マンバ2023/10/04『信長GO』とかやってる人は本作も読んで散歩をより楽しもう—スマ見『散歩する女の子』 当方は最近、スマホゲーで新たにリリースされた『信長の野望 出陣』を始めました。通常のソシャゲはデレステとウマ娘だけで正直手一杯ですが、これは『ポケモンGO』的位置情報ゲームなので可処分時間を食い合わないですし、健康のために散歩でも増やそうと思ってたからちょうどよかったというところです。位置情報ゲームだと『駅メモ』もやってますが、これは鉄道乗ってる時がメインですし、『信長』は「委任」というモ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24967) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/10/03二ノ宮知子『のだめカンタービレ』で描かれる千秋がムカっとするほどの難曲。ショパン練習曲作品10-4、10-2、10-5番昨年9月、新装版全13巻が完結した『のだめカンタービレ』。 『のだめカンタービレ 新装版』(二ノ宮知子/講談社) それまでに描かれた番外編に加え、各巻に描き下ろしのエピソードが掲載されてます。 なんと二ノ宮さんがツイッター(現X)に描いた物まで収録されるという贅沢なセットです。 8月26日には作品内で使用された楽曲をふんだんに演奏する、配信コンサートが行われました。 更に10月にはTVドラマ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24930) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/10/02人生に無駄な経験など皆無!仕事への姿勢が参考になりすぎるマンガ『珍獣のお医者さん』いきなり私事で恐縮ですが、先日、恩師のお通夜のお手伝いをしました。葬祭に参列するのも久しぶり、かつお手伝い側で参加するのも初めてとあって、段取りもよく分からずちょっと緊張していたのですが、最近読んだとあるマンガの主人公を思い出して、無事にやり遂げることができました。 その主人公とは、二宮香乃先生の『珍獣のお医者さん』に登場する神無望(かんな・のぞみ)です! 『珍獣のお医者さん』 少しも知... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=25009) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/29マンガ界激震の話題作『サンダー3』作者の池田祐輝はいったい何者? ネットのウワサ徹底追及!|川島・山内のマンガ沼web麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、前回放送の「マンガ家ガチアンケート・池田祐輝編」の模様をお送りします(放送を見逃した方はTVerもご覧ください)。 『サンダー3』池田祐輝に関する3つの説 川島 今回のテーマはマンガ家ガチアンケート! 今回は山内さんのリクエストです。 山内 僕が以前お薦めしたマンガ、『サ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=25032) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/29『天国 ゴトウユキコ短編集』双葉社 2023年 ジャンルについて(1)【夏目房之介のマンガ与太話 その22】 今回は『天国 ゴトウユキコ短編集』【図1】を取り上げてみたい。すでに活躍している作家で、ちょっと怖い作品や人の闇を扱うような作品も描いているようだ。が、申し訳ないが、私はこの本で初めて読ませていただく。版元から送ってもらったのだ。 『天国 ゴトウユキコ短編集』 表紙を飾る少女の絵が、この作家の資質を示している。ピュアな少女の表情をサラッと描いているように見える。しかし、どこを見ている... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24997) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/27漫画で奏でられる音楽。ショパン練習曲・作品10-12番手塚治虫『虹のプレリュード』『週刊少女コミック』1975年41号(10月5日号)。 『週刊少女コミック』1975年41号 つい先日入手しました。 手塚治虫さんの『虹のプレリュード』、新連載で巻頭カラーという貴重な号です。 『週刊少女コミック』1975年41号 調べたところ手塚さんの少女雑誌での最後の連載作品は『ユニコ』ですが、そのひとつ前にあたる作品なんですね。 『ブッダ』や『ブラックジャック』や『三つ目がとおる』の連... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24782) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/20マンガ酒場【5杯目】クラフトビールと人生の苦みを味わう◎敦森蘭(監修:藤原ヒロユキ)『よりみちエール』 マンガの中で登場人物たちがうまそうに酒を飲むシーンを見て、「一緒に飲みたい!」と思ったことのある人は少なくないだろう。酒そのものがテーマだったり酒場が舞台となった作品はもちろん、酒を酌み交わすことで絆を深めたり、酔っぱらって大失敗、酔った勢いで告白など、ドラマの小道具としても酒が果たす役割は大きい。 そんな酒とマンガのおいしい関係を読み解く連載。5杯目は、クラフトビールと人生の苦みを掛け... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24854) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/19漫画史上最悪レベルで褒めるところがない主人公の活躍を見よ—梶原一騎+中野喜雄『人間兇器』 後編 『人間兇器』の紹介、後編です(前編はこちら)。 アメリカに続きメキシコにもいられなくなった美影、腐敗した独裁国家ならなんとかなるやろ……と思って今度はバティスタ政権下のキューバに密入国するも、折悪しくカストロ&ゲバラによる革命闘争が始まり、さくっと革命軍に捕まります。共産思想とかにはこれっぽっちも興味がないが我が身は可愛い美影、同じ檻に入れられていた奴らが看守を買収して脱走を図っている... