ホークアイ(マーベル・ナウ!)
ニューヨークに借りていたアパートの地上げ問題から始まった、クリント・バートンのトラブル続きの日常は、いつの間にか深刻な局面を迎えていた。友人を殺され、ガールフレンドとは破局寸前、さらに相棒である“もう一人のホークアイ”ケイト・ビショップは(犬を連れて)西海岸へと去った……。そんな彼の前に、兄であるバーニー・バートンがホームレス同然の姿で現われる。かつて死闘を繰り広げた兄の登場は、何を意味するのか? 一方でジャージ軍団は、アパートを奪おうと、最後の総攻撃を仕掛けようとしていた……。アメコミ史に残る名シリーズ、堂々のフィナーレ!●収録作品●『HAWKEYE』#12,#13,#15,#17,#19,#21,#22
マンガ脚本概論 漫画家を志すすべての人へ
さそうあきら氏は2006年より京都精華大学マンガ学部でストーリー部門の教鞭とって本年退職。15年に及ぶマンガ創作術のノウハウをこの作品に込めました。本作では、さそう氏が長年の実績と経験から構築した「漫画のためのシナリオ術」を惜しみなく披露しています。漫画家を目指す者たちにとって実践的な「マンガ教室」となっています。
グラゼニ~パ・リーグ編~
昨年は最多勝でゴールデンカップスの日本一に貢献した夏之介も、コロナシーズンで調整に失敗し1軍登録抹消。3年契約最終年、35歳夏之介にチラつく「引退」の二文字…。そんな中、2軍球場で出会った育成契約の外国人捕手・パーシー。独特な日本語を操る相棒とともに魔球「ナックルボール」の習得に挑んだ夏之介は、特訓の成果で2軍の公式戦で6回までノーヒットに抑える快投を見せる。シーズン終盤、1軍昇格の権利を得た夏之介だけど、パーシーは育成契約だから、2軍のまま。ナックルに慣れてない1軍の捕手は、後逸を連発…。やっぱり「フルタイムナックルボーラー」は夢のまた夢なのか? 夏之介に残されたチャンスはあと僅か。生き残りを懸けたマウンドへ挑む!
はたらく細胞BABY
ママのおなかにいる時から、赤ちゃんの体内では細胞たちが働いている!! 「酸素ってどこに運べばいいの!?」 「胃にいきなり入ってきた白い液体、これなに!?」 「バイキンたちがくる!逃げなきゃー!!」 みんな、生まれて初めての仕事。右も左もわからない。それでも体を守るため、一生懸命、働いている!! 食物アレルギー、未知の風邪菌、そして赤血球に寂しい別れがーー。赤ちゃんの寝返り一つにも、裏には細胞たちの頑張りがある! 忙しいママとパパ、そしてかつてBABYだったすべての人に捧ぐ、乳児体内擬人化漫画、第4巻!
リセット女子にいきなりモテ期は難しい
都会での激務の中、心の支えだった恋人にも裏切られててボロボロになった坂上琴音。全てを投げ捨ててリセットしに戻った故郷で再会したのは、2人の同級生。たくましくなった農業男子・神志名(かしな)と、つかみどころない初恋の相手・吉野。ゆっくりと気持ちを整理したいのに、彼らは琴音を放っとかなくて…!?リセットして、ゼロの心からやり直す大人のラブストーリー。
金田一37歳の事件簿 公式ガイドブック トリック詳細解説&「金田一少年」プレイバック付き
『金田一37歳の事件簿』は、1992年から「週刊少年マガジン」において連載されて大好評を博した『金田一少年の事件簿』の続編として、主人公の金田一一の20年後の姿を描いたシリーズ。「イブニング」において連載され、現在コミックスは第9巻までが刊行されています。金田一一は高校生時代から20年が経過したため、現在は音羽ブラックPR社という小さなPR会社で営業部主任を勤めています。今や平凡なサラリーマンになった彼ですが、どういうわけか仕事中に凶悪な事件に巻き込まれてしまい、部下の葉山まりん(23歳)とともに“仕方なく”事件を解決していきます。かつてのヒロインだった七瀬美雪は大手航空会社のチーフパーサーをしているため、金田一とはすれ違いの日々が続きます。前作同様に孤島やタワーマンションといった密室空間でのトリックを使った犯罪を暴いていくのがポイントで、舞台としては、『金田一少年の事件簿』で舞台となった歌島リゾートや、函館異人館ホテルなどが登場するのも作品の魅力のひとつになっています。今作での金田一の決め台詞は「謎がすべて解けちまった……!」「俺はもう謎は解きたくないのに~」など、前作とは推理に対する意識が違う点も面白味となっています。今回の『金田一37歳の事件簿 公式コミックガイド』では、往年の名作『金田一少年の事件簿』のファンであった30代以降の読者にも訴求できる、『金田一37歳の事件簿』の魅力を存分に伝えた作品となっています。