ナンバーナインマンガの感想・レビュー216件<<45678>>100年先も愛を誓おう困ったじいさん【同人版】 大江慎一郎 大江しんいちろう野愛新しい年をむかえたのでときめきたくなりました。じれったくなる学園ドラマや恋愛ドラマよりももっとインスタントにポップにときめきを摂取したかったので、じいさんにお願いしました。 Twitterで流れてくるたびに感じていたときめきを大量摂取できて幸せです。じいさんに困らされたいし、じいさんに困らされてるばあさんがかわいいし、こんな夫婦になりたい。 蛤食べて海老食べて夫婦円満と長生きを願うのもいいですが、困ったじいさんに困らされるのも同じ効果が得られる気がします。同人版の方が好きサラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話【同人版】 ベニガシラ名無し※ネタバレを含むクチコミです。まさかの恋愛もの姥捨山 六畳間名無し※ネタバレを含むクチコミです。誤植から生まれる植物の優しくて不思議なお話誤植の弟 新國みなみぺそ※ネタバレを含むクチコミです。 ショワワワ!昭和「時代」という衝撃19XX昭和の旅 徳光康之hysysk先日「昭和時代」という言葉を目にして驚いたのだが、考えてみれば自分も明治や大正のことは「明治時代」「大正時代」と呼ぶので、令和からすれば「昭和時代」でもおかしくはないだろう。 作者の記憶と共に当時の流行や風習が紹介されていて、とにかく熱量がすごい。合間に手書きの解説も入るのだが、これが本当に昭和のオタクという感じでめちゃくちゃ良い。 私は昭和57年生まれなので、全然知らなかったものから「あったな〜」というもの(口裂け女とかパワーリストとか)まで、とても面白く読めました。長らく不況とはいえ、今の方がよっぽど成熟してるし多様化してるし充実してると思うけど、少しはあの頃のワイルドさを思い出してみてもいいかも知れない。連載でまた邪龍ちゃんに会いたい!!300年封印されし邪龍ちゃんと友達になりました【同人版】 八木戸マト名無し主人公の陽太が召喚した邪龍は、300年間の封印による孤独のせいでコミュ力がよわよわとなってしまっていた・・・!という話。 邪龍らしい尊大な口ぶり多少残っているものの、だいぶメンタルがやられてるみたいでかなりの寂しがりやさん(ちょっと魔王城でおやすみの魔王に似てるかも) やってることは邪龍ちゃんがベソかいては陽太の言葉で立ち直るってそれだけなんだけど、邪龍ちゃんの愛くるしさが存分に出ていて見ていて飽きない。 あとがきによると連載の準備をしているとのことで楽しみです。 https://twitter.com/yakitomahawk/status/1209025067989864449?s=202019年にTwitterでやってたあれアンケート機能で進むギャルゲー漫画 ぱげらった名無し※ネタバレを含むクチコミです。 東京とNY、人間とAI、駆け抜ける愛の物語アイとアイザワ かっぴー うめ(小沢高広・妹尾朝子)野愛凄まじい疾走感のラブストーリー。 見たもの全てを瞬時に記憶できるカメラアイの持ち主・アイと人工知能研究機関によって開発されたAI・アイザワが人類の危機を救うため共に闘い、恋に落ちる物語。 壮大なストーリーなのに、短い話数と少ない登場人物でまとめられているのがアイとアイザワの思考の疾走感に追い立てられるようで気持ちよかったです。 最終的に突きつけられるのは、人間とは?愛とは?といった禅問答のような問い。これをハッピーエンドと捉えるかバッドエンドと捉えるか、人によって感じ方はだいぶ変わりそうです。それは、人間に与えられた「物語を読むことができる」という幸福がもたらすことなので、どんな感じ方をするにせよ私たちは幸せなのだと思います。ちょうどいいドゥリムドゥウワ 猫乃ワルツ野愛これは二日酔いでも読めるくらいゆるくてちょうどいいです。大爆笑したいわけじゃない、癒されたいわけじゃない、萌えたいわけじゃない、なんかとりあえず漫画読むかというときにピッタリです。 本物の赤ずきんちゃん読むより平和だしシュールだしいいかも。森の中さまよったらかわいい女の子でも汗臭くなるよね、仕方ない。おすすめの短編集 #お買い得本夏の十字架 ウチヤマユージstarstarstarstarstarひさぴよウチヤマユージ先生の短編集。2007〜2011年にかけてコミティアで発表された初期の5作品が収録されています。 