サバエとヤッたら終わる
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あらすじ

大学生の宇治はガサツで男みたいな女友達サバエと仲良し。ある日、二人が恋愛相談の為にサシ飲みをしていると、意外に巨乳のサバエに宇治はなぜかムラッときてしまい…友情を取るか性欲を取るか! 理性ギリギリキャンパスライフ開幕!!

ぷりずむのさくにわうみしませんぼんたんぺんしゅう
プリズムの咲く庭 海島千本短編集
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あらすじ

今注目の新鋭漫画家、海島千本の初単行本! 「ゴーゴーバンチ」「くらげバンチ」「週刊少年チャンピオン」に掲載された9作品を収録。圧倒的な筆致で描かれる、珠玉の物語をご堪能あれ。

ディノサン
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あらすじ

1946年にとある島で生き残りを発見。その後、繁殖や遺伝子操作によって、現代に再生されることとなった恐竜。圧倒的存在として人々を魅了してきたが、ある“事故”がきっかけでブームはすっかり下火に。そんな中、経営難の恐竜園「江の島ディノランド」に新人飼育員の須磨すずめが入社し――。「もしも」を叶える、恐竜飼育物語開園! 【電子版特典】巻末には電子書籍限定のカラーイラストを収録!

せぶんてぃういざん
セブンティウイザン
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あらすじ

その日、江月朝一(65歳)は定年退職を迎えた。家に帰ると妻、夕子(70歳)から信じられない事実を告げられる。「私、妊娠しました」。終活、そんな言葉もよぎる夫婦が、突然授かった大きすぎる未来。超高齢出産夫婦がおりなす全く新しい家族の物語が始まる。夫婦の愛に、あなたもきっと涙する。

くれいじーふーどとらっく
クレイジーフードトラック
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あらすじ

砂に埋もれた世界でフードトラックを走らせる、無愛想な中年・ゴードン。ある日、砂漠の真ん中で眠っていた全裸の少女・アリサと出会う。腹を空かせているアリサに料理を食ベさせていると、彼女を狙う謎の武装集団に襲われて──。中年料理人と奔放な少女の旅路を描く、暴力と暴食のロードストーリー!!

ワイルドリーガー
1巻を試し読み
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あらすじ

東京都にあるプロ野球球団、東京武鉄レッドソックス。かつては実力派の選手らが在籍し、例年ペナントレースでも優勝争いに加わる名門として知られていた。しかし、ここ数年、成績は低迷、最下位の常連となり、評価は急落。選手らも無気力になり、怠慢なプレーをファンから野次られるも、どこ吹く風という有様に陥っている。 その頃、かつてレッドソックスの若きエースとして名を馳せた青年、浅野夏門は、肘の故障による引退後、アメリカでシャークハンターとして暮らしていた。しかしある時、レッドソックス時代の恩師である志堂喜八が、ファンから彼が監督として率いているチーム低迷の責任を問われている姿を目撃。浅野は志堂から受けた恩に報いるため、現役復帰を決意、再び日本の地を踏む。 黄金期と呼ばれた頃のレッドソックスで共に戦った名選手たちが再び集結し、チーム全体も次第にかつての「戦う軍団」の姿を取り戻していく。浅野もブランクを乗り越え、剛腕投手として完全復活を遂げたが、読売ジャイアンツ不動の四番打者にして日本最強の選手と評される天才プレイヤー、「プリンス」御園生静との宿命の対決が彼を待ち受けていた。

ぱぱとおやじのうちごはん
パパと親父のウチご飯
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あらすじ

気丈夫な元カノから子供をあずけられた、整体師・千石。子供を引き取り妻と離婚した、漫画編集者・晴海。子育てに奮闘する2人は、郊外でのルームシェア生活を選択したが――。新しい幸せの調理法、初心の第1巻!!

女子攻兵
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あらすじ

『フリージア』の松本次郎最新作!次元世紀2011、新東京都市。そこでは異常な兵器を使った異常な戦争が行われていた。兵器の名は“女子攻兵”。女子高生型巨大ロボである。女子攻兵の登場は、今までの戦争の形を変えてしまった!主人公・タキガワ中尉率いる第13独立女子攻兵猟隊、通称“ハイエナ部隊”は制御不能となった女子攻兵を始末する殺し屋部隊。今回もいつもと変わらない簡単な任務のはずだった……しかし、彼らの前に現れたターゲットは想像を超える最悪の化け物だった!

