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もう二度と離さない。私のたった一人の花嫁よ。前世の約束が生んだ絆の奇跡―― 切なくも甘い、龍神×姫巫女の和風ラブストーリー!! コミックス限定の番外編を描き下ろし収録! 【あらすじ】代々浄化の力を持つ家系に双子の巫女として生まれた久々宇結月は、龍の形をした背中のあざが不吉とされ、妹の美月をはるかに凌ぐ能力を持ちながらも、その存在を隠されて虐げられてきた。姫巫女を偽り、村人たちの支持を集める美月の道具として力だけを使わされることに疲れ果て、昔から時折聞こえる不思議な声の主に仄かな憧れを抱き、自由を求める結月。その願いが永遠に叶わないと知った彼女の絶望に呼応するかの如く、天を覆いつくす龍の形をした祟り神が村に現れる。生贄として強引に差し出され、前世の記憶がフラッシュバックする中、龍神・瀬雄津蒼玉主が人の姿となって結月の前に現れ、彼女を抱きしめる。「もう二度と離さない。私のたった一人の花嫁よ」妹の身代わりで生贄に差し出された、本当の姫巫女。絶望が呼び起こすのは、龍神と花嫁が交わした前世の約束と奇跡。
繰り返される王妃交代劇の行方は!? 1540年、6月―― 政敵ノーフォーク公(トマス・ハワード)に陥れられ、失脚した稀代の政治家トマス・クロムウェル。ウィリアム・セシルが師と仰ぐ彼の処刑が迫る中、4番目の王妃アン・オブ・クレーフェは、王の愛人であるキャサリン・ハワードに、ある密約を持ちかける。一方、6歳になったエリザベスは、幼くして王族に生まれた孤独を知っていた。「俺に使わせてください。ヘンリー8世の娘として生まれた、あなたの運命を」 「俺はあなたの、もうひとつの魂〈スピリット〉になりたいのです」 血よりも、恋よりも濃い誓いを申し出たウィリアムに、エリザベスの答えとは!? 船頭を失い、混迷していく政治。不信感を募らせ、暴走を始める王。時代の荒波と周囲の思惑に翻弄されながらも、自らの道を見定めようとする女たちの姿を見届けよ――!!