「受賞歴なし、雑誌掲載経験なしのまま初単行本化」という売り文句が書いてありますが、同人誌でのみ発表されていた作品だけで、単行本を出すという事実が、この短編集の良さを証明しているようです。 表題作「夏の十字架」が全部で130ページあり、本の約半分を占めていて、短編としては少し長めですが、ストーリー構成が素晴らしく、あっという間に物語に引き込まれる面白さです。鬱々とした部分もありますが、読み終えたあとは何かモヤが晴れたような気分になる短編です。 他の4編も珠玉の作品ばかりで、時期によって作風・絵柄のバラつき等はありますが、単行本化にあたり加筆修正を結構されたそうで、全体を通して読みやすくなっています。 ちなみに本の価格ですが、紙の本より電子書籍(550円)で買うほうが大分安いのでお買い得です。 乾いた心に染み込む瑞々しさうめ短編集 うめあわせ うめ野愛チクッとした痛みもあるけど心地よくて、今まさに体感しているようなシズル感もある作品集でした。 生温い水や乾いた風の温度まで伝わってきます。酸いも甘いも知った上に成り立つ瑞々しさ。重くないけど軽くもなくて、爽やかだけじゃない後味が残ります。 1番好きなお話は「青空ファインダーロック」です。 カメラマンである主人公が高校の同級生だったグラビアアイドルのレタッチをやるお話です。 青春って青春真っ只中にいるときに感じるものじゃなくて、過ぎ去った後の甘い痛みこそ青春なんだよな。なんて思いました。 過ぎ去った後の甘い痛みを感じてるこの瞬間も、後に青春だったなあなんて思うのかもしれません。屋上でのシーンの空の青さが印象的でした。カラーで描かれている訳じゃないのに。 「パラレル」は長嶋有さんの原作を読みたくなりました。全然違う印象になりそう。 とにかくどの作品も素晴らしいのでぜひ読んでほしいです!擁護はできないなあロケットでつきぬけろ! 松井勝法名無し※ネタバレを含むクチコミです。イカダに乗って新大陸を目指すペンギンの旅路PENGUIE MAN マツダユカANAGUMA「いや、泳がんのかい」とツッコミかけましたが読んでいると「長距離航海には危険も一杯だし疲れるし、そりゃイカダにも乗るよな」と思いを新たにします。 なぜなら主人公の少年とおじさんが目指すのはどこにあるかもわからない新大陸。いつ終わるとも知れぬ果てしない旅にその身一つとほんのちょっとの道具を頼りに乗り出していくのです。 あとがきによれば本作は2015年夏ごろDモーニングに掲載された作品とのこと。そういう理由でフルカラーだったんでしょうか。次々変わる情景が鮮やかでどのコマを眺めていても楽しいです。 50ページのなかに多くのスペクタクルと、少年とおじさんが過ごした時間がぎゅっと閉じ込められています。スケール抜群のクライマックス…からのラストページも素敵でした。冒険気分を味わいたいときにぜひ! ネタ化されているが、正統派な少年漫画だったロケットでつきぬけろ! 松井勝法六文銭ネット上で一部ネタ化されているが、自分自身思春期にリアルタイムで読んでいたこともあって思い出深い作品でもある。 ・・・思い出深いというか、色んな意味で衝撃的な作品だったというほうが正しいかも。 電子化されていることにたまげて、懐かしさに思わず読んでしまった。 読んだ感想なのですが・・・あれ?意外とまともな少年漫画じゃん、ということ。 昔、感じた衝撃とは別に、通して読むと至極真っ当な感じをうけました。というか、ちょっと面白いぞとすら思った。 本作は当時、週刊少年ジャンプで連載されていて1巻完結ということは「お察しください」の類なのは周知だと思いますが、内容もその感じで、超展開が凄まじいのです。 特に7話→8話。 なんの前置きもなく数年後の世界へといざなわれ、謎のヒロインがさも当然のようにいたり(そう、いるのです。登場シーンも紹介もなく「いる」のです。知らないこっちが悪いみたいな勢い。)世界線が変わった感じで、読んでいて混乱をきたすでしょう。 初見なら特に。 二回目の自分ですら、やばかったです。 当時、これを雑誌連載で追っていたので、 あれー1号飛ばしたかな? みたいな感覚におちいって、前号を読みなおし、 ・・・やっぱ、これ続話だ!? の突き抜けた衝撃はハンパなかったのです。 友人とこの衝撃を共有したメモリーが色鮮やかによみがえりましたよ。 懐かしい。 