さすが柴田ヨクサルとでもいうのか、話の速度が異常に早い。敵味方分かれている漫画って敵キャラも魅力的にするために、そっちの話を膨らませることが多いけど、妖怪番長はそういうのがない。 バトルが多いというか、敵を倒して移動してまた敵を倒すくらいのテンポ感で話がサクサク進む。ただ、展開は唐突なんだけど、不快感は全くなくて激しいバトルシーンがめまぐるしくて楽しい。イブニングでは完結したからあと1巻か2巻くらいで終わると思う。
最初は主人公の岩次郎が女を見ては「やらせろ」って言って失敗する話だが、 後半はいい話路線になる。 毒薬仁よりかは救いはあるけどモテない男の叫びを書かせたら、ジョージ秋山以上にかける人はいるのか?
主人公の白湯子が会社に行ったら菱川さんの席に成人男性大の猫が座ってたっていうところから始まっていくんですが、この猫が菱川さんに化けていた化け猫のゲバラです。 白湯子だけがゲバラの変身を見破れるらしく、他の人は普通に菱川さんとして見えているんだけど猫アレルギーの人がくしゃみが止まらなくなっていたりして、そこらへんは猫を隠せないみたい。 どの話も人間社会に隠れ住んでいる妖怪たちとの交流?が描かれていて、妖怪の純粋さとかに気づかされることがある、みたいな話。特に1話目のゲバラとの話がそういう感じだった。 3話構成で、1話目と3話目がほっこり、2話目がちょっと悲しいけど一番好き。
さまざまな漫画家が、音楽に関するコトを思い思いに描く、2ページの漫画コラム。 大友克洋の回では、1コマ目からネタがないと言いつつも、かなりの音楽好きだということが良く伝わる内容。
※ネタバレを含むクチコミです。
遠藤達哉先生の読み切り作品をまとめた形の短編集。読み終わって気づいたけど主人公がみんな女の子だった。 ただ、どれもアクションとか主人公の男気的なところがかっこよくて少年漫画らしい話ばかり。 賞金稼ぎ養成学校を舞台にした「西部遊戯」が好きだったかな。親の七光りで偉そうにする悪役をクールに倒して正義執行っていう感じで。 それぞれのあとがきコメントで、締め切りギリギリですごく大変だったって描いてある作品ばかりでそこも面白くて好きだった。
手塚治虫が性や性教育をテーマに描いた漫画。当時は有害指定図書にも指定されたようだけど、手塚タッチの女の子の裸があるくらいで、今の漫画の方がよっぽど過激。 性に関する知識とかがストーリーの随所で退屈にならないように出てくる。話の内容もダッチワイフに取り憑いた生き霊(ヤケッパチの子供)のマリアとヤケッパチのドタバタラブコメっていう感じで面白いし、最後はビニール製品としてしか生きられないマリアの悲しみと愛情に涙するいい話。
さすらいのガンマンならぬ、さすらいのガン漫画。一挺の拳銃が犬とか鳥とかに運ばれて色々なところに運ばれるんだけど、運ばれた先々で銃撃戦が勃発する。そして戦いが終わるとまたどこかに銃が消えていくっていう銃の漫画。 1巻はセリフがほとんどない、2巻になってちょっとずつ増えてくる。登場人物も微妙に繋がっているようだけど基本的に1戦完結型の漫画だと思う。 激しい銃撃戦の漫画を読みたいっていうピンポイントの願望を持っていたらぴったりだと思う。 1話試し読みもある。 http://sundaygx.com/sakuhin/sakkaInfo/ito_able.html
モーニングの35周年読み切り企画CARNAVAL第七弾は原作小林靖子、漫画鎌谷悠希のコンビで『アンロック』しかも3号連続のストーリーになるよう。 テーマパークを改修して作られた刑務所が舞台で、そこでは囚人たちの懲役年数を金に換算して借金として扱っている。罪は働いて返せということらしく刑務官とかもいない独立都市的監獄。ちなみに殺人だと1億円くらいらしい。 そこに宗教大学の見習い僧が授業の一環?として「位牌回収」にやってきたんだけど、その位牌がなにやら事件を呼び起こしそうっていうところで終わった。 伏線というか話の盛り上がりそうなところが結構あって面白かった。
