今何かと話題の作品
らんま1/2 〔新装版〕 高橋留美子
今新作アニメが決定して話題のらんま1/2ですが、新作を見る前に、漫画とアニメを絶対見て欲しいです、、、!
現代ではタブーな表現が満載ですが、それがまた良いスパイスになっているので、正直こんなに完成された作品は、リメイクのようなことはするべきではないのではないかと個人的には思います。
話は逸れましたが、笑いあり、格闘あり、胸きゅんあり、高橋留美子ワールド全開の素晴らしい作品だと思います。
キャラクターもみんな個性的で、みんな憎めない、本当に大好きな作品なので、
まだ読んだことがない方にもぜひ読んでいただきたいです。
1話や数話完結の話が多いので、どの巻数から読んでも楽しめます!
今更にどうのこうの言う必要もないほど、
名作というか面白い漫画というか、
漫画は面白い、と感じさせてくれる漫画だと思う。
世間でも面白い漫画だと評価はされていると思う。
けれど漫画はリアリティを追求したり、
ドリーミイを追求したり、
そのどちらかに徹っするほうが評価されやすい。
二兎を追うもの一兎を得ず、という固定観念は強いから。
この漫画はリアリティとドリーミイの二兎を
追ってしまったため、追って二兎を得たのだけれど、
世間の評価はそれに値するだけの評価は受けていない
感じがする。
ボクシング漫画としては基本線は抑えているのに
主人公達の能力がリング上でも外でもハイパーになりすぎて
見方によってはトンデモ漫画に見えてしまう。
ボクシング漫画やスポーツ漫画に王道があるなら、
王道に沿ってはいるのだけれど、王道を一歩一歩と歩かずに
王道の上空1000mを滑空してしまったというか。
その分、着陸点ではなまじのスポーツ漫画では到達できない
王道の遥か先まで行ってしまったという感じがする。
凄いし面白い漫画なんだけれど、
ちょっと色々な面で飛び越しちゃっている
K点を越えすぎて参考記録扱いにされている
ある意味で、面白いけれど正当な評価がされていない漫画だと思う。