かしこ1年以上前「バリ島物語 神秘の島の王国、その壮麗なる愛と死」 知らないバリの文化がたくさん出てくるのとグランドホテル形式のストーリーなので登場人物が多いので1冊読むのに1時間くらいかかった。でも他では得られない没入感があるので時間がある時にまた読み直したい。自由広場読むのが大変だったマンガってありますか2わかる谷口ジロー先生の自伝風漫画家マンガ冬の動物園 谷口ジローかしこタイトルの「冬の動物園」から冬の時期に読むのにぴったりな短編集をイメージしていたところ、まさかの漫画家マンガでした。しかも谷口ジロー先生ご自身の自伝風というそれはそれですごく興味がそそられる内容でとても面白かったです。 主人公は高校を卒業してから京都にある小さな織物問屋に就職しますが、着物の図案がやりたかったのに希望の仕事が出来ないこともあり、友人の紹介で上京し漫画家のアシスタントを始めます。冬の動物園が出てくるのが1話目の京都時代だけなので、もしかしたら最初は読切のつもりだったのかもしれません。2話目から漫画家マンガになっていきますが、大人しい性格の主人公なのでまんが道のような若き漫画家青年の苦悩というより、その時代の空気感が描かれているといった方がいいかもしれません。 しかし病気の少女と出会って彼女の為にデビュー作を描き上げようとするところから熱い展開になっていきます。普通ならベタすぎるシュチュエーションですが谷口ジロー先生の作品には誠実さがあるので感動せずにはいられません。近藤ようこ先生を語るなら外せない大傑作!水鏡綺譚 近藤ようこ 坂口安吾starstarstarstarstarかしこなんと!ずっと未完だったけど12年後に最終話が描かれて完結した作品だそうです。単行本の帯は盟友・高橋留美子先生が書かれているし読む前から私の期待値は上がりまくっていましたが、それでもすっごく面白かったです。 狼に育てられたワタルと記憶を失くしてしまった鏡子が旅をしながら物の怪や不思議な事物に出会う物語で、1話1話が珠玉なんですよ!ワタルと鏡子のキャラクターもすごく魅力的で読み終わった後も2人のことが心から離れません。これは描き終えるのに12年かかったのも大納得です。 あとがきでは近藤ようこ先生の漫画に対する想いと、先生にとっても「水鏡綺譚」は特別な作品であることが語られていました。旦那さんの話がすごい!実録企画モノ 卯月妙子starstarstarstarstar_borderかしこマニアックなAVの撮影を仕事として楽しそうにしてるのが印象的でした(自分は漫画で読むだけでも結構キツかったので、元気な時に読むことをオススメします)。でもそんな卯月さんがエロに開眼したルーツが某少年漫画のハードコアやおい同人だったのはすごく意外でした。 エロ話の合間に息子さんとか旦那さんの話も出てくるんですが、特に最後の旦那さんの話がすごかったです(たまたまその日がクリスマスイブだったので、ものすごくタイミングがいい日に読んでしまったなと思いながら今クチコミを書いてます)。壮絶な内容なのにテンションが普段と変わらなくて、お互いに「いってきます」「いってらっしゃ〜い」で見送り合えるのがすごい。お似合いのカップルだったんですね。かしこ1年以上前近藤ようこ「水鏡綺譚」 登録お願いします!自由広場【目的の作品が見つからない方へ】作品の登録依頼はこちらへどうぞ結婚したい娘VS反対する父渡る世間はオヤジばかり 伊藤理佐starstarstarstar_borderstar_borderかしこここ最近伊藤理佐先生の過去作が復刊したり電子書籍化が増えたりして嬉しいな〜!来年は「おいピータン!!」もドラマ化するし確実に波が来てますね!! 「渡る世間はオヤジばかり」は大学卒業したらすぐ結婚したい娘とそれに反対する父親の攻防戦を描いた話なんですが、「娘さんを僕にください!」「どこの馬の骨か分からんお前のようなやつに大事な娘はやれーん!」みたいな骨肉の争いではなく、ごくごく普通の家庭の父娘のやり取りでほのぼのするし笑えます。 私は「おいピータン!!」の中でも歴代の彼女に冷やし中華を作らせる男の話が好きなんですが、「渡る世間はオヤジばかり」の結婚の挨拶に来た彼氏がカタツムリを見つけて家族に認められる話も同じくらい好きでした。かしこ1年以上前『小林よしのり』にリンクを追加をしました小林よしのりが今、『おぼっちゃまくん』の続編を描くワケ | 週刊女性PRIMEかしこ1年以上前『日野日出志』にリンクを追加をしましたホラー漫画の巨匠が語る「想像力が働く限り、恐怖を拭い去ることはできない」 | 週刊女性PRIMEかしこ1年以上前『雁須磨子』にリンクを追加をしました中高年ヒロインを描いたマンガが熱い!『あした死ぬには、』作者が語る40代のリアル | 週刊女性PRIMEかしこ1年以上前『いくえみ綾』にリンクを追加をしましたいくえみ綾、画業40周年「いつも、人の心が動く瞬間を描きたい」 | 週刊女性PRIMEかしこ1年以上前『桜沢エリカ』にリンクを追加をしました桜沢エリカのマンガ制作現場「80年代の様子を描く時、参考にしたのは『全裸監督』」 | 週刊女性PRIMEかしこ1年以上前『くらもちふさこ』にリンクを追加をしましたくらもちふさこ、ジャニーさんに共感「若い男の子はときめくというより、いじりたい」 | 週刊女性PRIME « First ‹ Prev … 351 352 353 354 355 356 357 358 359 … Next › Last » もっとみる
