あらすじJR中央線の御茶ノ水駅と飯田橋駅の間は何も無い「空白地帯」。いつからこうなのか、中はどうなっているのか、調べに行った人間も機械も帰って来なかったから誰にもわからない。生まれる前からその空間を繋いでいるのは一本の線路だけだった。買ったばかりの半年定期を空白地帯に落としてしまい、高校一年の裕生は立入禁止の空白地帯へ向かう。そこで裕生は、突然現れた謎の男に命を狙われる。男は裕生の何もかもを知っていて、裕生は空白の空間に落ちてしまい…。