マンバ2022/08/29海を舞台にした人情マンガ あすなひろし『風と海とサブ』 前回は山の人情マンガを紹介したので、今回は海の人情マンガを取り上げる。 あすなひろしの『風と海とサブ』だ。秋田書店の『週刊少年チャンピオン』1980年4月28日号から8月18日号に連載。単行本は2巻にまとめられている。 同じ『週刊少年チャンピオン』で76年8月30日号から『青い空を、白い雲がかけてった』を不定期連載しヒットさせたあすなは、79年10月15日号でいったん同シリーズにピリオ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=18295) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/26第7回 大人になる前のひと夏の共犯関係—バスティアン・ヴィヴェス『年上のひと』うかうかしていたら、前回第6回のエイドリアン・トミネ『キリング・アンド・ダイング』を取り上げた記事から、またもや3カ月も空いてしまった。時間が経つのがマジで早すぎる……。その間、マンガではないのだが、アレクシ・プレヴォ、クロード・ガイヤール、フレッド・ピッツォフェラート 『サメ映画 ビジュアル大全 ジョーズサーガからZ級作品まで シャークムービークロニクル』(知的風ハット監修、原正人訳、グラ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=18293) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/25突然の打ち切り連載終了。虚構と実在の難しさ。 宮下あきら『私立極道高校』1980年、順調に連載されていたにも関わらず、この作品が打ち切られた理由は広く知られてます。 作中に実在の学校や人物の名前を無断で描いた為、抗議を受けて連載は打ち切り。該当の号は回収という形になってます。 1980年の『週刊少年ジャンプ』を調べましたが『Dr.スランプ』が5/6合併号から新連載です。 翌年にアニメ化されてとんでもない大人気を誇り、日本中にアラレちゃん大ブームを巻き起こし後の... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17970) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/19岩井勇気を濃縮還元したようなマンガ『ムムリン』|川島・山内のマンガ沼web麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、前回放送された「川島・山内のおすすめマンガ」後編をお送りします(放送を見逃した方はTVerもご覧ください)。 鬼が桃太郎を倒すマンガ 山内 僕のおすすめマンガはこちらです。『桃太郎殺し太郎』、成瀬乙彦先生。 成瀬乙彦『桃太郎殺し太郎』(KADOKAWA) 2022年... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=18334) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/18マンガの中のメガネとデブ【第23回】高橋景保(よしながふみ『大奥』) マンガの中の定番キャラとして欠かせないのがメガネとデブ。昭和の昔から令和の今に至るまで、個性的な面々が物語を盛り上げてきた。どちらかというとイケてないキャラとして主人公の引き立て役になることが多いが、時には主役を張ることもある。 そんなメガネとデブたちの中でも特に印象に残るキャラをピックアップする連載。第23回は[メガネ編]、歴史大河SFの傑作『大奥』(よしながふみ/2004年~21年)... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=18076) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/17書店員さんありがとう『コミックエッセイ 本屋図鑑 だから書店員はやめられない!』が魅せる本屋作りの裏側多くの書籍や雑誌が並ぶリアルの書店。日々数々の書籍が行き交うこの場所は誰がどう作り出しているのか。そんな疑問に応えてくれるのがいまがわゆいさんの『コミックエッセイ 本屋図鑑 だから書店員はやめられない!』です。私たちの本探しを助けてくれる書店員が日々どのように店舗の裏側で動き、考えているのかをまとめたこの作品は、書店員を疑似体験できるお仕事マンガにもなっています。 いまがわさんは岡山県の書店... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17796) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/15山を舞台にした人情マンガ 石塚真一『岳』 梅雨明けから8月末までは夏山シーズン。お盆休みを利用して登山やトレッキングを楽しむという人も多いだろう。 今回取り上げる人情マンガは山のマンガ。石塚真一の『岳(がく)』である。小学館の『ビッグコミックオリジナル』で2003年19号から2012年12号に『岳 みんなの山』のタイトルで連載。単行本は18巻で完結している。 小説の世界には、山岳小説というジャンルがあり、『八甲田山』など数多く... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=18088) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/14サブリミナル! 死刑台! サイボーグ! ジャンルとしてのパチンコ漫画が確立する前だから生まれたパチンコ漫画の異端傑作—たがわ靖之『パチンカー血風録』 連続でたがわ靖之作品の紹介をします。 『鉄火の巻平』の記事ではあえてあまり触れませんでしたが、たがわ靖之という漫画家は、先述の記事中でも触れた『マンガ地獄変2』のインタビューで、”アナーキーやって、ウソついてる方が喜ばれるし、楽だからどうしてもそっち行っちゃう(笑)”、”俺は漫画は下らない方がいいと思ってます。自分のポジションはこっちの下らない方かなって思ってるんだよね。自分が読むのも... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17936) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/12麒麟・川島が妻から「めっちゃ嫌だったけど読んでほしい」と言われたマンガ『るなしい』|川島・山内のマンガ沼web麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、前回放送された「川島・山内のおすすめマンガ」前編をお送りします(放送を見逃した方はTVerもご覧ください)。 