母子家庭で一人っ子で優等生の遊川和好(わずか)と和好の心の支えだった犬のマッハ号の話。 死んでしまったマッハ号が幽霊的な感じで天界に止まって和好のことを見守っていたり現世に戻ってきたりするから、孤独感に苛まれる和好をマッハ号が幽霊パワーで助けるって漫画かなと思っていたらそういう訳でもなかった。 マッハ号は直接和好に関わることはほぼなく、マッハ号に頼りっきりだった和好がマッハ号から自立してちょっと大人になる話でとてもよかった。
『戦争めし』の17話として、ちばてつや先生が満州から引き揚げたときの体験をインタビューして描かれた『満州引き揚げめし』がヤングチャンピオン烈に掲載されています。 玉音放送の数日前から引き揚げまでを食べ物中心にしながらも当時の様子がよくわかります。ちば先生のご両親のたくましさとちば先生の温かさに触れられてとても良い回でした。
第一次大戦後のフランスを舞台に、重くるしい情勢の中でも、逞しく生きていく人々の物語。セリフで多くを語らないタイプの作品ではるが、それでもちゃんと伝わってくるものがあって素晴らしい。どうしても単純に「良いお話」として読むことが難しいのは、次の大戦が控えていることを歴史として私達が知っているからに他ならない。子どもたちの明るい笑顔をもってしても、戦争の虚しさや悲しさから目を逸らすことはできないのだ…。 ちなみに、読み切り版がWeb公開されているのでこちらもおすすめ。(ビッグコミック2017.vol7に掲載) http://comic-soon.shogakukan.co.jp/blog/news/marco-artiste-preview/
タイトルからわかる通りフィギュアスケートの漫画。 16歳でありとあらゆるタイトルを取ったフィギュアスケーターが事故?で1年間意識不明&起きたら記憶喪失になっていた…っていう話。 話の終わり方が、「え?ここで終わっちゃうの?」っていいう終わり方で、連載を見据えているんだと思うし、ぜひ連載になってほしい。 スケートの描き方も上手だし、話の作りも面白いし、いやー続いてほしい
サラリーマンの飴谷さんは、ある目的のために今日もバリバリ仕事をしています。それまでの過程、見た目、口に入れた瞬間…毎回、脳内で何かが起こります。シズル感たっぷりです。
今、『ペリリュー-楽園のゲルニカ-』を書いている武田一義が精巣がんを患った時の闘病漫画 持ち前の可愛いキャラクターのおかげでいくらか読みやすいけど、抗ガン剤で苦しんでいる姿はやっぱり結構来るものがある。 そして、同じ病室になった人たちがやっぱり癌患者なんだけど、半分コミカルに楽しかったことを描いていて、半分シリアスに現実を描いている。 闘病と当時はアシスタントとしてまだデビューができていないっていう立場の両方の苦しさを乗り越えていく姿はよかった。
田辺イエロウのデビュー作や投稿作が収録された短編集。それぞれの作品に田辺イエロウのコメントがついている。結界師のプロトタイプ版もある。(結界師・指南之書にも収録されてるとか) 収録されている中で一番古い「闇の中」が一番インパクトあった。「一読しただけでは意味がわからないところが多い」ってコメントがあってまさかそんなことないだろって思ってたら実際急な展開でいつからそうなってたの?ってなった。 どれも世界観とか設定はシンプルなんだけどキャラクターが魅力的で面白い。
映画好きの高校生が放課後とかに映画についてひたすら語るっていうだけの漫画 広く映画見てるけどシュワちゃんが特に好きとか、すぐに○○映画の最高傑作とか言ってしまうプリキュア好きとか、すぐマウント取ろうとする映画マニアとかキャラが幅広くて映画の会話だけなんだけど面白い。 最近の映画(2016年時点)から古い名作まで結構幅広く作品名が上がってくるから、面白い映画を見つけたい人も読むといい映画が見つかるかもって思った。(偏りはあるけど笑) あと、個人的に「映画は面白ければいい」っていうセリフが好きでした。