この突如現れたヒロインについては、作品内で作者から補足があり、20年越しに真実を知れて、それもまた感慨深かったです。 (単行本欲しかったのですが、田舎では品薄で手に入らなかったので。) さて、内容なんですが、端的にいうとレース漫画です。 レーシング能力に才能ある主人公が、日本で最高峰だった赤城選手に触発されてF1を目指していく王道の少年漫画。 ただ、上述のように、超展開につぐ超展開で、努力・友情的なものはざっくり削除され、勝利だけが残って、あっさりF1選手になって終了します。(これがタイトルとともに、ネタ化されているわけですが、通して読むと・・・そこまで違和感がないか?と思います) いわゆる、ルフィに代表されるジャンプの主人公っぽい描写は、個人的に嫌いじゃないんですけどね。 竹を割ったような性格で、仲間思いで、勝つことよりも、競技自体を純粋に楽しむ姿勢とか。 また、最終話の最後、謎のノスタルジーがあって(思い出補正とも)、このキャラたちがどうなっていったのかなぁとか、描かれなった行間に思いを馳せてしまいました。 余談ですが、同著者は「NUMBER10」という作品で、本作同様に宇宙の法則が乱れたような展開で、光の速さで終了しましたが、ソムリエールで長期連載しております。 何が起きるかわからないものです。ハイブランドのコロコロコミックみたいな感じクニャオ短編集 クニャオ野愛なんだろう。なんか凄いのかもしれないし、もっと単純に笑えばいいだけのものなのかもしれないし、よくわかんない。でも面白いしちょっとこわい。かわいい気がしないでもない。 アメリカうまれのセルロイドの語呂の良さと、ちんこがついてるのがいいという価値観だけはわからなくはない。可愛い可愛いかしこみかしこみ 幌倉さと野愛可愛くて癒されて読んでいると自然に頬がゆるみます。可愛い。ムクが可愛い山椒が可愛い奏衣様が可愛い。可愛い可愛い。 少女の姿の神様に仕えるタヌキとキツネっていう設定でまずキュンときちゃいます。和の設定ってよいじゃないですか。惹かれちゃうじゃないですか。 のんびりしたタヌキとしっかり者のキツネというのがまたよいじゃないですか。ベタな設定ってやっぱりよいじゃないですか。 そんなタヌキのムクとキツネの山椒が町の人達の願いを叶えるべくおつかいやお留守番、代わりに学校に通ったりと奮闘する四コマ漫画です。 町の人達も読者と同じように「ムク可愛い♡山椒可愛い♡」という視点で描かれるのでそこもまたほっこりしちゃうところなんです。 疲れたときはムクと山椒をむぎゅむぎゅ抱きしめたい…願いを叶えて奏衣様!! 生きてくのってなかなか大変ですから、こんな可愛い漫画読んでたまには癒されましょうよ はす向かいのアパートに住んでる気がする1人と2匹ベンジャミン 幌倉さと野愛ペンギンぽいベンジャミン、人間の女の子ふきちゃん、猫のこなつの日常を切り取った漫画です。 台詞はなく絵だけで展開していく物語…いや、日常すぎて展開なんてほぼないかもしれません。 本や新聞をめくるのが好きなベンジャミンが、こなつや扇風機に邪魔されたり お昼寝するふきちゃんの上でお昼寝するこなつを見て、ベンジャミンもふきちゃんの上でお昼寝したり ふきちゃんにいってらっしゃいしたり、おかえりなさいしたり なんでもない日常が描かれています。 あまりにも普通に過ごすふきちゃんとこなつのせいで、ベンジャミンもあまりにも普通の存在に感じられて、その違和感のなさが愛おしくて可愛いんです。 ベンジャミンが漫画になったんだよって言ったらベンジャミンはどんな反応をするんでしょう。ちょっと照れながらページをめくるのかな。こなつは何にも考えずに乗っかって邪魔するのかな。 きっとこの世界のどこかで、当たり前のようにベンジャミンとふきちゃんとこなつが暮らしている気がしてなりません。それくらい可愛くて穏やかで普通の日常がここにあります。無条件に愛されたいとパンダ相手になら言えるふくよも 幌倉さと野愛なんで我が家にはパンダがいないんだ!!と暴れ出したくなりました。百歩譲って我が家じゃなくていいです。せめて近所にいてほしいです。 そんなことを思うくらいに、パンダの大福さんが可愛いですし、日常に溶け込んでいます。 日常に溶け込んで疑問をもたれない動物の漫画(はぐちさんとかぶたぶたとか)を読むと暴れ出したくなります。だっていないんだもん!! 無条件で愛されたいし愛したいし、自分のことも周りのことも知らなくていいけど本当のところはわかって受け入れてくれてる。