めっちゃ嫌なんだけど、めっちゃ読みたくなるマンガ 川島 今回のテーマは「川島、山内のおすすめマンガ!」。では私から紹介します。これをテレビで紹介するとは……って感... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=18265) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/10寿司過渡期の作品だからこそ味わえる元祖寿司漫画の味—大林悠一郎+たがわ靖之『鉄火の巻平』 「寿司漫画」というジャンルがあります。料理漫画が好きな人なら、このジャンル内ではいちばん有名だろう『将太の寿司』を筆頭に、現在連載中の漫画でも『江戸前の旬』『寿エンパイア』など、様々な作品を挙げることができましょう。 今回は、このジャンルの開祖と呼ぶべき作品を紹介しようと思います。その名は、大林悠一郎+たがわ靖之『鉄火の巻平』。……とこう言っても、「もちろん知ってるぜ!」となる人はそ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17817) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/05マンガの中のメガネとデブ【第22回】名古屋和彦(小林まこと『柔道部物語』) マンガの中の定番キャラとして欠かせないのがメガネとデブ。昭和の昔から令和の今に至るまで、個性的な面々が物語を盛り上げてきた。どちらかというとイケてないキャラとして主人公の引き立て役になることが多いが、時には主役を張ることもある。 そんなメガネとデブたちの中でも特に印象に残るキャラをピックアップする連載。第22回は[デブ編]、柔道マンガの傑作『柔道部物語』(小林まこと/1985年~91年)... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17783) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/04法月理栄さん第4回 名前も判明、村で暮らし始めた町のお医者様と奥さんは元気にやってます。法月理栄『気まぐれデイパック』第2~3話法月さんの記事第4回です。 ▼第1回 ▼第2回 ▼第3回 『気まぐれデイパック』は以前に第2回の記事で第1話をご紹介しましたが、努力の甲斐あって第2話以降も手に入れる事が出来ました。 早速ご紹介しましょう。 第2話 「石仏の里」 『ビッグコミック』1989年5月10日号掲載 第2話から表題が付けられました。 石仏の、ときたら大分県の「臼杵」と思い浮かんでサイコロを振りたくなり... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17641) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/03探偵が拳銃を撃ち、脱獄囚が刑事となって暴れ回る昭和の名作『スケバン刑事』「おまんら、許さんぜよ」 の名ゼリフを毎週放つ南野陽子さん、可愛かったなあ。 80年代にドラマ化された『スケバン刑事』、一世を風靡しましたね。斉藤由貴さん、南野陽子さんと、風間三姉妹の浅香唯さん、大西結花さん、中村由真さん主演で3シリーズ放映されてました。 80年代はまだ「原作リスペクト」なんて言葉はなかったので、ドラマはシリーズが進むほどに原作ガン無視でした。今の『仮面ライダー』シリーズ並... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17801) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/08/01熟年の愛を描く人情レディースコミック もりたじゅん『人生上々』 レディースコミックと聞くと、ドロドロした男と女の愛憎劇を連想する人がいるかもしれない。ところが、レディースコミックには大人の人情マンガが多いのである。今回は数ある中から、もりたじゅんの『人生上々』を読んでみよう。 集英社のレディースコミック誌『月刊YOU』1997年1月号から98年12月号で24回にわたり連載。単行本は4巻で完結している。 作者のもりたじゅんは60代後半から70年代後半... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17961) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/07/28宮谷一彦の幻影【夏目房之介のマンガ与太話 その8】 2022年6月28日、宮谷一彦みややかずひこが亡くなった。 一般的な知名度はない。手塚治虫の虫プロ商事が1967年1月に創刊した月刊マンガ誌「COM」5月号の月例新人入選作『ねむりにつくとき』でデビュー。編集部コメントで「有望な新人があらわれた。その名は宮谷一彦君。」と称賛され、同じCOM同年2月号デビューの岡田史子と並んで先鋭的なマンガ青年層、とりわけ自分もマンガを描いていた層に強烈... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17986) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/07/271シーズン全17戦を2年かけて連載。F1レースに特化した漫画の草分け 村上もとか『赤いペガサス』村上もとかさん、今年デビュー50周年です。 6月から9月まで東京の弥生美術館で「村上もとか展」が開催中ですが、残念ながらまだ足を運べてません。 せっかく開催中なので村上もとかさんの作品で何か書きたいと、いつもの古書店で『赤いペガサス』全巻セットを買ってきました。 30代の時に一度買って読んでますがそれ以来です。 一気に読んでしまいました。 『少年サンデー』での連載は1977年から1979年の... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17838) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/07/26世界に魅了され、翻訳で世界を繋ぐ ジャン=ガスパール・パーレニーチェク インタビュー世界中の価値ある面白い本との出会いをクラウドファンディングで作るをコンセプトとするTHOUSANDS OF BOOKSの海外マンガのレーベル、THOUSANDS OF COMICSは、マンガ好きであればご存じなはず。2017年に立ち上がり、マンバ通信に寄稿するBD翻訳者原正人が編集主幹を務める。