新婚の亮さんと美穂子さん(ふたりともさん付けで呼び合う)とハツ、ミノ、ぎあら、ユッケ、サンチュ、の猫5匹の生活。猫が暴れまわったりする猫漫画的な面も面白いけど、新婚カップルが衝突とかを避けてうまく暮らしていく術を身につけていく面も面白い。 たまに猫が喋る回(だいたい夢)は、ファンタジーっぽくて可愛い。猫飼いたくなるのと結婚したくなる漫画。
50年後に廃墟と化す日本を救うために歴史を修繕する使命を背負ったリペアマンの漫画。 歴史のターニングポイントになるのはいつも麻雀。麻雀の勝敗が後々に日本を救う研究者が殺されるかどうかが決まってしまうから、リペアマンはありとあらゆる手を使って勝負を操作しようとするっていう、SF感のある麻雀漫画。 終始シリアスなんだけど、四暗刻であがれるのに、あがったら一緒に打ってる顔の怖いおっさんにボコボコにされそうで怖いから、崩して適当にやってたらハイテイで九連宝燈とか、ある意味どうしようもないほどのバカ麻雀漫画でどうにも笑ってしまう。 麻雀が少しわかると楽しいと思う。最後は結構爽やかな終わり方でかなりいい。
暴力、下ネタ、スカトロネタしかない無茶苦茶なギャグ漫画 本当にそればかりで、普通のコマの方が少ない。 花の応援団のみたいに良い話があるかと思えばないし、ある意味ギャグ漫画のある種の到達点かな いろんな漫画を読んできたけど、これは読めばわかるとしか言えない
主人公のあゆはがアホ 数学ぜんぜんできないのに数学の先生を好きになるアホ とにかく単純でアホ でもなんか純粋でまっすぐでかわいいんだよなぁ
「FLIP-FLAP 」/「友達100人できるかな」の作者のとよ田みのるの短編集 「素敵な面倒さん」/「CATCH&THROW」/「ヒカルちゃん」/「等価なふたり」/「片桐くん」の読み切りが掲載されている。 個人的には「CATCH&THROW」が最高だった。 こういう短編集を毎日読みたいもんだな。
久しぶりに超良作に巡り会えました。近年のオタク、マニア受けの画風、内容でなく、一般人向けの良い作品です。基本ギャグですが、シリアスな場面もあり、感動します。
とにかくエロい、中村明日美子先生は細身の男性をよく描くんですが、鎖骨のラインとか妙にフェティシズムを感じてしまいます。 それとキリッとしていていつも厳格な兄が目隠しをされるとスイッチが入ってしまうみたいなシーンも官能的でエロかった
人が淡々とあたりまえの様に死んでいく様と主人の葛藤が。
帝一の國の映画の応援上映が決まったそうです。 応援上映というのは文字通り アイドルのライブコンサートのように 〇〇君頑張れーとか 〇〇君カッコイイとか サイリウムを振りながらやる上映会で 今回はコスプレ有り 校歌斉唱必須の応援上映だそうで 場面に合わせて拍手をしたり マイムマイムを歌ったり 帝一頑張れーとか言ったり 和太鼓のシーンでキャー!!とか駒くーんとか言ったりしていいそうですよ 僕は1回観に行きましたが応援上映も行こうと思ってます
高校生を主人公に置いたバンドの漫画って結構爽やかな空気が多いように思うけど、空電ノイズの姫君はどことなく空気感が重たいというか独特の雰囲気がある。 ギター少女の磨音は友達がいないし、綺麗な声を持っていてそのうちバンドのボーカルになりそうな夜祈子は美人すぎてクラスメートかやっかまれて転校してきたばっかりなのにすぐにいじめられている、けど、二人はそれを苦にしているわけじゃなくてどうでもいいと思っているそういうふたりの空気が作品全体に広がっているような感じがする。 まだ演奏シーンも今のところあんまりないし、バンドの結成もまだだけど、色々なものが噛み合ったらかなり爆発力のある展開が待っていそう。