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24847) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/18トイレのし尿汲取口 山上たつひこ『主婦の生活』 いつの間にか姿を消した「昭和のアレ」をマンガの中に探すシリーズ。今回のアレは、かつてはほとんどの家にあった「し尿汲取口」である。昭和の一般的なトイレは、いわゆる「ポッチャン便器」で、便器の下の便槽に溜まったし尿はバキュームカーで定期的に汲み取ってもらう必要があった。というわけで、トイレの横には汲取口の鉄の蓋と、てっぺんにカラカラ回る脱臭装置がついた煙突がセットになっていた。 ポッチャンが... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24902) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/14『黄昏流星群』は本当に「ジジイがベンチで死ぬエンド」が多いのか検証してみた『黄昏流星群』 みなさん、黄昏てますか? あ、慣れない言葉を使ってしまいましたね。今のは「みなさん、いずれ自分も中高年になることに備えて、ちゃんと黄昏流星群を読んでいますか?」という意味の挨拶です。『僕の心のヤバイやつ』とかのラブコメマンガを読んで悶絶しているみなさん、実年齢はおいくつですか? 山田や市川よりも、その親御さんの方が年齢が近かったりしちゃうんじゃないですか?(私は山田ママと同い... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24749) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/13お人形の着せ替え洋服とママとお母さんと火渡りと。法月理栄「屋根の上のセッちゃん」第3話法月理栄さんの作品紹介記事も10回目となりました。 「屋根の上のセッちゃん」最終話の第3話「冬のお祭り」をご紹介しましょう。 『月刊あすか』(角川書店)1985年12月号 セッちゃんの家に友達の女の子が人形を持って遊びに来ます。 女の子の名前は「星野ひろみ」。 『月刊あすか』(角川書店)1985年12月号 カールちゃんと呼ぶ洋風の人形と、お母さん手作りの洋服を羨ましがるセッちゃん。 セッちゃ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24592) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/12漫画史上最悪レベルで褒めるところがない主人公の活躍を見よ—梶原一騎+中野喜雄『人間兇器』 前編 漫画に限らずフィクションというものには、悪玉を主人公にした作品というものが少なからず存在します。そういった作品では、主人公に悲しき過去があったり、悪ならではの美学が存在したりして、悪とはいえ読者が応援したくなったり憧れたりするような何かが存在するのがセオリーでありましょう。ですが、今回紹介する梶原一騎+中野喜雄『人間兇器』の主人公・美影義人は一味違います。この男、本当にいいところが何一つな... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24809) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/11第19回 ユーロマンガ初のアマゾンPOD。生きづらさを抱えるポルトガル系フランス人バンド・デシネ作家の自己回復の物語―シリル・ペドロサ『ポルトガル』今となってはもうずいぶん昔のことのように感じられるが、2021年1月に『ユーロマンガ』電子版が創刊された。 わざわざ「電子版」と断っているのは、電子版ではない『ユーロマンガ』もあるからで、そちらは今からもう15年も前の2008年9月にEuromanga合同会社が発行し、飛鳥新社が発売する形で創刊され、2013年4月刊の第8号まで続いた。フランス語圏のマンガ“バンド・デシネ”を翻訳掲載する日本... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24703) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/07いまどきの出産&育児マンガ|テーマ別に読む[本当に面白いマンガ]第5回 Jリーグとコラボだのブライダル補助金だの、政府のとんちんかんな少子化対策(?)に失笑している方も多いだろう。旧態依然の家庭観に凝り固まり、しかも利権ありきの発想では有効な対策など打てるはずもなく、ますます少子化に拍車がかかるばかり。その一方、マンガの世界において出産&育児ものは隆盛ジャンルだ。 有名どころでは、東村アキコ『ママはテンパリスト』、吉田戦車『まんが親』&伊藤理佐『おかあさんの... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24747) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/06それは、野球という皮を被った殺し合い『シキュウジ-高校球児に明日はない-』皆さん、野球は好きですか? 今年はWBCでの日本代表の大活躍から始まり、メジャーリーグやプロ野球も例年以上に熱を帯び、また甲子園では慶應高校が107年ぶりの優勝を果たして大きな話題となりました。これだけ野球が熱い年もなかなかありません。 そして、現実の野球が熱ければ現在マンガ界でも続々と注目の熱い作品が登場してきています。 今回紹介する『週刊ヤングマガジン』連載中で待望の1巻が発売した『シキ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24875) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/06野鳥の情報量がすごい! わらびもちきなこ『しあわせ鳥見んぐ』はあなたの青い鳥になるある日いつものように『まんがタイムきらら』を読んでいると、1枚の広告ページが目に入ってきました。 それは『BIRDER(バーダー)』と言うバードウォッチング専門誌でした。 『BIRDER』(文一総合出版) 2021年11月号 バードウォッチングの雑誌があることにも驚いたのですが、その表紙を『きらら』作品が飾っていたことにも驚きました。その作品が今回紹介する「わらびもちきなこ」先生の『しあわせ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24453) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/05マンガ酒場【4杯目】酒好き女子の懲りない日々◎市川ヒロシ『二日目の酔い子ちゃん』 マンガの中で登場人物たちがうまそうに酒を飲むシーンを見て、「一緒に飲みたい!」