マンバ2023/08/23法月理栄さん第9回。「屋根の上のセッちゃん」 《少女版おしげさん》のセッちゃん大活躍の巻『月刊あすか』掲載の、法月理栄「屋根の上のセッちゃん」第2話「真珠の指輪」を紹介します。 『月刊あすか』(角川書店)1985年9月号 いつもの様に屋根の上で自分の世界に浸るセッちゃん。 『月刊あすか』(角川書店)1985年9月号 着物姿の御婦人が慌てる様子が見えます。 大事な指輪をどぶに落とした御婦人の周りに、町の男衆が笑顔で集まります。 御婦人を仕事に行かせて指輪を探す男たち。 『月刊あす... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24390) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/21「お化け煙突/防空壕跡/ビニ本自販機 諸星大二郎『ぼくとフリオと校庭で』 ちょっと前まで、ごく身近なところにあったモノや景色がいつの間にか無くなっていた、ってことがある。いつの間にか無くなってしまったモノや風景を「昭和の遺物(アレ)」と名付けることにした。 そんな「昭和のアレ」を、物語の重要な小道具や舞台装置としてマンガの中に見つけることがある。するとある年代以上には懐かしさと嬉しさが込み上げてくる。一方で、若い人たちにも、好奇心が湧いてくる。好奇心は珍しさや... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24460) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/18入院したことで生まれた、入院した時に読みたいマンガ「ひらやすみ」真造圭伍にガチインタビュー|川島・山内のマンガ沼web麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、前回放送の「マンガ家・ガチアンケート 真造圭伍編」の模様をお送りします(放送を見逃した方はTVerもご覧ください)。 大学生でマンガ家デビュー、小田扉先生のもとでアシスタント 川島 今回のテーマは「マンガ家ガチアンケート」! 今回来ていただいたのは、おすすめマンガで2回... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24485) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/18マンガ酒場【3杯目】酒知識×異世界エンタメの野心作◎原作:Rootport・漫画:吉田優希『ドランク・インベーダー』 マンガの中で登場人物たちがうまそうに酒を飲むシーンを見て、「一緒に飲みたい!」と思ったことのある人は少なくないだろう。酒そのものがテーマだったり酒場が舞台となった作品はもちろん、酒を酌み交わすことで絆を深めたり、酔っぱらって大失敗、酔った勢いで告白など、ドラマの小道具としても酒が果たす役割は大きい。 そんな酒とマンガのおいしい関係を読み解く連載。3杯目は、異世界ファンタジーと酒の雑学をミ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24263) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/17ままならない人たちの高校生活だって時には何よりも輝く—heisoku『春あかね高校定時制夜間部』 この連載コラム、今まで読んできてくれた方々には言わずもがなですが、紹介する漫画について特定のジャンルとかテーマとかは基本的にないです(ついでに言うと、打ち合わせとかも一切なく、締切日になると「今回これで書きました」と原稿が編集メールアドレスに投げ込まれるという恐怖新聞方式で作られています)。ですがまあ、「他の人が紹介しなさそうなものをなるべくやろう」という鳥なき里の蝙蝠を目指す気持ちはある... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24518) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/16世の中で生きやすくなるためのヒント『発達障害なわたしたち』『発達障害なわたしたち』(町田粥/祥伝社) 町田粥先生の『発達障害なわたしたち』は、実際に発達障害な人たちのインタビューをマンガ化したエッセイコミックです。彼らが日々を乗り越えるための生活の知恵は、発達障害の診断を受けていない人にも参考になります。 発達障害な人とは、人とは脳が違う働きをすることで、行動面や情緒面の一部で特徴があるひとたちのことです。自閉症やADHD(注意欠如・多動症)、... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24346) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/14第18回 本邦初訳のチェコ・コミック―パヴェル・チェフ『ペピーク・ストジェハの大冒険』今年6月、筆者が編集主幹を務めるサウザンブックス社のレーベル「サウザンコミックス」の第5弾パヴェル・チェフ『ペピーク・ストジェハの大冒険』(ジャン=ガスパール・パーレニーチェク、髙松美織訳、サウザンブックス社、2023年)が発売された。サウザンコミックスではこれまでフランス語圏のマンガ”バンド・デシネ”を2点、アメリカのコミックスを1点、台湾のマンガを1点刊行してきたが、今度の作品はチェコ・... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24216) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/10【特集】夏マンガ特集 | 7月の急上昇マンガ 今回の月刊マンバの特集は、夏に読みたい「夏マンガ」。 海水浴、スイカ割り、ひと夏の冒険、蝉の鳴き声…。夏の描写が素敵な4作品をご紹介します。 そのほか7つのコーナーで、注目の第1巻『リーマンミーツホスト』、期待の新連載『サチ録~サチの黙示録~』、話題の読切『冬の魔王城は稲妻をも凍らせる』など、最新のマンガ情報をお届けします! 月刊マンバとは 秒でいいマンガが見つかるクチコミサービス「マンバ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24388) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/09いしかわじゅんも影響を受けたと語る少年の叙情——ほんまりう『与太』 夏コミの季節ですね。