小学館マンガの感想・レビュー4596件<<7980818283>>小田扉先生の新連載はコンビニ店長の元魔法少女おばさん!フランチャイズ! つくだ☆マジカル 小田扉名無し『団地ともお』など描かれてる小田扉先生、最近『ちょっと不思議なこの宇宙』など複数新連載などあって嬉しいです。 『しめっぽい話ですが』もそうかな? その中でも、少年マンガ寄りのアプリ「サンデーうぇぶり」に載せてる今作『フランチャイズ!つくだ☆マジカル』がまたいい感じにゆるくて好きです! コンビニの店長が実は引退した元魔法少女だった!けど、変身してもおばさんなのでお腹たぷたぷだけど魔法も使えちゃう。 危機を救ってもらったことをきっかけに女子高生がコンビニでのアルバイトを始めることになる。 https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496744157354 本当に日常生活を送るただのおばさんなんだけど、元魔法少女ゆえにたまに変、っていう微妙な塩梅がちょうどいい。 そして、魔法少女と知っちゃった女の子も取引としてバイト採用になるけど、好奇心が勝っちゃってるところもいいキャラしてます。この感想で合ってるのか分からない…ミドリ 光用千春名無し※ネタバレを含むクチコミです。吉野朔実先生の鋭さが満載だった瞳子 吉野朔実starstarstarstarstarかしこ主人公の名前「瞳子(とうこ)」がそのままタイトルになっていて、ちょっと不思議な名前なのでどういうお話なのかイメージしづらいと思いますが、大学を卒業しても働かずに実家暮らしをして気の合う友達とダラダラ遊ぶ毎日を過ごしている瞳子の日々を描いた話なのです。ただこの瞳子という人は吉野朔実先生の若かりし頃がモデルになっているので感受性がとても鋭いんですね。 働いていないので日中は専業主婦の母親と二人っきりになるのですが、全く趣味が合わないので喧嘩ばかりしてしまうんです。しかし友達の母親は中国茶を嗜むような趣味人で瞳子はそんな彼女に憧れるのですが、ある日お茶をしながら「戦争で苦労しなかった私は本当に神様に愛されていたんだと思います」と言われたことがきっかけで「それじゃあ空襲で火の中を走らなければいけなかった自分の母親は神様に愛されていなかったということだろうか?」とふと考えてしまい…というのが第1話。親子関係を描いた話の中でもなかなかの鋭さでした。平家でゆっくりしてみたい。ひらやすみ 真造圭伍Pom ヒロトくん、自由すぎる〜だけど、そこが彼の最大の魅力。 すごく嫌な登場人物もいないし、読んでで気持ちが良い漫画。 個人的にはヒロトのいとこ、なっちゃんの友達のあかりんが好き。彼女はかっこいいと思う。 色んな感情あるよね、人間だもの。 それでも幸せを噛み締める瞬間がある。 そんなことを思いました。 異界からの怪物との命がけの戦いが「めっちゃ楽しい!」 #1巻応援カクリヨ・バトルマニア おしょうゆたべたいsogor25 この作品は普通の高校生・清藤那望(きよふじなもう)が、異纏(あだまとい)という不思議な能力を持つ少女・法詞(のりと)いぶきと出会い、妹の美依(みい)と共に異界からやってくる怪物との戦いに巻き込まれるという物語です。 那望もまた異纏を使えるようになり、いぶきと共に怪物と戦うことになるのですが、いざ戦闘となった時に那望が最初に抱いた感想は「これめっちゃ楽しい!」 怪物との戦闘は死と隣り合わせの非常に危険なものなんですが、こんな感じでどこか気の抜けた感じの那望のキャラクターのおかげで軽妙にストーリーが進んでいく気持ちのいいテンポ感の作品です。 また、そうは言っても怪物との戦闘が厳しいものであることに変わりはないのですが、いぶきは勿論、那望も決めるところでは正義感をバッチリ見せてくれて、それぞれが持つ能力を駆使し、知略を巡らせて戦うスリリングな一面もある作品です。 1巻まで読了塩対応からの両片思いとな塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い@comic 猿渡かざみ Aちき 鉄山かや六文銭「塩対応な人が自分にだけ甘い」 という俺得な設定なだけに読んでみましたが、非常に良かったです。 結局、自分にだけしかみせない態度だったり顔だったりに萌えるんですよね。 全人類がそうだと思ってます。 美人だけど誰に対しても塩対応な佐藤さん。 実はただの人見知り・コミュ障なだけで、実際は、とっても可愛らしいというのも鉄板なのですが良いです。 