と思ったことのある人は少なくないだろう。酒そのものがテーマだったり酒場が舞台となった作品はもちろん、酒を酌み交わすことで絆を深めたり、酔っぱらって大失敗、酔った勢いで告白など、ドラマの小道具としても酒が果たす役割は大きい。 そんな酒とマンガのおいしい関係を読み解く連載。4杯目は、酒好き女子の懲りない日々を描く『... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24273) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/04サンドイッチマン/映画の二番館・三番館 永島慎二『漫画家残酷物語』全3巻 いつの間にか姿を消していた「昭和のアレ」をマンガの中に探すシリーズ。今回は、街角のサンドイッチマンと映画の二番館・三番館の2題。マンガは、永島慎二『漫画家残酷物語』だ。 『漫画家残酷物語』 永島の代表作である『漫画家残酷物語』は東京トップ社の貸本短編集『刑事(でか)』で1961年の13号から64年の42号まで全28話が発表された連作短編作品だ。それぞれの短編は独立しており、共通するのは... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24665) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/09/01となりのマンガ編集部 第11回:路草編集部 消費サイクルの速い時代にこそ輝く「離れ小島」的魅力 マンガの編集部に赴き、編集者が今おすすめしたいマンガやマンガ制作・業界の裏側などを取材する連載企画「となりのマンガ編集部」。第11回は、『路草』編集部を訪ねました。新進気鋭のレーベルながら、マンガ好きに刺さるラインナップで注目を集める『路草』の作品はどのように作られているのか。どのような想いによって立ち上げられたのか。編集長の井上雄樹さん、編集部員の佐藤杏奈さんのお二方を取材しました。 取... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24676) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/31大友克洋『THE COMPLETE WORKS1 銃声』講談社 2023年【夏目房之介のマンガ与太話 その21】 大友克洋の単行本未発表初期習作をまとめた貴重な一冊である。「COM」1971年2月号への新人賞投稿作『海が…』に始まり(ただし「COM」に掲載されたのは1頁のみ)、『戦場』『まっちうりの少女』『ルイーズ』など未発表習作が続き、雑誌掲載作は「漫画アクション増刊」73年の『銃声』から「週刊漫画アクション」74年「密漁の夜」など。全部で11作が収められている。 大友克洋『THE COMPLETE... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24471) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/25川島・山内・ムーディが選ぶ、夢の最強「週刊ビッグコミックスピリッツ」|川島・山内のマンガ沼web麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、前回放送の「夢の最強ラインナップを考えよう!週刊ビッグコミックスピリッツ編」の模様をお送りします(放送を見逃した方はTVerもご覧ください)。 『ピンポン』を読んで、書いていたネタを破り捨てた 川島 今回のテーマはこちら、「夢の最強ラインナップを考えよう!週刊ビッグコミッ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24633) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/25創刊号から購入し続けていた『まんがタイムきららMAX』を買えなくなったほどの人気『ぼっち・ざ・ろっく!』『ぼっち・ざ・ろっく!』(芳文社) 私は常々4コママンガに足りないのは知名度だと思っています。 4コママンガと言うだけで身構えてしまい、読むことを敬遠されている方が多いのではないかと考えております。 ですから4コママンガのアニメ化やドラマ化は賛成派です。 そのことにより一人でも多くの方が単行本や雑誌を手に取り読んでくれるからです。 今回紹介する作品はまさにそれを実現してくれました。 『ま... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24254) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/24正チャンと多様なマーチャンダイズ正チャン帽はキャラクター商品第1号 現在の私達の生活は、マンガやアニメのキャラクターたちに囲まれて回っている。ファッションや文具、食器類は言うに及ばず、家具や電気製品にいたるまで、さまざまなキャラクター商品が存在するのだ。自動車にゲームやアニメのキャラクターを描いた「痛車」も珍しいものではなくなった。 日本のキャラクター・ブームに先鞭をつけたマンガが『正チャンの冒険』ということはあまり知... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=23871) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/24吸血鬼×飯テロ!? 斬新すぎる組み合わせが食欲をそそる『夜さんの愛しの晩餐』突然ですが、アラフィフなのに食欲が一向に尽きません。 よく、年齢を重ねると人は食欲が落ちていくとか、油っぽいものが食べられなくなるとか、焼肉は胸焼けがするとか言いますが、そんな通説は私には全く当てはまらなかった模様です。身体にはいろいろと不調をきたす様になってきましたので、人生の残り時間が減ってきたなあ、という実感はある……その分、一食の重みをよりいっそう感じるようになり「一口たりとも失敗し... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24635) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信