みたいな存在が欲しいんですよね。母性とか父性とか全部混ぜて柔らかく仕上げたみたいなもので包まれたいんですよね。 大福さんなら包んでくれそうです。よもぎちゃんのことが大好きで大切なんだということが伝わってきます。ひたすらほんわかしている漫画なのに優しすぎて泣きそうになります。 こんなごちゃごちゃしたことを考えながら読む漫画ではなく、単純に大福さんとよもぎちゃんが可愛くて癒されます。本当です。 やっぱり我が家にも大福さんが来てほしい。いい子にするのでせめてクリスマスだけでもいいから来てほしい。美しいだけではないから漫画になる白虎 森の覇王へ 分冊 鄭錫鎬野愛漫画の世界に放たれた水墨画の白虎は、どことなく粗削りで不器用に映った。美しくて高貴なだけの存在ではなく、弱肉強食の理を必死で生き抜く只の動物だった。 この作品には台詞や吹き出しが一切なく、水墨画だけで物語が進められていく。 描かれている動物はどれも美しい。もふもふの毛並み、ギラギラ輝く瞳、鋭い牙や爪が緻密に繊細に描き込まれている。 そして、作者の画風なのか狙いなのか私の勘違いなのかわからないけれど、粗削りなのだ。どこを切り取っても掛け軸に収まりそうなほど美しいのに、衝動のままに描いたかのような荒々しさを感じる。 だからこそ、今にも動き出しそうなリアルさがあるし、残酷な場面も多いけれど動物達の可愛らしさや体温も感じられるように思う。 綺麗な水墨画を堪能しただけでは、漫画を読んだという感覚は得られない。 美しさだけではない絶妙な揺らぎ感が、この作品を漫画たらしめているのかもしれない。 スナックといってもおやつのほうマルさんのスナック シオミヤイルカ野愛妹にお弁当や夕飯を作ってもらってるけれど、ちょっと足りなくてついつい夜食やおやつを作って食べちゃうマルさんのお話。 ほのぼのしていてハラハラドキドキはなくて、ひたすらお腹が空いてきます。 家族との関係もあたたかくて優しい気持ちになれます。 そして飯漫画といえばレシピの実用性も重要なポイントですが、良いです!! 目新しい料理は登場しないですが、絶対美味しい&再現できるレシピが満載です。 カレーやシチューの残りで作れたり、甘いものもホットケーキミックスを使っていたり、明日にでも作ろうって思えるレシピなのがいいですね。 ひたすら優しい飯漫画が好きなひとに読んでほしい!読んでから気づいたBAT DAYS 徳光康之starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男内容はあらすじに全て書いてあったがプロの漫画家でありプロの草野球選手の「徳光康之」の草野球での話。この漫画で一番好きなのは漫画家チームと対決でビッグネームのオーラと超大物漫画家とぶつかった編集の末路、深夜のバッティングセンターでの出来事の話好きな給食はみそラーメンでしたオトナ給食~青木U平短編集~ 青木U平野愛カレーもシチューも揚げパンも美味しいものがいつでも食べられるのに、時々無性に懐かしくなるのが給食。 ソフト麺のミートソースとか、今食べたら大して美味しいものではないんだろうなあ。でも食べたい。 まさにそんな味わいの漫画です。 とっても泣けるとかとってもいい話というわけではない、でも懐かしくて置いてきた記憶が蘇って愛おしく思うような作品です。 できなかったことができるようになって、それなのに簡単にできたことができなくなったり忘れてしまっていたり。 あの頃の教室や校庭の空気が蘇ってノスタルジックな気持ちに浸れます。 実際給食のメニューが食べられるコンセプト居酒屋みたいなとこあるんですよね。行ってみたいけど給食と酒は合わなそうだなあ ビールに氷入れてアッパーになるKOUSHOKU ダンディ 愛蔵版 柳沢きみお野愛大市民シリーズの山形と同じ飯を食い同じ酒を飲んで同じような偏見を撒き散らしている作家先生が主人公だったので、これを叩き台として大市民シリーズが生まれたのかな?と思って読んでたら山形が登場したからびっくりしました。 世の中に物申したい系のおじさまってみんな白菜の鍋食いながらビールに氷入れて飲んでいるんです…?とよくわからない偏見を抱きそうになりました。 なんかでも登場人物みんな楽しそうでいいんですよねえ。 不倫がどうだ女の尻がどうだ寿司の食い方がどうだなどと、超どうでもいい会話に花を咲かせ最終的には今のご時世がよくない!みたいな結論になっちゃうの正直わかる。