読んでいるうちにグングンと引き込まれる力強い作品群のラインナップが魅力だ。 その第5作品目としてチ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17723) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/07/25いまマンバが注目する9作品! 月刊マンバ【2022年6月】秒でいいマンガが見つかるクチコミサービス「マンバ」の1カ月間のクチコミ投稿・アクセス数の変化を振り返ることで、マンガ界の動きがなんとなくわかる連載「月刊マンバ」。 2022年6月に話題となったマンガの情報を、スタッフ3名(🥢・🐼・🐟)のコメントとともに様々な視点からお届けします。 1. 「おすすめの第1巻」@2022年6月 『コーラス』『ココハナ』で大好評を博した珠玉の読み切りシリーズ、つい... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=18010) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/07/22巻数が短くて完結済み!一気読みできるおすすめマンガ|川島・山内のマンガ沼web麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、先日放送された「川島・山内の一気読みできるおすすめマンガ」を前後編まとめてお送りします(放送を見逃した方はTVerもご覧ください)。 日本初の青年マンガ誌はどうやって誕生したのか? 川島 今回の企画は「川島・山内の一気読みできるおすすめマンガ」! 巻数が少なくて既に完結し... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=18051) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/07/21オタクとヤンキーの共通語としてのウルトラマン—小松大幹『犬嶋高校行進曲』 本原稿を書く前に、映画『シン・ウルトラマン』を見ました。難点を言われるのもよく分かる(人間ドラマとか)んですけど、特撮ガチ勢に比べると全然とはいえ幼少期にウルトラシリーズをよく見ていた身(ウルトラシリーズ、本放送が80年の『ウルトラマン80』から96年の『ウルトラマンティガ』まで空いているため現代からだと見えづらいんですが、80年代とかは再放送やってたりしてて、普通に子供に人気あったんです... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17587) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/07/20マンガの中のメガネとデブ【第21回】浦見魔太郎(藤子不二雄Ⓐ『魔太郎がくる!!』) マンガの中の定番キャラとして欠かせないのがメガネとデブ。昭和の昔から令和の今に至るまで、個性的な面々が物語を盛り上げてきた。どちらかというとイケてないキャラとして主人公の引き立て役になることが多いが、時には主役を張ることもある。 そんなメガネとデブたちの中でも特に印象に残るキャラをピックアップする連載。第21回は[メガネ編]、先頃亡くなった藤子不二雄Ⓐ氏の代表作のひとつ『魔太郎がくる!!... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17775) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/07/18ゼニと人情の極上人間ドラマ 天王寺大・郷力也『ミナミの帝王』 人間を描くとき、お金の問題は良きにつけ悪しきにつけ必ず付いてくる。そのためだろう、お金をテーマにした人情マンガは多い。今回取り上げる、原作者・天王寺大とマンガ家・郷力也の兄弟コンビによる『ミナミの帝王』もそのひとつだ。 本作は日本文芸社の『週刊漫画ゴラク』で1992年から連載されている超ロングラン作品。単行本は2022年7月現在で167巻まで出ている。 主人公は大阪・ミナミで闇金業を営... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17857) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/07/15『ゴリラーマン』解題〜いかに『ゴリラーマン』は斬新なマンガであったか〜『ゴリラーマン』の時代 ヤンマガで『ゴリラーマン40』の連載が始まっている。それで久しぶりに『ゴリラーマン』を読み直してみたら、やはり面白かった……と思いつつ、あの時代の感覚を共有していないと、今の読者には伝わりづらいかもな、と思うところもあったので、『ゴリラーマン』を成立させていた時代背景みたいなものを書いてみたい。 『ゴリラーマン』は、とにかく絶妙なさじ加減のマンガだった。 ヤンキーマン... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=17907) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2022/07/14【マンバ公式】自由広場でマンバ読書会‼️マンバが毎月YouTubeLIVEで配信している「マンバ読書会」。毎月の配信のお知らせと配信で紹介するトピックをこちらのトピックで募集することにしました。 皆さまからのコメント、お待ちしておりま〜す❗️ ========== ◎2022年11月「2022年の新作&完結マンガを振り返るマンバ読書会」 ◎配信日時:11/18(金)19:00- 今月のマンバ読書会は2022年のマンガ総振り返り! ということで今年発売した1巻&完結マンガをみんなで語る配信イベントを開催します! ◎「#1巻応援」「#完結応援」クチコミで今年の新作、完結マンガを応援しよう 1.マンバでクチコミを投稿したいマンガを探す 2.クチコミのタイトルに「#1巻応援」か「#完結応援」を記入 3.クチコミの本文に「#マンバ読書会」を記入 4.クチコミを投稿! ▼今年発売した1巻 https://manba.co.jp/new_books/first_books/2022/11 ▼今年発売した完結巻 https://manba.co.jp/new_books/completed_books/2022/11 ◎クチコミのURLをこのトピックにシェア or #マンバ読書会 でツイート ツイート・自由広場のコメントは配信で紹介します。 ◎配信でみんなのリスト・クチコミを見ながら盛り上がろう! ▼イベント詳細 https://note.com/manba/n/n204c68568d73 ==========自由広場4わかる