名無し
1年以上前
『すずめの戸締まり』公開記念に。基本的には映画に忠実なコミカライズなのですが、ところどころにマンガ版オリジナルのやりとりが挟まれていて、違いを探しながら読むのが楽しいです。
個人的なお気に入りは彗星のネタバラシが終わってから三葉・テッシー・さやちんたちの会話シーンが挿入されていること。東京に来てからの三葉がどんなふうに過ごしていたのかは映画ではほぼ描かれていなかったので、ほんの少しの追加シーンですが、色々なことが想像できてファンには嬉しいシーンだと思います。クライマックスのカラーも美しくて、これはマンガならではの仕掛けだなと当時読んでいて感じました。