酒飲んで個人的なゲスい悩み話してると最終的に人間とは世界とか生きるとはみたいなところに行き着きますもん。 大人ってこれくらい適当なこと言ってていいんだなと変に嬉しくなっちゃったのであと30年くらいは変わらずに生きていけそうです。こういう女子バスケ漫画が読みたかったんだよ!!!(大声)BREAK THE BORDER 歩たかこの間たまたま新刊ページをを見てて、「おっ、知らないバスケ漫画があるな」と思ったらまさかの本格女子バスケ漫画で、軽くググったらnote記事が出てきてイラストの魅力にガツンとやられソッコー買ったのがこれです。こんなん元女バスとしては買うしかないじゃん…! https://note.com/imazine_world/n/n4ad8f0d9a6cc https://youtu.be/SuM7UaMNHpo はあ〜〜! 格好良すぎる!! 思い起こせば私は女子バスケ漫画を読んだことがありません。 そもそも“ちゃんとした”女子バスケ漫画(=リアルな等身の女子がガチでアスリートしてるシリアスなバスケ漫画)って他に存在しているのかさえ知らないです…。 そしてまさに、私の抱いているこの疑問が作者の歩先生がこの『BREAK THE BORDER』を描こうと思ったきっかけなんだそう。 >自分が読みたい路線の女子バスケの漫画が今までなかった。キャラクターは偶像的な女の子でなく、ちゃんとひとりの人間として描かれていて、それでいて絵がかっこよくて、ガチで…そういう女子バスケ漫画が読みたかった。 実際読んでみて、いやもう、ほんとおっしゃるとおりで「絵がかっこよくて、ガチ」で最高すぎる。 試合内容もガチならば、全員バスケに対してガチでふわふわ浮ついたとこがない。 はいこれ!!!!!好き!! また、女の子たちは平均身長の可愛い子から超高身長で筋肉質なイケメンまで多種多様はい好き!! https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/12438693/picture_pc_c06a5ff33d173acda5a2166f8c8db1a4.jpg (上記画像は「🔰はじめての人のためのBREAK THE BORDERガイド」より) も〜〜、超リアル。 「そうそう! バスケ部ってこうだよね…!」と、すんごいしっくりくる。 スポーツ漫画は、スポーツというテーマが平凡すぎるために、主人公や周囲のキャラに癖の強い個性・見た目・名前を付けて差別化しようとする傾向があるような気がします。 が、この作品は真逆。 出てくる誰もが「あ〜、こういう子居るよね」と感じるくらい超自然で没個性的。普通だったら、キャラの弱さは漫画においてウィークポイントになってしまうだろうけどこの作品は違う。 キャラが平凡なのではなく、「どっかの練習試合で会ったことあるよね」ってレベルでリアルだからこそ、それが魅力になっているんです。 5番のPG・樹里先輩とか日本に1万人くらいいるでしょ…眼鏡の雨宮先輩も絶対1校に1人はいる。 https://i.imgur.com/KhOOXuc.png (△『BREAK THE BORDER』歩 4話より) キャラの造形だけでなく、試合ももちろん迫力満点。1つ1つの動作や姿勢が「本物」で説得力がすごい。ディフェンスするたびに、ボンボン背中から吹っ飛んでくとこ狂おしいほど好き。 そして動作の軌跡が水彩ブラシで描かれてるのが超〜〜格好いい…!! さらに足さばきやボールの鋭い動きには、ほっそい引っ掻いたような白い線がかかれていてたまらない。 なんかもう…めっちゃ良いもの見たなと、幸せな気持ちでいっぱいです…ありがとうございます。 Netflixでアニメ化するまで応援し続けたいです。 https://note.com/imazine_world/n/neea54d52d097<<45678>>
新しい年をむかえたのでときめきたくなりました。じれったくなる学園ドラマや恋愛ドラマよりももっとインスタントにポップにときめきを摂取したかったので、じいさんにお願いしました。 Twitterで流れてくるたびに感じていたときめきを大量摂取できて幸せです。じいさんに困らされたいし、じいさんに困らされてるばあさんがかわいいし、こんな夫婦になりたい。 蛤食べて海老食べて夫婦円満と長生きを願うのもいいですが、困ったじいさんに困らされるのも同じ効果が得られる気がします。