松本次郎を語るには外せない奇作(快作)

新東京都市では女子高生の形をした巨大ロボ、女子攻兵(以下JK)での戦争が繰り広げられている。 パイロットは軍人(おっさん)であることがほとんどだが、長い間このロボに搭乗していると精神まで女子高生になっていってしまい、精神汚染ランクが8になると電波を受信していもしないはずの友人や家族とケータイで連絡を取るようになってしまう(もちろんJK搭乗時にそれと話したりしてるわけなので巨大なケータイを使っているわけでもある) 近未来のようでケータイがガラケー型でJKのスカートの短さなどからも90年代後半のJKのイメージを松本次郎的にマッシュアップした戦争モノだが、巨大ロボ×JKというだけでもよくやったと言って差し支えない本作は、連載当時のバンチでも異彩を放つ作品だった。 精神汚染の原因はイカれてしまった汚染ランクの高いモンスター(元JK)との密な状況や接触であり、多くは物理攻撃によるJK自体への汚染が原因でコックピットにいる軍人(JK乗り)を巻き込んで汚染していくものである。 殺伐とした世界なくせにネオン街ではセーラー服を着たキャバや風俗が繁盛しているという割と救いようのない世界観だが、どこかドロヘドロのようなパンクさとMADMAXのような退廃・荒廃感を感じる。 あ、コッペリオンとも少し空気や設定も似ているとこがある。アイアムアヒーローもそうだ。つまりは世紀末感があるということだが、ここまで書いておいて松本次郎の作品でそれが感じられないのは「いちげき」ぐらいかもしれないw

さいろく
さいろく
おおやさんとぼく
大家さんと僕
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あらすじ

1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。挨拶は「ごきげんよう」、好きなタイプはマッカーサー元帥(渋い!)、牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、僕を俳優と勘違いしている……。一緒に旅行するほど仲良くなった大家さんとの“二人暮らし”がずっと続けばいい、そう思っていた――。泣き笑い、奇跡の実話漫画。

跡地はどうなったんだろう

新宿のはずれにある、もと二世帯住宅に引っ越した矢部さん。 引っ越しの原因は、集合住宅ではありえないような企画をテレビ番組で行ったこと。 新たな自宅は完全分離型の元二世帯住宅で、一階には過干渉気味の大家さんが住んでいた。 最初は帰宅後のコールなどに戸惑うものの、徐々に大家さんと半同居しているような生活にも慣れていく。 大家さんは矢部さんの中でのイメージなので、本人からもチャームポイントの目が描かれてないと言われるなど、実際とは異なるのだけど、それでも眼鏡のほんわかとしたおばあちゃん像からはとても優しそうな雰囲気が伝わってくる。 この大家さん、明らかにお嬢様として育った方で、さらにはずれとはいえ新宿に住まう、高齢かつ独り身の女性。 パンピーとは住む世界が違う。挨拶が「ごきげんよう」だ。女学校だ。 なぜ二階を貸したのかは作中でオイオイ語られているが、不動産屋も「この人なら大丈夫だろう」と思ったのかもしれない。 大家さんは記憶がしばし戦前や若い頃へいったり、昔からあるもの以外は目に入っていなかったり。 でもタクシーでいつもの伊勢丹へ行けばいつも通りお買い物をする生活ができているとのこと。 読んでいて、これは田舎で素敵なボケ方をしていると話題に上がるお年寄りの、都会版かもしれないと思った。 認知症医療の第一人者の先生も「年を取れば人はみなボケる」と言われているので、年を取ってボケ始めても、慣れ親しんだ場所でいつもと変わらぬ生活を続けられるのは羨ましいなと思う。 番組だとなぜかオドオドしている人の良さそうな芸人さんだなと思っていたが、出版された本も悪意が削ぎ落とされたような内容で、こういう人柄の方なのかなと思った。 しかし、さすが新宿伊勢丹。すごいな。

ゆゆゆ
ゆゆゆ
さいごのれすとらん
最後のレストラン
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あらすじ

