けるのだが刺客となる敵が良い。赤ちゃんはちょっと面白かった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 俺は大好きだが人が読んで面白いとかどうか聞かれたらわからんね1わかるfavoriteわかるreply返信report通報
グラナート20日前編集八神葵はアーケロンに追いかけてくる可能性はありますか?個人的には葵も千歌やカチュア達に付いて来て欲しかったです。 ラファエラ達がもしアーケロンに来るとしたらどんな移動手段で来るでしょうか?0わかるfavoriteわかるreply返信report通報サタノファ二 WEB移行 以降を 行こう!サタノファニ
グラナート20日前編集八神葵はアーケロンに追いかけてくる可能性はありますか?個人的には葵も千歌やカチュア達に付いて来て欲しかったです。 ラファエラ達がもしアーケロンに来るとしたらどんな移動手段で来るでしょうか?0わかるfavoriteわかるreply返信report通報
名無し20日前編集岡谷って普通にペットとして飼育するぐらいにはG好きなんだな。 普段一緒に遊んでた連中のこともペットのGと同等くらいにしか思ってなさそう。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報作者です!良し悪し互いにクチコミよろしくお願いします!聖母の断罪
名無し20日前編集岡谷って普通にペットとして飼育するぐらいにはG好きなんだな。 普段一緒に遊んでた連中のこともペットのGと同等くらいにしか思ってなさそう。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報
名無し20日前編集この街?の登場人物全員腐ってるんだなぁ 岡谷の操り人形なんか知らんけど岡谷母がラスボスで岡谷自体は元旦那が始末するのかな1わかるfavoriteわかるreply返信report通報作者です!良し悪し互いにクチコミよろしくお願いします!聖母の断罪
名無し20日前編集シンガポールの話ですごく感じた。 その時その時のリーダーが国家戦略をもって政治をやっている。 その背景には地理的要因があり、歴史には潮目がある。ということがよくわかった。 国際感覚が磨かれる気がする。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報すべての国に地理と歴史あり紛争でしたら八田まで
名無し20日前編集シンガポールの話ですごく感じた。 その時その時のリーダーが国家戦略をもって政治をやっている。 その背景には地理的要因があり、歴史には潮目がある。ということがよくわかった。 国際感覚が磨かれる気がする。2わかるfavoriteわかるreply返信report通報
名無し20日前編集本クチコミのタイトル通りの内容です。 独特の作画(による世界観)や、殺し屋女子同士のトークが好きです。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報健康志向になった殺し屋女子が脈拍を気にする話チョコバニ
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※
あらすじと内容があってるようなあっていないような感じだった。サスペンス的な要素もありもっと続いて欲しかったとは思う
・特に好きなところは?
終わり方と毎回格闘技と薬物の詳細な説明が入ったりするところ。
・作品の応援や未読の方へオススメする一言!
正直お勧めはしないですが、なんかよくわからないマンガを読みたいなと思った時にはちょうどいいと思います
今更ですが読みました。さすがの森本梢子先生、傑作ですね。
医者ものって多いですけど、その中でも一番好きかもしれない。
動物のお医者さんとか好きならストライク
美依那と洋子はアーケロン内で若い男の彼氏が出来て、ムフフな展開をする可能性は高い方でしょうか?第295話までに。
既に知ってると思うけど、一応マジレス 早い話が「裸で、あなたと一緒にいてもいいわ」って意味ですが、この世界では人間も光合成出来るようになっていますが、裸で光合成用の部屋に入って行うのが普通
主人公も店長のヒロインもちょ〜〜〜と変わっているけど「いい人」です!
店長のヒロインはかなりダークな趣味の持ち主だけど、パティシエとしての腕は確か。
本当に「ケーキ屋のケーキ」らしく美味しいケーキが出てきます。
続きが見たいので連載化を希望してます!