というわけで、紙面を私物化しての筆者のサークルによるほんまりう同人復刊作品紹介シリーズの3発目です。前2回は、『息をつめて走りぬけよう』、『原色の街から』の記事を読んで下さい。いや本当、筆者はこのほんまりうという天才漫画家は再評価されなければいけないと思っているんですよ! 『与太』 今回の夏コミ合わせで復刊するのは、『与太』。『増刊ヤングコミック』および『ヤング... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24299) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/08これぞ80年代ドタバタラブコメ! 少女マンガの王道がギッシリ詰まった『あいつがHERO』2023年10月2日まで、明治大学 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館で「あさぎり夕 BLの始まり 展」が開催中です。 あさぎり先生といえば80年代のトップ少女マンガ家。中学校のクラスメートが『あいつがHERO』を大好きだったことを思い出します。 ってことで改めて読み返してみました。 『あいつがHERO』 これぞ「ザ・ラブコメ少女マンガ」ですね! 高校生の若菜は『ライラックの花の王子さま』... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24285) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/07楽園が戦場だった日の忘れられた出来事 秋本治『5人の軍隊』 戦場マンガ十番勝負のしんがりは秋本治の短編『5人の軍隊』である。 初出は1979年7月の『週刊少年ジャンプ』増刊号。その後、長らく単行本未収録状態が続いていた。2004年になってようやく、集英社のコンビニ向け単行本「JUMP・REMIX」の『秋本治SHOW劇場』第4号「戦争と平和特集」に『最後の狙撃兵』『柴又戒厳令』などとともに25年ぶりに収録された。また、13年には、金の星社のアンソロ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24201) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/06庶民から見た戦争マンガ|テーマ別に読む[本当に面白いマンガ] 毎年8月になると戦争関連の番組や記事が増える。まるで季節の風物詩のような扱いにはちょっと微妙な気持ちにもなるけれど、終戦から80年近くが過ぎ、戦争体験を持つ人も少なくなるなか、どんな形であれ歴史と記憶の継承は必要だろう。というわけで、当連載でも戦争を描いたマンガをご紹介したい。 戦争マンガというと、水木しげる『総員玉砕せよ!』や松本零士の戦場まんがシリーズ、最近では武田一義『ペリリュー ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24181) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/04マンガ酒場【2杯目】暴れん坊の松太郎もビビる田中の酒グセ!◎ちばてつや『のたり松太郎』 マンガの中で登場人物たちがうまそうに酒を飲むシーンを見て、「一緒に飲みたい!」と思ったことのある人は少なくないだろう。酒そのものがテーマだったり酒場が舞台となった作品はもちろん、酒を酌み交わすことで絆を深めたり、酔っぱらって大失敗、酔った勢いで告白など、ドラマの小道具としても酒が果たす役割は大きい。 そんな酒とマンガのおいしい関係を読み解く連載。2杯目は、相撲マンガの名作『のたり松太郎』... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=23963) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/02法月理栄さん第8回。舞台を昭和35年頃に移した新作全3話。法月理栄『屋根の上のセッちゃん』第1回「菊ちゃんのこと」先日とある方の御好意から、法月理栄さんの作品が載っている『月刊あすか/ASUKA』を3冊お借りしました。 1985年9月号(創刊2号)と11、12月号です。 作品名は「屋根の上のセッちゃん」。 『月刊あすか』(角川書店)1985年9月号 「セッちゃん」という小学生の女の子が主人公です。 セッちゃんの家は祖父が工場経営、父が電気屋、母が日用品を扱うよろず屋と大所帯。 『月刊あすか』(角川書店)... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24231) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/08/01となりのマンガ編集部 第10回:マンガクロス編集部 『僕ヤバ』担当編集が語る作品の裏側 マンガの編集部に赴き、編集者が今おすすめしたいマンガやマンガ制作・業界の裏側などを取材する連載企画「となりのマンガ編集部」。第10回は、『マンガクロス』編集部を訪ねました。2018年に『Champion タップ!』と『チャンピオンクロス』を統合して新設され、アニメ化してますます話題沸騰中の『僕の心のヤバイやつ』を始め、秋田書店全社の作品が集まり掲載されている『マンガクロス』。『WORST外... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24163) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/07/31『少女マンガはどこからきたの?「少女マンガを語る会」全記録』青土社 2023年【夏目房之介のマンガ与太話 その20】『少女マンガはどこからきたの?「少女マンガを語る会」全記録』青土社 2023年 本書は水野英子さんの呼びかけで、1999年から2000年にかけて全4回行われた座談会の記録である。語る会のメンバーは、上田トシコ、むれあきこ、わたなべまさこ、巴里夫、高橋真琴、今村洋子、水野英子、ちばてつや、牧美也子、望月あきら、花村えい子、北島洋子。第一回は、このメンバーによる回想討議。第二回は、さらに編集者... