小学館マンガの感想・レビュー4596件<<8182838485>>終わり方もよかったGIGANT 奥浩哉starstarstarstarstarかしこ読んでるうちに主人公のちほさんのことを自然と応援したくなるのがよかった。個人的に子供の頃はお兄ちゃんの影響でウルトラマンに憧れてたってのが好きな設定だなー。恋人になる映画監督になりたい男の子が最初に撮ってた赤い糸が出てくる映画は奥先生の初期の読切が元になってて、「HEN」でも登場人物が映画のモチーフにしようとしてましたね。こういうのをセルフオマージュというのかな。でも「GIGANT」では最後に違う映画を撮ってましたね!単行本限定のエピローグもよかった〜。女性セブンにトラミケカレンダーが載ってましたトラとミケ ねこまき(ミューズワーク)名無しhttps://twitter.com/joseiseven/status/1471784893399310340 世界を救え!高橋聖一高橋聖一のよいこのSF劇場 高橋聖一さいろくこれは「よいこの」SFなのでとてもよい子で終わるが、それはそれでとても良い世界だった。 いずれも割とちゃんと好きなように描いたんだろうなと思ってたらあとがきでもそれっぽい事を仰っているのでほんとなんだろう。 余談というか、最後に少しだけ地球滅亡が無関係な女優の話があるが、これも読み終わった後はスッキリして良かった。 勢い任せではあるものの勢いが衰えないというのはある種強みだなーと思わせられる作品集でした。偲んで葬送する葬送 鈴木サキ名無し劇的な展開はない。亡くなった祖父を回想し、葬送する。それだけの話。なのに主人公の目線、祖父の身体の描き方などが緻密で物語として読みどころがある。いい短編だった 昔読んでたけど面白かった印象。主人公…國崎出雲の事情 ひらかわあや名無し昔読んでたけど面白かった印象。主人公の悪態つくけど見た目がかわいいって設定と女形って題材の組み合わせがよかったなー奥浩哉最新作、映画監督を目指す男子高校生が憧れのセクシー女優と出会い…GIGANT 奥浩哉マンバ【掲載誌】 ビッグコミックスペリオール2018年第1号(2017年12月8日発売)より連載開始 【代表作】 『GANTZ』 『いぬやしき』 【受賞歴】 『変』 ヤングジャンプ 青年漫画大賞 準入選 【公式ページなど】 奥浩哉 Twitter https://twitter.com/hiroya_oku?lang=ja GIGANT公式 Twitter https://twitter.com/gigant_superior 日本資本主義の父・渋沢栄一の人生を辿る新連載栄一 ~渋沢栄一伝~ 町田翠名無し2024年にはお札の顔になることが決まっている渋沢栄一の人生を描く新連載。 大河ドラマ(主演・吉沢亮)も決まっているということで、その予習という意味でもとても興味深い。 1話では幼少期の栄一(漫画では栄治郎)が、藍染の原料となる藍の栽培が盛んな地域で育ち、藍の栽培で日本一を目指すことを志します。 権力や理不尽な暴力に屈せず、こうと決めたら絶対に曲げないとても芯の強い子どもです。なので親もちょっとタジタジなようすがコミカルに描かれてます。渋沢栄一氏に関する細かい情報は知らないので、そんな子どもが今後どんな人生を歩むのか… 次回からはもう「青春篇」が始まるそうです。 朝ドラでも行けそうな内容フイチン再見! 村上もとか名無し途中まで満州が舞台になるのがネックになりそうですが・・・。 女漫画家パイオニアの一人である上田トシコ先生の人生を長谷川町子、手塚治虫両先生など他大物との絡みも交えながら描く女性版まんが道と呼べる力作かと。 漫画界で立場を固めた晩年部がペースアップしたので、その辺りをもうちょっと読みたかった気がしますが、全10巻でまとまって手に取りやすい作品です。80年代ロボットアニメの金字塔の一つGet truth 太陽の牙ダグラム 太田垣康男 高橋良輔ナベテツ友人からこの作品の連載が始まったと聞いた時、なぜこのタイミングなのだろうかと少し不思議でした(40周年を記念したものだそうですが、ある年代にしか分からない作品だと思います) アニメを見た記憶はありますが、いかんせん数十年前のことでもあり、流石に細部の記憶はほとんどなく、太田垣先生がどのように描いてくれるのか楽しみにしていましたが、期待以上に面白い作品でした。 地球からの独立を目指す植民地のゲリラに、地球の政府高官の末子が身を投じる-簡潔にあらすじを述べるとこうなりますが、ロボットアクションの格好良さ、登場人物達の葛藤の描き方など、サンダーボルトとはまた違った魅力に満ちています。オールカラーのため、お値段はなかなか良い金額になりますが、それだけの価値はありますし、自分より若い世代の方にも是非読んで欲しいと思います。