特に、あまりよくわかってないのにドヤるところとか、周囲を気にせず突っ走るところとか、ちょっとポンコツ気味なのもツボです。 結局主人公も佐藤さんが気になり、佐藤さんも主人公が気になっているという、なぜか気づかれない両片思いという構図。 リア充っぷりに本来なら憤死しかねない勢いですが、 二人の初々しい感じは嫉妬を超えた尊さがあります。 照れると塩になるので、想いが通じるときがくるのかな?と眺めながら読んでいます。あさドラあさドラ! 浦沢直樹クロキ1940~60年の日本を舞台に、主人公浅田アサが日本の高度経済成長期を駆け抜けるなかで、怪獣が現れ日本を危機に陥れるストーリー。ゴジラと古き良き日本へのオマージュが随所に感じられて面白いです! 私は、住みたくない・・・。ひかりのまち 浅野いにおstarstarstarstarstar干し芋丘陵を開発した日当たりのいい新興住宅地。 以前は、朝日村という田舎町を開発業者が買い取り、通称『ひかりのまち』を作った。 そこに、住んでいる様々な人たちのお話。 近所で暮らしているが、ほぼ接点のない人々。 しかし、読み進めていくと、どこかしらで繋がっている。 皆、幸せからちょっとづつ、ずれている。 何か一つのほころびで崩れていく日々の生活。 自由なのに、息苦しさを感じる。読んでよかった!!賢者の学び舎 防衛医科大学校物語 山本亜季名無し防衛医科大の近くに住んでたことがあったのですが、学生さん達がこんな生活をしているなんて知らなかったです!町を歩いていても全然すれ違うことないなぁ〜と呑気に思っていたのですがこういうことだったのか…。医者になる勉強プラス自衛隊の訓練も行ってるなんてとってもハードですね。でもこんなに一生懸命な学生さん達の力になれるなら私も死後は献体になりたいと考えるくらい読んでいて感化されました。海外からやってきた難民の女の子が主人公の継母かつ同期として登場する突飛な設定も、さすが「HUMANITAS ヒューマニタス」の作家さんなだけあって違和感がなく読めました。見識が広いんだなぁ!!最初の頃は3年生の指導にもついていけてなかった土居内君の成長っぷりに一番グッと来ました。河童男と最強の尻子玉を持つ女Sillyなコダマ!! 鈴菌カリオnyae鈴菌カリオ先生の傑作河童コメディ。 河童であることを隠して、尻子玉を食べずに人間になることを願っている阿童ぐりまは、不幸にも最強に美味しそうな尻子玉を持つ女子・尻井コダマに愛されてしまう。 いつでもどこにでも現れて、何度拒絶されても諦めないコダマに影響され、阿童くんは人の愛とは何かを知ってゆく。 あらゆる手を尽くして阿童くんを笑顔にさせようとしてくるコダマ、あらゆる手を尽くして阿童くんに尻子玉を食べさせようとしてくる姉・るりだ、尻子玉を食べないことで命を危険に晒しながらも人間に近づこうとする阿童くん。3人の運命は、コダマの尻子玉によってびっくり予想外の結末を迎えます。 阿童くんの河童姿は人間の姿よりも好きなのでもっと沢山出てきて欲しかった。 一話は良かった!…でも…日本三國 松木いっか名無し3話までしか読んでないが、1話は大看板漫画にも引けを取らない程の大きな物語のスタート感っぽさが凄くて引き寄せられた。がしかし、2話からいきなり幕末時期の軍服みたいな格好のキャラが多く出てきたり、時代設定が近代的で令和(とか言ってた?)の筈が容姿も語りも戦国時代の将軍気取りみたいな奴が出てきたりと、なんか読者が戦国モノ・幕末モノが大好きな歴史オタク向け感が一気に出てきて3話を読むも特にその気持ち悪い雰囲気が消えることなく読むのを辞めた。時代設定を現代社会にしてキャラも今風のデザインだったらまだ楽しめた。作者が如何にも歴史オタク感が出てて見続けるのキツかったです。一般ウケはしない歴史オタクが好みそうなマニアック作品。しんどくておもしろいかえるの子はむすめ にくまん子名無しいつもはわりと濃いめの恋愛ものを描くイメージでしたけど今回の親子ものもめちゃおもしろかったです。受験の失敗とエロ本親バレはダブルしんどいですね。親を恨む気持ちもわかるけど傷ついた!と訴えられる状況でもない。そして確執が消えないまま数年後、父親のああいう姿を見てしまった娘。トリプルしんどい。淡々としていて繊細なお話幸福はアイスクリームみたいに溶けやすい 黒谷知也名無し衝撃的な1話目のスタートなんですが、淡々としていて作者の口からそのまま語られたようなセリフが印象的です。 