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24099) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/07/26麻雀漫画を読んで反物質がどこにあるのかを知ろう——来賀友志+神江里見『ナイトストーン 危険な扇動者』『ナイトストーン 危険な扇動者』 マンバ通信でこの連載(テーマもなく毎回好き勝手書いてて連載感もクソもないですが)を始めて気がつくと3年が経っていましたが、実はここまで筆者、ある一つの縛りを自分にかけていました。本コラムの執筆者紹介には「麻雀漫画史の研究をしている」と書いておりますが、このある意味メイン守備位置である麻雀漫画は基本紹介しないというものです。これは、筆者がここ数年、研究の集大... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24130) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/07/24砂漠の戦場で戦う男たち女たち 新谷かおる『エリア88』全23巻『エリア88』 平和な日常に慣れた日本人がいきなり異国の戦場に送られ、死と向かい合いながら敵と戦うことになったら……。新谷かおるの『エリア88』はそんな極限状態を描いた戦場マンガだ。 小学館の『少年ビッグコミック』で1979年8号から86年13号に連載。単行本は「少年ビッグコミックス」で全23巻にまとめられた。84年には、同じく新谷の『ふたり鷹』とともに第30回小学館漫画賞を受賞。また、... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=23999) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/07/21意志強ナツ子が『るなしい』『アマゾネス・キス』を描いた理由|川島・山内のマンガ沼web麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、前回放送の「マンガ家・ガチアンケート 意志強ナツ子編」の模様をお送りします(放送を見逃した方はTVerもご覧ください)。 気持ち悪さは自覚していた 川島 今回のテーマは「マンガ家・ガチアンケート」。今、一番会いたい人です。登場していただきましょう。『るなしい』『アマゾネス... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24117) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/07/20マンガ酒場【1杯目】これぞ酒飲みマンガの金字塔!◎二ノ宮知子『平成よっぱらい研究所』 マンガの中で登場人物たちがうまそうに酒を飲むシーンを見て、「一緒に飲みたい!」と思ったことのある人は少なくないだろう。酒そのものがテーマだったり酒場が舞台となった作品はもちろん、酒を酌み交わすことで絆を深めたり、酔っぱらって大失敗、酔った勢いで告白など、ドラマの小道具としても酒が果たす役割は大きい。 そんな酒とマンガのおいしい関係を読み解く連載。記念すべき1杯目は、泣く子も笑う酒飲みマン... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=23952) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/07/19昭和44年、少女フレンド掲載。古の青池作品は瞳輝く王道の少女漫画。青池保子「おーい青春」「青蓮の恋歌」先日よく利用する古書店に行ったところ、新しく入荷した漫画が積んでありました。 店主から「水曜教授さん、こないだ入ったんだよ。まだちゃんと見てないけど何か欲しい物ある?」と声をかけてもらいました。 他のお客さんには申し訳ないですけど常連の特権というやつですね。 色々良さげな漫画がありましたが、青池ファンにとってたまらないひと際輝く一冊に目が釘付けです。 若木書房のティーンコミックス。 「やっぱ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24016) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/07/18べらんめぇ調の硬派な真壁くんが中学生とは思えない『ときめきトゥナイト』『ときめきトゥナイト』(池野恋/集英社) 少女マンガの三大イケメンは『BANANA FISH』のアッシュ、『イタズラなKiss』の入江くん、そして『ときめきトゥナイト』の真壁くん……というのをどこかで見たんですが、今検索したら自分の発言しか出てきませんでした。なんだそれ自作自演だったか少女マンガ三大イケメン! とはいっても彼らのかっこよさが損なわれるわけではないので、今回は『ときめきトゥ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24020) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/07/12第17回 人生の美しさと残酷さを鮮やかな色彩で描く―マヌエレ・フィオール『秒速5000㎞』ついにマヌエレ・フィオール『秒速5000km』(栗原俊秀、ディエゴ・マルティーナ訳、マガジンハウス、2023年5月31日)の日本語版が発売された。今やイタリアを代表するマンガ家のひとりとなった作者が、それこそ世界で注目されるきっかけとなった作品である。マヌエレ・フィオールは、伊坂幸太郎『クリスマスを探偵と』(河出書房新社、2017年)の挿絵で既に日本デビューを果たしているから、そちらの仕事で... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=23901) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/07/11【特集】2023年7月期ドラマ化特集 | 6月の急上昇マンガ 今回の月刊マンバの特集は、7月スタートのドラマ化マンガ! そのほか7つのコーナーで、注目の第1巻『ダイヤモンドの功罪』、期待の新連載『だんドーン』、話題の読切『めがねの弔い』など、マンガ情報をお届けします! 月刊マンバとは 秒でいいマンガが見つかるクチコミサービス「マンバ」の1カ月間のクチコミ投稿や、アクセス数の変化を振り返ることで、マンガ界の動きがなんとなくわかる連載。 今回は2023年... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=24056) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信