現在海上自衛隊の救難飛行艇として使われているUS-2が開発されるまでの話。
話の始まりは1990年のそれまで使われていたUS-1Aがそろそろ時代に合わなくなってきたから新しい後継機を探していますっていう海自と新明和工業との話し合いから始まる。
今掲載されてる2話目は海自から予算を引っ張ってきて、ギリギリまでコストダウンを図ってっていうかなり泥臭い話をして、さぁ開発だ！って感じで盛り上がってきてる
試し読みもできるよう
http://comic-soon.shogakukan.co.jp/blog/news/big-zoukan-201703/
内容がかなり突っ込んだ話をしていて難しいが面白い。あと、オスプレイって結構昔からあったんだな。90年代に導入するかどうかが議論されていたなんて知らなかった。
今回は開発の話ががっつり盛り込まれていたから面白かった分難しかったな。人も部門も増えて、表みたいなのが何回か出てきたし。新明和と川崎重工、衝突みたいなものがあるのかなと思ったが、そんなになくって大人の会話って感じだったから展開もスムーズだった。
次の審査会は荒れるらしいが楽しみだな。
技術審査の当日の進行スケジュールに「開発の辞」とあったが、自分には経験のない厳粛さ。開発に関するやり取りも難しいが、変に易しくしないことを希望する。易しくしてしまえば、当時の雰囲気もかなり薄まってしまうだろう
最近読んでいる漫画の中でかなり気に入ってる。
こういうマンガが最近少ない
本邦初公開。超高性能航空機開発コミック！ 「US-2」。海上自衛隊が運用する最新鋭救難飛行艇である。世界で唯一、波高３ｍの外洋に着水可能なUS-2は、日本の四面を囲む大海原で遭難者の捜索や救助、離島住民の輸送など、過酷な状況下で確実に任務を遂行する。しかし、多くの人命を救い日本が世界に誇る超ハイスペック航空機も、その完成までは苦難の連続だった…… 飛行艇開発に全てを賭けた男たちの物語、開幕!!
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