「幸福はアイスクリームみたいに溶けやすい」 他の作品も日常の一部分が切り取られている感じのものが多いんですが、どの作品も落ち着いていて淡々としていて不思議と落ち着きます。 なんかいいなぁ、好きです。 さすが女性誌!激アツのヤバイ連載ですこれを愛と呼ぶのなら 都陽子名無しこれを愛と呼ぶのなら、読みました。不倫とか夫婦関係とか、そういうのを描いた作品ってたくさんあるけど、これはちょっと独特ですね。第n次プリン大戦第n次プリン大戦 新井隆広すみれ子サクッと読めてとってもワクワクしました🌟⭐️姉ねとサーちゃんの姉妹の想像の翼が果てしなく膨らんだ世界線、プリンをかけて壮絶なバトルを繰り広げる二人、それでもやっぱり最後は 分け合っていつもよりおいしいおやつでした❤️やっぱり姉妹っていいな、、、新井先生のこういうはっちゃけぶり大好きです🥰 喧嘩する程仲が良い、 二人とも可愛い💕💕💕雰囲気がメタモルフォーシ人 うすくらふみ名無しめちゃくちゃ好きです。 薄口のようでサラッと読めるけど塩梅が絶妙 王道のやつおママごと 能生旬名無し※ネタバレを含むクチコミです。きのこワールド。きのこくーちか 新國みなみPom 絵も雰囲気もほんわかしていて、ワーニャとゆん太達のゆるい感じも心地良くて、和む〜。 そして、とにかくきのこ! お部屋の中もきのこグッズで溢れている。 普段何気なく食べてるきのこのレシピも美味しそうなものばかり。 ひらたけって、こうしたら美味しいのか〜って勉強になりました。 きのこワールドに癒されました^ ^心の窓が開き風が流れこむお話たち #1巻応援オープンクロゼット 谷和野兎来栄寿『アドレスどちら』、『魔法自家発電』、『いちばんいいスカート』などでお馴染みの、谷和野さんが手掛ける読切シリーズが単行本になりました。 収録作品は 「風の開け閉め」 「花ゲリラ」 「藍の上青の下」 「星拾い」 の4本。 どこか懐かしくほっとするような美しい絵柄で紡がれる、心の繊細な機微を丁寧に掬い取った作品たち。西洋系でファンタジックなお話が中心かと思えば、現代日本が舞台で野球部の少年を描く作品も登場して緩急が生まれています。 個人的には、「星拾い」における主軸の二人の心の変化に自分の過去の体験を重ねて古傷の痛みを思い出すようでした。 総じて心の窓の扉が開かれ、清新な風を受けたような読後感です。 端的に言って、私は谷和野さんが描く世界が大好きです。シリーズはまだ続くようなので、今後も楽しみにしていきたいと思います。 確かな質量を持ちながら、軽やかに沁みる短編集 #1巻応援梅サト傑作よみきり集 ユカリさんはクローン 梅サト兎来栄寿『緑の罪代』や『お兄ちゃんは今日も少し浮いてる』など秀作を次々と送り出してくださっている梅サトさんの短編集です。 表題作の「ユカリさんはクローン」は、人口の1/3がクローンで占められるようになり自分と同じ顔の人が様々な場所で違うことをして活躍している世界を描いたお話。すこしふしぎ感のあるSFで、「複製された私たち」というモノローグにアイデンティティについて考えさせられました。 「放課後の最後の晩餐」は、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画の中の使徒たちを絵画の通りに演じてみてその気持ちに迫るという授業を描いたお話。見るだけなのと実際にやってみるのには大きな隔たりがあるのはすごく解ります。物語を普通に読むのと、人に聞かせる朗読をするために読み込むのとでは全く解像度が違うように。 「妖精裁判」や「アンコンシャスワールド」では、それぞれ1ページ丸々使った決めのページが印象に残りました。 5つ目の「最期の人形」も含めて、5篇に通底したテーマを感じさせてくれますが、そこには敢えて触れません。実際に読んで確かめてもらえればと思います。 シリアスな雰囲気の作品がメインではあるものの、肩の力を抜いて自然体でいるような軽やかさがある短編集です。過去作と同様の梅サトさん作品の良さが味わえます。 あとがきでは作者の梅サトさんがどうして梅が好きなのかが語られていますが、まさに梅が綺麗に咲き始める時期、冬が終わり雪の下から草花が芽吹くような春の訪れを少しずつ感じるこれからの季節に読むと良い塩梅な一冊だと感じました。フランスの映画にもなった遥かな町へ 谷口ジロー地獄の田中48歳の男が14歳になったからこそ味わう若いってことの素晴らしさとか両親の心情だとかが丁寧に表現されてた。 映画になったとは知っていたけど、フランスの映画になっていたとは思わなかった。