
第20回 1990年代、エイズがまだ致死の病だった時代に看護師をしていた作者の自伝―MK・サーウィック『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』

第19回 ユーロマンガ初のアマゾンPOD。生きづらさを抱えるポルトガル系フランス人バンド・デシネ作家の自己回復の物語―シリル・ペドロサ『ポルトガル』

第18回 本邦初訳のチェコ・コミック―パヴェル・チェフ『ペピーク・ストジェハの大冒険』

第17回 人生の美しさと残酷さを鮮やかな色彩で描く―マヌエレ・フィオール『秒速5000km』

第16回 今なお解決しないパレスチナの泥沼を描いた傑作―ジョー・サッコ『パレスチナ』

第15回 香港発。永劫に殺し合う恋人たち―リトルサンダー『わかめとなみとむげんのものだがり』

第14回 何気ない瞬間の積み重ねが織りなす「ここ」の物語―リチャード・マグワイア『HEREヒア』

第13回 地方都市から定点観測した戦後中国の歴史―李昆武、フィリップ・オティエ『チャイニーズ・ライフ』

第12回 ある市民の生涯を通じて体験する激動の台湾近現代史―游珮芸、周見信『台湾の少年』

第11回 コミュニケーションの困難を癒すカウンセリングか洗脳か―ニック・ドルナソ『アクティング・クラス』

第10回 晴れた空を窓から見上げれば―パク・ゴヌン『ウジョとソナ―独立運動家夫婦の子育て日記』
