ソラリス
惑星ソラリス――この静謐なる星は……不可解な謎に満ちていた。解明のためにステーションに派遣された心理学者ケルヴィンは、変わり果てた研究員たちを目にする。彼らにいったい何が……? 知の巨人が世界に問いかけたSF史上に残る名作が、唯一無二の筆致で美しく描き出される。 SOLARIS A manga adaptation by Takehito Moriizumi Copyright © 2024 by Takehito Moriizumi Based on the novel by Stanisław Lem Copyright ⓒ 1961 by Stanisław Lem Japanese e-book rights arranged with Tomasz Lem.
独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如崩壊した。急襲したドイツ軍により、村人たちそして母親が惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。母たちを奪った敵を倒すため、セラフィマは仲間たちとともに一流の狙撃兵になるべく訓練を重ねてゆく――敵を討つ、その想いに燃える少女たちの果てしない闘いの行方。2022年本屋大賞受賞作・2022年高校生直木賞受賞作・2022年〈いちばん売れた小説〉が待望のコミック化。『少年ノート』『しまなみ誰そ彼』の鎌谷悠希氏がコミカライズ!
倦怠期の夫婦、シングルマザーにヌードモデル。社会にうまく馴染めない10人は、人生の変化を求めて演技教室に通い始める。謎の男ジョン・スミスが指導する即興演技クラスに参加するうちに、現実と演技の境界は曖昧に。カラフルに彩られた不穏さが響き渡る新作
怪盗ミルク
頼まれればどんなものでも盗んでくれる、小悪魔少女ミルク。ピンクの羽の象、昔の一日、憎い相手の人生。でも盗んでもらったその後に……。『ミルクがねじを回す時』のヒロインのスピンオフ作品。
顔のない女
殺し屋専門の殺し屋・顔のない女。「あなた達の術はこの顔のない女がいただいたわ。ついでに命もね!」相手の技を盗み取り、冷酷に葬りさる。〈夢幻紳士・夢幻魔実也〉に対抗する強烈ヒロインの誕生
人外な彼女
吸血少女、魔女っ娘、化け猫女子──君麻呂くんの周りは可愛いけれど「人ではない」女子ばっかり。モテモテの恋(!?)の行方は? 恋愛をテーマにした「夢幻紳士 妖気篇 座敷鬼」を今回特別収録
小説家の平成は今日も変わった相手とお見合いをしていた。そう、妖怪、幽霊、その他もろもろ、この世のものならざる女性ばかりが相手なのだ! 彼のお見合いを波瀾万丈で……こんな出逢いの場があったとは!? 普通じゃないマッチング満載の妖印婚活コミック!
【カラー/固定型】カラー・大画面での閲覧に最適化されたコンテンツです/ギレアデ共和国の侍女オブフレッドは、司令官の子を産むための存在だ。監視の目に怯える彼女だが、ある日、交流が禁じられている司令官の部屋に招かれる。ノーベル文学賞受賞が期待される作家による名作を、気鋭のイラストレーターがグラフィック・ノベル化。
【カラー/固定型】カラー・大画面での閲覧に最適化されたコンテンツです/SF世界観の中、突拍子もない人々が躍動する――ささやかな超能力をもつ少女、即身仏になりたい兄、騎馬戦に命を賭ける少女達とロボット。《俺マン》《このマンガがすごい!》にランクインし、マンガ、カルチャー、アート各方面から評価を受ける著者の渾身作。
パエトーン
新進画家のシェフは、ある日ドライブの途中でひとりの少年を拾う。少年の名はマクセル――天衣無縫で、自分の思うがままに行動し、誰にも束縛されることがない。そのマクセルをモデルにして、シェフは太陽神アポロンの絵を描こうとするが……孤独な画家と無垢な少年の心の交流をリリカルに描いた「パエトーン」ほか、その続篇「プロメテウス」、世紀末の没落貴族のドラマ「孔雀の庭」など、禁断の愛に彩られた珠玉の作品集。
花模様の迷路
僕は庭のなかで僕自身をとりもどし、いろいろな匂いのなかに身を沈めたり、不道徳にふけったりしていた――七歳のときに両親を殺され、叔父の屋敷で育てられた青年。彼にとって、迷路のある広大な庭園は、孤独をなぐさめるただひとつの場所だった。しかし、ある日、その庭園の彫刻が売りに出されることになって……表題作「花模様の迷路」ほか、愛をテーマにした全5篇を収録。いつまでも心に残る感動の傑作コミック集。
【約1000ページ分の大ボリューム無料版】高橋葉介、coco、とり・みき・西島大介ら人気作家の作品が一挙に読める!――2016年3月より配信を開始した早川書房のコミック作品。2017年2月までに配信された作品すべての冒頭部分を一冊にまとめたお得な、読み応え充分の体験版!
もしかすると、最新コミックスでありながら宮崎夏次系入門として最適なのでは?と思いました。とくに「シュール」とか「不思議系」という印象を強く持っている人には本書から読んでみてほしい。ずっと笑っていられるから。最初から最後までずっと、声出して笑えます。 最後から2番目の「と、ある日の“パ“」は正直アウトかもしれない前代未聞の回となってます。何かあっても擁護できないほど攻めてます。 それは冗談として、もれなく全話最高と言えるショートSF短編集です。 あとおまけで作者のエッセイ(のような)短編も収録されています。珍しいですよね。