こんなギャグマンガが存在する驚き陸軍中野予備校 安永航一郎hysysk陸軍中野学校は実在した日本軍のスパイ養成学校(竹宮惠子先生の父親が分校出身)で、今の感覚だと取り扱うのに注意を要するように思うが、ギャグとはいえ(だからこそ?)1985年に名前も変えずモチーフにしたというのは驚き。 実際に沖縄で教師になりすましていた人や、ビルマで僧になりすましていた人もいたので、下手に史実を知っているとなかなか笑えない設定が出てくる。当時の戦争に対する意識ってこんな感じだったのか、私が気にし過ぎなのか、これ自体が高度なプロパガンダなのか。。 人の生き様を教えてくれる短編集HUMANITAS ヒューマニタス 山本亜季名無し表紙の印象から勝手にファンタジーかと思っていましたが違いますね。ジャンルで言ったら歴史でしょうか。長い世界の歴史の中で埋もれてしまったような国や出来事が題材になっていて、フィクションなんだけど現実の厳しさを教えてくれるような内容になっています。表紙のアメリカの先住民の男の子の話も、ソビエトのチェスプレイヤーの話も、北アメリカのツンドラ地帯に住んでる女の子の話も、単純にストーリーとして面白い上に考えさせられるところもあり心に残りました。第6巻が特にオススメ築地魚河岸三代目 はしもとみつお 鍋島雅治 大石賢一 九和かずと名無し魚に関してはド素人だった銀行マンが転職して 妻の実家の家業の築地魚河岸の仲卸の三代目に。 ド素人でありながらもそれに甘えず、 けしてプロフェッショナルを軽視もしない。 謙虚でいながら大胆な行動力と才能を活かし、努力をし、 プロの競う場所でありながら義理と人情に 揉まれて包まれて鍛えられる場所でもある 「築地魚河岸」で修行をして、 人間味と魚愛に溢れた魚河岸の男に成長していく物語。 大好きな漫画です。 けれど全肯定も出来ない部分もあります。 プロフェッショナルな世界を描きながら、 採算度外視な面に走りすぎたり。 まあそこは人情ドラマでもあるからとは言えますが。 話のベースは基本的に人情ドラマなんですよね。 けれどもプロの厳しさと人情の甘さを融合しているというか、 その良し悪しが出ているのがそれがまた魅力というか。 特に第6巻に載っている話が好きです。 「カキ喰えば・・・」では食の美味い不味いと安全性と、 それに関する世間の認識について考えさせられます。 まあチョット、前編から後編への引っ張り方には ?と思う部分もありましたが。 「サヨリの意気地」では古典落語に出てくるような人情噺と 食品の旬に関する考え方が見事に絡み合っています。 「魔法をかけられた魚」ではイケスの魚を中心に 魚の鮮度や〆方や、それに携わる人や努力の仕方や、 それらが確立する過程にも色々あるのだということ が描かれていると思います。 「下支えの出汁」今現在も人気の豚骨醤油魚介系ラーメンの 美味しさについての解説とともに、 単純なラーメン味対決漫画よりも一つ捻った兄弟弟子愛が いい出汁として効いている泣けるグルメ漫画。 全42巻を通しての三代目の成長譚や 魚中心の食品に関する面白くてためになる話の以外にも、 とりで寿司さんの努力成功話とか、 スーパーマーケットの横山さんが人間性まで含めて 築地に影響をうけて変わる話とか、 干物屋の息子の若くんの試行錯誤成長話とか、 英二さん千秋さん、雅さんエリさんのラブストーリーとか、 全42巻を読んでこそ味わえる漫画としての物語の 醍醐味もありますので、 ほんと、御一読をお勧めさせていただきます。 <<7980818283>>
『団地ともお』など描かれてる小田扉先生、最近『ちょっと不思議なこの宇宙』など複数新連載などあって嬉しいです。 『しめっぽい話ですが』もそうかな? その中でも、少年マンガ寄りのアプリ「サンデーうぇぶり」に載せてる今作『フランチャイズ!つくだ☆マジカル』がまたいい感じにゆるくて好きです! コンビニの店長が実は引退した元魔法少女だった!けど、変身してもおばさんなのでお腹たぷたぷだけど魔法も使えちゃう。 危機を救ってもらったことをきっかけに女子高生がコンビニでのアルバイトを始めることになる。 https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496744157354 本当に日常生活を送るただのおばさんなんだけど、元魔法少女ゆえにたまに変、っていう微妙な塩梅がちょうどいい。 そして、魔法少女と知っちゃった女の子も取引としてバイト採用になるけど、好奇心が勝っちゃってるところもいいキャラしてます。