自分の"在り方"を考える新・プロフィール 岩崎真名無し前作「ア・ピリオド・イン・ウィンター」もすごかった記憶がありますが、今作も読み終わったあとにちょっとぼーっとする時間を要するような、とても良い読み切りでした。よくある自分を見つめ直すというやつに近いですが、いまの自分の生活や人間関係を振り返って、自分が一番幸せで居心地がいい"在り方"って何だろうと改めて考えてみるのって必要なのかなと思います。でもたぶんそれって1人でただただ考えるよりも、やっぱり誰かしらとコミュニケーションを取ることで見えてくるもののような気がします。そういう存在がいない人でも、この読切を読むとちょっとは楽になるかもしれません。 ほんとうに徘徊している徘徊先生 はしもとみつお 伴茶彰名無し沢木という老人が、ひとり徘徊するはなし。 どこからどう見ても立派な年寄りだが、身なりは小綺麗で頭もはっきりしている様子。しかしところどころで「ん?」という点が。しっかりしているのかボケているのか、よくわからない。あのコンビニのお姉さんの態度は何なんだ?笑谷口ジロー先生の自伝風漫画家マンガ冬の動物園 谷口ジローかしこタイトルの「冬の動物園」から冬の時期に読むのにぴったりな短編集をイメージしていたところ、まさかの漫画家マンガでした。しかも谷口ジロー先生ご自身の自伝風というそれはそれですごく興味がそそられる内容でとても面白かったです。 主人公は高校を卒業してから京都にある小さな織物問屋に就職しますが、着物の図案がやりたかったのに希望の仕事が出来ないこともあり、友人の紹介で上京し漫画家のアシスタントを始めます。冬の動物園が出てくるのが1話目の京都時代だけなので、もしかしたら最初は読切のつもりだったのかもしれません。2話目から漫画家マンガになっていきますが、大人しい性格の主人公なのでまんが道のような若き漫画家青年の苦悩というより、その時代の空気感が描かれているといった方がいいかもしれません。 しかし病気の少女と出会って彼女の為にデビュー作を描き上げようとするところから熱い展開になっていきます。普通ならベタすぎるシュチュエーションですが谷口ジロー先生の作品には誠実さがあるので感動せずにはいられません。サンデーの誇る中性的こじらせラブコメ王ひらかわあや先生の帰還帝乃三姉妹は案外、チョロい。 ひらかわあやmampuku天使とアクト!、FIRE RABBITの作者という時点で面白いのが確定。 1話を読んだ限りでも無事素晴らしいです。男女逆版の花男に、同居ラブコメを混ぜたような一見ありがちな図式ですがキャラの魅力が唯一無二! ひらかわ先生のド性癖丸出しでありながら、少年誌読者にドン引かれない絶妙なラインを針の穴を通すコントロールで攻めてきましたね。今後が非常に楽しみです すべては「勝ち星」のため…!壮大な実験が始まる。ハーラーダービー 森高夕次 水上あきら名無し最初はハーラーダービーの意味さえ知らなかったけれど「銀 シロガネ」の水上あきら先生の新連載ということで、いつちゃんこ鍋出てくるかなと楽しみにしてましたが…想像以上に骨太な野球漫画ですねこれ(1話の扉絵で競馬漫画と勘違いしたのは自分だけじゃないはず…)。 よくみたら原作者がグラゼニの森高先生でした。 まだ1話ですが、野球に詳しくない人でもちゃんと面白いように描かれていると思う。とにかくバッテリーが仲良しなのは良いことだ。 思わぬところから始まる女子の友情未来はこれから描くところ 桐島由紀starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。絵かいいシザーワン 北原拓海名無しおもしろそーなタイトルだなと思って読んだら予想外のクライマックスだった。二人で一つのハサミを作るって…どんな感情で見守ればいいんだ。ナルトとサスケの血の繋がったあれ思い出したってばよ。 敵がいいキャラしててよかった。 松本大洋ここにきての最高傑作!?東京ヒゴロ 松本大洋TKD@マンガの虫『鉄コン筋クリート』やスポーツ漫画の大傑作『ピンポン』を送り出した 漫画界の生きるレジェンド松本大洋待望の最新作 物語は主人公塩沢が30年務めた出版社を退職し漫画編集者として引退したところから始まり、彼が辞めたことで起こる周りの担当作家や編集者達の変化を丁寧に描写していきます。 私が個人的に松本大洋作品前作で通底して素晴らしいと思う点は『人間の暗い部分弱い部分を逃げずに描写するところ』で、例えば大傑作『ピンポン』でも類稀な才能を持ちながら高い壁にぶつかり一度は卓球から逃げ出してしまうペコという場面で自尊心が打ち砕かれた人間の脆さをしっかりと描写しています。 もちろん今作でもそう言った要素が見事に描かれており 例えば、一度は大ヒットを生み出しながらも長い漫画家生活の中で情熱が擦り切れてしまったベテラン作家長作が様々な葛藤を抱えながらもう一度奮起して漫画に向き合う姿が情感たっぷりに描写されており、 私個人としては「もしかしたらそう言った描写に関してはこれまでの作品の中でも一番なんじゃ?」