1999年から2014年の間に描かれた高橋留美子の短編が収録されている。ほとんどが単行本初収録らしい(もう少し早くても良かったのでは笑) 表題作の「鏡が来た」は手のひらに鏡が現れると、人の悪意が見えるようになってそいつを始末してあげなきゃいけない世界の話で世にも奇妙な物語的なテイストだけど、「with CAT」とかは高橋留美子らしいドタバタラブコメで幅が広い。 個人的にはあだち充と共同で描いた週刊少年サンデー50周年記念企画に寄せた「マイスイートサンデー」が二人が漫画家になるまでとか、あだち充がデビューしたとき高橋留美子は何をしていたのか?が描かれてて面白かった。二人ともサンデーとの出会いは遅いっていう共通点があるらしい
三十歳の男がコンビニのバイトをクビになって入水自殺をしようと川を訪れたんだけど、いざ死のうと思ったら自称幻覚の美人の女に自殺を止められる。女はしょぼい奇跡を起こして自殺をさせないようにする…っていう話。 前半は三十歳の男の境遇が悲惨なんだけどどこか振り切った悲惨さで笑える面白さがあるんだけど、最後ひっくり返される。 さすが野田彩子って感じでした。
久正人パロディの「イッキュウガン」 永井豪パロディの「トンチーイッキュー」 三部けいパロディの「一休だけがいない街」 石ノ森章太郎パロディ「イッキュウの道」 一休さんでここまでパロディするか?ってくらい盛りだくさんで面白かった
食べるのが大好きな女の子が、怪獣から街を守るためヒーローに変身(巨大化)! ヒーローとして人命救助をこなしつつも、ダイエットやDV彼氏のことで悩むアンバランスさが面白かった。 怪獣にネイルを剥がされれてメッチャ怒るところなどは、等身大の女子すぎる。。 ちなみに谷口菜津子作品といえば、トーチで連載していた「人生山あり谷口」や『わたしは全然不幸じゃありませんからね!』『さよなら、レバ刺し〜禁止までの438日間〜』の単行本もおすすめだ。 http://www.to-ti.in/product/?id=5
剣術道場でボコボコにされては泣いて帰って来るのに、母親に「剣の天才だ」って嘘をついていたような小太郎が、男子が生まれなかった高高条家存続のため後継者として連れ去られてしまった幼馴染おしんのために、上司の侍から怒られたり、家老からイビられるのにもめげずに、立派な侍に成長していく話。 誰がどう見てもヘタレなんだけど、最後の最後にこいつはすごい立派な侍だって言わせるシーンがあってあそこがすごくよかった。 江戸初期の舞台設定も結構しっかりしていて、時期としては徳川幕府ができたばかりの頃だけど、当時の情勢がごたついているところが物語に結構食い込んで来て、そこらへんも面白かった。
全3話の読切掲載。 なぜか変人を引き寄せてしまう体質の「絵江」の、世にも奇妙でサイコホラーな物語。 想像を絶する変人たちが魅力的だった。
モーニング35周年記念の連続読み切りCARNAVALの第6弾 タイトルは、「ワスレナグサ」の意。 南の島に嫁と旅行に来ていた男が、不思議な少女と出会う。 色々とこんがらがってしまった自分の気持ちと向き合う、シンプルながら良い読切作品だった。 ちなみに、ひらけ駒の連載も近々再開するようだ。
地球以外はなんでも運ぶと豪語するロクデナシ機長モーガンと二人の副機長がいろんな物を世界中に届ける漫画。 積荷は基本的に貨物なんだけど、たまに亡命しようとしている人を運んだりもして、よく戦闘機に追いかけられてミサイルとかを打ち込まれているんだけど、空軍上がりの技術で逃げ切ったり撃退したりもするとんでも機長。 モーガンは女に弱くて下ネタも多くて、基本的にダメなおっさんっていう感じなんだけど、輸送法の裏をかいて亡命の手助けをしたり人情味溢れるいい話も結構あって好きだった。 ワンピース1着保守管理者2名を運んだ話が一番好き。ミリタリー系漫画とまではいかないけど、そういう系好きな人にはおすすめ。
