名無し
1年以上前
今更にどうのこうの言う必要もないほど、 名作というか面白い漫画というか、 漫画は面白い、と感じさせてくれる漫画だと思う。 世間でも面白い漫画だと評価はされていると思う。 けれど漫画はリアリティを追求したり、 ドリーミイを追求したり、 そのどちらかに徹っするほうが評価されやすい。 二兎を追うもの一兎を得ず、という固定観念は強いから。 この漫画はリアリティとドリーミイの二兎を 追ってしまったため、追って二兎を得たのだけれど、 世間の評価はそれに値するだけの評価は受けていない 感じがする。 ボクシング漫画としては基本線は抑えているのに 主人公達の能力がリング上でも外でもハイパーになりすぎて 見方によってはトンデモ漫画に見えてしまう。 ボクシング漫画やスポーツ漫画に王道があるなら、 王道に沿ってはいるのだけれど、王道を一歩一歩と歩かずに 王道の上空1000mを滑空してしまったというか。 その分、着陸点ではなまじのスポーツ漫画では到達できない 王道の遥か先まで行ってしまったという感じがする。 凄いし面白い漫画なんだけれど、 ちょっと色々な面で飛び越しちゃっている K点を越えすぎて参考記録扱いにされている ある意味で、面白いけれど正当な評価がされていない漫画だと思う。