江戸時代は遥かに自由な時代だった。下手人は指紋やDNA、目に見えない血痕や油脂、デジタルデータのような生理的、物理的な物証からすら自由だった、取りも直さず、犯行の証拠の所在は現代に比べると(拷問などは有れど)ずっと内心の自由に委ねられていた。
そして、その自由は放置と表裏一体だった。『佐武と市捕物控』に於いては多くの身障者、精神的な苦悩を抱えた下手人が出てくるが、彼らが福祉や行政に救われる事は殆ど無く、それ故に犯罪に追い込まれる様が一種同情するように描かれている。殺人者らの境遇は人間の業に纏わる必然として江戸の花鳥風月と混然一体と物として映る。
然し、主人公の一人、(松の)市はそのような状況における盲人でありながら剣技、頭脳、人柄、どれをとっても申し分無い傑物として終始活躍し続けている、ある意味迫害や無理解により憎悪と貧窮を募らせ零落するという「自然」に逆らうような人物だ。では、何故他の犯罪者と違って市は差別する社会に対する憎しみなどを乗り越え、あれほどの人物と成れたのか。
この答えは市の心理を追った一遍「刻の祭り」にあるように思える。詰り、粗筋の紹介はここでは省くが、残虐な盗賊として集う身体障碍者に対する叱咤「盗みや人殺しが悪いことじゃない……?笑わせるな!!(中略)あたしだって…、目が見えないことを、笑われたことは何度もある。そりゃあその時はくやしい そいつも盲人にしてやりたいとも思った。し、しかし、…いちいちそんなことをしていたら……、世のなかに五体満足はいなくなっちまう……。苦しむのはあたしたちだけでたくさんだ」に隠されてる。
ここで市は率直に世の中への憎悪を語る。しかるに、その憎悪の炎を自然生成され、自然に他人を傷つけるべき物と彼は捉えていない。即ち、それが自然である以上に「盗みや人殺しはどんな場合でも正義にはなり得ない」と言う社会の掟こそを優先すべきと見做している節があり、それで己を律する事で憎悪の炎と向き合わせる。
そしてその格率が彼の憎悪のはけ口に単なる暴力や略奪ではないより高度な技法や思想に彼を追いやっている、それが市の人格の秘密である(余談であるが、このような精神のプロセスをフロイトは防衛機制の内の昇華と定義した)。これはある意味では精神の枷であるが、昇華により市の身心は飛躍し、憎悪と貧窮と言う自然の漆喰から自由になる事が許されたと言う側面もある、パラドキシカルな物言いだが、人を憎まないと言う倫理的な枷が寧ろ彼を自然のままの運命から解き放ったのだろう。
私はそこに「自由主義者」石ノ森章太郎の姿を見た。彼は、どの作品でも身体の桎梏を抱えながらも自由を希求する主人公を何度も描いてきた。そして彼にとって自由は単に与えられる物ではない、寧ろ人間を縛っているのは環境が影響することは有れその人間の憎悪や強迫観念であり、自由はそれとの内なる煩悶の繰り返しでしかないと言う事を、石ノ森は描いてきたのだ。
然し、それは何処までも己で闘い勝ち取ると言う世界観の称揚な以上、ややもすると現代的な福祉への批判に結び付きかねない。実際『仮面ライダー』では国家と言う概念≒ショッカーと言う公式がこそがライダーより弱者を生存させ得たかもしれないと言うアイロニーで幕を閉じている。そのような描写は常に存在し、『仮面ライダーBlack』でそれは極北に達した。その作品はゴルゴムと言う無形で無限大の、グロテスクなオカルトとナーバスな陰謀論の沼にヒーローを引きずり込んでいった。そこにある種の苛烈さを見出さない事は許されない。
上記を踏まえて幾らか不謹慎な発想をするならば、石ノ森の自由主義は戦後日本のリベラルを超えて、どこか今のシリコンバレーの大物に通底するより徹底した自由主義と一脈通じているのではないか?石ノ森章太郎が政府の調整効果を強く敵視していた訳はないだろうが、作品に於いてはそれに近い不信感や抵抗が見られない事の方がむしろ少ないように感じられる。それは市のような確固とした自己を形作るが、同時に『仮面ライダーBlack』の魔王のような存在に人を変えかねない。そのような可能性の光と影が石ノ森の作品には渦巻いており、その二元論的な世界観が彼の作品の基調となっている部分もあるように思える。尤も、単なる自由主義的なヒーロー像だけでは彼の作品が今でも注目を浴びることは無かっただろう、そのような自由の希求と危惧の狭間でそれでも善を求めて戦い、己を擲つ事さえ時には厭わずが欲を否定せず認める、そのストイックさがあって初めてヒーローが暴力的なイデオロギーの奴隷の身分から解放されること事を石ノ森は知っていた筈だ。
そぞろな文章を長々と書いたが、江戸に仮託した人間の自然状態からの脱却による自由を希求した『佐武と市捕物控』は正しくその自由の希求により確かに石ノ森章太郎的なのだと繰り返してこのレビューを閉じさせていただく。
