青木U平は短編も上手いな
疲れた大人が迷い込む不思議な食堂。そこは子供の姿になって小学校の給食の時間にタイムスリップさせてくれる場所だったのです。 1話完結で読みやすかった。こういうのってどの話も最終的にはハッピーエンドになるので予定調和になりやすいけど、小粋にまとめてるので青木U平さすがだなって思いました。
カレーもシチューも揚げパンも美味しいものがいつでも食べられるのに、時々無性に懐かしくなるのが給食。
ソフト麺のミートソースとか、今食べたら大して美味しいものではないんだろうなあ。でも食べたい。
まさにそんな味わいの漫画です。
とっても泣けるとかとってもいい話というわけではない、でも懐かしくて置いてきた記憶が蘇って愛おしく思うような作品です。
できなかったことができるようになって、それなのに簡単にできたことができなくなったり忘れてしまっていたり。
あの頃の教室や校庭の空気が蘇ってノスタルジックな気持ちに浸れます。
実際給食のメニューが食べられるコンセプト居酒屋みたいなとこあるんですよね。行ってみたいけど給食と酒は合わなそうだなあ
日々の生活をどうにかこなすうちに、いつしかオトナになってしまった僕たち。そんな時にふと思い出すのは、あの日の「給食」―――。記憶の彼方に立ち戻って「心」を呼び覚ます、ハートフルSFグルメ『オトナ給食』。人体オタクの理系女子が、依頼人の「心」も癒やすリフォームまんが『カンナのかんな』。「心」をテーマにした2篇を収録。
日々の生活をどうにかこなすうちに、いつしかオトナになってしまった僕たち。そんな時にふと思い出すのは、あの日の「給食」―――。記憶の彼方に立ち戻って「心」を呼び覚ます、ハートフルSFグルメ『オトナ給食』。人体オタクの理系女子が、依頼人の「心」も癒やすリフォームまんが『カンナのかんな』。「心」をテーマにした2篇を収録。