「ハルはめぐりて」を先に読んでいたので、祈りと署名に収録されている「ハルはきにけり」を見つけた時は驚きました。 「ハルはめぐりて」でいろんな国を旅していたハルの物語で、これまたとてもいいです。 アルゼンチンの反対のナイゼンチンを探すために図書館で地図帳を広げながら、行ったこともないナイゼンチンに思いを馳せて空想が広がっていく、森泉岳士らしいファンタジックな漫画でとても面白いです。 普通はもう読んでいるのかもしれませんが、「ハルはめぐりて」を読んだなら、こちらも読んでほしいですし、どちらも読んでいないなら、「ハルはきにけり」から読んでほしいです。
荒事専門の賞金稼ぎとは一味違い、地味な大会に出張っては賞金をぶんどるという仕事。 入念な準備をして勝負に挑むタイプの主人公、中郎(あたろう)は、 運にはあまり頼らず、天性の情報収集能力・計画力・実行力を活かして次々と賞金を攻略していく。 いくら勝算があっても常にギリギリの展開となるが、最後に勝敗を分けるのは、一度きりの勝負に賭ける覚悟か。 世の中に楽々ゲットできる賞金大会などありはしないのだ、と思わせてくれる。 ヒロインのビッキーは日本語をあまり話せない外国人なのだが、不思議と作中に溶け込んでいて、主人公と拳で語り合う愛憎の念が入り混じったロマンスも見どころのひとつだ。
見逃していたし見に行きたい気持ち。 チケット取れるかな……。 http://natalie.mu/comic/news/232034
ドラマ版『ぼくは麻理のなか』が、6月5日からフジテレビオンデマンドで配信されらしい。 全然知らなかったからマジかって驚いてる。 そして麻理が池田エライザだったらそりゃコンビニで見かけるだけで幸せになれるわって納得感がありました。 http://www.cinra.net/news/20170511-bokuhamarinonaka
なんか自分の国で冷遇されてた姫が、強くなって母国で母親の仇を討つためにいろいろ頑張る話なんだけど、うまく説明できないから読んでほしい。 亜姫がかっこよすぎる。
ビッグコミック2017年vol.10の赤兵衛は浅田真央引退に寄せた漫画だった。 タンポポの花と綿毛が徐々にアイススケーターの形になっていってだんだん浅田真央になって行って浅田真央の思い出に浸る感じの漫画。面白いというかすごくよかった。
こんなんあるわけねー!(怒)と思いつつもヒロインがかわいくてつい読んでしまう。 ほんとにかわいい(大事なことなのでry
大正時代の文化と芥川龍之介にかぶれた主人公 平 徹の学生生活の漫画 主人公と周りのズレが面白いが同じ下宿にいる佐山の部屋は主人公の部屋よりもおかしいとは思ってる 下宿の大家の娘は、最高のヒロインだと主張する人がいるのはわかるな 今は文庫版も出て手に入りやすい
ビッグコミック2017年vol.10にバディドッグの巻頭カラー記念で細野不二彦×庵野秀明空想科学対談が掲載されている。最初のカラーページの対談だけじゃなくて、バディドッグの後ろに対談の続きと細野不二彦の1pマンガ『庵野カントク会見記』があってかなり豪華。 対談もマンガも面白かった
さすが柴田ヨクサルとでもいうのか、話の速度が異常に早い。敵味方分かれている漫画って敵キャラも魅力的にするために、そっちの話を膨らませることが多いけど、妖怪番長はそういうのがない。 バトルが多いというか、敵を倒して移動してまた敵を倒すくらいのテンポ感で話がサクサク進む。ただ、展開は唐突なんだけど、不快感は全くなくて激しいバトルシーンがめまぐるしくて楽しい。イブニングでは完結したからあと1巻か2巻くらいで終わると思う。