かしこ1年以上前「バリ島物語 神秘の島の王国、その壮麗なる愛と死」 知らないバリの文化がたくさん出てくるのとグランドホテル形式のストーリーなので登場人物が多いので1冊読むのに1時間くらいかかった。でも他では得られない没入感があるので時間がある時にまた読み直したい。自由広場読むのが大変だったマンガってありますか2わかる谷口ジロー先生の自伝風漫画家マンガ冬の動物園 谷口ジローかしこタイトルの「冬の動物園」から冬の時期に読むのにぴったりな短編集をイメージしていたところ、まさかの漫画家マンガでした。しかも谷口ジロー先生ご自身の自伝風というそれはそれですごく興味がそそられる内容でとても面白かったです。 主人公は高校を卒業してから京都にある小さな織物問屋に就職しますが、着物の図案がやりたかったのに希望の仕事が出来ないこともあり、友人の紹介で上京し漫画家のアシスタントを始めます。冬の動物園が出てくるのが1話目の京都時代だけなので、もしかしたら最初は読切のつもりだったのかもしれません。2話目から漫画家マンガになっていきますが、大人しい性格の主人公なのでまんが道のような若き漫画家青年の苦悩というより、その時代の空気感が描かれているといった方がいいかもしれません。 しかし病気の少女と出会って彼女の為にデビュー作を描き上げようとするところから熱い展開になっていきます。普通ならベタすぎるシュチュエーションですが谷口ジロー先生の作品には誠実さがあるので感動せずにはいられません。近藤ようこ先生を語るなら外せない大傑作!水鏡綺譚 近藤ようこ 坂口安吾starstarstarstarstarかしこなんと!ずっと未完だったけど12年後に最終話が描かれて完結した作品だそうです。単行本の帯は盟友・高橋留美子先生が書かれているし読む前から私の期待値は上がりまくっていましたが、それでもすっごく面白かったです。 狼に育てられたワタルと記憶を失くしてしまった鏡子が旅をしながら物の怪や不思議な事物に出会う物語で、1話1話が珠玉なんですよ!ワタルと鏡子のキャラクターもすごく魅力的で読み終わった後も2人のことが心から離れません。これは描き終えるのに12年かかったのも大納得です。 あとがきでは近藤ようこ先生の漫画に対する想いと、先生にとっても「水鏡綺譚」は特別な作品であることが語られていました。旦那さんの話がすごい!実録企画モノ 卯月妙子starstarstarstarstar_borderかしこマニアックなAVの撮影を仕事として楽しそうにしてるのが印象的でした(自分は漫画で読むだけでも結構キツかったので、元気な時に読むことをオススメします)。でもそんな卯月さんがエロに開眼したルーツが某少年漫画のハードコアやおい同人だったのはすごく意外でした。 エロ話の合間に息子さんとか旦那さんの話も出てくるんですが、特に最後の旦那さんの話がすごかったです(たまたまその日がクリスマスイブだったので、ものすごくタイミングがいい日に読んでしまったなと思いながら今クチコミを書いてます)。壮絶な内容なのにテンションが普段と変わらなくて、お互いに「いってきます」「いってらっしゃ〜い」で見送り合えるのがすごい。お似合いのカップルだったんですね。かしこ1年以上前近藤ようこ「水鏡綺譚」 登録お願いします!自由広場【目的の作品が見つからない方へ】作品の登録依頼はこちらへどうぞ結婚したい娘VS反対する父渡る世間はオヤジばかり 伊藤理佐starstarstarstar_borderstar_borderかしこここ最近伊藤理佐先生の過去作が復刊したり電子書籍化が増えたりして嬉しいな〜!来年は「おいピータン!!」もドラマ化するし確実に波が来てますね!! 「渡る世間はオヤジばかり」は大学卒業したらすぐ結婚したい娘とそれに反対する父親の攻防戦を描いた話なんですが、「娘さんを僕にください!」「どこの馬の骨か分からんお前のようなやつに大事な娘はやれーん!」みたいな骨肉の争いではなく、ごくごく普通の家庭の父娘のやり取りでほのぼのするし笑えます。 私は「おいピータン!!」の中でも歴代の彼女に冷やし中華を作らせる男の話が好きなんですが、「渡る世間はオヤジばかり」の結婚の挨拶に来た彼氏がカタツムリを見つけて家族に認められる話も同じくらい好きでした。かしこ1年以上前『小林よしのり』にリンクを追加をしました小林よしのりが今、『おぼっちゃまくん』の続編を描くワケ | 週刊女性PRIMEかしこ1年以上前『日野日出志』にリンクを追加をしましたホラー漫画の巨匠が語る「想像力が働く限り、恐怖を拭い去ることはできない」 | 週刊女性PRIMEかしこ1年以上前『雁須磨子』にリンクを追加をしました中高年ヒロインを描いたマンガが熱い!『あした死ぬには、』作者が語る40代のリアル | 週刊女性PRIMEかしこ1年以上前『いくえみ綾』にリンクを追加をしましたいくえみ綾、画業40周年「いつも、人の心が動く瞬間を描きたい」 | 週刊女性PRIMEかしこ1年以上前『桜沢エリカ』にリンクを追加をしました桜沢エリカのマンガ制作現場「80年代の様子を描く時、参考にしたのは『全裸監督』」 | 週刊女性PRIMEかしこ1年以上前『くらもちふさこ』にリンクを追加をしましたくらもちふさこ、ジャニーさんに共感「若い男の子はときめくというより、いじりたい」 | 週刊女性PRIME
かしこ1年以上前「バリ島物語 神秘の島の王国、その壮麗なる愛と死」 知らないバリの文化がたくさん出てくるのとグランドホテル形式のストーリーなので登場人物が多いので1冊読むのに1時間くらいかかった。でも他では得られない没入感があるので時間がある時にまた読み直したい。自由広場読むのが大変だったマンガってありますか2わかる