余談:
・実際読んだのは90年代に出た小学館文庫版と笠倉から出た『縄と石捕物控』の文庫版だ。文庫をかなり探し回り、最終的に通販を使った都合上こっちの方が入手自体は簡単だと鑑み、このバージョンでレビューさせてもらった
・『佐武と市捕物控』に関しては、夏目房之介の文章(「『佐武と市捕物控』―青年マンガの革命児」-『別冊NHK 100分de名著 果てしなき石ノ森章太郎』収録)が大変すばらしかったので一読をお勧めします。正直、「刻の祭り」に着目したのは夏目に倣ったからです。私は同じ主題の描かれた珠玉の掌編として「北風のみち」もおすすめします。
・このレビューのタイトルは吉田拓郎の『今日までそして明日から』の一節のパロディですが、今気に入ってると言うだけで、大した意味は無いです
第4十刃ウルキオラ・シファーの誕生に迫る秘蔵短編とはいえ、埋もれてしまうのはもったいなく思ってしまう良作です。ウルキオラの複雑な心境が知れる番外編でもあります。また、愛染の下にいた織姫の様子がちょっとだけ描かれています。この本作が、『BLEACH 獄頤鳴鳴篇 カラー版』と同じように、フルカラーコミック化してくれることを希望しています。
「揺らぐ想い」編を読み返して思ったことですが、祖父江さんの娘・朋子さんは現在、レオ◯◯◯に暮らしていますよね…レオ◯◯◯は毒親育ち(毒母育ち)の数少ない砦になっているため、そうとしか思えません。
若い頃のカルエゴはイケメン
雑誌に掲載された読切で連載化してほしいものや、漫画賞に入選した読切を世の中に知ってほしいときに使います。
「この読切はぜひ連載化してほしい!!」
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※
前から気になっていて無料で読んだ時になんかカイジっぽい異種格闘漫画だな。随分残酷な技が多いな。ボビナム怖すぎねーかと思っていて今回完結したので全部読んだが予想以上に良かった。途中の師弟対決、裏切り、話の壮大さ、この終わるまでの展開全て良かった。
・特に好きなところは?
レ・アン・コンの全て。船に乗ってから中盤ぐらいまではほぼ主人公だった。あと途中からの壮大な展開と最終回。
・作品の応援や未読の方へオススメする一言!
人にお勧めするかと聞かれたらあまりおすすめはしないが勢いもあり俺の好きなタイプのマンガであることは間違いない。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※
正直最近のとみ新蔵の劇画はちょっと飽き気味ではあったが原作が駿河城御前試合の南條範夫なので読んでみるかと気軽に読んでみたが気軽に読めるものではなかった。「輦台をかつぐ剣士」と「鳩笛を吹く剣士」両方とも読み応えもあり良かった
・特に好きなところは?
「鳩笛を吹く剣士」の最後。すごい良い内容だった。
・作品の応援や未読の方へオススメする一言!
とみ新蔵の劇画の良さが出まくりな劇画だった。とみ新蔵の面白い劇画ある?って聞かれたら輦台をかつぐ剣士っていうね
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※
恐竜と書かれているのと表紙で勝手に主人公が恐竜を連れて歩く世直しマンガだと思っていたが「きょうりゅう」ではなく「おそれりゅう」という忍者が八代目将軍・徳川吉宗の警護の総番になるための戦いのマンガだった。じゃあ一巻から八人が精鋭がトーナメントで闘っていくマンガではなく比較的勝負はすぐ決まったし、途中から方向転換してなんともいえない終わり方だったが面白い
・特に好きなところは?
中盤からの展開。とある理由で恐竜が命を狙われ続けるのだが刺客となる敵が良い。赤ちゃんはちょっと面白かった。
・作品の応援や未読の方へオススメする一言!
俺は大好きだが人が読んで面白いとかどうか聞かれたらわからんね
八神葵はアーケロンに追いかけてくる可能性はありますか?個人的には葵も千歌やカチュア達に付いて来て欲しかったです。
ラファエラ達がもしアーケロンに来るとしたらどんな移動手段で来るでしょうか?
岡谷って普通にペットとして飼育するぐらいにはG好きなんだな。
普段一緒に遊んでた連中のこともペットのGと同等くらいにしか思ってなさそう。
この街?の登場人物全員腐ってるんだなぁ
岡谷の操り人形なんか知らんけど岡谷母がラスボスで岡谷自体は元旦那が始末するのかな
シンガポールの話ですごく感じた。
その時その時のリーダーが国家戦略をもって政治をやっている。
その背景には地理的要因があり、歴史には潮目がある。ということがよくわかった。
国際感覚が磨かれる気がする。
本クチコミのタイトル通りの内容です。
独特の作画(による世界観)や、殺し屋女子同士のトークが好きです。