何の変哲もないレストラン「ヘブンズドア」に、時空を超えて偉人達がやってくる!しかもその偉人達は揃いもそろって死ぬ直前。彼らが生前最後に口にしたかった食べ物は一体?彼らの要求する無理難題にオーナー園場凌はどう立ち向かう??「コンシェルジュ」の藤栄道彦待望の最新作はタイムスリップ・グルメ・ストーリー!!1巻登場の偉人→織田信長、マリー・アントワネット、ガイウス・ユリウス・カエサル、坂本龍馬、ジャンヌ・ダルク。

魔法医レクスの変態カルテ
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あらすじ

魔王が打ち滅ぼされ平和が訪れた世界で、診療所を営む魔法医のレクス。しかし運び込まれてくるのは、スライムで××したりマンイーターに××をつっこんだりする、世界より救いようのない患者たちばかりで!? 異世界ヘンタイ診療コメディ開幕!!

変態患者への対応記録

「魔王が打ち滅ぼされ平和が訪れた世界」という、アフターストーリーの世界。 同じアフターストーリーなのに、『葬送のフリーレン』とは回れ右するくらい方向が違うのが、また良いですね。 なんかすごい魔法医のレクス先生が、困った問題を抱えた(主にシモ)患者達に対応するという、シンプルなお話ですが、トラブルのバリエーションがとっても豊富です。 Web掲載版のサムネイルと各話のタイトルをチラッと見ていただけたら、豊富さが伝わると思います。 スライムとか異種族性交の悩みとかビキニアーマー男性とか。 ちなみに本作を友達に勧めたあと、友達が漫画に触れてこないの理由は考えないようにしています。 いやだって、おもしろいじゃん?!さらにハッピーエンドじゃん?!幼子に見せられない以外、どこに問題があるの?! 作者の元三大介先生がXに書かれた裏話で、「マンイーター」の回が裸体や性交渉の描写がないので一番プロモーションに使われやすい(チンは取れてる)には笑いました。 漫画を読み直して、もう一度笑いました。 レクス先生は年は取っているもののイケメンなうえに、患者のことをしっかり考えていて、治療の力もすごくて、きっとこの人はもしかしたら…と予想するも正解がわからないまま、変態な患者が運ばれてきてひと笑いするという流れがとても好きです。 更新が楽しみな漫画です。

ゆゆゆ
ゆゆゆ
推し殺す
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あらすじ

マンガ家・大森卓として、高校生で鮮烈デビューを果たした小松悠は、その後スランプに陥ってしまう。新たな作品を描けず、二度とマンガを描くこともないと思いながら進学した大学で、小松は大森卓を殺すと宣言する女性・三秋縁と出会い……? 【電子版特典】巻末には電子書籍限定カラーイラストを収録!

