初めて読んだ萩尾望都作品Marginal マージナル 萩尾望都たか私が読んだ初めての萩尾望都作品がこの『Marginal マージナル』でした。高校生のときに地元のブックオフで読んだのを覚えています。 当時萩尾先生のことは、当時ドハマリしててた小説家の恩田陸先生が思春期に読んで多大な影響を受けたマンガ家として認識していたので店で見つけて「あっ、恩田先生が好きな人じゃん」と手にとった気がします。 そのときは読んで「さすが恩田先生が好きなだけある」なとメチャメチャ面白かったのを覚えています。 男性しかいなくなった未来を描いた少女マンガSFというのが、漫画にもSFにもあまり触れてこなかった高校生の感性に刺さった記憶があるのですが、数年前に電子版を購入したのを機に読み直した際は「あれ?こんなもんだったっけ」となり意外でした。 『11人いる!』なんかは再読しても面白かったので…。 再再読してみるとまた違った感想があるのかもしれないので、今度読むのが楽しみです。潔くかっこよく働いて生きる90年代の女性の姿 #完結応援おいしい関係 槇村さとるたか私が槇村さとる先生を知ったがこの作品でした。「女はクリスマスケーキ」「仕事はお茶汲み」が当たり前の時代に、短大生の女の子が洋食屋を存続させるためにシェフとしての道を歩みだす物語。熱さありときめきありシリアスありのエンパワメントの塊みたいな作品です。 主人公の百恵ちゃんは90年代のヒロインらしく(というか月野うさぎっぽく)お洒落が好きでやや考えの甘い可愛らしい女の子。しかも時代柄か実家が今から考えるとすご〜く裕福で「本当に美味しいものしか食べたことがない」という。 そんな子が働きつつ恋しつつ自分の脚で立って力強く生きるようになるまでが描かれていて、長期間に渡って主人公の成長を追う朝ドラ的な魅力があります。 裕福な家庭でのびのび育てられた素直な感性と品の良さ。愛嬌があって喜怒哀楽がハッキリしてて楽天的。技術も知識もまだまだひよっこだけど、「美味しいものだけを食べさせてもらった」という両親の愛情が百恵ちゃんに繊細な味覚をもたらし、その自分が持っている強みを生かしてシェフの道を歩んでいくところが素敵。 そして恋のお相手というのが今は街の洋食屋なんかで働いているストイックな凄腕シェフ・織田。実は子供の頃レストランに置き去りにされたという悲劇を背負っていて、「美形・硬派・悲劇」と女子が好きになる要素しかないすごい男。 ストーリーもさることながら、とにかくコマ割りが素晴らしくて繊細かつ立体的な紙面構成が美しく初めて読んだ時は圧倒されました…! 百恵ちゃんの服装も時代を反映したファッションでものすごくかわいい!! 紙で大事に持ってる作品の1つで元気が欲しいときに読んでます。 同じく槇村先生のReal Clothesは今度は2000年代を生きる働く女性のお話でこちらも大好き。合わせて読むと時代の変化も感じられるのでおすすめです。 ▼槇村さとる『おいしい関係』1巻よりたか1年以上前コナンの漫画に載ってるの意味がちょっとわかりかねますが…。本編の単行本とは別、スピンオフとして発売されています。 https://manba.co.jp/boards/19955 https://manba.co.jp/boards/110869名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Storyここから履修します1わかるたか1年以上前※ネタバレを含むコメントです。筋肉島筋肉のみで文明が発展した「筋肉島」へ!2わかるたか1年以上前『のぴやか梢』をフォローをしましたたか1年以上前『あさがくる』ほそやゆきのの新連載が始まってたの知らなかった自由広場独り言広場3わかるたか1年以上前『夏・ユートピアノ』をフォローをしましたたか1年以上前『美しい姉弟』をフォローをしましたたか1年以上前これは言われてみれば確かに食べてみたい食い物TOP3に入るかも。買わなきゃ…!自由広場食べてみたいマンガに出てくる食べ物2わかるたか1年以上前※ネタバレを含むコメントです。カテナチオすべてを尽くして勝つ!!10わかるたか1年以上前※ネタバレを含むコメントです。カテナチオすべてを尽くして勝つ!!7わかるたか1年以上前『立入譲』をフォローをしました « First ‹ Prev … 155 156 157 158 159 160 161 162 163 … Next › Last » もっとみる
