なんと!ずっと未完だったけど12年後に最終話が描かれて完結した作品だそうです。単行本の帯は盟友・高橋留美子先生が書かれているし読む前から私の期待値は上がりまくっていましたが、それでもすっごく面白かったです。

狼に育てられたワタルと記憶を失くしてしまった鏡子が旅をしながら物の怪や不思議な事物に出会う物語で、1話1話が珠玉なんですよ!ワタルと鏡子のキャラクターもすごく魅力的で読み終わった後も2人のことが心から離れません。これは描き終えるのに12年かかったのも大納得です。

あとがきでは近藤ようこ先生の漫画に対する想いと、先生にとっても「水鏡綺譚」は特別な作品であることが語られていました。

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夜長姫と耳男

夜長姫と耳男

長者の一粒種として慈しまれる夜長姫.黄金をしぼらせ,したたる露で産湯をつかわせたので,姫の身体は光りかがやき,黄金の香りがすると言われていた.飛騨随一の匠の弟子で,大きな耳を持つ耳男は,姫が13歳の時,姫のために弥勒菩薩像を造るよう長者から命じられる.美しく,無邪気な姫の笑顔に魅入られた耳男は,次第に残酷な運命に巻き込まれていく.[カラー6頁]※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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桜の森の満開の下

桜の森の満開の下

鈴鹿の山に暮らす一人の山賊.怖いものなしの山賊が唯一怖れていたのは満開の桜の森であった.ある日,山賊は旅をする美しい女に出会い,その夫を殺して自分の妻にする.わがままな女の言いなりになる山賊と,涯のない欲望を持つ女はやがて――.[カラー6頁]※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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極楽ミシン

極楽ミシン

恋愛、結婚、出産、子育て、離婚…そして、人生のたそがれ。さまざまな背景の中で悩む女性たち。その心理の微細な綾を描く。珠玉の漫画作品11編と初の短編小説を収録。

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夢十夜

夢十夜

こんな夢を見た――.死んでしまった美しい女との百年後の邂逅,逃れられない前世の因縁,自殺を試みた瞬間に味わう激しい後悔,断崖絶壁で豚の大群に追い詰められる恐怖…….怪しく美しい漱石の夢の世界を,名手近藤ようこが漫画に描く.岩波現代文庫オリジナルの描き下ろし作品「第十一夜」を新たに収録.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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ルームメイツ【新装版】

ルームメイツ【新装版】

近藤ようこ先生の『ルームメイツ』が、新装版として登場! 60歳、還暦を迎えた三人の女性が、同窓会での再会をきっかけに同居をはじめる? 結婚できなかった女に、愛人だった女、夫を愛せなくなった女――。人生にどこか「失敗」の要素を抱える彼女たちが、生き生きと再生していく物語。1991~1996年連載、全4巻。

兄帰る

兄帰る

彼は帰ってきた。遺骨となって…。失踪した男は何を想い、何を背負っていたのか…。婚約者と家族たちは、数少ない遺品を頼り、失踪時の足跡をたどっていく。そして、たどり着いた真実とは────。「あなたにとって私は…、一番の女でしたか?」 女として男として、家族として…、人の心の機微を丁寧に描き抜いた名作が、新装復刊! 【目次】 1、三年の空白 2、追跡 3、裏切り 4、ダブルキャスト 5、忘れる… 6、蝶の影(前編) 7、蝶の影(後編) 8、路地の家 9、許す日

戦争と一人の女

戦争と一人の女

著者が6年がかりで描き下ろした意欲作。敗戦の気配を察知して日本に絶望する虚無的な小説家と、過去に女郎屋、飲み屋で働いていた不感症の女。戦争に生かされた二人の刹那的な同棲は、空襲の日々で高ぶり、そして終戦で終わりを告げる…。戦争への興味から坂口安吾の異色作に入り込み、膨大な資料による時代考証と、原作であるGHQ検閲前の無削除版「戦争と一人の女」、「続戦争と女」「私は海をだきしめていたい」を一つの話に構成しマンガで表現。坂口安吾と近藤ようこのコラボレーションによる最高傑作が遂に誕生!

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遠くにありて

遠くにありて

悩みを解かす癒しを紡ぐ近藤ようこ先生の青春ライフストーリー傑作が登場! 田舎にUターン就職し先生になった朝生だが、東京で果たしたい夢が忘れられない……大切なエピソードが折り重なる優しい物語は、きっと読んだ人を元気にする必見作です!

見晴らしガ丘にて

見晴らしガ丘にて

入院中の老妻を見舞った老夫が、同じ病室の名札に見た名前。それは遠い昔、初めて恋をした人と、同じ名前だった――。東京郊外にある住宅地「見晴らしガ丘」に暮らす、世代も立場も様々に異なる人々の、平凡な日常に起こった小さな異変を鮮やかに描いた連作シリーズ、待望の電子書籍化。第15回(1986年度)日本漫画家協会賞・優秀賞受賞作品。第一話~第八話を収録。

見晴らしガ丘にて それから

見晴らしガ丘にて それから

入院した父親を介護するために、二度と帰るつもりのなかった「見晴らしガ丘」に戻ってきた沙也加は、子どもの頃に通ったおにぎり屋が、まだ営業していることに気がついて――。第15回(1986年度)日本漫画家協会賞・優秀賞を受賞した『見晴らしガ丘にて』から三十余年。東京近郊の住宅地で“今”を生きる人々を描いた近藤ようこの連作シリーズ、待望の単行本化。プロローグとエピローグに「宇宙爺」(前・後)を描き下ろし。

桜の森の満開の下

桜の森の満開の下

戦前から戦後にかけて活躍した坂口安吾は、近現代日本文学を代表する無頼派作家として純文学や歴史小説、推理小説、随筆、評論など、さまざまな作品を生み出しました。本作は、そんな坂口安吾の代表的な短編小説です。大昔、桜の木の下は現代のように愉快な場所ではなく、人の心を狂わす恐ろしい場所とされていました。荒々しい山賊もまた桜を恐れるあまり、満開の桜の下を通る旅人を襲い、着物を奪ったり女をさらったりして暮らしていました。しかし、都からやって来た美しい女をさらい、無理矢理妻にしてからというものの、山賊の暮らしは一変、山賊は女の言うがままとなり、哀しい結末へと導かれていったのです。

堕落論・白痴 -まんがで読破-

堕落論・白痴 -まんがで読破-

本当の人間らしさとは何か?美しさとは何か?武士道、天皇制、道徳など、古代からの為政者たちが制度化してきた「カラクリ」を暴き、人間の再生を説く…敗戦後の焼跡、闇市に象徴される混迷の日本に衝撃を与えたエッセイ「堕落論」。その小説版とも言える異色作品「白痴」。無頼派作家・坂口安吾の存在を世に知らしめた代表作2編を漫画化。

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近藤ようこ先生を語るなら外せない大傑作!にコメントする