と思っています。 というのも、今作は漫画に関わる人々というおそらく松本先生から見て最も身近なところに生きる人々を書いているので、人間描写がこれまで以上に切実感とリアルさを持っているのではないかと思います。 ここからは読んだ人向けですが、長作が爆音で包まれるパチンコ屋の中で涙を流すシーンには思わずこちらも涙を流してしまいました。予測不能の人生。美咲ヶ丘ite 戸田誠二Pom 美咲ヶ丘駅に住む人達の人生を1話完結で。 どんな話かなとおもいきや、意外にじんわりと心に響く作品。 話ごとに内容も濃く、読み応えがありました。 忘れかけてる感情を引き出してくれたような、そんなお話の数々でした。 (でも、最初の話はある意味中々衝撃的)ホラーでミステリー僕が死ぬだけの百物語 的野アンジにわか後味の悪いバッドエンドと小刻みに出される家庭環境の謎がクセになる。タイトルにより「僕が死ぬ」百物語目に近づいていくのもスリリング。いいね とてもいいキミと結婚なんかしない! 辻永ひつじ名無し※ネタバレを含むクチコミです。夏×高校生×SF!夏へのトンネル、さよならの出口 群青 八目迷 小うどん くっか名無し※ネタバレを含むクチコミです。警察学校で義眼の教官・風間が生徒を覚醒させる…!教場 みどりわたる 長岡弘樹名無し※ネタバレを含むクチコミです。 キャプ翼と違ったのはチーム名があるところがんばれ!キッカーズ ながいのりあきさいろくその昔、私が小学校の頃は各地に小学生のサッカーチームがあったんですが、割と「キッカーズ」という名前は全国どこにでもいたと思う。 自分もキッカーズというサッカーチームに所属していたことがあるのでちょっと馴染み深い名前でしたが、当時は全くコミックの存在は知りませんでした。もしかしたらコミックからの引用じゃないかもしれない(笑) とはいえ本作は割と全国区で人気を博した作品でした。 ジャンプで大人気だった「キャプ翼」を、コロコロでやれないかというコンセプトから始まった(安易にパクリとか言わないように。内容も全然違いますし時代的なサッカーマンガ人気にあやかっただけです。)もので、小学生達は兄弟がいない子たちはどちらかというとコロコロの方が手に取りやすかったのではないだろうか。 私自身はジャンプは小学6年からで、それまではコロコロ&ボンボンでした。 そんな頃にコロコロで連載していた本作、描いているのはゲームセンターあらしでおなじみのすがやみつる先生の一番弟子(たぶん)であるながいのりあき先生。 菅谷先生と比べてみても画力に劣ることもなく、No.1アシスタントだったながい先生の実力が遺憾なく発揮された作品といえると思います。 ただ、惜しむらくは表現などではさすがにあの「キャプ翼」に及ばなかった。。 マラカナン・スタジアムの上までオーバーヘッドキックで飛び出ちゃって降りてくるのに3週かかるなんてことは当時のコロコロでは出来なかったのです(ちょっと違うけど) とはいえ、サッカー愛という意味では抜群に小学生のハートを掴み、Jリーグが出来上がった頃の初代Jリーガーたちはきっとみんな読んでたんじゃないかな。 もちろん当時の事なので、キャプ翼並にサッカーのルール知らない可能性がすごく感じ取れるけどそれもまた良い味かなと。コミュ障救世主が帰還した地球で見たものは…!?スノウボールアース 辻次夕日郎名無し「何かあった世界線のシンジくん」って感じで面白かった。友達居ないのがまさかの伏線だったとは…これちゃんと人類生き残ってて友達作れる、のか…? 【あらすじ】 話しかけられて返事もまともに出来ない人間の友達ゼロのテツオ。 子供の頃に父が開発した巨大ロボ・ユキオが怪獣に向かって自爆させられそうになっていたところを、自ら乗り込み怪獣を倒しユキオの命を助けたことで「救世主」となる。 そして12年後。怪獣から地球を救うため巨大ロボのユキオに乗り込み宇宙で仲間たちと作戦中、何故か破壊艦・エルデ号の攻撃システムとバリヤーが作動しなくなり壊滅。残されたテツオを脱出させユキオは自爆する。 9年のコールドスリープから目覚め、10年ぶりに地球に戻ったテツオが見たものは雪に包まれて崩壊した東海地方だった。<<8182838485>>
読んでるうちに主人公のちほさんのことを自然と応援したくなるのがよかった。個人的に子供の頃はお兄ちゃんの影響でウルトラマンに憧れてたってのが好きな設定だなー。恋人になる映画監督になりたい男の子が最初に撮ってた赤い糸が出てくる映画は奥先生の初期の読切が元になってて、「HEN」でも登場人物が映画のモチーフにしようとしてましたね。こういうのをセルフオマージュというのかな。でも「GIGANT」では最後に違う映画を撮ってましたね!単行本限定のエピローグもよかった〜。