初めて読んだ萩尾望都作品Marginal マージナル 萩尾望都たか私が読んだ初めての萩尾望都作品がこの『Marginal マージナル』でした。高校生のときに地元のブックオフで読んだのを覚えています。 当時萩尾先生のことは、当時ドハマリしててた小説家の恩田陸先生が思春期に読んで多大な影響を受けたマンガ家として認識していたので店で見つけて「あっ、恩田先生が好きな人じゃん」と手にとった気がします。 そのときは読んで「さすが恩田先生が好きなだけある」なとメチャメチャ面白かったのを覚えています。 男性しかいなくなった未来を描いた少女マンガSFというのが、漫画にもSFにもあまり触れてこなかった高校生の感性に刺さった記憶があるのですが、数年前に電子版を購入したのを機に読み直した際は「あれ?こんなもんだったっけ」となり意外でした。 『11人いる!』なんかは再読しても面白かったので…。 再再読してみるとまた違った感想があるのかもしれないので、今度読むのが楽しみです。潔くかっこよく働いて生きる90年代の女性の姿 #完結応援おいしい関係 槇村さとるたか私が槇村さとる先生を知ったがこの作品でした。「女はクリスマスケーキ」「仕事はお茶汲み」が当たり前の時代に、短大生の女の子が洋食屋を存続させるためにシェフとしての道を歩みだす物語。熱さありときめきありシリアスありのエンパワメントの塊みたいな作品です。 主人公の百恵ちゃんは90年代のヒロインらしく(というか月野うさぎっぽく)お洒落が好きでやや考えの甘い可愛らしい女の子。しかも時代柄か実家が今から考えるとすご〜く裕福で「本当に美味しいものしか食べたことがない」という。 そんな子が働きつつ恋しつつ自分の脚で立って力強く生きるようになるまでが描かれていて、長期間に渡って主人公の成長を追う朝ドラ的な魅力があります。 裕福な家庭でのびのび育てられた素直な感性と品の良さ。愛嬌があって喜怒哀楽がハッキリしてて楽天的。技術も知識もまだまだひよっこだけど、「美味しいものだけを食べさせてもらった」という両親の愛情が百恵ちゃんに繊細な味覚をもたらし、その自分が持っている強みを生かしてシェフの道を歩んでいくところが素敵。 そして恋のお相手というのが今は街の洋食屋なんかで働いているストイックな凄腕シェフ・織田。実は子供の頃レストランに置き去りにされたという悲劇を背負っていて、「美形・硬派・悲劇」と女子が好きになる要素しかないすごい男。 ストーリーもさることながら、とにかくコマ割りが素晴らしくて繊細かつ立体的な紙面構成が美しく初めて読んだ時は圧倒されました…! 百恵ちゃんの服装も時代を反映したファッションでものすごくかわいい!! 紙で大事に持ってる作品の1つで元気が欲しいときに読んでます。 同じく槇村先生のReal Clothesは今度は2000年代を生きる働く女性のお話でこちらも大好き。合わせて読むと時代の変化も感じられるのでおすすめです。 ▼槇村さとる『おいしい関係』1巻よりたか1年以上前コナンの漫画に載ってるの意味がちょっとわかりかねますが…。本編の単行本とは別、スピンオフとして発売されています。 https://manba.co.jp/boards/19955 https://manba.co.jp/boards/110869名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Storyここから履修します1わかるたか1年以上前※ネタバレを含むコメントです。筋肉島筋肉のみで文明が発展した「筋肉島」へ!2わかるたか1年以上前『のぴやか梢』をフォローをしましたたか1年以上前『あさがくる』ほそやゆきのの新連載が始まってたの知らなかった自由広場独り言広場3わかるたか1年以上前『夏・ユートピアノ』をフォローをしましたたか1年以上前『美しい姉弟』をフォローをしましたたか1年以上前これは言われてみれば確かに食べてみたい食い物TOP3に入るかも。買わなきゃ…!自由広場食べてみたいマンガに出てくる食べ物2わかるたか1年以上前※ネタバレを含むコメントです。カテナチオすべてを尽くして勝つ!!10わかるたか1年以上前※ネタバレを含むコメントです。カテナチオすべてを尽くして勝つ!!7わかるたか1年以上前『立入譲』をフォローをしました
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