オネェ吸血鬼と笑わないメイド
ブルート・トラバント(屋敷の主)は太陽へっちゃら、にんにく餃子も作れちゃう、オネェ言葉を話す女子力パネェ吸血鬼。そしてアネミア・ワーカー(愛称・ミーア)は家事全般が苦手で、お洒落には興味なし、表情筋が死んでいる超絶不器用な新人メイド。ブルートの屋敷に眠る魔術書を付け狙う巨乳魔女、全身ツギハギだらけのフランケン(人造人間)、怪物ハンターの神父を巻き込み繰り広げられるドタバタコメディ!!
マドンナはガラスケースの中
爬虫類専門のペットショップに勤務する裕也(32歳)は【オフィディシズム(爬虫類性愛)】といって、女性よりも爬虫類に興奮をおぼえる特殊な性癖の持ち主。おかげで女性経験ゼロではあるが、大好きな生物たちに囲まれた職場で本人はいたって幸せだった。しかし、ヤモリを飼いたいと来店した美少女・九由莉(いちじくゆり)になぜか心を揺さぶられてしまう。由莉は12歳(小学6年生)。年齢差は20……。あどけなさの中にのぞく、意識か無意識かわからない彼女の魔性によって、理性と煩悩の間を去来する日々がつづくことに。一方、由莉も両親の離婚や受験など思春期ならではの悩みを抱えており、感情は不安定。裕也と接するうちに少しずつ異性を感じるようになってきて……。2人の関係ははたして……!? 感動のフィナーレに注目! みずからヒョウモントカゲモドキを飼育する著者が、爬虫類から奇蟲まで様々な生き物の魅力と飼い方を丁寧に描いているため、爬虫類マニアの間でも大好評! 由莉の魔性が裕也だけでなく読者のハートをつかんだ超話題作!
華咲ける國のオトメ~英國紳士と出会う~
明治時代、武家に生まれたおトキは幼くして両親を亡くし、今は商店で下働きをしていた。もっと強く武士の娘らしく誇りを持てと育てられ、すっかり男勝りに成長していたおトキだが、ある日若き英国紳士ショーンと運命の出会いをきっかけに未知の世界に足を踏み出す!
EEMA‐VAIPER
JR中央線の御茶ノ水駅と飯田橋駅の間は何も無い「空白地帯」。いつからこうなのか、中はどうなっているのか、調べに行った人間も機械も帰って来なかったから誰にもわからない。生まれる前からその空間を繋いでいるのは一本の線路だけだった。買ったばかりの半年定期を空白地帯に落としてしまい、高校一年の裕生は立入禁止の空白地帯へ向かう。そこで裕生は、突然現れた謎の男に命を狙われる。男は裕生の何もかもを知っていて、裕生は空白の空間に落ちてしまい…。
ヴァンプ・スレイヤー果鈴
恋する女子中学生・果鈴には二つの秘密がある。一つは、大好きな幼なじみのお兄ちゃん・森羅が大切にしている指輪を盗んでしまった事。そしてもう一つは、感情が昂ぶると体が蛍のように発光する不思議な体質。指輪を盗んで以来、森羅に合わせる顔が無くなった果鈴。そんな彼女を森羅の腹違いの弟・佳鳥は、複雑な眼差しで見つめ続ける。そして、この誰にも言えない二つの秘密が、果鈴を怪奇で猟奇で悲劇的な運命に誘う事になろうとは…。