SNS全盛時代のボーイミーツガールまんが道 #1巻応援

Xのタイムライン上で「いいね」「リポスト」の数が表示されなくなるというニュースが出てきて話題になっていました。蓋を開けてみればあくまでもタイムライン上での措置ということしたすが、個人的には「いいね」数や「リポスト」数という情報が本質を遠ざけているケースも多いのでまったく見えなくなってもそれはそれで良いのではないかと感じます。正確な情報や良識に配慮した投稿より、そうではないものの方がより拡散性は高いですし。 そんな折、このタカノンノさんの新作の『推し殺す』1巻が発売されました。 高校生にして「大森卓」というペンネームで漫画家デビューしたもののネット上での酷評を受けマンガを描くことができなくなってしまった主人公・小松悠が、大森卓作品のファンすぎて「殺す」と意気込んでマンガを描いている女性・三秋縁(みあきゆかり)と大学で出逢う物語です。 明らかに大森卓に影響を受けすぎており、またさまざまな点でこなれていない縁のマンガに対してつい的確なアドバイスをしてしまったことで縁から自分の編集者になって欲しいと懇願され、ふたりの奇妙な関係が始まっていきます。 悠が本当は相手から巨大な感情を抱かれる大森卓その人であるという秘密。それを隠したまま進行するところにストーリーとして引きがあり、また才能を持ちながら描けなくなってしまった主人公と、まだ原石ながら努力する才能はずば抜けており性格的には拗らせていてかわいい縁の主軸となるふたりのキャラクターと関係性もとても良く、どちらにも共感しながら読み進めました。タカノンノさんの描くこういう女の子は本当に良いです。 この作品には縁がSNSアカウントを作ってそこでマンガをアップロードし多くの人に見てもらおうとするエピソードがあります。その際、9万人以上のフォロワーを持ち在学中にプロデビューを果たしているminaruこと先輩の石黒成美に対して勝負を挑んでいくことになります。 ここが現代的で面白くもあり、SNSの功罪がよく表れていて考えさせられる部分でもあります。 良い面は、もちろん多くの人に見てもらえることです。一昔前、たとえば『バクマン。』などの時代はまず編集者に見初められて雑誌に載らなければ、たくさんの人にマンガを読んでもらうこともデビューすることもできませんでした。しかし、今はSNSでバズれば編集の方から声がかかることもありますし、何なら出版社を通さずとも個人で出版したりサブスク形式で配信したりといった手段もあります。作中でminaruが今は編集なんか要らない自己プロデュースの時代と言い放ちますが、そういう面も存在することは否定できません。純粋な作品を創る力とは別に、それを効果的に届けるための力もまた大事な時代です。 一方で悪い部分はといえば、SNSでの評価はあくまで指標にすぎないにも関わらずそれが目的化してしまいがちであること。また、それによって心を乱されることです。「いいね」「リポスト」「フォロワー数」などにこだわり過ぎると、やがてしんどくなる時が来ます。なぜなら最初は1つの「いいね」でも嬉しかったはずなのに、やがて「100いいねしか来なくてあまり伸びなかった」という風に感じられてしまうからです。何なら万バズが日常化していれば1000いいねでも少なく感じる人もいるでしょう。本来は1000人に良いと思ってもらえるなんて途轍もないことなのですが。 そもそも、まったく同じものを投稿したとしてもタイミングや運によってどれだけ拡散されるかは全然変わります。バズったから良い作品、バズらなかったから悪い作品、そんなはずはないのですが潜在的にはそう捉えてしまいがちです。良いマンガがまったくバズらなかったり、それが後日に驚くほどバズっていたりする光景は何度も見てきました。 それでも、やはり多くの人に見てもらっているというのが数字で実感としてわかるのは作り手側として見れば嬉しい部分も大きいことでしょう。人間、承認欲求にはなかなか抗えません。そして、編集部側などでも数字が出ているということは上を説得する材料として非常に強力です。故にそこに頼ってしまいがちです。 ただ、バズりやすさだけを求めると作品が類型化していきます。ちょうど先日『ビッグコミックオリジナル』の編集長がこのように仰っていました。「編集者は流行に乗っかるのが仕事ではなく流行を作り出すのが醍醐味である」と。研ぎ澄まされた作家性の原液を浴びるようなその人にしか描けない味がする作品を、自分の好きな気持ちや負の感情を煮詰めたものを読ませて欲しいと、贅沢な一読者としては常に願っています。 だからこそ、縁がわかりやすくバズるための手法を安易に使わず正統派なマンガを描いて勝負していこうとする姿勢を見せたとき、私は心の中で拍手喝采でした。 縁たちのまんが道はこの先どうなっていくのか。 悠が再びペンを握れる日はくるのか。 楽しみに見届けていきたいです。

兎来栄寿
兎来栄寿

推しを殺したい

憧れすぎて、好きすぎて、これはもう嫌いなのかもしれない。 そんなセリフを言う恋愛漫画があったような気がする。 これはそれの漫画描き版といえばいいんだろうか。 自分がマンガ家・大森卓を超える存在になって、大森卓を殺したいという意味不明な発言をする大学1年生女・三秋縁。 人に作ったものを見られると快感を覚えるという性癖も意味がわからない。 普通なら見られることに抵抗を覚え、それに抗って人に見せ、批評を聞いて、プライドをずたずたにされながら強くなっていくはずなのに。 作品を見られて快感を覚えるせいか、配布するほど、見られることに躊躇がない。 作品に対する指摘はその場で直し始める。 この子、ものすごくできる子だ!! 対して主人公の小松くん。 若い時分に、ネットで好き勝手に作品を批評され、荒らされ、潰れかかっている所を担当らしき編集者はリアルでも批評してメンタルを潰してきて。 トラウマが深すぎるだろうに、小松のトラウマを横に置かせてしまう、三秋さんのマイペースさもなかなかすごい。 デコボコというか、デコデココンビだと思うのだけど、この二人によるボーイミーツガール&サクセスストーリーとなるのか。 今後の展開が楽しみ。

ゆゆゆ
ゆゆゆ